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店名 |
豊田屋 二号店
|
---|---|
ジャンル | 焼き鳥、もつ焼き、居酒屋 |
お問い合わせ |
03-3985-8415 |
予約可否 |
予約不可 |
住所 | |
交通手段 |
池袋駅西口より徒歩5分 池袋駅から304m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
¥2,000~¥2,999
¥2,000~¥2,999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
席数 |
100席 |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席喫煙可 2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法)が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | カウンター席あり |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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(コメント欄へ移設)
今日は、そんな事を思いを噛みしめながら飲むお酒です。
※※※※
「八、今日は随分としんみりだね」
「すみません。でも親分だってそうですよ」
相方はいつものお気楽な がらっ八の吾郎君ですが、今日は口数が少な目です。
「豊田屋の予約席って謎ですよね。いつもPOPが置いてあるけど予約者が来たためしがない」
「あぁそうかもな」
などと下らない話をしながら乾杯を交わします。
八吾郎君も、今日わざわざ【豊田屋 二号店】に来た理由は大まかには察しています。
そこで、かつてSとの飲みの際の定番であった、ポテトサラダやはんぺん焼きなどをいくつかの定番メニューを注文してくれました。二杯のレモンサワーも併せて注文します。
店内には300円からの安価なメニューを書いた短冊が壁に掲げられています。そういえば、お金が無い時代には、豚キムチやニラ玉といった腹にたまるメニューばかりを割り勘で頼んだのもこの店だったことを思い出しました。
「親分、Sのやった事ってのはそんなに悪いもんなんですか」
「悪いさ」
「風説のなんたら?」
「さぁな。別の罪状もあった気がするが、何れにせよ実際に被害者がいるからな」
今日のレモンサワーは格別に厳しい酸味を感じます。たまらず2杯目からはホッピーに切り替えることにしました。
豊田屋は串焼きがネタも大きく美味い大衆酒屋です。サワーもいいですが、今日は焼き鳥に黒ホッピーで合わせることにしました。焼き場では活気の良い掛け声がかかり、大きめの氷を入れたジョッキとホッピーの瓶がドンとばかりにテーブルに置かれました。当店は大衆店ならではの活気があふれていて、平次を少しだけ元気づけてくれます。
「しかし親分、情報ってのは怖いものですね」
「何が」
「自分が情報強者だと思ってても、その実利用されてたりすることもある。Sだって直前まで自分が騙す側だと思ってたんでしょ」
「・・・」
「それが、気づいたら組織の中では末端にいた訳で、邪魔になったらバッサリだ。桑原桑原」
がらっ八は少しだけお茶目な表情をします。吾郎君は仕事柄そういった悲喜劇を見ることが多くあり、人間の欲というものがどれほど目を晦ませるかを知っているのです。平次は濃いめに入れられた焼酎とタコぶつを交互に口に入れながら、ちょっと気にかかっていることを相談することにしました。
「実はな、最近気づいたことがある」
「何ですか」
「食べログでも情報操作があったらいけねぇから、よく見といてほしいんだが」
「いいですよ」
突然の平次の言葉に、がらっ八も少々身構えて話を聞き入ります。
■■■ ㊙のためコメント欄に移設 ■■■
「なるほど、(本当であれば)そいつはいずれ問題になるかもしれないですね」
二人はニンニク丸揚げを当店特製の味噌に付けていただきます。
食べればプンプン匂うのはわかっていますが、匂うほどに美味しいものだから癖になります。とてもウマウマな料理というものは、一度食べてしまうと、もはや止めることができないのです。
「八、俺は思うんだが、下手な細工というものはいずれ露見する。お天道様は見ているからな」
「へぇ、ごもっともで」
「俺みたいな三下が気づいたんだ。何十万もいる業界関係者が気付かないはずがない。ましてや八百八町に住まうユーザーの被害が山ほど出ている大問題だ。いくら代官や越後屋が大丈夫だと言っても、御公議が放っておけるものではないよ」
「なるほど」
「その時、手先になっていた者はどうなるんだろうな」
お酒の素晴らしい作用の一つに、時としてギクシャクした人間関係を修復してくれるというものがあります。
場合によっては酒が罪を着てくれることだってあるでしょう。その緩やかで人間味のある関係が生み出されるからこそ、私は居酒屋が大好きなのです。
ですが、その居酒屋で関係が壊れるものがあるとすれば、私はとても悲しく思うのです。