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胃袋に休息を
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初デート
偶然にも当日予約で入れましたラッキー!
L'AS。女性に人気のお店です。私の友人も「インスタで見ない日は無い」と言っていました。シェフはフランス修行後、麻布十番カラペティバトゥバのシェフを務めた後、L'ASとお隣のCORK(ワイン主体のレストラン)をオープン。場所は表参道のルメルシマンオカモトの近くです。
L'ASを予約したのですが、通された席はCORKでした。この融通の利く方式は経営者にとって非常に優れた手法ですね。勉強になります。
食べ物5,000円のコースにワイン5,000円のペアリングをお願いしました。まずはシャンパーニュ。厚みこそ小さいものの、酸味が豊かで食欲が刺激されます。
ミモレットのひとくちコロッケ。歯型を刻むとチーズのコクと旨味が大爆発。良いアミューズです。
スペシャリテのフォアグラのクリスピーサンド。きちんとパックされており手が込んでいます。遊び心だけでなく、これはかなり美味しい。バランスのとれたフォアグラがイチゴジャム(?)のフレーバーと共に楽しく味わうことができます。ポーションも結構大きく食べ応えがありました。ただし一点、「ハーゲンダッツをイメージして」というキャッチフレーズはいかがなものか。
あわせるワインはアンリ・ジローのラタフィア。これが見事にピッタリ。本日のベストカップルズ賞を贈呈。
生のカブにレモンと白ワインジュレのソース。カブを生でこのようにして食べるのは初めて。面白い試みです。フレンチレストランだけでなく、和食店でも活用できるかもしれません。
酸味が豊かで先に白ワインジュレに合うのですが、ペトロールがはっきりしておりクリアなカブを邪魔したかもしれません。
うずら豆とビーツのスープにラディッキオ・ロッソ・ディ・トレヴィーゾ・タルティーボ。イタリアの高級野菜です。当店は生産者から直で仕入れているとのこと。独特の苦味と仄かな甘味。うずら豆も優しい。ただし個人的にはもっと動物性のコクを加えてワイルドな味わいにしたほうが好きです。
見た目とは裏腹にしっかりと辛口でとてもタイプ。先のスープとぴったりです。
パンは程良くザクザクした食感で好き。
白子にホタテのムースをまとわせキャベツでくるみ、パイて包んで焼いたもの。たっぷりのソースはケッパー主体で結構な酸味。カリフォルニア料理のような装いとその味です。パイのサクっ、キャベツのザクっ、ホタテのしっとり、白子のトロっ、が折り重なり見事なハーモニー。
久しぶりに飲む南アフリカのシャルドネ。これが驚くほどレベルが高く、ブルゴーニュの傑出した作り手のそれだと言われても信じてしまうと思います。品の良い樽の香りとバターのようなふくよかさ。宝石を溶かしたような味わい。
メインはエゾジカのローストに先のスープでも出たタルティーボ。益々の赤色はエゾジカのラグー(煮込み)のソースです。非常に筋肉質でヘルシーな味わい。食べるほどに元気が出る、野性味溢れる一皿でした。
赤ワインもドンピシャ。当店はワインペアリングが本当に素晴らしいですね。ワインを飲み慣れていない方からすると、料理5,000円にワイン5,000円って勇気がいるかもしれませんが、当店は料理に勝るとも劣らずリーズナブル。ワインと食べ物の妙を知る際の入門編にちょうど良いです。
こちらは追加料金でチーズ料理。モンドールに生クリームにマッシュルーム、ヘーゼルナッツ。これは特に印象に残らず。これまでの料理に比べると影が薄いです。
こちらも追加料金のヴァンジョーヌなのですが、チーズと同様に失速気味。
気を取り直してデザート。まずはトマトのコンポートにバジルのジュレ。ひとくち目はそのままで、続いてオリーブオイルを加えて頂きます。
まずはトマトの酸味で口腔内が浄化され、新鮮なオイルと共に太陽を感じる味わいに。変化もあり美味しかった。
安納芋のモンブラン。こちらは大迫力。やはり先ほどのモンドールは遠慮しておけば良かったと後悔。栗に比べるとソフトな口当たりで郷愁溢れる一皿。アマレットの香りも心地よく、メレンゲの香ばしさは最終的に胃袋のゴールに押し込んでくれる名FWでした。
オリジナルブレンドのハーブティ。込み入った配合のハーブのようですが、私はコーヒーが良かったです。ただしこれは私がそもそもハーブティをそれほど好まないからであり、ハーブティに罪はありません。
費用対効果に優れた見事なお店でした。5,000円でこれだけの料理を出せるのは入信するレベル。こうなってくると価格を3倍ぐらいにして、シェフのフルパワーを堪能したくなっちゃう。
高価格帯だとエロカッコワルイおっさんとプロ然としたオネーチャンが多く、私も同じように見られているんだろうなあと身の置き場がなかったりするのですが、当店の客層は女の子同士であったり、若いカップルであったりと、健全な空気が立ち込めています。人気があって当然。初デートに最適なお店でしょう。
■写真付きのブログはコチラ⇒ http://www.takemachelin.com/2017/01/lasu.html
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タケマシュラン
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タケマシュランさんの他のお店の口コミ
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7th Moon Club(北谷町 / カフェ、ステーキ、ダイニングバー)
店名 |
ラス(L'AS)
