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店名 |
明月庵 ぎんざ田中屋 西武池袋店
|
---|---|
ジャンル | うどん、そば、居酒屋 |
予約・ お問い合わせ |
03-6912-5689 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
池袋西武デパート内 池袋駅から97m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
¥2,000~¥2,999
¥2,000~¥2,999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 電子マネー可 |
サービス料・ チャージ |
なし |
席数 |
50席 |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
有 |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、ワインあり |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
お子様連れ |
子供可 |
ホームページ | |
オープン日 |
2010年9月7日 |
備考 | |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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このツユの具合が何とも言えねぇ。 ―― かつお節をおごったな。
池袋西武の8階のレストラン街、ダイニングパーク池袋の中の店である。
5年ほど前に、東口の御仁と蕎麦呑みしたのだが、下書きのまま日が過ぎた。
「3.0」の評価だけ残していたが、何故なのかは、あまり覚えていない。
ただ、かなり高い印象があったような…。
今回は、ランチタイムに訪れた。
「大海老天丼・蕎麦定食」(2,250円) ―― 写真の通り。
ちょっと前に、池袋での、「真っ当な天丼」論を東武の「銀座天一」で展開したが、この店の天丼も試したいという思いもあった。
ただ、結論から言えば、この店の天丼は、ちょっと特殊だった。
あくまでも蕎麦屋の天丼だと言ってしまえばソレまでだが、まず揚げ方に特徴がある。
衣揚げには違いない。しかし、いわゆる天ぷらよりは、フリッターに寄った感じの仕上がり。
また、カリサクの食感ではあるのだが、まんべんなくつけられている感じではなく、ところどころに気泡のような穴が開いている。
野菜などは、そういう方法でも良いのだろうが、エビやキスなどは、風味を逃してしまってはいないだろうか?やや心配になる。
次に、タレが、基本的には、後がけである。
運ばれてきたときには、ほぼタレ無し天丼の状態である。
自分で好みの量をかける感じ。
甘辛の味わいは、蕎麦つゆより、やや甘め。でも、蕎麦つゆにどこか近い雰囲気は感じる。
さらに、ご飯の間に、海苔が仕込まれている。
この天丼、好みは、大きく分かれるであろう。
僕自身は、こういう天丼は、こういう天丼でアリだと思った。
天ぷらのタネは、大海老・キス・シシトウ・ナス・シメジ・カボチャのような感じだったか。
いつものように、蕎麦を先にやっつけ、蕎麦湯を伴い食べる感じも、良かった。
さて、前後して、蕎麦である。
せいろorかけで、せいろを選択。
蕎麦の味わいは、濃厚である。
石臼挽きだと書かれていたが、僕は、きっと、この石臼挽きが好きだ。
重さを十分にかけて挽いている分、挽き切っている感じが味わいによく出ている気がする。
蕎麦に濃厚というコトバが当てはまるのかどうかも怪しいが、とにかくそんな感じである。
風味が強いと言うべきか。
そして、蕎麦つゆの濃縮された味わいが、また、何とも合う。
で、冒頭のコトバである。
「このツユの具合が何とも言えねぇ。 ―― かつお節をおごったな。」
どこかの蕎麦屋に以前貼られていたポスターからの引用である。
鰹節の組合か何かのモノだったと記憶する。
美味しい蕎麦、美味しい蕎麦つゆに出会う度に思い出す。
魚臭さ、つまり生臭さを微塵も感じさせるコトなく、芳醇なカツオの風味を織り込む。
本枯とか、いろいろあるだろう。でも、一番は、やはり蕎麦との相性だと思う。
前述したように、風味の強い蕎麦とバランスをとるために、こういう濃縮感のある風味豊かな美味しいツユが必要となってくるのであろう。
おろし立ての生ワサビや、薬味ネギが絡んでくる感じもイイ。
蕎麦猪口に、蕎麦を泳がせるコトなく、ちょんと浸けてすする。
粋な味わいには、粋な作法が求められる。
お江戸の蕎麦文化の一幕を、十二分に堪能した。
ごちそうさまでした。
(文責:京夏終空、2019.8.25)
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