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京夏終空さんの他のお店の口コミ
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店名 |
閉店
ギャラリー&カフェ Cool(ギャラリー&カフェ クール)
|
---|---|
ジャンル | カフェ、かき氷 |
住所 | |
交通手段 |
鬼子母神前駅から463m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算 |
~¥999 |
予算(口コミ集計) |
|
席数 |
13席 |
---|
利用シーン |
|
---|---|
ホームページ | |
初投稿者 |
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過去に躊躇して入れなかったが、ようやく訪問するコトができた。
豊島区雑司が谷界隈。
この界隈は、池袋周辺では珍しく、下町っぽい雰囲気の昔からの商店街や路地裏がたくさんあり魅力がいっぱいだ。
以前「鮨義」や、天ぷらの「結城」をレビューした。
雑司が谷の「弦巻商友会」という商店街。その道から、やや中に入ったトコロにこの店はある。
ん?、店…。もちろん「店」なのだが、外見は普通の住宅。そう、看板や貼り紙がなければ、普通の住宅でしかない。
玄関だって、そうだ。勝手に開けてイイと書いてあるが、初めてでは躊躇わずに開けるコトはできない。
玄関を開けると更に難関は続く、スリッパに履き替え、目の前の階段を2階まで上がるのだ。ギャラリーっぽく、階段の壁には写真や絵が飾られているのだが、果たして、このまま上っていって良いモノなのか?
そして、2階に着く。お店らしい雰囲気が待ち構えているかと思えば、普通の住宅の廊下である。
何と、最奥まで行かねばならない。いや、最奥もどん突きなので、まだお店らしい景色には出会えない。
そうして、そのどん突きの右側に開けた空間を見て、ようやく、あぁやはりココは店だったんだ。と、安堵する。
いや、それ以上に、その空間が、あまりにもお店らしくて嬉しくなる。
キッチンがあり、カウンター席があり、テーブル席がある。
先客が2名カウンターに陣取っている。ならばと、テーブル席の方へ歩みを進める。
椅子に座ると、メニューが手渡される。一応、ココに入る前に下にあった看板でメニューは確認してきた。しかし、それ以上にいくつか書かれていたので、やや迷う。決め打ちするハズだった「ダッチコーヒー」(500円)を含んだ興味深いメニューがあったので、ソレを告げた。
「ダッチコーヒーとアイスコーヒー飲み比べ」(700円) ―― そう、ダッチコーヒーもアイスなのだが、さらにこの店の普通のアイスコーヒーと飲み比べができるというメニュー。面白い。そして、お得だと勝手に判断した。
両方並べて出される。どちらから飲むのが正解か考え、とりあえずアイスコーヒーから試す。うん、美味しい。普通の、とは言われたが、コレだけで十分美味しい。苦味がまろやかな感じで、味がまとまっている感じのアイスコーヒー、イイ。
次に、難しい感じのグラスに入れられたダッチコーヒーへいく。ダッチコーヒーは水出しで、3日間ほどかけてつくられると云う。
僕の地元・池袋西口で愛用している「珈琲 蔵」では8時間とか12時間だと認識している。ソレを、3日間とは!との想いで飲んだが、思いの外、濃厚さは少ない。いや一般的なアイスコーヒーに比べれば十分濃厚なのだが、単なる濃さと言うより質感とでも言おうか、深い。そう、「濃い」というより「深い」。口あたりは、どちらかと言えばサッパリしているのに、舌の上でころがすと、どんどん深みが増してくる。そして、鼻に抜ける酸味を伴った重厚な香り。
お話をお聞きしたら、インドネシアの「ミスティマウンテン」という豆のミディアムロースト程度を主体に、モカとキリマンジャロをブレンドしていると云う。
飲み比べというより、各々、どちらもたいへん美味しくいただいた。
ごちそうさまでした。
また、いろいろなコーヒー談義にお付き合いいただきありがとうございました。
さて、この店、「ギャラリー&カフェ」である。もう一つの宿題であるギャラリーの方にも話を移そう。
廊下のどん突きの右側にこの店があると書いた。その左側がギャラリーになっているのだ。月単位とかで内容は変わると聞いた。また、個展などにも使われるという。
今現在、展示されているのは写真である。カフェのマスターであり、オーナーであるこの店の店主さんが撮られた写真である。いくつかの題材に則って、展示されている。僕は、写真や絵画については、見るのは好きではあるが、勉強したコトがない。だから、全くの素人ではあるが、なかなか興味深い写真たちであった。どうしても、絵にしか見えない1枚の写真に釘付けになったりもした。
食べログであるので、コチラの方は、このへんで…。と言って逃げる。(笑)
いずれにせよ、こういう一風変わったカフェで有意義な時間を持てたコトは嬉しい。
自宅をラーメン屋やそば屋、また寿司屋にしたり、レストランにしたりしているお店には、今まで何度か経験はしてきた。
看板すら出していない店だってあった。隠れ家的価値観を評価し過ぎるあまりに、味のコトに寛容になっているような例もいくつか見てきたつもりだ。
しかし、この店は「味」がまずあって、ギャラリー併設という雰囲気があって、そして、隠れ家的価値観をプラスしているという順である気がする。
コーヒーのコト以外にも、いろいろお話をさせていただいた。
また、お邪魔させていただきます。
<メニュー情報>(2017.1.11現在)
ホットコーヒー・紅茶300円、アイスコーヒー・アイスティー350円、ダッチコーヒー500円、コーヒーフロート・コーラフロート450円、あんみつ500円、クリームあんみつ700円、おしるこ(もち入り)500円、ケーキ各種400円~、ケーキセット700円~、ちょい厚トースト250円などなど、他にもあり。
<営業時間等>
定休日は日曜日と、他に有り。ホームページに詳細とのコト。
時間は、13:00~18:00
店内は禁煙。ベランダに喫煙スペース有り。
※店舗登録がすでになされていたが、こういう感じのお店の性質上、キチンとお尋ねした。そして、食べログ掲載の件については、快諾をいただいたうえでの投稿である。
(文責:京夏終空、2017.1.11)
(口コミ初投稿、464軒目)
(既登録店、情報修正・追加等行わず。)
(※写真は、後日掲載。)