自然派ワインを気軽にバイザグラスで : FRATELLI PARADISO

ランチの時間帯でも、アラカルトでお願いできるとのことでお邪魔しました。
3時前でお店は海外の方の比率多め。
お店のクールかつ壁面にイラストを大きくあしらった遊び心のある
ホールの雰囲気も相まってここ表参道！？って感じです。

オーダーはQRコードを読み込んでスマホから。
このシステムって一長一短だなと思っているのですが、
グラスワイン、ボトルともにエチケットの画像が登録されており、
ワインのエチケットを確認しながらオーダーできるのが嬉しいですね。

ワインのオーダーはバイザグラスがオススメ。
ロゼ・オレンジが1種。赤・白は幅広いから、二人で1杯ずつ
4,5杯ずつ楽しんでようやくコンプできそう。
シーズンでワインのリストは更新されるので、
いつも新しいワインに出会えるのも嬉しいです。

またお邪魔しますー

六本木ヒルズに出かけていたのですが、
何となくイタリアンが食べたくなり
かつお酒はイタリアワインほどヘビーでなく
食事と共に軽やかに楽しみたいイメージだったので
ヒルズ違いでフラテッリさんへ移動。

今回はメインダイニングの方に案内されました。
こちらもカウンターのあるエントランス側のフロアと同じく
大分ゆったりした席のレイアウトですね。

まずはめいめい好きなビールをいただいて乾杯。
お料理は、
・プロシュート2種盛り合わせ
・ヤリイカのフリット
・スパゲッティーニ スカンピ チェリートマト
・AUS産　葡萄牛　カイノミのグリル（200g）
・フォンダンショコラ

2杯目以降は、各々好きなワインを
ひたすらグラスワインでお願いしてみました。
私はとりあえずショブルックのロゼです。
あ〜。美味しい。
なんだかんだワイン1杯目は毎度ショブルックから浮気出来ません。

メニューを見て「おやっ」と
前から気になっていたことをソムリエさんにおたずね。
ワインの名前に「イルパラディソ」と冠されたり
フラテッリオリジナルと入ったワインがあるのです。
これは？
聞けば、フラテッリさんのために作っているワインとのこと。
そう聞いちゃうと限定感に思わず頼んでしまいます……
しかしどれも本当に少〜しクセはありながら
飲みごたえありの飲みやすいワインばかりで……危険です。。

そんなこんなグラスワインのリストは
白、赤、ロゼ、オレンジと全て3人でコンプしてしまい
最後に何かグラスでいただけるワイン他にありませんか？と
ワガママも聞いていただいてしまい……大分ワガママな夕べでした。。

初回2回、大分星辛くつけてしまいましたが
私が客としてスタッフさんとのコミュニケーションに
積極性が足りなかったのかもしれないな。。と反省。
お店に少し慣れて来たので、次回以降また色々アドバイスいただきながら
いろいろなワインを楽しめたら嬉しいなと思いました。

ということで、今日3軒目はフラテッリさんです。
１軒目は銀だこでハイボール、
２軒目は満月廬さんで小籠包に紹興酒
そのまま流れでフラテッリさんにお邪魔しています。

フラテッリさんの好きなところは
何と言っても自然派メインのワインリストですー

ルーシー・マルゴーや
ショブルックなどなかなか街で販売が少ない
飲みごたえのある作り手のワイナリーの
あんなワイン、こんなワインが
グラスでちょっとずつあれこれいただける。

自然派と一口に言っても製法や飲みやすさなど
好みが分かれるかと思います。
たぶん。。私のイメージだと
フラテッリさんは飲みごたえのあるそして飲みやすい
ジューシーな自然派が豊富な印象。
前回、今回含めて「これは曲者！」という
個性強めはまだ当たっておらず、
だからこそグラスすいすいおかわりできて有難い。

写真のワインほか、2種の生ハムをつまみながら
ショブルックのロゼとオレンジワインを
グラスでいただいた後、後半はお肉を赤のボトルと。
（ロゼとオレンジは撮り忘れです。。）

今日はお料理も少しいただきましたが
こちらも大らかな印象。

お店の雰囲気も表参道的なちょっとよそ行きでなく
大らかでカジュアル向けでテンポいい感じだと
我々的にはもっともっと使いやすいんだけどなぁ……
価格帯も自然派ワインを扱う店としては平均的ですし、
オシャレな雰囲気で付加価値つけない方が
自然派ラバーと親和性がよい気がするのだけれど。。
なんかその辺の振れ幅は場所柄、難しいのだろうなぁ。。

さて、更にシメに向けてもう1軒ですね。。
甘味もしくは食後酒を。。

今日はさながらコースお料理一皿ずつお店を変えていく
セルフコース状態……まぁそんな日もアリかな。

アヒルストアの帰りに、もうちょっとワイン飲みたいなーと思い、
表参道ヒルズまで移動。

フラテリは、ヒルズの中の
以前はサルバトーレ・クオモがあった立地。
オープンした年に当日「入れたら行ってみる？」と
何度か電話してたのですが、いつも満席で、
土曜の今日、多くの人が食事が終わっている時間帯で
ようやく初来店です。
フロアのレイアウトは、入ると左手に広いカウンター、
左奥はワインセラー、奥がメインダイニングの作り。

今日はお腹は既にいっぱいなので、
生ハムをつまみながら、ワインを1杯で。

スタッフさんが、ワインをサーブする際に
「まずはテイスティングをどうぞ」と一声あったのが
印象的だったな。
グラスワインのオーダーで
テイスティングを促されることは珍しいなと。

怪訝に思い、スタッフさんに聞いてみたところ、
自然派は好みが分かれるからか、テイスティングの結果、
別のものをとリクエストが出ることもあるそうで。

自然派ワインが飲みたくて来てる我々的には
テイスティングなしでも全然大丈夫だったのですが。。
ヒルズに買い物に来て、ふらっと来店するお客さん的には、
このワインたちはちょっとパンチが効きすぎてるのかもと、ふと思いました。

ともあれグラス1杯に対するサーブの量が多い上に、
テイスティングももらえるなんてちょっとトクした気分（苦笑）

私はオレンジワイン（ルーシー マルゴー グルジオ・ロッソ）
友達はロゼをオーダーしたのでそれぞれ味見。
どちらもかなり親しみやすい自然派ワインでした。
ボトルのワインリストをもらってないので、ボトルのラインナップも気になるなぁ。

アポロ、ロングレインが好きな方は是非という感じ。

ただ1点、フラテリも気になったのですが、
共通してフードメニューがそんなに多くないんですよね。
味がドンピシャ好みじゃないとヘビロテに不向きなのが残念。
どのお店もコンセプトはすごく好きなのですが。

おシャレな店内と料理やお酒の方向性が、
若干チグハグな感じはしますが、
生ハムもワインも美味しかったので、
次回は一度ちゃんとお食事しに来たいと思います。