池袋２丁目、スーパーマーケット「赤札堂」。【1st】 : 赤札堂 池袋店

「グルメな時代」だと言うが、昔の方が洗練されていた気がする。

ある日、近所のスーパーで買い物をして、突然、ハッとした。

「バター」が無くなったので、ソレがメインだったのだが、「ふりかけ」ももうスグに切れるなと思い出し、さらに昔ながらのハンバーグで、大好物の「マルシンハンバーグ」、ソレに「イシイのハンバーグ」の代わりに似たような類似品・・・。

買い物かごを見て、ハッとした。

あれ？
僕は、保守的なのか？

偶然の賜物とは言え、50年前ぐらいと何も変わっていないような気がする。


棲家に戻り、スデに買い込んでいる食材入れからも、半世紀前からあるようなモノがたくさん出てくる。


懐古主義者ではないつもりである。
美味しいモノは、別に新しい商品でも買っている。

しかし、この先ずっと買い続けられる商品として考えた場合、どうなのだろう？

果たして、今、この令和の時代に開発され、生み出された商品のいくつほどが、50年後に残っているのだろうか？

そんなコトを想った・・・。


（文責：京夏終空、2022.8.31）
（4件/3.07）

続・早朝５時までの営業が何とも頼もしい「赤札堂」。

数年に一度しかアップしないと言った気もするが、伝えたいコトがあったので、スグにアップする。(笑)

棲家から、ものの１，２分。地元のスーパーマーケットである。
いつも世話になっている。


過去２回、揚げ物メインで書いたが、この店、意外に鮮魚系も優れているのだ。
店内での、活〆。

刺身類はもちろん、同時に、寿司系もスーパーのモノとして、その価格的妥当性の上で、なかなか良いモノが多い。

写真の表情を見ていただければわかる通り、マグロもサーモンも、活き活きしている。

いや、絶賛しようとは思っていない。
ただ、価格と兼ね合わせて考えた場合、褒めたくなるのだ。


ミニパックの丼モノ。398円(税別)メインだが、夕方から夜にかけて、オフになる。
ありがたい。

にぎり７貫１パック、298円(税別)というツワモノも特売日には登場する。

ごちそうさまでした。


（文責：京夏終空、2021.9.19）
（3件/3.08）

早朝５時までの営業が何とも頼もしい「赤札堂」。

棲家から、ものの１，２分。
いつも世話になっているが、かと言って、何だか生活感までを暴露するようで、アップしづらい。
だから、５，６年に一度ぐらいならイイだろう。(笑)

スーパーマーケットである。
週に何度も足を運ぶ。

前回も書いたかも知れないが、この店の良さは、池袋西口の飲食店の状況把握にも役立つ。
スグ近くの業務用スーパー「シオダヤ」同様、飲食店関係者も多く訪問する。

残念ながら、と、一方的に書くつもりはないが、食べログで「3.55」以上の店の方々も多く見かける。
セールでの激安商品は、別にイイとして、賞味期限切れ間近の見切り価格の生鮮食料品などを購入している姿を見ると、やはりその店には行きたくなくなる。
そういうレベルのモノを美味しく仕上げるのだから、さすが料理人の腕なのだろうが、素材感を大事に考える人には向かない店もたくさんある。

同じジモティーレビュアーの方々ともいろいろな話をするのだが、そういう面で、絶対に行かない店とか、割り切ってしか使わない店などが、多く存在する。

逆に、近所の魚屋「魚卯」さんなんかで、上物の海鮮を仕入れている寿司屋などは、さすがだななんて思ったりするのだが、大将は気まずそうに、下を向き目を合わせなかったりする。(笑)


