お久しぶりすぎの冷やし坦々麺 : シャンニーカフェ

先日、麻婆豆腐が有名なお店のランチで麻婆豆腐を食べたら、全く口に合わなくて、
近日中に麻婆豆腐で口直しをせねばと思っていたら、タイムリーにというか、どんぴしゃで「龍の子」の麻婆豆腐を食べに行こうと誘われた。

わざわざ行ったら、この日に限って、臨時休業という運のなさ。

竹下通りまで来たのに。

口の中は麻婆豆腐なのに。

そんなわけで、踵を返し、こちらへ。

安定感抜群の店だ。

たまに麻婆豆腐を出している。

今日は無かった。なくても、大丈夫。

豆乳冷やし担々麺が美味いので。

滑らかで、こくのある豆乳スープと、辛味がよくあう。

白いスープに、赤い油のコントラストが映える。

卓上の自家製ラー油がホアジャオを使用していて、本格的。

相変わらず、美味かった。

気温35度、雲1つ無い快晴とはこのことか。

この暑さの中、逆に「ホープ軒」の濃厚で、塩辛いラーメンを汗びしょびしょになりながら、食べるのも一興かと思ったが、午後からの仕事に明らかに差し支えるので、やめておこう。

そんなわけで、量を求めて久しぶりのこちらに僕的定番である、「冷やし豆乳担々刀削麺」を食べに来た。

しかし、席に座り、隣の人が食べているものが美味そう。

「麻辣冷やし麺」ということなので、こちらに鞍替えオーダー。

結構ここは待たされることが多いが、今日はすんなり着丼。

セットのサラダと麺のトッピングの野菜が被っているなど考えないのが大陸中華屋さんらしいではないか。

ベジファーストでサラダを片づけ、スープにラー油、酢を入れてミニ酸辣湯をセルフで作り、いざ、麺に向き合う。

そこに紅い油が溜まっているので、天地返し。ただ、次郎系、油そばなどに縁がないのでこれが結構苦手。あっちこっちに水菜がこぼれる。

満遍なく、赤く具材と麺が混ざり合ったら、実食。

もやし、トマト、なす、茹で鶏、水菜、細めの中華麺、色々な味と食感が混ざり合って楽しい食べ物だ。

爽やかな酸味の中に、麻辣テイスト。とてもうまい。周辺に大陸中華が数件あるが、頭1つ抜きに出ていると思う。

完全にランチのローテーション入りをしている。

ここの担々刀削麺は誰に食べさせても美味いという。
周辺だと、竹下口にある「龍の巣」が有名だがそこより全然美味い。
因みに、ご飯つきの炒め物定食系も外れなく、安定感がある。

季節柄、五目冷やし中華と、豆乳冷やし担々麺がお目見え。最後まで悩みつつ、豆乳冷やし担々麺にした。

フォトジェニック&デリシャス。

豆乳スープは滑らかでコクがあり、自販機でこれが売ってたら買ってしまうかもしれない。

冷やし担々麺なのに、食べていて汗をかいてくるのがアイロニー。

またまた、ランチで同僚と。

6割、前回食べた担々刀削麺をリピートする気持ちで、残り3割は夜に食べた麻婆豆腐がランチにあれば食べたい気持ち、1割は新しいメニューからという、気持ち。

12時30分頃に着いたが店内満席で外の席に通された。今日は涼しかったし、中でギュウギュウ詰めにされるより、こっちの方がかえって良い。

さて、エビチリに、担々麺に、豚肉野菜いために、四川風鳥唐揚げ炒めが本日のラインナップ。
初来店した同僚には担々麺を執拗に勧め、自分は四川風鳥唐揚げ炒めにしたのは、ちょっと、おこぼれに預かり、両方味わってしまおうという、実に卑しい考えなのである。

相変わらず、服務員はテンパり気味であり、結果的に同僚の担々麺が先に来て、その10分後に私のオーダーした定食が来たあたりは、でジャヴである。
ここでは一緒に来た人と同じものを頼まないとダメなのかもしれない。
どうも厨房の人は1人、日本人のようで店長なのか、オーナーシェフなのかわからないが、よっぽど「味はいいけど、提供に難あり」件を指摘しようかと思ったが、食べログ弁慶な私はこのような助言、クレームを申し上げた事がない。
美容室で髪を切り終えた後に鏡を後ろから見せられて、「いかがですか」と聞かれて仕上がりが気に入らなくても、文句を言えずに「大丈夫です」といって、二度と来ないタイプなのだ。

閑話休題。

ビジュアルからしていいではないの。

ゴロゴロとタカノツメが何本も見え、玉ねぎ、ピーマン、唐揚げがオレンジ色の油をまとって待ち構えている。
たまねぎ、ピーマン共に厚切りだがシャッキリとした歯ごたえ、芯は少し生で甘く、火入れの状態がいい。
鳥の唐揚げはサクッとあげられた衣が、タレを吸って、「サクッと柔らか」な状態。

