冷やしラーメンも美味！ : 鶏そば なんきち

冷やし煮干しそば　800円
味玉　　　　　　　 70円


鶏そばと言いつつニボニボラーメンが評判の”なんきち”さんでも冷やしラーメンが！
そしてやっぱり冷やしも煮干しであります。
もはや” 鶏そば なんきち ”ではなく” ニボそば なんきち ”と改名した方が良いカモ。

やまぐちさんを後にしてハシゴで訪問。
12時前で並びなし…どころか客はうら若き女性一人のみ。
なんで美味しいのに全然入ってないんだー。
まあ外ｸｯｿ暑いから「ラーメン屋に行こう」って気分にゃなかなかならんよなー。
でも後客はぞろぞろと7名ほど入ってたのでほど良い混み具合と言えるカモ。

入って左手にある券売機でえーと…冷しは「限定３」か。ポチー。
ん、味玉70円！ここで100円にしないところにご主人の人柄が出てるよなぁポチー。
適当な席に座って食券提出。

　ご主人：「細麺と平打ち麺が選べますがどちらにされますか？」
　自分：「えーっと、オススメとかあります？」
　ご主人：「お好み次第ですねぇ」
　自分：「ん…じゃあ細麺で！」

冷やしはきっと淡麗系だろうし、なら細麺の方が素直なチョイスかなー？って。
そして7、8分ほどで配膳。
ドンブリまでしっかり冷え冷え♪

　ご主人：「無料でライスも付けられますが」
　自分：「あー、ライスはいいです」

冷やしはきっと淡麗系だろうし、ならライスは合わないかなー？って。
ではいただきまっす～。


どんぶりだけでなくスープもしっかりひえひえ♪
しかし煮干しの旨味がぎゅうううっとたっぷり！
でも苦みやエグミは全然なし。
予想通り淡麗系なのですが、冷製なのにこれだけ味に厚みがあるとは…これはレベル高いわ！

細麺はしっかり〆られていてコリッコリのコシっぷり♪
ちゅるちゅる、コリコリ、うまうま♪
その細さゆえに冷製ニボスープの絡みもバツグンです。
これは細麺にして正解だったかな。

トッピングは２種のお肉にナルト、水菜、大葉、刻みタマネギにメンマ、そして味玉。
鶏ムネと豚肩ロースはどちらも低温調理でしっとり＆クニュっと♪
刻みタマネギはかなり荒いカットなんですが辛みはゼロ。
荒々しいシャキシャキ感がたまりません。
そして地味に大葉の風味がすごーーく冷製ニボスープに合ってました。
味玉は甘みが強く、これが他店の30%offの価格だと思うとお得感あるねー。


…しかし…。
冷製で淡麗なのにこれだけ味に厚みがあると思わなかったな…
…こうなってくると……

　自分：「すみませーーん、ライス少しだけ頂けますか？」

結局、前回と同じく後付け注文！

　ご主人：「こちらアラレです。お茶漬け風になるのでゼヒどうぞ！」

あら、嬉しいサービスが付いてるジャナイノ！
ざらざらーっとアラレを振って残ったスープをじゃぶじゃぶと。
そしれレンゲですくってがっぷり♪

んー♪んー♪んー♪
美味い♪
っゃっゃライスにウマウマ冷製ニボスープに香ばしいアラレ。
美味いに決まってます♪


ごちそうさまです。
いやー、冷やしもしっかり美味かったですね！
あと冷製であってもここではライスはマストです♪

濃厚煮干味玉入り　860円
和え玉　　　　　　200円


本日のラーは高田馬場の「鶏そば　なんきち」さんにて。
「鶏そば」なんて冠してるくらいだから当然ウリは鶏系ラーメン…
なんですけど、どうも先達のレビューを読んでると…

