周辺のパスタランチではやはり一番 : ALA

本日で7年勤めた会社を退職。

後輩に誘われ、最後のランチ。

女性だったので何となくパスタかなと。

で、パスタといえば、ここなのだ。

と言っても、だいぶ久しぶりだけど、


自家製ドレッシングのサラダ、自家製のパン、冷製スープでスタート。

今日はオイルベースのパスタをチョイス。

自家製サルシッチャのズッキーニ。

サルシッチャのハーブが香る。

大盛りにしたのでボリューム満点。

最後に香り高いアイスコーヒーまでついて¥1100とは。

相変わらずのバランスの良さ。

パスタ気分。

そんな時はここ。

本日はサルシッチャとバターチーズソースのパスタ。

名前からして、間違えないでしょう。

サラダの写真は撮り忘れたけど、自家製ツナのサラダ。

サラダの内容と定期的に変えていて、手抜きをしない。

夜メニュー見たら、イタリア直送ロバ肉なんてのがお目見え。

いったいどんな味なのだろうか。

たまに、ピンポイントで「今日はパスタ食べたい」という日がある。

そんな時は少し会社から歩くけど、範囲外ってほどでもない、こちらへ。

ミニサラダ、パン、ミニビシソワーズが出て来て、のちにパスタ。

今日はイカとアスパラガスのペペロンチーノ。

思った以上にイカがゴロゴロ入っていて、嬉しい。アスパラはあまり存在感なかったかな。

この辺でパスタランチならここがお勧めだ。

母方の祖母の遠い遠い親戚の友人がイタリア人なので、たまにはパスタランチな気分になる。

このお店がある通りを人は「とんちゃん通り」と呼ぶ。

最近、とんと、この通りに来ていなかったが、ティーンズの聖地である原宿にあってこの通りだけは大人が食べても美味しい店が何件か固まっている。

このお店はその中の１つだ。

前菜的なサラダ、ポタージュスープ、パンが先に出され、メインでパスタ。
最後にドリンクまでついて￥1050は充実の内容。

本日のサラダには茹でた鶏むね肉がON、良質なたんぱく質も摂取。

パスタは小エビとバジルのクリームパスタ・・・だったかな。

メニューの一番上にあったやつを「この一番上のやつで」とオーダーしたので詳細不明。

クリームといいつつ、生クリームではなく、牛乳使用なのではというあっさり感だった、良くも悪くも。

最後のアイスコーヒーに、自家製？？　ビスコッティをサルビスしてくれた。

周辺で働く人に人気のお店だ。

ランチセットの前菜からして納得の内容。
前回パテだったけど、付け合わせがサツマイモのサラダに変わっていて、季節感も取り入れてて変化させているのが好感度上がる。

前回、オイルパスタだったのでミートソースにしてみた。

あっさりな味付け。

友人はクロックムッシュ。美味そうだけど、パンにチーズ、ハムで¥1050はコスパが良いと思えず。頼まないかな。

これに目玉焼きを載せると、クロックマダムになるらしい。

パン屋でクロックマダム見ると卵好きとしてつい買ってしまいがち。

ランチが良かったからディナーにも来てみた。
お店からしてみれば、してやったりというか、理想の集客方法か。

先客は土地柄、アパレル関係らしき人々が数組。

禁煙席に座る（が、仕切りが一切なく、すぐ隣が喫煙席なのでただのたばこを吸えないだけの席で、副流煙ばんばん）。
まずは乾杯ビールの発注。
イタリア発のクラフトビールの種類が豊富で迷ったが、やはり、黒ラベルの魅力に抗えず。
￥650なり。後ほど、ワインリストをもらってワインを飲むわけだがワインのボトルは￥2980のボトルの種類が充実しており、リーズナブル。ワイン以外のアルコールは割高な印象なのでイタリアンにきても、ビール、カクテル系を強行する人は高くつきそう。

