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店名 |
移転
らぁ麺やまぐち
|
---|---|
ジャンル | ラーメン |
住所 | |
交通手段 |
・JR山手線「高田馬場」駅より、徒歩11分 面影橋駅から363m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算 |
¥1,000~¥1,999 ¥1,000~¥1,999 |
予算(口コミ集計) |
|
支払い方法 |
カード不可 |
席数 |
13席 (カウンターのみ) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間、カウンター席あり |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
お子様連れ |
子供可 |
ホームページ | |
オープン日 |
2013年1月8日 |
備考 |
臨時休業情報などはtwitterをご参照ください。 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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高田馬場シリーズ第32弾 2016・7.14
激戦区高田馬場では現在人気No1のラーメン店といってもよいだろう「らぁ麺やまぐち 」。店主は「第2回ラーメントライアウト」で準優勝し、同施設に2007年10月4日「麺屋にゃみ」を出店。その後、府中の有名店「麺創研かなで 紅」を経て2013年1月8日に自身の名を冠して独立開業した。2015年9月には東陽町に2号店となる「らぁ麺やまぐち 辣式」をオープンしている。
夜の訪問でこの日はあいにくの雨模様。しかしそれが幸いしてか、並びはなくすんなりと入店することが叶った。
【アクセス】
高田馬場駅から早稲田通りを早稲田方面にしばらく進み、明治通りを越えて郵便局向い右手、木目と白壁の外観が目印。店名が書かれたメタリックな看板が印象的である。
【店内】
白を基調としたスタイリッシュな雰囲気はコの字カウンター13席。エコ箸、ペーパーナプキンに水はセルフ。高めの椅子の下には荷物籠の用意があり、各席にランチョンマットが配置されている。
基本メニューは鶏そば、追い鰹中華そば、鶏つけそばの3種類。他にも地鶏とろ丼、ロースト豚丼といったご飯ものと、そのセットが用意されている。
今回は入口券売機から「特製鶏そば(1000)」を購入した。
食券を渡し、7分で提供。鶏油がキラキラと輝く琥珀色に、風味豊かな香りが食欲をそそる。
【スープ】
「比内地鶏」をはじめ、「吉備黄金鶏」、「清流若どり」を独自にブレンドした鶏100%のスープ。タレは「三年熟成再仕込み生揚げ醤油」と「丸大豆生揚げ醤油」の2種類の生醤油をブレンドして、店で時間をかけてじっくりと火入れを行っているとのこと。
一口頂くと、なんと鶏の旨みが強いことか。オイリーな鶏油のこってり感を深みのある醤油が支えることによって、まろやかさと同時にキレ味の鋭さを併せ持つ。実直で変な甘さがなく、鶏油と鶏と醤油がバランスよくまとまった重層的な味わいである。
【麺】
京都の老舗製麺所「棣鄂」と共同開発した麺は平打ちの中細ストレート。
意外だった。国産の小麦粉数種を使った加水率高めの麺は、滑らかでありムチッと低反発する不思議な食感。それゆえか、まるで麺そのものに味がついてるのかと思いたくなるくらいにスープの旨みを十分に纏っている。券売機に「茹で加減固めはお勧めしません」とあったが納得。このスープにあってこの麺というべきか、あまり対峙したことのないタイプで個性的。
【トッピング】(鶏チャーシュー、豚チャーシュー、味玉、メンマ、ネギ、カイワレ)
鶏チャーシューと豚チャーシューがそれぞれ2枚づつ。
<<鶏チャーシュー>>
特製の調理液に漬けこんだというチャーシューは、葛仕立てということで表面に片栗粉をまぶしたようなニュルっとしたトロミがついている。ほろほろと柔らかく上質な仕上がりとなっている。
<<豚チャーシュー>>
香味野菜で下味を付け一晩熟成させた豚の肩ロースを低温でじっくりとロティし生揚げ醤油に漬け込み仕上げたもの。余分な脂身がなく、噛むほどに肉の旨みを感じる。
【サービス】
店主含め男性2名体制で大人しめの接客対応。客が何度もコールしているのだが、厨房にいるときは全く声が届いていないようだ。
【CP】
満足度からするとコスパよし。
【総評】
旨みを引き出す絶妙なバランス感覚は、数多くある鶏そば店の中でも頭一つ抜けた存在。また卓上調味料が一切無いことからも自信が表れている。
あっさり派の人にも、こってり派の人にも納得の出来で、高田馬場からは少し離れた立地だが、わざわざ訪れる価値は十分にある。