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店名 |
学習院大学食堂
|
---|---|
ジャンル | 食堂 |
予約・ お問い合わせ |
03-5952-0565 |
予約可否 | |
住所 | |
交通手段 |
目白駅から249m |
営業時間 | |
予算(口コミ集計) |
~¥999
|
支払い方法 |
電子マネー可 |
利用シーン |
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初投稿者 | |
最近の編集者 |
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学習院大学とは現在では1949年に設置された私立の大学(学校法人学習院)を意味します。
しかし、その起源は、公家を対象とした教育機関の「学習所」までさかのぼることができるそうです。
江戸時代末期の朝廷では、公家の子弟のための教育機関が必要とされ、幕府の承認を得て京都に学校が設立されました。これが孝明天皇により「学習院」の勅額を下賜されたことから、一般には京都学習院と呼ばれます。
その後、明治維新の変革を経て、東京に新たな学校が設立されました。こちらは旧宮内庁の外局として設置された国立学校であり、つまり皇室の私塾といった位置付けから変わって「近代国家における官立学校」として設立されたものです。
つまり、今度は明治維新以降の学校制度として、華族の子弟を教育するための機関として運営をされてきました。
ちなみに華族とは、明治2年から昭和22年まで存在した、近代日本の一種の貴族階級のことです。
江戸時代の大名家および国家への勲功者らにに対して、公爵・侯爵・伯爵・子爵・男爵の五階位が定められました。この華族は皇室の藩屏として機能することを期待される一方で、様々な特権を持っていました。例えば身分や財産の世襲(華族令第9条・華族世襲財産法)を認められたほか、民事裁判において出頭を求められることもありません。また、大日本帝国議会においては一院として貴族院を構成するなど、大きな力を行使する源となりました。
そのような権利の一つとして、学習院への入学があります。
華族の子弟は無試験で学習院に入学することができました。また、帝国大学に欠員があった場合にも学習院高等科を卒業した学生は無試験での入学が可能とされていたため、華族の子弟は容易に帝大卒の学歴を取得することができたのです。
さて、その学習院大学ですがGHQの民主化により華族制度が廃止され、あくまで私学としての学校法人となります。同時期に学制改革を行った旧制高等学校にルーツを持つ東京四大学(学習院大学、成蹊大学、成城大学、武蔵大学)では連携が指向され、今でも対抗戦(院内戦と呼ぶそうです)が開催されるなどの親しい関係がみられます。
一方で、皇族が通う学び舎としての必要性から、御学友(一般市民でありながら同席で学ぶ事を許された特別な児童・生徒・学生)が存在するなど、戦前の学習院の痕跡を残していることも事実です。
したがって未だに世間一般では学習院卒というブランドは畏敬の対象となる場合があります。これは上記の歴史的背景もあるのですが、大学自体が比較的小規模であり、内部進学組と一般受験組を混同していることが主な原因となっています。例えば一般卒業生を見れば親しみやすい方が多く、仲本工事さん、角野卓造さん、小倉久寛さん、六角精児さん等が活躍されています。
一方で、私事ながら知人に同大学の内部からの出身者がおりますが、周囲にはその人となりではなく、家柄とか財産を見て近付く人もいるようですし。ネッ
さて、今回はその学習院大学の食堂に行ってきました。
訪問の際には、正門もしくは西門の守衛さんに目的をはっきりと伝え、臨時の入校証を受け取ってください。ただし皇室系の行事がある場合や入学試験の時期は、一般の入場を断られる可能性があります。
手続きをとれば構内では多くの場所に立ち入ることができますが、入校証は常時首下げですので、しっかり表示しましょう。
目的地は輔仁会館(ほじんかいかん)の食堂です。
実は当大学には同所にさくらラウンジ(西館2F)や麺コーナー(西館2F)もあるようですが、カレーは大学食堂での提供になりますので1Fに進みます。
入口には券売機が4台並んで配置されており、チケットをカウンターに出して配膳を受ける形式です。
テーブルや椅子はかなり多めです。昼時に集中する学生を受け入れるためでしょう。私の訪問時には、工事業者や学校勤務と思われる方が多くおられました。また、夏休みらしく、年少者(高校生?)と思われるの集団もいましたね。
カレーはかなり安く270円です。カツカレーですら370円での提供になります。
他の丼ものでは最低価格は250円からであり、例えばラーメン(2F提供)も250円という激安設定となっています。
これは推測ですが、同食堂には共済組合などの運営が入っているのではないかと思います。
民間企業への委託であった場合、ここまでの価格設定は難しいでしょう。
ご飯はやや分量が多く、カレールーも中盛りです。ルーの具を見ると結構ゴロゴロしていて、人参、玉ねぎ、バラ肉がしっかり入っています。酸味のかなり強い、粘性があって食感もメッタリとしているカレーです。コスパ的には大変良い食事となりました。
さて、学習院大学に縁故の無い私にとって、当学食の利用はやや居心地が悪いものです。
特に在学生の雰囲気には特徴的なところがあります。卒業生の方にもご指摘いただいたのですが、校風からか男性は柔らかく親しみやすい雰囲気があり、女性は清楚で美しい方が多いと「私は勝手に」思っています。
春には桜の名所ともなる大学です。
院内の雰囲気は十分に味わえましたので、ムサいおっさんは、食事を終えたら速やかに撤収することにしましょう。
ご馳走様でした。