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ランチタイムのセットメニューは多彩
昼に目白まで行く用事が有ったので、久しぶりに立ち寄る。
12時前のため先客はまだ一組という状況で、手前の6人掛けの大テーブルの窓際の席を選ぶ。
昼は蕎麦に丼物を組み合わせたセットが色々と用意されており、値段的にもお得なのでほとんどの客がこちらを注文するようだ。
私も今回は食事主体のため、この中から「海老と季節野菜の天そばとアジの小丼ぶり」を選択。
蕎麦は冷・温が選べるが、季節が逆戻りしたような肌寒さのため「かけ」にする。
そうとは言え、しっかり頼んだ生ビールのジョッキを傾けるうちに、4.5分で一式が角盆で登場。
「天ぷら」は海老に、野菜は筍とこごみ。
揚げ上がりはカラッとしておらず海老の質もいまいちだが、野菜2種は悪くなかった。
わざわざ天つゆが添えられているが、蕎麦が「せいろ」ならまだしも「かけ」なのでこれは不要。
蕎麦は熱いつゆの中でも、ある程度の食感が保たれている。
このつゆも出汁が上品に香り、やや濃いめだが奥行きのある味わい。
天ぷらは天つゆよりもこちらに浸した方が味の相乗効果が生まれ、はるかに美味いことを確認。
「アジの丼」は普通のご飯の上に、醤油だれで和えた細切りの刺身が盛られ、葱・生姜・大葉・海苔・胡麻などが添えられている。
鯵は結構たっぷり乗っており、薬味類と混ぜ合わせた味わいはまずまず。
ご飯があまり美味しくなかったのが残念。
昼のセットはファミレスを思わせるマニュアルに沿った仕事で、味にもそのような部分が感じ取れる。
狭い店ながらメニューの豊富さは褒められるが、混み合うと相席必至となる雰囲気はやはり落ち着かない。
使い勝手の良い店だが、半端な時間帯を狙って一杯やってゆっくりすると言う利用の仕方が、最も相応しいようだ。
小体ながら使い勝手の良い、大手外食チェーン傘下の蕎麦屋
昼過ぎにこの近所で用事があったので、久々に思い出深い階段を上る。
時刻は1時半くらいであったが、7割の入り。
便の良さもあろうが、相変わらずの人気店のようだ。
季節の変わり蕎麦はそろそろ「ゆず」ではと思ったが、「かぼすそば」とのこと。
おすすめメニューの「穴子と舞茸天せいろ」の蕎麦を「かぼす」に替えてもらって注文。
これに瓶ビール(キリンラガー中瓶)を付けた。
大き目の角盆に一式がそろって登場。
「かぼすそば」は上に細かに刻んで散らされた皮が香りをプラスし、絞った果汁を加えて打っているのか、爽やかな味わい。
天ぷらの穴子は小さめだが、骨の素揚げも付いている。
舞茸は大きめのひと塊が1個。
いずれも揚げ上りはまずまず。
つゆは単一ではなく天つゆも別に添えられる'両者並存型'という、私のあまり好きではないスタイル。
しかしそばつゆは徳利で出されるため、天つゆの器に少しずつ加えながら、一体化させて美味さの相乗効果を図る手法をとったので、それなりの満足感は得られた。
これで2,000円ちょっとであるから、CP面でも良好。
サービス面では次々と入ってくる客さばきに追われて、多少雑な面も見られた。
(新規に5枚の写真を追加掲載)
≪2012年5月のレビュー≫
夜の予定の前にちょっと入れておこうと久しぶりに寄ってみた。
平日の5時少し前、こちらのような‘通し’の蕎麦屋は便利である。
まず「生ビール」を小グラスで。お通しには「揚げそばチップ」が付いた。
狭い店ながらメニューは実に豊富。
今回は掲示された‘おすすめ’から「ほたるいかの返し漬け」と「桜エビのかき揚げ」を選択。味も出来栄えもまずまず。
酒には現在23区内で唯一の酒蔵である「小山酒造」の「丸真正宗」を常温でもらう。
茶卓を敷いた大ぶりの‘湯呑み茶碗’のようなスタイルで出てきた。
蕎麦には‘変わり蕎麦’と‘せいろ’の両方を味わえる「2色そば」にする。
この時期の変わり蕎麦は「大葉切り」で、湯捏ねの更科粉に大葉のみじん切りを練り込んだものと思われるが、ややシソの香りが強いが清々しさは感じられる。
‘せいろ’は中太で切り斑も無く、香りは少ないが食感はなかなか良い。