上司と同僚との3人での利用だったので、写真をバンバン撮ることがはばかられてしまった。
以下、食べたもの。

・きまぐれサラダ
・前菜盛り合わせ4種（夏野菜カポナータ、オリーブ盛り、キノコマリネ、タコとイカスミマリネ）
・自家製サルシッチャとレンズ豆の煮込み
・日本のきのこのトリフォラーテ
・ブラックアンガス　ハラミ串
・パテド・カンパーニュ
・タラとジャガイモコロッケ
・生うにとカラスミのにんにくバターソース（スパゲッティーニ）
・世界のキノコのリゾット

以上。

サラダ、パテド・カンパーニュの美味しさはランチセットで織り込み済。
どれもしつなく美味しくて、ワインが進んだ。特に美味しかったのはハラミ串。じっくりと時間をかけて丁寧に火入れをしていたので、しっとりやらかく、赤身の肉のうま味を堪能できた。1本￥380は安い。ほかの串焼きも次回食べたいと思う。
キノコのリゾットはもちろん、生米からスープで炊き上げたもので、コメのアルデンテを感じた。圧倒的なポルチーニの香りが「イタリアン食べてます！！」という高揚感を演出。

巷にはびこるなんちゃってバルより美味しく、リストランテより気軽に。

便利なお店だと思う。

何度か通りがかり、看板からして美味そうなものが出て来そうなバイブスを放っていたが、個人的にパスタランチは家で出来そうなものが多く、優先順位が低く、スルーしていたのだが、
やはり、こちらのパスタメニューは一味違うというか、好みの具材が入ってることが多いような。
本日は、「アサリ・ホタテ小柱、イイダコのアーリオオーリオ」、「自家製ボロネーゼとマッシュルーム」、「豚バラのトマトカレー」とある。

メチャクチャ細かい事なのだが、アサリとホタテ小柱だけじゃなくて、イイダコってのがツボに入る。あのプチっとした食感が脳裏に浮かぶ。
ボロネーゼでオワラネーでマッシュルームって付くだけでマッシュルームの香りが膨らんで、食欲をそそる。

そんなわけで、入店。
明治神宮前らしいお洒落なお店。客層も女性は殆ど。
喫煙席と、非喫煙席と一応分煙されているようで、非喫煙者だとつげると右奥の席に案内された。案内された席を見て一瞬たじろぐ。というのも、大きな1枚の長テーブルに椅子が4つ。座ると、目の前に一切の仕切りなしでパスタ場となっている。キッチンの中で食べているようで斬新だ。
さて、イレギュラーメニューというカレーにも惹かれつつ、まずはパスタが美味ければまた食べに来ればいいと思い、今回はパスタにする。やはり、実力を知るにはシンプルなオイルベース。「アサリ・ホタテ小柱、イイダコのアーリオオーリオ」に決めた。

サラダとドリンクが付いて￥1080（込）なのだが、このサラダが予想以上のクウォリティ。
葉物野菜にアーリーレッドスライス、バルサミコ酢ベースのサッパリドレッシング。
自家製のパテ、自家製の冷静コーンスープまでついている。これはパスタへの期待が高まる。

正に目の前で手際よく、20代後半と思しき茶髪のシェフがパスタを調理。

白いオーヴァルプレートにたっぷり。麺は乾麺、スパゲッティーニなので細めの麺。
しっかりとアルデンテで。にんにくとアリーオリーブオイル、魚介のエキスが混ざって、ヴォーノ。浅利も冷凍ではなく、殻付き。浅利も貝柱もイイダコも食感を音で表現すると「プリッ」なんだけど、それぞれニュアンスの違う、「プリッ」。中々、満足。
強いて言えば、パスタを食べ終えた後に大量のソースが残るのは乳化が不十分だからなのかしら。一時期、「ラベットラ落合」の「落合務」シェフの著作を何冊も買って、ひたすら、ペペロンチーノばかりを作っていた時があった。塩、にんにく、オリーブオイル、とうがらし、これだけで如何にうまく作れるか。ポイントはソースの乳化。乳化命。乳化を覚えるとトマトベース、クリームベースがより美味く作れるようになる。
蘊蓄はさておき、この辺でパスタランチするなら、ここがいいと思う。夜も期待できそう。
次回はカレーを食べてみたい。