青山水内庵
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変りゆく蕎麦屋（２） もう「カツ丼」しか考えられなくなって…。
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カツ丼と蕎麦（冷）のセット。量も金額も、以前のほぼ2倍…。
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店舗情報（詳細）
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店舗基本情報
| 店名 |
青山水内庵（あおやまみのちあん）
|
|---|---|
| ジャンル | そば |
|
予約・ お問い合わせ |
03-3404-0541 |
| 予約可否 | |
| 住所 | |
| 交通手段 |
東京メトロ銀座線・半蔵門線、都営地下鉄大江戸線【青山一丁目駅】徒歩５分 青山一丁目駅から352m |
| 営業時間 | |
| 予算（口コミ集計） |
￥1,000～￥1,999
|
| 支払い方法 |
カード可 （JCB、AMEX、Diners） 電子マネー可 |
席・設備
| 席数 |
（カウンター／テーブル） |
|---|---|
| 個室 |
無 |
| 禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
| 駐車場 |
無 近くに数台程度のコイン・パーキングが点在 |
特徴・関連情報
| 利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
|---|---|
| お子様連れ |
子供可 |
| 備考 |
FAX：3404-0541 |
| 初投稿者 | |
| 最近の編集者 |
|
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先夜の雪辱戦をと「水内庵のカツ丼」ファンの友人と連れだってランチタイムに。
どなたか書いておられたましたが、（道路拡幅を前提に）まるで駐車スペースのようにぽっかり空いて引っ込んだ立地になって、苦しいなあ。店に入れば以前のキャパの半分程度でした。
稼ぎ時にさばける客数も半分。となると自ずと客単価アップをせざるを得ない…。ということで、昼の《ミニ蕎麦とミニ丼》のセット――近隣にもあるチェーンの丼やさんにちょこっと足した600円台で蕎麦＆丼のダブルで小腹を満たせる店が無くなってしまいました。嗚呼、已んぬる哉。
夢よ、同じ味をもう一度…と頼んだのは、「カツ丼と蕎麦（冷・温）のセット」。1,100円。サラリーマンの昼食は限りなくワンコインを目指すこの時代、以前の倍近い金額ですが、もう、逆上してるもんですから。
カツ丼についていえば三切れは変わらず、肉はやや厚くなったか？ 「踊り子」？「伊部理子」？ 否「イベリコがなんたらかんたら…」とのお話でしたが、筋切りがいま一つ。とはいえ、さっくり揚げてからめる出汁の利いた味わいは以前のままでした。
冷水で晒した蕎麦は上等。あえて海苔を別盛りにする気概も諒としましょう。でもね、量が多すぎて、もうセットは無理ですわ。結果は案の定、友人は蕎麦を残し、私は飯を残し！ これは相当な健啖家でなければ挑めない高峰になってしまいました。
As Time Goes By。変わった店構え。変わらない経営者。変わった値段。変わらない味。変わった量。変わらない接客…。変化に追いつけない爺にとっては、なんだかさびしいなあ。昼は定価据え置き（行列が出来るのも良いじゃないか）にしたうえで、酒肴を増やして夜の集客を目指す、あの「田川」の方向に変ってもらえないかしらん。
承前。
浅草「田川」と違って、こちらは少々残念な変わりよう。いや、お店のせいではありません、東京都のせい。
気づいたのはひと月ほど前。時分どき、美味しいカツ丼でも…と行ったところ、解体工事中。作業しているオッサンに「この店つぶれちゃったの！？」と訊けば「いや、道を広げるんで改装！ほら見てごらん」。そういえばほかの建物もセットバックがあったり、いつでも削れるように半分引っ込んでる。外苑東通りの拡幅計画なんだそうです。こらっ、マスゾエ！（苦笑）
新装を待って、開店祝い代わりに酒でも飲もうかと、この店のカツ丼好きの友人と訪店。夜7時前に入ったところ、のっけに「すみません、7時にラストオーダーなんですが…」。え？ 「お酒もやめてるんです、ビールだけなら…」。店内は小あがりやカウンターもなくなり、およそ半分ほどに。そういえば昼飯時のサービス、小さい蕎麦と小丼のお得なセット（600円台！）もなくなっていました。
うーむ残念。以前はワインまでおいてあったんですけどね。なんとか旧に復してもらいたいものです。