東池袋１丁目・池袋Qプラ、「ソルビンカフェ＆神仙」。【5th】 : ソルビンカフェ×神仙

池袋で、和歌山ラーメンが食べたくなったら、ココに行く人。(笑)

僕の、コトである。

前回も、書いたし、品川の品達の店でも書いたので繰り返さないが、この「金澤濃厚豚骨・神仙ラーメン」は、どうも、僕にとっては、和歌山ラーメンの残像を感じてしまうのである。


「ランチセット・Cランチ」(990円)+「ネギ増し」(132円)　――　写真の通り。

この店の神仙の方のウリである、濃厚豚骨醤油ラーメンであるが、前回とは名称が変わっていて「やみつき濃厚らーめん」になっていた。

確かに、セントラルキッチン方式で作られたスープを、この店では温め直しているだけだと思われるのだが、急に名称変更すると、一瞬わからなくなった。
基本的な味わいは、前回と全く一緒だった。

品川の品達では、お土産のモノを買って家で調理したコトがあるのだが、僕が和歌山ラーメンだとするクセが、少なかった印象である。
しかし、こうして、お店で食べると、やはりクセは存在し、美味しいと思って食べている。

ただ、スープの状態は前回とあまり変わらず、ドロっとした感じのままだった。

ああだこうだと言うのだが、溝の口の「まっち棒」まで行って食べていたクセを求めるには、僕には都合の良い店になった。

ごちそうさまです。


（文責：京夏終空、2019.11.24）
（7件/3.05）

金澤濃厚豚骨・神仙ラーメンが池袋にやって来た。

池袋東口の再開発、新しいシアタータウンの新商業施設の一つ、池袋Qプラザの中の店である。
オープン前に、軽く一通り目を通したハズだったが、コラボの店名だったので、記憶から漏れていた。

つい最近、品川の品達で「金澤濃厚豚骨ラーメン 神仙」をアップしてから、思い出した。
何も、わざわざ品川で食べる必要はなかったのだ。


さて、この店、そのQプラザの２階。
セルフ形式の店である。
ビルの角の大きな窓側の一画なので、明るい雰囲気がイイ。

中央の大きな三角テーブル、ハイテーブルハイカウンターの席、ソレに、可動式の２人用のテーブル席が多数で、いろいろなシチュエーションに対応できそうな感じである。

韓国デザートのソルビンカフェと、金澤濃厚豚骨ラーメンの神仙のコラボ店である。
コラボ店と言っても、トッポギのようなモノと、坦坦麺・まぜそばの３メニュー以外は、どちらのメニューも、それぞれ独立して存在する感じで、単に同じ場所で、などと思わなくも無いが、彼がラーメンで、彼女がデザートなどという使い方をしているカップルも複数見受けられたコトから意義はあるのだろうと思う。


僕は、もちろん、ラーメンである。

席の確保をしてから、レジで先払い。
例の呼び出されると鳴るモノを渡され、着席して待つ。

呼び出されたら、レジ横の提供口へ取りに行く。
後ろのカウンターには、水、コショー、爪楊枝などが置かれている。
もちろん、トレーのままでの提供。


「特製濃厚豚骨ラーメン」(1,100円)+「ライス」(150円)　――　写真の通り。

特製ラーメンの価格は、期間限定で、1,000円ちょうどだった。

ラーメン、基本的には、その名の通り、濃厚豚骨醤油のラーメンであり、和歌山ラーメンと同じクセを感じる。

まだ１週間ほど前に品川で食べたばかりなので、比較論的な言い方をすれば、品川より、状態も味わいも、かなり濃厚である。
品川では、せいぜいトロリ感覚だったのだが、この店のは、ドロリ感覚である。
コテコテと言ってもイイかも知れない。
「神仙」の箱入りのラーメンを買って家で作ったときに、状態は似ている。

ただし、和歌山ラーメンのクセはよく出ていると思う。
濃厚豚骨に絡んでくる魚介の雰囲気や、焦がし醤油のようなやや苦味に似た感覚を伴うカエシ醤油ダレ。
そもそも、豚骨の炊き出し方が、きっと苦味を伴っている雰囲気も。
豚のいろいろな部位のガラを、とことん炊き出し、骨の髄の味わいを大事にしている様も。
スープを完飲した後に、器の底に残る骨砕粉は、この店ではあまり感じられなかったのだが。

僕にとっては、この「神仙」は、金澤ラーメンでなく、和歌山ラーメンなのである。

品川の店でも書いたが、最近では、溝ノ口の「まっち棒」、昔であれば、池袋西口の今の煮干ラーメン「凪」の場所にあった和歌山ラーメン店と、かなり似たエッセンスを感じるのである。
成田だったか、ラーメン花月でコラボ提供していた「井出商店」は直近で経験したが、僕が好きな和歌山ラーメンのクセは感じられなかった。
僕自身の和歌山ラーメンのクセは、40年～35年前に食べた、大阪・京都での経験が基本路線となってしまった。
ソレが、まっち棒であり、この神仙によく出ているのである。

コテコテ食べながら、味には満足している。
個人的に、お湯があれば、もうちょっとだけ薄めたい気持ちを抱きながら…。

チャーシューも味玉も、燻し感がイイ。
ただ、チャーシューは品川とは全く部位が違い、この店ではバラロールだった。

メニューのどこにも探し出せなかったライスをプラスしたのも正解だ。
僕にとっては、和歌山ラーメンは、その濃さから、ライスを伴うのがベストなのである。

何だかんだ言っても、好きな味だから、美味しくいただいた。
満足。ごちそうさまでした。


次回は、ちょっとお湯で薄めて、などと注文してみようかとも思っている。
地元で、好きな和歌山ラーメンが今後も食べられるコトに、嬉しい気持ちである。

コラボのソルビンカフェ、よく知らないが、昨年、仁川空港で食べた、かき氷に似ている気がする。
きな粉がまぶされた感じの、フワフワかき氷。
見た目は、そうだと判断したが、違うモノかも知れない。

池袋パルコでは、例のタピオカ系で、ゴンチャに大行列ができているが、ソウルのゴンチャは、ガラガラだった気がするから、昨年の秋頃の訪韓時だと思う。

機会があれば、ソチラの商品も試してみようか…。


以前にも、何かのお店で疑問を投げかけたのだが、ソレにしても、こういう店の場合、食べログの評価は、一体どうするのだろう？
今は３つほどしかないコラボメニューが充実してから、ソレを評価する方式なのか？
はたまた、完全に、別々で、バラバラなモノを一体化して評価するのか？

同じお店でも、各々別の評価をしたい場合などもあると思うのだが。
全く別の２店が共存するだけなら…。


（文責：京夏終空、2019.8.26）
（4件/3.01）