シャンの料理を再確認 : ノング インレイ

この口コミは、浜田信郎さんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。

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¥6,000~¥7,9991人
  • 料理・味-
  • サービス-
  • 雰囲気-
  • CP-
  • 酒・ドリンク-
2020/02訪問1回目

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¥6,000~¥7,9991人

シャンの料理を再確認

 去年の7月に続いて、2度めのミャンマー料理「ノングインレイ」である。
 去年は9月にミャンマー出張が予定されていて、その前に『ミャンマー料理のリハーサルを』ということで、この店に来たのでした。
 その後、そのミャンマー出張は12月に変更になったのですが、現地1泊、機中1泊の2泊3日という弾丸出張だったのでした。(→ミャンマー出張の記事
 今回は、『ミャンマー出張の経験を活かして、改めてミャンマー料理を食べてみよう』ということで、同じ職場のAさんと二人で、再び「ノングインレイ」にやって来たのでした。

 『ミャンマー出張の経験を活かして』といっても、なにしろ現地1泊だったので、ほとんど現地の料理を食べる機会はありませんでした。
 帰国前に連れて行ってもらったシャン料理レストラン「シャンヨーヤー(ShanYoeYar)」での食事が、唯一の本格的なミャンマー料理だったと言えるぐらいでしょうか。
 あと、二日目のホテルの朝食でいただいた、ミャンマーでの朝食の定番「モヒンガー」も、もう一度食べてみたい料理ですね。
 メニュー写真が、「ノングインレイ」で食べることができる、シャン料理を中心としたミャンマー料理の一部です。
 この写真の中にある値段も含め、これ以降の価格表記はすべて税別表記です。

 席に着いたら、なにはさておき、まずはビールで乾杯だ。
 前回は、現地での事情を知らなかったこともあり、「アサヒスーパードライ中瓶」(500円)をもらって乾杯した。
 しかし、現地でミャンマービールが美味しいことを知った今は、もちろん「ミャンマービール(330ml缶)」(600円)での乾杯である。
 このミャンマービール、ヨーロッパの選手権で何度も金賞を受賞するなど、世界でも評価されているビールなんだそうな。

 そして料理。前菜的な位置づけとして注文したのは、発酵させた茶葉を豆などと混ぜて食べる「お茶葉のサラダ(ラペットゥ)」(800円)である。
 茶葉を『発酵させた』というところが面白いでしょう!?
 このあとの料理にも出てきますが、『発酵』はミャンマー料理のキーワードのひとつでもあるようです。
 日本と同じように発酵食の文化があるんですね。

 2品めは、「乾燥高菜のスープ(豚足入り)」(900円)である。

 お吸物的なスープをイメージして注文したんだけど、その中に入っている豚足の大きいこと!
 こういうスープ仕立ての豚足というのもいいもんですねぇ。豚足がトロトロじゃ。

 そしてこれがスープの中の乾燥高菜です。
 この料理は「乾燥高菜のスープ」(600円)というのがベースであり、それに豚足が入ると「乾燥高菜のスープ(豚足入り)」(900円)になるようだ。
 オリジナルのほうの「乾燥高菜のスープ」を選ぶと、もっとスープ(吸物)っぽかったのかもしれませんね。
 他にも「ハイビスカスのスープ」(700円)や「蒸し鴨と高菜漬けのスープ」(800円)があります。
 食材に高菜漬けや乾燥高菜があるところにも親しみを感じるなぁ。

 2本めのビールは「ミャンマービールダブルストロング8%(330ml缶)」(600円)である。

 3品めの「お肉とお米の皮無しソーセージ(牛・豚)」(800円)は、メニューの中の『おつまみ』というジャンルの中にある一品。
 肉と米を発酵させて蒸したものだそうだ。

 この皮無しソーセージを小皿に取り、お好みで卓上に置かれた調味料で、味を調整する。
 調味料は、写真の一番手前にある「唐辛子パウダー」から時計回りに、「揚げた唐辛子の入ったラー油」、「ナンプラー(魚醤)」、「唐辛子の酢漬け」である。

