【勝手に比較】トノサマカルビ vs 焼肉ライク : トノサマカルビ

（比較記事Ａ　一人焼肉の訪問です）

食べログレビュワーをやっていると新しい嗜好を広げられるというメリットを感じる時があります。
私の場合は「立ち飲み」「手打ちうどん」などがその典型で、レビュワー皆様の記事を見るつれて次第に興味を持つようになり、今では訪問が楽しみになってきました。

「一人焼肉」もその一つです。
ぶっちゃけ言えば、そんなに肉を食べたいなら焼肉丼でいいじゃん…なんて思っていましたので、ある一人焼肉の店をレビューに上げた時は、やや批判的な気持ちが入っていたものです。

ところが、その店は皆様には意外なほど好評でした。
清潔な店内と一人で気軽に入れる環境は、レビュワー様にも世間の人ににも一定の支持があったのです。私の周りを聞いてみても同種の業態店はかなりの頻度で利用されているようでした。

そこで、今回は一人焼肉の先行ブランドである「焼肉ライク」と「トノサマカルビ」を連続訪問して感想を書いてみようと思いました。不得意なしかも実質初めてのジャンルですので、齟齬があるかと思いますが何卒お許しください。

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さて、今回の訪問は2店になります。
高田馬場にあるトノサマカルビ　と　御徒町にある焼肉ライク　です。

トノサマカルビは吉野家ＨＤの子会社になる株式会社スターティングオーバーにより経営されています。この会社は吉野家グループの新規ブランドの開発も担っているようで、池袋にある牛若丸は私も行ったことがあります。トノサマカルビの出店は平成30年4月からで、今のところ店舗は高田馬場1店だけのようです。

排煙設備などは清潔に作りながら、カウンターやイスなどにはしっかり木材を使って落ち着きを持たせていて、席を横一列に並べて作ることにより客同士の目線を意識させない配慮を感じます。

席の左右どちらかには、ほうれん草のナムル、もやし、キムチの三種類が置かれていて取り放題になっています。私などは焼肉屋では野菜繊維が欲しくなりますし、そもそもキムチが好きなのでありがたいです。さらにニンニクや唐辛子もちゃんと準備されていて、一人で入る店ですから誰に気を使うこともありません。遠慮使うことも出来ますね。

入口の券売機で注文を選びます。
定食的メニューの最低価格は690円のようですが、比較のため標準的メニューにあたる2段重（秘伝＝普通？たれ・辛みだれ）を注文します。1080円です。
量的には満足度は高いですね。調べてみると1段です90ｇとありますから2皿で180ｇなのでしょうか。ご飯については注文時に大盛が可能になっていますので、この料金でもかなりの満腹感を得ることが出来るでしょう。

肉は席に着いてから30秒で提供されましたので作り置きがされているようです。食品提供の店ではどうかという考えもあるかとは思いますが、カウンターの裏で作業も見える環境ですし、店内清掃はかなり気を使っていると感じましたのでさほど問題はないでしょう。前後の店員さんの動きにはも全く無駄を感じませんでしたし、提供までの早さを何より優先させるのは、吉野家ＨＤの強みなのだと思います。

肉質はまぁ標準的だと思います。念のため2回目の訪問で、上位である熟成カルビ＆ハラミ（サガリ）定食を注文しましたが、価格上昇分として2皿の内1つが、肉厚のハラミに変更になります。一方で味付けはちょっと甘いかなぁと思いました。基本的につけダレ三種から選択なので、私が選んだ秘伝（＝普通）ダレですらかなりタルい印象がありましたので、好みが分かれるかもしれません。
ただし、よく考えるとこれはクセになると同意語なんですよね。いやむしろ、狭いカウンターの中で、タレを用意しての作業が軽減されるのは面倒が無くて良いのでは？なんて二回目の訪問で思ってしまいました。


総評としてはサクッと食べるには本当に便利な店です。、ナムル取り放題というのがとにかく嬉しい上に、店員さんの対応も良くて開放的な店環境も好印象でした。

焼肉ライクの頁でも書きますが、評価は甲乙付けがたいです。それぞれに強い弱いがあります。主な当店の強みとしては
■食券制なので消費税込みの料金表示
　→コスト的にはやや勝っている気がします
■ナムル等がとり放題
　→さすが吉野家ＨＤです（本家は紅生姜取り放題）
■他の客と全く目線が合わない
　→さすが吉野家ＨＤです（ライバルは対面式の席もある）
■提供がビックリするほど早い
　→さすが吉野家ＨＤです（早い安いうまい）
■店員の動きがが機敏で効率的
　→さすが吉野家ＨＤ

深夜まで営業している一人食事のありがたい店なんですね。
使える店だという事はよーく分かりました。