要予約のノッケルンが絶品でございました！！ : カフェラントマン 青山店

ロータスガーデン におじゃました時、通りの向こうにアオビルが見えて
改めてどんなお店が入っているのかしら、と思い・・チェックしてみたと
ころオーストリア料理のレストラン発見〜♬ ３月２９日の水曜日〜早め
のディナーでおじゃましてみました。店内はウィーンのカフェ・ラントマ
ンを忠実に再現したと思われる意匠で布張りのボックスシートや壁に取付
けられた鏡がクラシックなカフェの香り高く・・♡ とっても素敵です。
テラスに出るとセント・グレース大聖堂（ゴシック建築の聖堂なれど実は
写真映えする結婚式場）と東京では六本木のミッドタウン、虎ノ門ヒルズ、
西新宿の東京都庁第一本庁舎に次いで４番目に高いビル（２０００年９月
竣工・地上２４０メートル）NTTドコモ代々木ビルが見えます。全く知り
ませんでしたが夜になるとライトアップされて１０パターンほどのカラー
・ヴァリエーションが１０秒ほどの間隔で楽しめるのですネッ！ 東京タワ
ーのライトアップは毎日見ておりますがドコモ・タワーのライトアップを
見たのは初めてで〜お上りさん気分満喫〜♬ でございました。

ディナー・セットは A：￥２６８０／ B：￥３６２０と２種類ありまして
何が嬉しい〜って・・♡ 選択肢がハンパなく多いところです。いただいた
Bセットの内容ですが、先ずパンと前菜＋サラダ、選べるスープ、選べる
メイン、選べるデザートに選べるコーヒーか紅茶（ダージリンはなくてア
ッサム・ティーをお願い致しました）スープはウィーン風コンソメ、グー
ラッシュ、ウィーン風ジャガイモのスープ、クレープ入りコンソメ、カボ
チャのポタージュと５種類〜私はウィーン風コンソメをいただきました。
メニューに〇〇入りとは書いてなかったのでミートボールとヌードルが入
っていてビックリ〜♬ コンソメに厚みがあってハーティーなスープでご
ざいます。前菜盛り合せにあった牛肉のゼリー寄せも美味！！ アンジー
パパはキャベツとソーセージのスープ、メインのお肉料理にはヴィナー・
ターフェルシュピッツ、リンドグーラッシュ、ヴィナー・シュニッツェル、
ヴィナー・バックフーンなど、お魚料理にはサーモンのソテー・サフラン
ソースがありました。ウィーン風を意味するヴィナーとグーラッシュ、シ
ュニッツェルはわかりますが後はドイツ語でドイツ人のクライアントがい
れば英語で説明してもらえるのですが・・でも、だいじょうぶ！！ ちゃん
と写真付きです。私達はヴィナー・ターフェル・シュピッツ（ウィーン風
ボイルド・ビーフ）とカルプスラーム・グーラッシュ（仔牛のホホ肉の煮
込み）をいただくことに致しました。サワークリームなど、お薬味で楽し
むシンプルなボイルド・ビーフと数種類の香辛料でマリネされ柔らかく煮
込まれたリッチな仔牛のホホ肉の取り合わせは大正解で〜♬ それぞれの
’いいとこどり’ を満喫・大満足の巻き。