 4品めは煮物。「短頭鯰カレー(ナークーチョーチェ)」(800円)、ナマズの香菜カレーである。

 小鉢に取って食べ進むと、ナマズは骨ごと煮込まれている。
 骨付きのナマズからいい出汁(だし)が出るのかな。

 5品めの焼き物は、メニューの『焼き物・炒め物』のページから、「鯉の熟(な)れ焼き」(800円)を注文した。
 これは発酵させた鯉を香ばしく焼き上げたもの。

 どうやって発酵させるかというと、これがまた日本の熟れ鮨(なれずし)と同じで、鯉を米飯と塩で乳酸発酵させている。
 だから上の写真のように、鯉のお腹の中には米飯がいっぱい詰まっているのだ。
 ところが、熟れ鮨にありがちな、独特の発酵臭はまったくない。
 ただただ旨みが強いだけという、ありがたい料理に仕上がっているのだ。

 ビールに続いて、飲みものは「シャン酒(1合)」(600円)をもらう。

 このシャン酒は、焼酎に10種類の薬草を浸けこんだ元気になるお酒なんだそうで、店内で作られている。
 養命酒のようなものなんだろうけど、甘みがまったくないので、呑兵衛にも飲みやすい。

 さぁ、いよいよお待ちかねの「モヒンガー」(800円)。ミャンマーを代表する麺料理である。(6品め)

 その「モヒンガー」と同時に注文した、揚物の「ペィチョウ」(500円)も、「モヒンガー」と同時に出された。(7品め)
 「ペィチョウ」は豆の天ぷらで、「モヒンガー」に入れたり、そのまま食べたりする。

 「モヒンガー」は、ナマズ出汁のスープに、米でできた麺を入れたもの。
 ミャンマー人の朝食の定番で、屋台をはじめ、街中のいたるところで食べられている料理なんだそうな。
 日本の立ち食いそばと同じような位置づけなんだろうか。
 さつま揚げのような練り物が入っているところも、日本の料理に近いものを感じる。

 「ペィチョウ」は、そのままカリカリと食べてもつまみになるし、上の写真のように「モヒンガー」の汁に浸けこんで、フニャフニャにして食べるのもうまい。
 「どん兵衛天ぷらそば」の『あとのせサクサク天ぷら』みたいなもんだな。

 飲みものは、ミャンマーそば焼酎「みんがらーば」(500円)をもらう。
 このそば焼酎は、高原地帯シャンでとれた蕎麦を原料にして造られたもの。
 『ミンガラーバー』というのは、「おはよう/こんにちは/こんばんは」みたいな意味のあいさつの言葉。ミャンマー語には時間による、あいさつの言葉の違いはなくて、1日中いつでも『ミンガラーバー』だけでいいそうだ。

 最後は「ミルクティーとイチャクゥェ(3個)のセット」(600円)で締めくくる予定だったのだが、今日は『イチャクゥェ(揚げパン)』は作っていないとのこと。残念!
 「ミルクティー」(400円)だけをいただいて〆とした。
 ゆっくりと3時間ほど楽しんで、今夜のお勘定は二人で12,540円(ひとり当たり6,270円)でした。どうもごちそうさま。
 改めて、シャンの料理と、日本の料理の共通点に気づくことができました。
YouTube動画

  • ノング インレイ - ミャンマー料理「ノングインレイ」

    ミャンマー料理「ノングインレイ」

  • ノング インレイ - メニュー写真

    メニュー写真

  • ノング インレイ - 「ミャンマービール(330ml缶)」(600円)

    「ミャンマービール(330ml缶)」(600円)

  • ノング インレイ - 「お茶葉のサラダ(ラペットゥ)」(800円)

    「お茶葉のサラダ(ラペットゥ)」(800円)

  • ノング インレイ - 「乾燥高菜のスープ(豚足入り)」(900円)

    「乾燥高菜のスープ(豚足入り)」(900円)