つゆは「翁」の仕事が受け継がれた良い出来である。
蕎麦湯も自然体で、後味良く〆られたのは好印象。
昼夜通しのため奥もホールも何人ものスタッフが交代するが、一定のレベルは維持されていると思う。
突出したものは無いが、値段からすれば十分満足である。
「目白」は練馬の住民である私にとっては都心に通ずる道筋で、我が家からはバス1本であるため昔から馴染み深い所。
一歩入れば落ち着いた住宅街で、学生のころからこの辺りを散策するのが好きであった。
2階の窓から望む光景に昔の感慨が蘇り、心地良いひと時を過ごせた。
≪2010年9月のレビュー≫
表から見上げると、ビルの2階に日本家屋が乗っかったような外観。
狭く急な階段を昇り扉を開ければ、20席足らずの小体であるが落ち着いた空間が広がる。
こちらは‘ピザ宅配’からミシュランガイドに載る‘高級フレンチ’までを経営する、大手外食チェーンが手掛ける蕎麦屋の一号店。
呼び方が異なるが、同名の姉妹店が「成城」と「蒲田」にもある。
蕎麦屋を開くにあたっては「高橋邦弘氏」の指導を仰ぎ、一級の味を提供することを旨としている。
かつてこの道筋の先に「高橋さん」の最初に開いた「翁」が在ったため、「目白」には縁があるようだ。
大手資本が運営することは、良い点もあれば悪い点もある。
まず良い点は‘優れた食材の調達が比較的容易なこと’、‘店の造作や調度・器などに、ある程度の金が掛けられること’、‘そこそこの人材の確保が可能なこと’。
悪い点は経営面での方針が優先されて‘作り手の個性や主張が見えにくいこと’、‘接客がマニュアルに沿ったように、画一的になりかねないこと’などが思い当たる。
便が良いため、数回利用している。今回は昼下がりに寄ってみた。
料理は蕎麦屋の定番ものが主体であるが、今まではずれたことは無かった。
酒も一通りの品揃えで「蕎麦屋酒」を楽しむことができる。今回の「夏野菜の天ぷら」も、普通に美味かった。
二八で端正に打たれた「蕎麦」は、まずまずの仕上がり。
季節の「変わりそば」もあり、以前冬場に食した「柚子切り」は美味かった記憶がある。
「つゆ」は甘さが控えめなところは良いが、まろやかさが欠けていたのが残念。
「種物」は定番の他、今時はやりの‘ぶっかけ’系に創意が見られる。
昼時は一般の蕎麦屋と同様に、丼物との「セットメニュー」なども商い、食事客への対応も怠りない。
小規模の店にもかかわらず、多種多様なサービスの提供に、流石にバックがしっかりしていることが窺える。
和食のファミレスや居酒屋チェーンのような趣がどうしても感じられてしまうが、味の面では無難で接客にも不満は無い。
値段は全般的に安めで、少し時間をずらせば居心地も悪くない。
この店に関しては‘良い点’の方が勝っているようだ。
「年中無休」で、中休みの無い「通し営業」。
夜も結構遅くまで開いており、使い勝手の良いところも評価できる。
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蓼喰人
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蓼喰人さんの他のお店の口コミ
店名 |
吉祥庵 目白店(キッショウアン)
|
---|---|
ジャンル | そば、居酒屋 |
予約・ お問い合わせ |
03-3565-5833 |
予約可否 |
予約可 17時より予約可能 |
住所 | |
交通手段 |
JR山手線目白駅、徒歩3分 目白駅から283m |
営業時間 |
|
予算(口コミ集計) |
¥1,000~¥1,999
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、JCB、AMEX、Master) 電子マネー不可 QRコード決済不可 |
席数 |
20席 (大テーブル8席、4名×3卓) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 近隣に有料Pあり |
空間・設備 | 落ち着いた空間 |
コース | 飲み放題 |
---|---|