さて、この店、揚げ物コーナーがかなり充実している。
おまけに、安い。

いつもは、そういう方面がメインだが、今回は、家食の延長線上で、弁当・惣菜類などを買い込む。

美味しい！と思うモノや、ダメだこりゃ、と思うモノもある。
でも、所詮スーパー。

安い、という部分。
ソレに、生活に寄り添ってくれているという感謝。

そのコトに尽きる。

いつも、ありがとうございます。


（文責：京夏終空、2021.8.13）
（3件/3.08）

こういうスーパーマーケットのデリカテッセンコーナーをアップしていいのか迷うところだが、棲家から徒歩１分で、僕の食生活には欠かせない店なので、一応書き留めておく。

この店の一番のウリは、早朝５時までの営業時間。便利この上ない。ココのデリカテッセンコーナーは幅２ｍ位取ってあり、品数も豊富である。コロッケ、カツ類、串モノ、天ぷら等、大体のモノは揃っている。また、別の場所でも売出し用のワゴンが出る。


「串カツ」(￥128/1本)　――　この店の串カツはウマい。玉ネギの味もさることながら、豚ロース肉の味がイイ。ＣＰ的に考えてもかなりお得な一品。高温で素早くカラッと揚げてあり、きめ細かい衣に包まれた豚肉の旨みとジューシーさが失われていないし、玉ネギのシャキシャキ感とよく合う。串揚げ屋などで出したら、１本￥300近くは取れる感じがする。

「うずら玉子フライ串」(￥128/1本)　――　茹でがあまい分、柔らかいし、中の黄身が硬くなっていないうずら玉子が５コ串に刺してある。ウスターソースが王道だが、からしマヨネーズでもウマい。何故だかこの店のコレ、気に入っている。

「メンチカツ」(￥93/1コ)　――　ここのメンチカツは、他のフライモノと違って、パン粉が荒く、よく揚げてあるので、やや硬めに仕上がっている。少々俵状に近いが、中心部分のレアさは無い。このメンチカツも玉ネギの仕事が大きい気がする。ウマい。

他にも、イカフライ、アジフライ、鶏の唐揚げ、コロッケ各種など比較的どれもウマい部類だと思われる。スーパーの惣菜売場の揚げ物は、普段自分で食べている人が作るかどうかにかかっているような気がする。ウマいフライを食べている人が作れば、当然それに近い味を限られた予算で作ろうとするだろうし、出来上がるモノにも、その意気込みが感じられる。そういう意味では、この店のフライ担当者は代々イイ仕事をしていると思う。


この店、深夜営業店の駆け込み寺ともなっている。どちらかと言えば、安売りスーパーマーケットという印象のある当店ではあるが、例えばフルーツコーナーなどをよく見て見ると、ソフトボール大の１コ３千円超のアールスメロンが置いてあったり、ドラゴンフルーツ、マンゴー、パパイヤなどのフルーツも見受けられる。これは、周囲のお店で、フルーツ盛りなどがオーダーされるケースが多いからだ。景気が悪くなり、以前より種類も品数も減ったとは言え、フルーツコーナーも健在だ。
池袋西口は、多数のキャバクラなどの風営店が存在する。決して、以前のように待ちが出るほどの人気店は少なくなったが、それでも何店舗かは、盛況のようだ。各店が冷蔵庫に買い置きしておく時代では無い。黒服が一っ走りで来れる店でもある。この店のフルーツ売場は、景気のバロメーターでもある。

また、この店と同様、徒歩１分圏内には、「肉のハナマサ」「フェルカ」などの激安スーパーが存在する。過去に日記でも触れたが、地元が故に行けなくなる飲食店というのも存在する。中国産の見切り品のような野菜を大量に仕入れている某店の店員に出会ったり、賞味期限切れギリギリのオフ商品を買っている某店の店員と遭遇したり、ある意味、裏事情がわかってしまう店でもある。
ひょっとしたら、店で出すモノで無く、自宅用のモノかも知れないが、飲食店の仕入れ担当従業員は、最低限の地元マナーを持ち合わせていただきたいと、心より願う。

（文責：京夏終空、2014.6.6）

（※写真は、後日掲載。）