　ここ、結構ガチのニボラー出してんじゃね？？

なんて考えがムクムクと…
むぅ、とは言えニボラーは常々食べ散らかしてるしなぁ…
鶏パイタン、長い事食べてないしなぁ…

むぅ…などと決めきれずにお店に着いてしまう。
開店と同時にすんなり一番客として入店。

そして券売機…！

ああ！次の客が来た！自分がボタン押すのを待っテル！！

ううううう…む？「和え玉は煮干系にオススメです♪」だとぅ！？

「濃厚煮干味玉入り」＆「和え玉」ポチポチー

という事で和え玉が決め手となり、ニボラーにした次第です。

適当な席に着いて食券提出。
すると店主からランチサービスに着いて尋ねられました

　店主：「ランチタイムはライスがサービスになりますが如何でしょうか？」
　あちき：「あー、ライスはいいですー」
　店主：「半分や一口サイズなども可能ですので、お食事中でもお気軽にご注文ください」

丁寧やなぁ…
それにヤケにライス押してくるね。
ふぅむ…ん？

　「残りスープにご飯投入を強くオススメします！」

なんて張り紙まで！
うーむ…でも和え玉も頼んじゃってるからなー；
まあ店主の言う通り、食べてみてイケそうだった頼んでみるか…

などと思案してると配膳。
おお、ピンク色のレアチャーも美しい一杯ではないですか♪
んじゃ頂きます！


まずはネズミ色したどろんちょスープから♪

じゅるり…

う～～～ん、ドッ濃い！！
煮干の旨味をぎゅううううっと凝縮させた、超濃厚ニボニボ味。
でもニボイだけでなくコクのある甘みも持たせてあるため、意外と食べやすかったりします。
この超濃厚ニボと甘み…最近流行りの濃厚ニボのツボをキチンと抑えた仕上がりですね。

麺は低加水の中細麺。
硬めの茹で加減で、バツっとした丈夫なコシと芳醇な小麦の風味が魅力的♪
無骨な麺だけどコレ好きだわぁ～♪

トッピングはやはりレアチャーがイイ！
クニュっとした食感でお肉の旨味もとろりんちょ♪
刻み玉ねぎ＆白髪ネギもニボニボスープには必須と言えるほどの相性の良さです。
味玉はシンプルな塩味オシな仕上がり。
そのままでも美味しいですが、スープに浸すと違和感なく美味しさあっぷっぷ♪


で、麺を食べきる前に和え玉オーダー！
１分くらいで配膳された和え玉は…

　　デケェ！！

あ、あれ？なんか麺の量、最初の一杯より多いくらい入ってないかコレ！？；
フツーの”替え玉”だと100ｇ程度ですけど、これ倍近く入ってるように見えるんだけど…
まあ十分食べきれる量さね！

とりあえずぐーりぐりぐりぐりっ♪っと混ぜてそのままバクリっ♪

うんうん、この香ばしい醤油ダレ、ニボラーとは全然方向性が違いますね。
旨味十分ながらもまろやかで実に食べやすい油そばです。
で、それを半分ほど食べた段階で余ってたニボスープにどぼーん。

ん～～～…やっぱこのニボスープつえー（笑）
醤油ダレの味わいが完全にニボスープに飲まれちゃうのね。
いやだから問題あるって訳じゃなくて美味しけりゃなんでもＯＫよ♪

ふぅ…大盛の和え玉も食べきった…
でも…まだ…スープがちょっと残ってるなぁ…
お店…ライス…オススメかぁ…

…

……

　あちき：「スミマセーーン、ライス、一口サイズでお願いできますか？」
　店主：「はい、承知しました～」

もしも店主が
「”半分で”って言ったのにいつもほぼ一杯分入れて来る母ちゃん」
的な属性を持ってたらどうしよう…
なんて心配もしましたが、届いたライスは見事な小サイズ。
さすがに男性店主が母ちゃん属性持ってる訳ないか。

豆サイズのライスを残ったスープにどぼーんしてかるーく混ぜ混ぜ。
雑炊風にしてズズっとな♪

…うんうん、ライスとも違和感なくマッチするわ～～～！

もうガツガツっと２口３口、一瞬で食べきってしまいました。


ごちそうさまです。
鶏そばの店ですが煮干そばもガチです。
ニボニボラーメンで売ってる第一線のお店とも五分に張り合えるクオリティ…
なんで行列出来てないんだろ？？
馬場の若もんにゃニボニボ系は受けないのかな？
「鶏そば」って看板だからニボが中々浸透しないのかな。