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6_6さんの他のお店の口コミ
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店名 |
ブノワ(BENOIT)
|
---|---|
受賞・選出歴 |
ビストロ 百名店 2021 選出店
食べログ ビストロ 百名店 2021 選出店 |
ジャンル | ビストロ、フレンチ |
予約・ お問い合わせ |
050-5571-0872 |
予約可否 |
予約可 ご予約日の前日21時以降のキャンセルは、キャンセル料としてランチ¥2,200(土・日・祝日は、¥3,800)、 |
住所 | |
交通手段 |
表参道駅B2出口から徒歩3分 表参道駅から377m |
営業時間 |
|
予算 |
¥10,000~¥14,999 ¥5,000~¥5,999 |
予算(口コミ集計) |
¥10,000~¥14,999
¥8,000~¥9,999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 電子マネー不可 QRコード決済不可 |
サービス料・ チャージ |
サービス料10% |
席数 |
70席 |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 ビル内B1に喫煙スペースあり |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | オシャレな空間、ソファー席あり |
ドリンク | ワインあり、カクテルあり、ワインにこだわる |
---|---|
料理 | 野菜料理にこだわる、魚料理にこだわる、英語メニューあり |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 景色がきれい、夜景が見える |
サービス | お祝い・サプライズ可、ソムリエがいる |
お子様連れ |
ご利用は12歳以上のお客様に限らせていただいております |
ドレスコード | なし |
ホームページ | |
オープン日 |
2005年 |
電話番号 |
03-6419-4181 |
備考 |
1912年、パリにオープンした『ブノワ』。 |
初投稿者 |
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ミシュラン一つ星のお店で、世界最多3星シェフ、アラン・デュカス氏のブラッスリーです
その星以上に素晴らしい感性のスタッフの方々が、アラン・デュカス氏のエスプリを表参道で表現されています。
こちらはオープンして間もない時に1・2度伺ったことが有るのですが
その時のシェフは外国人で、凄く、オリーブオイルが美味しく感じ、
何となくフレンチ・イタリアン?のイメージでした。
現在は、日本人シェフによりデュカス氏のエスプリを引き継いでおられます。
今回は、初めて主人とランチで伺いました。
エレベーターで9階まで上がり、受付を済ませ、階段で一つ上のダイニングへ上がります
先ずは、ドリンクメニューを渡され、
アラン・デュカス氏のブランドシャンパンをグラスで。。。 1900円
これは、デュカス氏とシェフ・ソムリエの方と厳選したシャンパンで、口当たりが良かったです。
サービスの男性は、気持ちを読み取ったのか?
すかさずシャンパンのボトルをテーブルに置き、お披露目し説明もしてくれました。
ランチはプリフィックスタイプで、前菜・メイン・デザート・ドリンクをいくつかある中から選び
前菜やメインの品数でお値段が変わります。
主人は 2つの前菜とメイン1つの 4800円 を選び
私は、 前菜・メイン1つづつの 3800円 を選びました。
いつもはメニューを見て悩む主人ですが、今回は先手必勝とばかりに私の好きな物を
ドンドン選んでいくので、びっくりしました。
主人とかぶらないようにメニューに穴が空くほど悩み、
結果、サービスの方の素敵なアドバイスで決めることが出来ました。
アミューズ・ブーシュ
これはチーズ?が中に入ったシューで、シュークリームのチーズタイプです。
軽い味わいで、いただきます!のスイッチがこれでONになります。
主人の前菜 サラダ・ブノワ フォアグラ/ベーコン
フォアグラの上には粗塩と胡椒が乗り、薄切りのバケットと一緒に頂く様になっていました。
フォアグラと言うと、多くは甘めのジュレやソースに絡めて頂きますが、
淡泊なフォアグラは香辛料とも良く合い、爽やかな軽さのフォアグラでした。
主人の二品目の前菜 タスマニア産サーモンのマリネ レンズ豆サラダ
確か?紫レンズ豆と仰ったよう・・・な
フォアグラとは違い
しっとりとしたマイルドなサーモンとレンズ豆のマリアージュが美味しかったです。
私の前菜は、クラッシック・ド・ブノワ・パリの2月のお勧め
サバのタルト仕立て 追加料金 800円
デユカス様の美しい色合いの前菜で、
あまり色のない提案のデユカス様からすると、珍しい一品だと仰っていました。
サバはマリネ(特製酢漬け)してあり、意外と大きなサバの切り身だったので、
かなりの時間マリネしたと思います。
タルトの上にトマトソースをなぞり、サバが2切れ乗りサラダでデコレーションして有ります。
私が想像したタルト仕立ては、サバをテリーヌにしてタルトに乗せていると思ったので、
そのものをマリネして切り身が来た時に驚きました。
結構ボリュームが有りますが、納得の一品でさっぱりと美味しかったです。
ここで主人はグラスの赤ワインをお願いしました
ボルドーのサンテミリオンでシャトー・デ・ローレ 2012年 1400円
生産者はあの有名なロートシルト(ロスチャイルド家)
一口頂きましたが、重い感じでしたが飲み易く流石ビッグブランドです。
主人のメイン 牛サーロインのポワレ 胡椒風味 自家製フレンチフライ(180g)
追加料金 1500円
ここで、サービスの方のコメントが面白かったです。
サーロインを持って来てから、ソースを上にかけるのですが・・・一点がけと仰っていました。
良く、回しながらソースをかけますが、
デュカス氏はお肉の一点からのみソースを垂らす様に指示しているそうで、
一本の線で流し込むソースは、波紋のようにお肉へと広がり、
その動くソースの見え方まで考えた、美へのこだわりが面白かったです。
お肉も柔らかくソースも美味しかったのですが、
添えてあるオリジナルのフレンチフライが圧巻!
