綺麗なだけでなく！素材も味も魅力的な料理たちに感動！ : ＆ ecle

日曜日の１１時半　ＯＰＥＮとほぼ同時に来店しました。

場所はちょっとわかりずらく、、でも穴場的でいいです（笑）

一人なので予約の必要はないかな？と思っていたのですが、

次の予約のお客様がくるまでの１２時４５分までなら、、ということで、危ないところでした。

やはり人気店！次々予約のお客様が来店して、あっという間に満席になりました。


女性のお二人様が多く年齢層はほどよく高め。

はしゃいでいる若者は１組くらい。みなさん大人な感じです。

２人掛けテーブルが6つ。４人掛けテーブルが4つとそんなに広くない店内です。


接客はとてもしっかりしていて、入り口でコートも預かって下さるし、

案内や説明もしっかりとして下さいます。

いわゆるカフェのランチとは一線を画しています。


多少の予習はしていったものの（笑）

いざ本番となると、、、何を頼もうか悩んだあげく、

注文したのは、OCEANから

「青のりライス＆クラブミートボロネーゼ　with パセリクーリ　￥１，４００」

ランチメニューは、スープ・サラダ・パン付です。


スープは、チキンのブイヨンにローリエの葉　薄いピンク色は「アニス」だそうで。

塩見が薄く美味しいスープです。熱過ぎず、温過ぎず、いい感じ。

他にもう一種類のスープ（中身は確認できず）の方もいたので、メニューによって、

スープを変えているみたいです。さすがです！


サラダは、ニンジン・黄人参・カブ・紫のカブ・水菜・レッドキャベツなど

沢山の食材が入っているのも嬉しく、

さらに塩とオリーブオイルだけというシンプルさが美味しい。

素材の新鮮さも感じられます。

見た目が綺麗なのは言うまでもありません。


同時にパンも運ばれてきて、オリーブオイルをつけて食べられる用の

アシンメトリーのお皿になっています。

オリーブオイルもフルーティーでくせがなく、

パンは全粒粉のバケット。甘みがあります。もう少し食べたかった（笑）。

おかわりは言えばできたのかな？


とサラダまだ１/３くらいで、メインプレートが、、。

間違えたわけではないと思うのですが、一気に持ってこられてしまって、

冷めないうちに、、食べないととちょっとびっくり（汗）　そこだけが唯一の残念。


お隣さんもお向こうさんも、サラダゆっくり食べ終わった頃にメインが来ていたので、

ちょっとオペレーションを間違えたのかも？（サラダ食べ終わって間が空くよりはいいですね。）

なので、サラダ半分、パンも一口かじったところでメインの「クーリシャス」へ。


写真が綺麗なだけに、逆に「味はあまり期待しない自分」で行ったのですが（笑）

お見事！美味しい！

ライスの青のりは、ほんのりであまり主張せず、

トッピングのトマトは酸味が残っていて、甘さは控えめ。

クラブの身もしっかり入っていて、濃厚。

パセリクーリは、嫌いな方でも食べられるくらいの味。

混ぜずに食べたり、混ぜて食べたり、

食材の組み合わせも、色も、味も、全てで楽しませてくれます。

ちょっと感動！


この「クーリシャス」。

クーリ＝ソースとライス＆シリアルの造語のとのこと。

組み合わせが９種類あるのですが、どれも魅力的。

コンセプトが統一されている、、、しっかりとしたフレンチです。

自分では、絶対に考え付かない組み合わせもあったり。

もう、また　すぐにでも行きたい！全種類を制覇したくなるメニューです。


メニューの説明もしっかりとして下さいましたし、

お水もこまめに継ぎ足しに来てくださいます。

この広さにしては、フロアの人数が多いので、すばらしいホスピタリティです。

最近、やはりＳＮＳを意識した見た目が綺麗な食べ物が増えてきているなか、

この「見た目の綺麗さ+美味しさ」は一度食べてみる価値ありです！


もちろん、コスパが良いとは言えませんが、このクォリティなら十分満足できました。

ちょっと余裕があるときに、おすすめです。

ご飯の量は男性には少な目かと思いますが、思ったよりお腹いっぱいになりました。


窓は無いのですが、天井が高く、圧迫感もなく落ち着いた店内。

ダウンライトと小さなペンダントだけの照明も雰囲気あり。

基本はコンクリート打ちっぱなし風で、一面がアンティーク煉瓦風の壁、

一面は幾何学模様がアクセントになったクロスもお洒落です。

突き当りには、壁に鏡があって奥行きを演出しています。

基本はシンプルなインテリアですが、統一されたテーブルに椅子が３種類。

私が座ったのは、壁際のつながったソファタイプの席。

座り心地もいいです。

ワインセラーもあって、狭いながらもいろいろ詰まっていて、

その雰囲気だけでも十分楽しめます。


予約だけではなく、フリーの席もあるとのことでしたが、

ピーク時間帯は、予約をおすすめします。

もちろんリピは確定。

早速、知人の誕生日ランチ用に予約をしてしまいました。

ブティックの一角にあるので、男性はちょっと入りずらいかも？


そして、すでに再訪終了（笑）

注文したのは、ＦＡＲＭから

「ブラックオリーブ玄米 ＆ 牛ホホとすね肉の赤ワインラグー with 京人参クーリ　￥１，６００」

トッピングもクーリも人参の味がしっかりしていて美味しい！
前回のライスとは違ったちょっと堅めの味わい。
お肉もしっかり。大満足です。
スープは暖かい「ポワロネギ」私はこれが一番好きかな？


ＧＡＲＤＥＮから
「新潟県産インディカ米とアーモンド ＆ かぼす風味のアンディーブ with パンプキンクーリ　￥１，6００　」
こちらはさっぱりヘルシー。パンプキンクがアンディーブに負けてしまっているのがちょっと残念。
アーモンドかいい感じ。
スープは、前回と同じ暖かい「チキンブイヨン」。

ＦＡＲＭから、
「ローリエ風味の大地の星ライス ＆ スチームチキンブレストとグリエールチーズ with ローストオニオンクーリ　￥１，４００」
チキンがしっとり。タマネギの香りが良くて、他にはない味。
ライスにはほんのり「おこげ」もあって美味しい！
スープは冷製の「ホワイトアスパラ」。

今回は３人で３種類を注文して、すべて味見。

どれも味は濃くはないですが、物足りないということもありません。

トッピングやソースに合わせてライスを替えているところも、

スープを替えているところも、さすがフレンチの奥深さ。


他のグループさんも、やっぱり皆さんで回して食べていらっしゃいました。

どれも、食べてみたくなるのは同じですね（笑）


今回はデザートもいただいてみました。

ランチセットだと￥５００でプラスできます。

「クレーメダンジュ ＆ マンゴーのコンポート with ドラゴンフルーツクーリ」

中に焼いたマンゴーが入っているあたりがさすが。

こちらも美しい！丁寧につくってあるデザートにも感動します。


エプロン姿のシェフのお顔もカウンター越しに、ちょっと拝見できました。

席が違うと、また雰囲気も変わって、、

１人より、数人で食べる方が楽しいお料理かも。

次回はディナーにも行きたくなりました。チーズも気になります！

誰かを連れて行きたくなる、そしてとりあえず食べてみてと言いたくなる、

革新的なフレンチはおすすめです。