  • ノング インレイ - 中に入っている豚足

    中に入っている豚足

  • ノング インレイ - スープの中の乾燥高菜

    スープの中の乾燥高菜

  • ノング インレイ - 「ミャンマービール ダブルストロング8%(330ml缶)」(600円)

    「ミャンマービール ダブルストロング8%(330ml缶)」(600円)

  • ノング インレイ - 「お肉とお米の皮無しソーセージ(牛・豚)」(800円)

    「お肉とお米の皮無しソーセージ(牛・豚)」(800円)

  • ノング インレイ - 卓上に置かれた調味料

    卓上に置かれた調味料

  • ノング インレイ - 「短頭鯰カレー(ナークーチョーチェ)」(800円)

    「短頭鯰カレー(ナークーチョーチェ)」(800円)

  • ノング インレイ - ナマズは骨ごと

    ナマズは骨ごと

  • ノング インレイ - 「鯉の熟(な)れ焼き」(800円)

    「鯉の熟(な)れ焼き」(800円)

  • ノング インレイ - 鯉を米飯と塩で乳酸発酵

    鯉を米飯と塩で乳酸発酵

  • ノング インレイ - 「シャン酒(1合)」(600円)

    「シャン酒(1合)」(600円)

  • ノング インレイ - シャン酒は自家製

    シャン酒は自家製

  • ノング インレイ - 「モヒンガー」(800円)

    「モヒンガー」(800円)

  • ノング インレイ - 「ペィチョウ」(500円)

    「ペィチョウ」(500円)

  • ノング インレイ - 取り分けた「モヒンガー」

    取り分けた「モヒンガー」

  • ノング インレイ - 「ペィチョウ」も投入

    「ペィチョウ」も投入

  • ノング インレイ - ミャンマーそば焼酎「みんがらーば」(500円)

    ミャンマーそば焼酎「みんがらーば」(500円)

  • ノング インレイ - 「ミルクティー」(400円)

    「ミルクティー」(400円)

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浜田信郎

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店舗情報(詳細)

店舗基本情報

店名
ノング インレイ(Nong Inlay)
ジャンル 東南アジア料理、カレー、バー
予約・
お問い合わせ

050-5571-7394

予約可否

予約可

住所

東京都新宿区高田馬場2-19-7 タックイレブンビル 1F

交通手段

JR山手線「高田馬場駅」早稲田口より、徒歩1分
西武鉄道 新宿線「高田馬場駅」早稲田口より、徒歩1分
東京メトロ 東西線「高田馬場駅」2出口より、徒歩1分

高田馬場駅から162m

営業時間
    • 11:30 - 23:00

      L.O. 22:00

予算

¥2,000~¥2,999

~¥999

予算(口コミ集計)
¥2,000~¥2,999 ¥1,000~¥1,999

利用金額分布を見る

支払い方法

カード不可

電子マネー不可

席・設備

席数

42席

個室

(10~20人可)

団体貸切、可能です。要相談。

貸切

(20人以下可)

禁煙・喫煙

分煙

2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法)が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。

駐車場

空間・設備

オシャレな空間、落ち着いた空間、カラオケあり、バリアフリー

メニュー

ドリンク

日本酒あり、焼酎あり、ワインあり

料理

野菜料理にこだわる、健康・美容メニューあり、ベジタリアンメニューあり

特徴・関連情報

利用シーン

家族・子供と 知人・友人と

こんな時によく使われます。

ロケーション

隠れ家レストラン

サービス

テイクアウト

お子様連れ

子供可(乳児可、未就学児可、小学生可)

ドレスコード

無し

ホームページ

http://nong-inlay.com/

電話番号

03-5273-5774

備考

QRコード決済はPayPayご利用頂けます。

同フロア(104号室)にノング インレイ Ⅱが出来ました。Ⅱにカラオケあり。
Ⅱでは、貸し切り10名程度から受け付けていますのでご相談ください。

初投稿者

PriPriGoPriPriGo(425)

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