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、ワインあり |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
お子様連れ |
子供可 |
ホームページ | |
備考 | |
関連店舗情報 | 吉祥庵の店舗一覧を見る |
初投稿者 |
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この日は出掛ける用事が有り、その帰りに立ち寄ったのは何度か訪れたことの有る目白の蕎麦屋。
以前のレビューでも述べた通り、この店はミシュラン3つ星のフレンチからピザ宅配までを手掛ける、大手外食チェーンの「フォーシーズ」の傘下にある蕎麦屋。
都内で似たような名前の店8軒がグループを形成しているが、こちらは小さいながらその1号店である。
開店に際してはフォーシーズの社長の肝いりで、翁の総帥である名人「高橋邦弘」さんの指導を仰いだことでも評判になり、今でも蕎麦の出来についてはその片鱗を感じさせる。
こちらが面している目白通りを1キロ程進んだ所に、40年以上前に高橋さんが「一茶庵」から独立して最初に開いた「翁」が存在し、その縁で最初の出店は目白だったようだ。
場所は目白の中心地と言える「目白三丁目」の交差点角のビルの2階で、外から見ると日本家屋がビルに乗っているような造り。
脇のやや急な階段を上ると、狭いながらも落ち着いた空間が広がっている。
17時を少し回った頃に入店。
先客は3人ほどで、一人の私は手前の大テーブルを囲む窓際の席に通された。
外に目をやると向かいの角にある、この地の名物の欅の大木の緑が手に届きそう。
小さな店ながらメニューは豊富で、蕎麦と丼物などを合わせたセットがウリのようだが、きちんと「蕎麦屋酒」を楽しめる体制も出来ている。
軽く呑むには好適な「ちょい呑みセット」(990円税込)なるものが気になり、まずはこちらを注文。
飲み物1杯に、つまみ2品・天ぷらが付くとのこと。
飲み物は「生ビール」を選んだが、セットなのでスーパードライなのは仕方ない。
つまみは「イカと胡瓜・茗荷の和え物」と「葉山葵の醤油漬け」で、突出したものは無いがまずまずの味。
天ぷらは「海老・茗荷・オクラ」で、天つゆで食べさせるがこちらも普通に美味しい。
肴にもう一品「吉祥庵のだし巻き玉子」をもらうが、焼き立ての熱々が登場した。
焼き色は付いていないが甘さも含ませてしっかりと焼き上げた江戸前の仕事で、添えられた大根おろしに醤油を垂らした'染めおろし'で味わえば中々美味い。
酒の追加には「利き酒三点セット」をもらう。
「菊正樽酒・八海山・麓井」が3つのガラスのぐい飲みで登場。
それぞれの特徴が楽しめて、快適な蕎麦前となる。
蕎麦は壁に掲示された'今月の変わり蕎麦'の「大葉切り」が目に付く。
「翁」の初期の頃の仕事が思い出され、懐かしさからこちらを注文。
一番粉の純白の'さらしな粉'に、細かに刻んだ大葉を混ぜて細目に打たれており、トップに刻んだ大葉があしらわれている。
シャキッとした歯触りと清涼感が心地よく、上々の仕上がり。
蕎麦自体の香りに固執する'にわかそば通'からは邪道と見做す向きも有ろうが、'変わり蕎麦'は江戸前の粋を示す伝統の手法であり、これを出し続けているところに矜持を感じる。
つゆはすっきりとした辛口で、返しのコクと出汁の旨味のバランスの良い丁寧な出来で、徳利で出されるひと手間も好ましい
蕎麦湯は奇を衒わない釜湯のままの自然体で、綺麗に伸びるため後味が清々しい。
手狭な店舗のため繁忙時は落ち着かないが、通し営業なので半端な時間帯に寄るのか賢明。
食事客が大半だが、蕎麦屋の王道である呑ませる姿勢が維持されているは好感。
前述のようにこの系列の蕎麦屋は最近は方々で見かけるようになり、この近くだと練馬駅のEmioに「吉祥 翁」が出店しており、何回か利用したことがある。
基本的なメニューは同じだが、雰囲気に重みが無く味の面でも見劣りを感じる。
やはり1号店の強味か、狭くてもこちらが一番安心できる。