そして、デザートがまた凄くて！！ ご存知ザッハトルテの他、カイザー・
シュマーレン、トプフェン・クヌーデル、ラントマン・トルテ、モーツァ
ルト・トルテ、マリレンパラチンケン、アプフェル・シュトゥルーデル、
マーモアクーゲルフプフ、キュルビスアイス、アイスクリームと・・なん
と１０種類〜♬ ここは通し営業ですからランチとかディナーのお食事で
はなく ’ウィーンのお菓子を愉しむ午後の ’ヴィナー・ハイ・ティー’ を愉
しむのも一考かも！！ 席数も６６席と、かなりありますから〜ゆったり〜
これからのシーズンはテラス（４８席）も気持よさそうですよ〜〜♬ コ
ースのデザートは最初から決まっているか、選べても多くて３種類くらい
が一般的ですから１０種類から選べるなんて夢のようでございました。ウ
ィーン国立歌劇場でオペラ’トスカ’を観た翌日、下にあるザッハ・ホテル
のカフェでいただいたザッハ・トルテ〜♬ これはやはり外せませんので
ザッハとアプフェル・シュトゥルーデルでお願いしていたのですが、その
後エントランス横で予約限定デザート ’ノッケルン’ を見つけてしまいまし
た！！ とっても美味しそうでしたのでマネージャーに伺ってみますと卵を
大量に使用する為、前日までに予約をお願いしているとのこと。なるほど
・・”でも、これから作れるか聞いてみましょうか？”→ お願い致します！
→２分後、だいじょうぶです！！ 焼き上がるのに４０分ほどかかるとの
お話で・・ちょうどコースの終わりに出していただくことができました。
ザッハ・トルテはウィーンでいただいたどっしりと重厚でチョコレートの
コーティングも厚めなザッハよりサイズも小さめで生地の色も明るくココ
ア色で軽い食感〜これならノッケルン行けるかも・・ラッキーなことに？
アプフェル・シュトゥルーデルも日本橋三越のカフェ・ウィーンよりもシ
ンプルで小さなアップル・パイでしたので〜後はノッケルンを待つばかり。

テラスでドコモタワーのライトアップに見惚れておりますとノッケルンが
焼き上がりましたとマネージャーからお呼びが掛かり店内へ・・まぁ〜♡
なんて素晴らしいんでしょ！ ザルツブルグ名物のデザートはメレンゲと
カスタード・クリームで山を表現〜♬ 正式名称はザルツブルガー・ノッ
ケルン（ザルツブルグ地方の言葉で山）でございます。オーヴンで加熱す
ることで膨らんで山が高くなるわけですが ”今日の山はいいですねぇ〜”
とマネージャーも惚れ惚れ〜♬ （この山３つで〜’小’ ￥１５００ 大だと
〜どんなことになってしまうのでしょう〜♬）私が２山！！ 行きました。
大きく見えますが室温で少ししぼみますし、温かいメレンゲがふわふわな
のでノー・プロブレム！！ 子供の頃にどこかで食べたことのある懐かしい
卵のケーキの味が甦りました。皆様、これはラントマン必食でございます。
先ずビジュアルのインパクトがありますからサプライズにもピッタリ〜♬
ワインはブラウ・フレンキッシュのエルエンホフ、ランゲンロイサー・ツ
ヴァイゲルトのブリュンデルマイヤー、ピノ・ノワールのエスター・ヘイ
ジーの３種類がグラス、キャラフ、ボトルで用意されています。ピノ・ノ
ワール以外はセパージュもドイツ語で分けわからず、ですがピノではなく
エルエンホフをいただいてみました（キャラフ￥２２８０）デザートまで
しっかり愉しめて味わいはドイツの高貴なピノ系同様〜貴婦人の香り漂う
赤でございました。

ドイツ人クライアントと仕事の合間によくおじゃましたカフェ・ウィーン
は日本初ウィーン・コーヒーハウス協会公認カフェでしたが此処は１８７
３年にウィーンで創業したカフェ・ラントマン（１９７６年に現オーナー
Querfeld家に受け継がれました）の海外第一号店で〜お料理だけでなく、
本店の雰囲気が内装でも味わえて CP も素晴らしくお薦め〜♬ 私のイチ
押しはノッケルンとウィーン風ボイルド・ビーフですが５月８日から９月
３０日まで期間限定でオーストリアのワイン、樽生ビール飲み放題付き２
時間（５pm〜９pm）￥５０００というコースもございますよ〜２名様か
ら１６名様まで、という親切なプラン！！ ドコモタワーのライトアップ
が楽しめるテラスでいかがでしょう〜♬