今まで頂いたフレンチフライの中で一番輝いて最高に美味しかったです
私の、メインは、お願いする時、ホタテと大海老で悩み、どちらが良いか?と伺うと
大海老のココット スペルト小麦 だと自信を持って答えてきました
その後に、なぜならば、
デュカス氏は、必ず、イベント?等のメニューの中にスペルト小麦を好んで使うので、
是非頂いて欲しいとのこと。(確か?)
よく、無難にどれも美味しいのでお客様のお好きに・・・と言うところも有りますが
サービスの方が感じたなりを素直に仰って下さり、何だかデュカス氏を身近に感じました
そして、 大海老のココット スペルト小麦 追加1000円
このスペルト小麦は古代穀物で人工的な品種改良が殆ど行われていないそうで
大体80%の人が小麦アレルギーを発症しにくいと言われているとか?
ココット鍋?に尾頭付きの海老が一番上に鎮座し、
その下にも海老が有るのですが、大きい順に並べられていて可愛かったです。
添えられている大きめの野菜もどれも風味が有り、柔らかく幸せ気分満載!
デュカス様の愛する食材、スベルト小麦のリゾットも、ソースが良く絡み美味く、お腹がいっぱいになりました。
これだけ一品を軽く頂きに来ても良いかも?なんて思いました。
主人のデザート
ショコラとキャラメルのブノワ風と牛乳のアイスクリーム
ぐるぐるとデコレーションして有るのはキャラメルです。
牛乳のアイスクリームが美味しく、こちらにホルスタインが居そうなお味でした。
そしてカプチーノ プチマドレーヌ付き
私のデザートは、 バニラ風味のミルフィーユ
意外にも大きくて驚きました・・・もう既にお腹はいっぱい・・・
切れ味の良いナイフで、サクッと仕上がったパイ生地を上手く切りながら頂きました。
ドリンクはハーブティーを、見るとスプーンに何気に小さなマドレーヌが乗っていました。
お茶は南部鉄の急須で運ばれてきて、何杯か頂けます。
食材等が健康に気配りしたかの様で、ただのフレンチと位置づけることが出来ません。
デュカス様の神髄を、こちらのブラッスリーで改めて知る事となり大満足なフレンチでした。
本当にご馳走様でした
かなりの余談
アラン・デュカス氏は、フレンチ界の巨匠でミシュラン星付きレストランをいくつも持っている
世界最多3星シェフです。
その内、モナコのルイ・キャーンズ、東京のベージュ、そしてこちらブノワへ伺ったことが有るのですが、
何処も全然違う見え方のお料理で、聞くとやはりお店によってテーマが有るとの事です。
ブノワのテーマは、伝統的なビストロ料理です。
生まれも環境も違う世界中の素晴らしいシェフ達が、彼の元に集まり
彼の意志を受け継ぎ、星付きレストランに仕上げる偉業に自ずと頭が下がります。
そんな神業が出来る、それだけ彼を愛して止まないのだと思います。
こちらのお店も然り、サービスの方がデュカス氏の人となりを習得し、
我々に接し最高の食事を気持ちよく提供してくれました。
そして、同じく有名なジョエル・ロブション氏も世界最多3星シェフです。
他にも、日本のお店は無くなってしまいましたが、
ミシュラン星を幾つも持つゴードン・ラムゼイ氏もTVのヘルズ・キッチン等で見て人間味があり好きです。
そんな、人となりが感じる事の出来るレストランで美味しいお食事が出来る事に感謝です。
もう一つ余談 こちらのトイレ凄く可愛いので、来る度に癒されています。
確か?昔伺った時に、全て?フランスから取り寄せた物だとか・・・