開いててよかった、原宿の大箱中華屋 : 北京ダック専門店 北京カォヤーテン 原宿店

雨が降る中、買い物をしに原宿へ。

JR原宿駅から表参道駅までびっしりと人が歩いていて、まっすぐな通りは傘で花が開いているよう。

見るだけで疲れてしまった。

朝から何も食べていなかったので、ここなら空いてるだろうと入店。

案の定、空いている。

時間にして15時前だったと思うがまだランチを提供してくれているのが有難い。

ワンタン麺、半炒飯、ワンドリンク、デザート付きで¥850。本当は下の看板でこれに自慢の北京ダックが一枚付くとあったので入ったがそれはもうやっていなかった。

セルフサービスのドリンクを取りにいって帰ってきた僅かな時間で既に炒飯がセットされていた。
明らかに作り置きだし、量も半炒飯というか、茶碗に一杯といった量。
ここで少しがっかりするわけだが、食べてみたら味はきちんと美味いんだから悔しい。味に関しては夜に以前いた時に確認済みだからこそきているわけだが。
申し分ないパラパラ具合と、具材のチャーシューの旨さ。

ワンタン麺も澄んだスープのシンプルな味が内臓に染み渡る系。ワンタンも手作り。トゥルッと唇をつたい、胃の中へ。
麺はストレート気味。細麺。

何かの時にまた食べ放題をやりにきたい。

再訪全く問題なしなお店。

追加の小籠包もつゆだくでまいうー。

やって参りました、下見からの新年会。

やはり、どうしてもファミレスの居抜きなので高い仕切りもなく、会社の大人数の宴会としてはどうかな感は否めなかったが、まあ最終、酒を飲み始めたらそこはあまり気にならなくなった。

料理は、これはもう決まりなのだろうか、交渉の余地があるのかわからないが、
最初にピリ辛クラゲ、蒸し鶏ネギソース、チャーシューの定番3種盛り、エビチリ、海鮮の炒めものが自動的にサーブされた後、
ワゴンに乗って北京ダックが丸一匹登場し、目の前で解体され、カオヤーピン(包む用の餃子の皮みたいなもの)、甜麺醤、きゅうり、ネギがサーブされる。
これが終わってから、タッチパネルで106品、何でもオーダーし放題が始まる仕組み。

今回は21人の宴会だからバラバラと料理が出て来るより、最初にこのようにお任せで少し出て来るのは有りと思ったが、少人数で行った場合もこれをされると、「少しでもお腹いっぱいにさせてからの食べ放題スタート」という意図をダイレクトに受けるため、如何なものか。

さて、まずは名物の北京ダックだが本場で肉はあまり皮につかないように刮ぎ落とすのだが、
やった人が下手なのか、お店の方針なのか、肉たっぷりで、もはや北京ケバブな様相。
まあ、これはこれで有りか。
飴色になった、パリパリの皮は香ばしく、肉と皮の間の脂の甘みが実に美味い。
カオヤーピンもちもち。

はっきり言って、全然期待してなかったけど、
バイオーダーで来る料理たちはきちんと美味しくて、蟹味噌シュウマイ、エビしゅうまい、小籠包(ちゃんと中のスープがあつあつでジュワッ)、大根もちと言った点心、牛肉黒胡椒炒め、海鮮おこげ、鶏肉カシューナッツ炒めなどの一品、やはり、その辺の町中華より一歩上の味だった。

みんな、満足していた模様で良かった。

やはり、頼みすぎでいささか食べ残しがあったのでこれはお店に申し訳なかった。
あまり度がすぎるとマナー云々、他国のことは言えない状況になるゆえ、次回あるなら注意したい。

会社の新年会の下見。

会社の飲み会の幹事ほどつまらないものはない。

少ない予算で大人数をまとめるとなると、必然的に飲み放題付きのコースになる。

僕はケチって不味いもの、納得いかないものを食べさせられるよりは¥6000〜¥7000くらい払っても全然良いのだが、どうも弊社の相場は¥4000〜¥5000の間のよう。

その¥1000,¥2000で結構内容変わってくるだけどなぁ。

経験上、
その低予算でイタリア、スペインかぶれバルのコースを頼むと、野菜サラダ、生ハム盛り合わせ、フリッター、本日の鮮魚のカルパッチョ(いつもどうせ同じだろ)、黒毛和牛のグリル的なやつ、本日のパスタ、ピザ、デザート。
もうお里が見える。
和風なとこ行っても、同じようなもんだ。

で、だいたい、文句言われる。

なら、いーや。

中華って、嫌いな人をあまり見たことがないし、ここならオーダーバイキングだ。
各々好きなもん頼めばいいさ。
これなら文句ないはず。

て事で、昨年オープンしたばかりのこちらを会場にすべく下見へ。

何でも横浜中華街発のお店らしい。

明治神宮前の大きな交差点の四角にある、大きなビルに入っている。

エレベーターの三階。扉が開くといきなり店になっている。
左手には無残にも羽をむしられた、北京ダックになる前の鵞鳥がつるされ、扇風機で乾かされている。
150人収容出来るキャパは全く埋まっておらず、店員がまかない食べている。

横浜中華街の店らしさは皆無。
どうも2フロア使ってたジョナサンの手放したフロアのほぼ居抜きみたいで、ファミレス感丸出し。

まあ、香港に住んでた僕としては香港のローカルのファーストフードレストラン、「大家楽」を思い出し、ちょっと面白かったんだけど。

とりあえず、奥のスペースを貸し切りにし、
座席を移動し、宴会ちっくなスペースにするお願いをして、コストの確認。

北京ダック、フカヒレチャーハンなど高めの食材使った品込み、全108種類バイオーダー食べ放題で¥2980、飲み放題¥2000なりで約¥5000だね。文句ないっしょ。

そのまま帰っちゃあ何だから、生ビールと何かかつまんで帰ろうと、単品メニューあけたら、
単品が全然安くない。
チャーシュー4切れで¥680。

味は悪くなかったけどね、町中華のチャーシューではなく、そのまんまだけど、良くも悪くも横浜中華街の食べ放題中華屋さんの味。

食べ放題でこそ、価値を発揮する店かと。

それにしても、このキャパ、埋まる時あるんだろうか、大丈夫なんだろうか。

また、食べ放題コースの内容は後日up。

服務員の人たちはもちろんオール現地ながら、にこやか、丁寧で良い感じだった。