無料会員登録/ログイン
閉じる
気になるお店はこちらで保存ができます
空席確認・ネット予約
閉じる
リクエスト予約希望条件をお店に申し込み、お店からの確定の連絡をもって、予約が成立します。
1 予約の申し込み
ご希望の条件を当サイトよりご入力ください。
2 お店からのメール
ご予約が承れるか、お店からの返信メールが届きます。
3 お店へ来店
予約が確定した場合、そのままお店へお越しください。
電話なら予約できることがあります
閉じる
03-3203-4591
最新の情報は直接店舗へお問い合わせください。
献杯!
口コミが参考になったらフォローしよう
海原魯山人
利用規約に違反している口コミは、右のリンクから報告することができます。問題のある口コミを連絡する
海原魯山人さんの他のお店の口コミ
店舗情報の編集
閉じる
「みんなで作るグルメサイト」という性質上、店舗情報の正確性は保証されませんので、必ず事前にご確認の上ご利用ください。 詳しくはこちら
店名 |
金城庵 本館(きんじょうあん)
|
---|---|
ジャンル | そば、天丼 |
予約・ お問い合わせ |
03-3203-4591 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
都電荒川線「早稲田」駅改札を出て右に横断歩道を渡りすぐ 早稲田駅(都電)から124m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
¥1,000~¥1,999
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード可 (AMEX、JCB) 電子マネー不可 |
サービス料・ チャージ |
サービス料なし、お通し代200円 |
個室 |
有 (30人以上可) |
---|---|
貸切 |
可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | 落ち着いた空間、座敷あり |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 一軒家レストラン |
お子様連れ |
子供可 |
オープン日 |
1919年 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
食べログの会員になるとレストラン情報を編集する事ができます!この機会に是非ご登録ください!
この店舗の関係者の方へ
食べログ店舗会員(無料)になると、自分のお店の情報を編集することができます。
店舗会員(無料)になって、お客様に直接メッセージを伝えてみませんか? 詳しくはこちら
店舗会員になると、無駄な広告費をかけずに効果的なPRができます。詳しくはこちら
紙ではできない予約管理を。いますぐ無料ではじめよう。詳しくはこちら
既に会員登録が完了している方はこちらからログインできます。ログインはこちらから
学生のコンパというものを、
ビールののどごしの旨さを、
酒に酔う愉しさを、初めて知ったのが、この金城庵の2階だった。
今日、それらすべての初めてをしつらえてくださったS.K先生が亡くなったことを、知った。
4年次の後期試験中、90分後に試験をひかえているにもかかわらず、A教授にちょいと昼酒一杯をと誘いこまれたのも、この金城庵ではなかったか…。
いい気分になりすぎて受けたその試験は、先輩から一番の堅物だと申しおくられていたB教授のものだった。
一緒だったXは、この一杯の酔いのために教職免許を取得できなくなりそうだと察知し、その堅物B教授のご自宅に、一升瓶をもって頭を下げに訪ねたら、「これだから体育会の者は…」と、塩をまかれたという。
「粋」の両極にあり、ともっぱらだった両教授。にもかかわらずつい、A教授に誘われた際に(別極にある)B教授の試験が控えているといい、B教授に頭を下げに行った際に(別極にある)A教授たっての誘いを断りもできず、などと「時と場所を選ばぬ正直さを口にしたことが、かえって社会を知る第一歩になり…」とは、一年遅れの卒業で民間会社に就職したXがよこした便り。
しかし、決して私のせいにはしなかったな。その人間性が、なつかしい。
一杯のもりそばが、途中から鼻水まじりになった。
長い長いご無沙汰を超え、どうでも今日ばかりはと足を運びながら、その鼻水につゆ味がかき消されてゆく。
かたわらにあった安部球場は、もはやない。
おりしも、五木寛之さんが「青春の門」最終章を書き継ぐという報が入ってきた。あのころ、私の周囲の幾人もが「あのモデルは、あの場面は自分にちがいない」などと、エピソードや状況・心象描写を自身になぞってうそぶいた。
馬鹿だねぇ…。年代がちがうのによ~。…わろてまうで、ほんま…。
あっ、お姉さん…ビールもう一本、それに…なま。お願い!
えっ、どう見ても年輩のあなたにお姉さんと呼ばれるのはって?! そんな…
学食のおばちゃんとかわす二言三言で、胃袋と財布のすき間をうめていた者にとっては、定食が50円高い生協食堂ののれんでさえ、きらびやかだった。まして、市井のお店に足をふみいれる、その敷居ごえだけで「祭り」気分だった、な。
思えば、ずいぶん遠くへ来たものだ。
S.K先生に、献杯!