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受賞・選出歴 |
フレンチ 百名店 2021 選出店
食べログ フレンチ TOKYO 百名店 2021 選出店 |
ジャンル | フレンチ、ビストロ |
予約・ お問い合わせ |
080-3310-4058 |
予約可否 |
予約可 *システム上、テーブル席と表示されますが、2〜3名様の予約はカウンター席になる場合がございます。 |
住所 |
このお店は「港区南青山5-16-5」から移転しています。 |
交通手段 |
「表参道駅」から徒歩7分 表参道駅から425m |
営業時間 |
|
予算 |
¥6,000~¥7,999 |
予算(口コミ集計) |
¥10,000~¥14,999
¥10,000~¥14,999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 電子マネー不可 QRコード決済不可 |
領収書(適格簡易請求書) |
適格請求書(インボイス)対応の領収書発行が可能 登録番号:T3010401096542 ※最新の登録状況は国税庁インボイス制度適格請求書発行事業者公表サイトをご確認いただくか、店舗にお問い合わせください。 |
サービス料・ チャージ |
チャージ料としてお一人様550円申し受けます。当日のキャンセル、人数変更につきましてはキャンセルチャージを申し受けます。 |
席数 |
40席 (2〜3名様のご予約はテーブル席、カウンター席のご指定、ご確約は承っておりません。ご了承下さい。) |
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個室 |
無 |
貸切 |
可 (20人~50人可) |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | オシャレな空間、カウンター席あり |
ドリンク | ワインあり、ワインにこだわる |
---|---|
料理 | 野菜料理にこだわる、魚料理にこだわる、英語メニューあり |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
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ロケーション | 隠れ家レストラン |
サービス | お祝い・サプライズ可、ソムリエがいる |
お子様連れ |
ご来店は小学生以上で、おまかせコース料理を召し上がれる方のみとさせていただいております。アラカルトのご用意はございませんのでご了承ください。 |
ホームページ | |
公式アカウント | |
オープン日 |
2012年2月6日 |
備考 |
ランチ営業をしております。 |
初投稿者 |
このレストランは食べログ店舗会員等に登録しているため、ユーザーの皆様は編集することができません。
店舗情報に誤りを発見された場合には、ご連絡をお願いいたします。お問い合わせフォーム
表参道から徒歩10分の裏路地に佇む当店。シェフは2014年イギリスの高級グルメ雑誌「FOUR」主催の世界の若手ベストシェフに選ばれた実力派。
前回お邪魔した際はコルク側(同系列の店)に座ったので、今回の引き出しカトラリーは初体験です。なるほど大箱でテンテコ舞い状態のホールには手間の省ける良い工夫。コース料理にワインペアリングを注文。
アミューズに「ひとくちの自家製モッツァレラチーズ」なるものが出たのですが久方ぶりの会話で盛り上がってしまい写真撮影を失念。白玉のような弾力のあるチーズであり面白い食感です。
スペシャリテのフォアグラのクリスピーサンド。前回食べた時よりも格段に美味しく感じました。フォアグラの個体差なのか、フランボワーズの風味に拠るのか。ポーションは変わらないはずなのに極めて食べ応えがあり、初っ端から本日一番のお皿です。
こちらのワインも絶妙。それほど値の張るものではありませんが、先のフォアグラにはベストマッチ。本日一番のマリアージュです。
「極上香りシメジとルッコラ、レンコンチップのサラダ、濃厚な温泉卵とウニのソース、ミモレットチーズ」仰々しい料理名ですが、これはまあ普通。自宅でも真似できそうです。
パンは表皮がホロホロとこぼれるようにデリケートであり、内部はザクザクとした食感。中々に美味しく私好み。
なめらかな鶏白レバーとビーツのワンスプーン、オレガノ、ブラックオリーブパウダー。品の良い鶏白レバーに滋味溢れるビーツの香り。オレガノのアクセントも心地よい。もともとビーツはそれほど好きな野菜ではないのですが、大変美味しく頂けました。
静岡県産フジマスのミ・キュイ、長野県産のキノコのスープ。マスこそは一般的な味覚ではありますが、量がたっぷりで嬉しい。キノコのスープもジャブジャブと気前良く、これにご飯でもぶち込めばそれだけで立派な昼食として成立するレベルです。
イベリコ豚とタマネギのブロシェット、赤パプリカとトマトのピペラードソース。生ハム以外のイベリコ豚はあんまり好きじゃないのですが、この調理には満足。シンプルで飾り気の無い料理。万人ウケする味覚です。
ミニトマトのコンポート。そのまま食べて爽やか、追加でオリーブオイルを垂らしてもう一口。トマトを用いたデザートと見せかけて、オリーブオイルの香りを楽しむ工夫です。
お誕生日プレートをご用意頂きました。ありがたやありがたや。焚き火と焼きいもをイメージしたスイーツであり、焼きいも味のアイスクリームは勿論、我々の手元でも燃え続け香りを発し続ける見事な工夫。記憶に残ったデザートです。
オリジナルブレンドのハーブティで胃袋に休息を。
■写真付きのブログはコチラ⇒ http://www.takemachelin.com/2017/12/las.html