しかしまあ、これでもかと、山椒の実がゴリゴリとはいっており、このおしゃれエリアにして、中々、勝負してるなという感じ。

多分、池袋とか新大久保あたりのリアルもリアルな四川料理はこんなもんじゃないんだろうけど、大陸のなんちゃって中華以上、ローカル未満な丁度いいレベル感で僕は好きだ。

夜が美味かったので昼は如何かしらと再訪。

先日来た時は金曜日の夜だったのだが、それが嘘のように、満席に近い状態。

ホール係も3人に増員し、忙しそうだ。結果的に席の案内が覚束なかったり、明らかに後から来た人が自分が頼んだ同じメニューを先に食べていたりとオペレーションの悪さが見えて、少しイライラさせられたのが残念。

週3回ランチの内容が変わるらしいが、この日は黒酢酢豚、エビチリ、厚揚げと野菜の炒め物、春雨と野菜の炒め物、担々麺(中華麺or刀削麺)と行った内容で、私は刀削麺使用の担々麺にした。

刀削麺にはミニサラダが付いていた。何故かイタリアンドレッシング。メタボリーマンとしては、小ライスも欲しいところだが、ここは健康の為にもなくてよかったんだと自分に言い聞かせた。
白ごまベースの乳白色のスープに橙色の辣油、真ん中にもやしとひき肉。願わくばネギではなく、夜みたいにパクチー盛りが好みだったが心ばかりのネギが少々。とはいえ、ビジュアルは中々綺麗で食欲をそそる。

スープを飲んでみればあくまでも優しい味ながら、単純に芝麻醤溶かして担々麺にした感じではなく、その辺の適当な担々麺のスープとは一線を画す仕上がり。ひき肉部分にホールから挽いているだろう花山椒ががっつり隠されており、こちらをスープに溶かして食べると味が引き締まる。
辣の部分が私の好み的に足りないと思ったが、じんわりと食べ進めるうちに汗をかいており、花山椒、八角などなど中華的スパイスが効いてきたようだ。
麺はもちもち。本当に店内で削ってるのかは確認できていないが、担々麺をあえての刀削麺にする邪道なありな食べ方だと思った。

こちらで炒飯が未体験なので機会があれば食べてみたい。

三連休前の金曜日にも関わらず、体調が優れない。風邪に加えて、どうやら花粉症まで併発している模様。
ここは休みに備えてぐっと飲み歩きたい願望を堪えて仕事終わりにまっすぐ帰るほうがよいかもしれない。
これは勇気ある撤退とも言える...

そう思っていたが会社の同僚に誘われた。
大分断ったけど、最終的には折れる形に。

店の前は通ったことあるけど、入るのは初めて。金曜日の8時に5人で予約。先客ゼロ。
大丈夫かしら...。まあサクッと食べて、飲んで帰ろう。

お店の外観、内観ともに上海のフランス租界にでもありそうなレトロチャイナな感じでさすがは神宮前といった感じ。
入り口には大きな生簀があり、そこから魚介を選んで調理も可能という事なので今度スポンサーがいるときにでも頼むとしよう。
奥の広々としたテーブル先につき、生ビールをオーダー。

メニューを見ると、流行りのパクチーメニューがある。
そこからパクチーと木耳の和え物を。
他には焼き餃子、四川水餃子、よだれ鶏、麻婆豆腐、エビチリ、焼小籠包、鶏肉カシューナッツ炒め、豆苗炒めなんかを頼んだ。
メニューを見れば、結構四川系の料理が多くてシェフが四川得意なのかな。

飲み物、食べ物含め全体的に提供時間は遅め。食べ物はさておき、飲み物は何とかして欲しい。ドリンクメニューはなかなか豊富。
ワインも近くにワインに強い個人経営の酒屋があるのな、そこに中華に合うようなワインをセレクトしてもらっているようだ。

また値段は全体的に高めと思った。毎度お馴染み青菜の炒め物系から豆苗炒めを頼んだがこれが¥1180はやり過ぎではないか。スーパーで¥100の野菜。なんなら一回使ったあと、水に浸しておいたら再生するような野菜である。でも、みんな食べたいから注文するんだよね、仕方ない。味に関して言うと流石の味だし、家庭ではなかなか出ない野菜のシャキシャキ感。技術料てやつか...。

パクチーと木耳の和え物はたっぷりのパクチーと木耳が黒酢ベースのソースで和えられた前菜でパクチーのシャキシャキとした食感と木耳のコリコリ、麻辣花生のカリカリがよい感じ。黒酢でさっぱり。パクチー好きには堪らない1皿。
焼き餃子は皮から手作りなのかもしれない。大ぶりで皮の厚めな餃子。餡のジューシーさには些かかけるものの八角の効いたものでその辺の餃子と比べると個性的で良かった。
焼き小籠包は全くジューシーさがなく、頼まなくてよい。

特筆すべきは麻婆豆腐、よだれどりでどちらも花山椒たっぷりの痺れる本格的な麻が味わえる。辣はそこまでではないが、気づけば頭皮にじんわりと汗をかきくらい。非常にいい。
ランチでこの麻婆豆腐食べられるならまた来たい。

夜は夜で¥1200で定食もやっているようで、後から来た客が、頼んでいたチャーハンやつゆそばが美味そうだった。

色々と料理の写真を撮りたくても食べログやってるといってないから写真が撮れなくて残念。
それもあるし、近い内に再訪するだろう。