美味しいガスパチョを飲みたくて : sangria 青山店

6月から8月の3ヶ月しか出してくれないガスパチョを飲みたくて休日昼に入る。ここは11時からやっているので朝食を摂らずにブランチで来られるのも良い。

瓶ビールとともにガスパチョは2人分、イワシとポテトのサラダ、若鶏のチリンドロンソースとパンはそれぞれ一つづつを注文。

最初に来たのがガスパチョ。冷たくて濃いトマトスープに胡瓜やセロリの角切り、チーズ。酸味と塩気のバランスが良くて美味い！これだ。

イワシとポテトのサラダは、イワシがとても美味しいのだが、全体に少ししょっぱい。

若鶏のチリンドロンソースは柔らかい骨なしチキンにちょっとピリッとするブラウンソースが絡まってこれもまた美味い。ソースをパンですくって食べるのも良い。

最後にアイスコーヒーで満足した。相変わらず良い。この夏、今度はもっと暑〜い日にもう一度来たい。

ガスパチョが飲みたくてきたのだが、残念ながらガスパチョ提供は8月まで(泣)

しょうがない、来年の楽しみにとっておこうということで頼んだのは瓶ビール、スペインアスパラとトマトのアイオリソース、焼きチョリソー、それに鰯の香草焼き。

アスパラはホワイトアスパラ。大きくて柔らかい。酸味の効いたソースがこの日の暑さを忘れさせてくれる美味しさ。

焼きチョリソーも夏にピッタリの辛さ。鰯の香草焼きは、鰯の旨味を最大限に引き出す料理で、この店では僕のお気に入り。

いつ来ても何を頼んでもハズレなし。雰囲気も最高。

軽く食べようとまた訪問。

何度でも来たくなる一番の理由はなんだろうとちょっと考えてみたら、この店の雰囲気だと気づく。夏の暑い日中に入ると冷房の涼しさと、青山通りに面した唯一の窓からの陽光の明るさと奥に向かっての陰のコントラスト、それに白と青のタイルが、まるで乾燥地帯に建つ大理石の床の広間に裸足で入ったような感覚をもたらす。それだ。

寒くなるとその感覚は薄れてくるのだが、それでもテーブルの高さ、配置、カウンターの仕切り、インテリア、そういったものが安心感と落ち着きを呼ぶ。

一人で来る店でも、大人数でワイワイ騒ぐ店でもない。話が拡散しない二人か三人で来るのが良い。

この日はビールと、人参を甘酸っぱくしたサラダ、豆とチョリソー、茄子のグラタン風。

夏至も過ぎて蒸し暑い夏のランチにはこれこれ、ガスパチョ。とっても涼しさを感じられるスープ。それに、この店は白と青の基調の店内がまた涼しいんだよね。

最初はビール、次からはワイン。だけど、ワインはちょっとお高め。この店のちょっと残念なところ。

でも、雰囲気最高、料理は美味いし、大好きだな。

201612
記念日ランチ。明るいし、窓から見える青山通りを見てまったりと雰囲気最高。いつものいわし香草焼に、スペシャルの鮟鱇のブイヤベース。これは美味い。

201607
昼間再訪。ガスパチョはやっぱりここが一番美味しい。いわしも相変わらず良い。

201604
前回のラムチョップをもう一度食べたくて行ったが、あの時だけのスペシャルだったらしい。残念。で、今回はいつもの鰯の香草焼、白魚のアヒージョ、豚タンの煮込料理。皆美味しかった。次は夏メニューのガスパチョを楽しみにして来よう。

201512
今回は、これまでに頼んだことのないものから。
シャンピニオンのセコビア風。アヒージョに近く、中まで熱く出来上がっている。ブラウンソースっぽい味付けは冷めても美味しい。
魚介のカタルニア風。スペイン風ブイヤベースといったところか。シャンピニオン同様、味はフレンチよりも控えめ。
そして、ラムチョップ。柔らかく臭みも全くなく、これは素晴らしい。また食べたいと素直に思う。
〆にパエリアは重すぎるということで、スペイン風オムレツ、トルテリアのフワッと感を楽しむ。
静岡発、東京ではここだけのこのお店、来るたびにお気に入り度が上がる。

201509
先日のいまひとつ合わなかったポルトガル料理の後、スペイン料理の味を確かめたくなった。
今日は、海老に鰯。魚が上手い。海老のブラウンソースはフランスパンに絡めて最後まで。スペインのパンって何？


201507再訪。

僕がスペイン料理を好きになったきっかけは、ガスパチョ。この冷たいスープを初めて飲んだのはスペインではなくアメリカだったが、見た目も味も夏にピッタリ。土日のブランチに何度も通った。

前回来た時はまだ5月で、夏メニューのガスパチョはおあずけ。しかし、今回は7月の猛暑日。これ以上のガスパチョ日和はない。酷暑の中を駅から歩いて来て、店に入ればあー、涼しい。そしてこの店独特の、ほんの少しだけピリッとするガスパチョ飲んで体が冷える感覚が気持ち良い。
来て良かった。

その他は、タコのガーリックハーブとナスのグラタン。もちろんビールも。

満足。料理と総合で加点。

以下、前回。

土曜日のランチで利用。

表参道駅から歩いて2〜3分のあまり大きくないビルの2階。青山通りに面していて、窓からは行き交う車や人がよく見える。ロケーションは抜群。

ちょっと暑い日だったが、中に入ると冷房が効いていてひんやり。
窓際は明るいが、ブルーと白を基調としたイスラムを思わせる内装に木製のテーブルに椅子で、店の奥の方は暗くはないが落ち着いた明るさに抑えられていて、とても良い感じである。
スペインのイスラム王朝といえば、グラナダ。内装がスペイン南部風ということは料理も南部のものかなと勝手に想像。

土曜日はセット的なランチなしということで、メニューを見るとガスパチョがある。が、6月からと書いてあるのでダメ元で聞いてみたが、やはりないとのこと。残念。大好きなのでもう一度来ようとこの時点で決意。

料理は、ムール貝のマリネ、いわしの香草焼き、豆とチョリソー、それに魚介のパエリア。

ムール貝はちと小ぶりだが、味は二重丸。いわしも二重丸。豆とチョリソーは、ちょっとチョリソーの辛味が足りない。普通の丸。パエリアは、魚介が想像以上に入っていて丸。

お酒はビールに、白ワインで辛いやつ、と頼んで出てきたもの。なかなかでした。

トータルで非常に良いと思う。