久々のかぶとは更なる進化が見られましたw　 : かぶと

この日は数年ぶりのかぶと。

最近は予約困難になり過ぎてとんと縁遠くなっておりましたが、
お誘いあって訪問する事に(*･ω･)ﾉ

結論から言うと、昔に比べてレベルアップを実感しました。

今回は天然・養殖の食べ比べ。

塩焼きはパリサク、たれ焼きはふっくら焼きあがっていて、
数日前に訪問した新宿カブトとの違いを実感しました。

この店は天然と養殖の違いを分かりやすい形で出してくれるのがイイ。
特に白焼きは違いが分かりやすく、天然はムッチリ筋肉質で脂が上質。

お酒は玄米酒のむすひが良かったなぁ〜。
口の中の鰻の脂をすっきりと洗い流してくれる。

天然鰻込みで二万円ちょい。
これだけの満足度は確かに人気になりますね。

Instagram: kyogokumantaro

数年ぶりのかぶとです。前回、訪問したのは先代の頃。当時から話題の店でしたが、1ヶ月程待てば来店できました。それが今では1年近い待ちの上、既に予約を受け付けていないという人気ぶり。

今回はその貴重な席に、とあるグルメ紳士様に席を譲って戴き行って参りました✌︎('ω')✌︎

驚いたのは、代替わりして全く違う店の様になっていた事！！(　ﾟдﾟ)

先代のエッジの効いた接客とは違い、懇切丁寧極まりない。先代は良かれと思ってべらんめえ口調で軽口を叩いてた訳ですが、まぁ、苦手な人は多かったんでしょうね・・・(⌒-⌒; )

料理の構成は昔と変わらず、色々な串に冷奴、白焼き、蒲焼き、ご飯。今回は春先の訪問という事もあって天然物はありませんでした。

⭐️冷奴
⭐️えり焼き、たれ
⭐️えり焼き、塩
⭐️ひれ焼き
⭐️一口蒲焼
⭐️肝焼き二本
⭐️白焼き
⭐️蒲焼き
⭐️ご飯

⭐️ビール
⭐️日本酒（くくみ酒ほか）
⭐️仕込み水

まず、定番の冷奴は藻塩で頂きますが、豆の味わいの濃い近隣の大桃豆腐のもの。数年ぶりに食べましたが相変わらず美味いですね✨

たれと塩の両方で提供されるえり焼きは、関西風に蒸さずにバリッと仕上げる塩が好みでした。ひれ焼きは背びれ、腹びれ、尻尾などを巻き込んでいますが、鰻の運動する部位を集めただけに肉に旨味があります。

肝焼きは部位の異なる二本。変に苦味もなく美味しい。

白焼きは皮目がパリッと仕上げてあって、蒲焼きも見た目からして丁寧な焼き。今回は天然物の入荷はありませんでしたが、それでも十分に満足です✨

ぶっちゃけ、サービストーク（？）に重点を置いていた先代より明らかに焼きが丁寧でしょう。以前、訪問した際は焦げまくりの鰻に当たってしまいトホホな食後感でしたが、焼きに集中しているだけあってブレを感じません（インスタに焼きの動画もあげてるんで見てね✌︎('ω'✌︎ )）。

食べログにUPされてる過去と現在の料理写真を見比べても一目瞭然。まぁ、こういった代替わりした店って必ず「先代にはまだまだ及ばんな〜」なんて言っちゃう常連客が出てきちゃいますけどね、一生懸命で良いと思いますよ（＾ω＾）

この店、養殖鰻の最高質ではないんですが、鰻一尾丸ごとを裂きたて、焼きたてでかつ、様々な部位を堪能できて、やっぱり良店だな〜と思いますね。日本酒も良いし、お冷も仕込み水を出すこだわりぶりですし。

貴重な席をお譲り頂きありがとうございました〜m(_ _)m

kyo極です。

目の前で生きたウナギを捌いて食べさせる店として有名なこちらへ訪問。
食べログ東京、ウナギ部門で第一位だが…。
友人4人での訪問。

仕事が押して少し遅れたが…。
着くと看板の電気が消えて…？
中の明かりは付いて客は満員状態やが…。
入ると、「ああ、kyo極さんね。お連れさん先に入ってるよ。」と主人。
予約で一杯のため看板の電気を消してたのかいな？節電？
店内はカウンターと入口に４人掛けテーブル、奥に３人が辛うじて
座れる座敷席のみ。
ネエさん、待たせて堪忍や…。奥の座敷で一人、ぬる燗で待ってらっしゃる。

しかし、何というか、不思議な雰囲気の店内。
Kシュランに出てきそうな小汚い内装。奥の障子が所々破れていたりする。
にも関わらず、満員の客層は小奇麗なスーツに身を包んだビジネスマン、OL達。
かかっている音楽はなぜかクラシック。
何故か妙に音が素晴らしく、スピーカーが天井に取り付けられている。
主人に聞いてみると、NHKのモニター用スピーカーとしても採用された
ことのある機種だという。
障子を貼るのが先なんじゃないかと思ったりするが…。

人数が揃ったところで、サッポロの「白穂乃香」で乾杯。
あっさりとして食前に丁度いい味わいや。

お兄さんに促され、串焼き一通り、冷奴を注文。

冷奴が美味い。大豆本来の風味を堪能できる逸品。
誰も書いていないようなので書くと、
池袋の有名豆腐屋「大桃豆腐」さんのものという。
看板のない豆腐店として有名やな。近くでもあるので
興味がある方は購入してみるのがええやろう。

串焼き一通り：
「えり焼」「ひれ焼」　「きも焼」「レバ焼」「一口蒲焼」
えり、ひれ焼きは初めて食すが、酒のアテとしてピッタリ。
きもとレバーの違いは、きもが内臓全体で、レバーが肝臓という。
事前情報通り、苦味がきつくない。
焼き鳥感覚で何本でもいけそうや！

ウナギの心臓：
呑みこむように促される。捌かれても小皿の上でドクドクと脈打っとる。
ウナギの生命力の強さを確認できる品。
舌の上で呑みこむのを躊躇していると、
「そうやって動きを楽しむものだったんですね！」と友人。
そんなつもりは一切なかったが…。

こちらのウナギ、蒸しはない。関西風、というわけでもなさそうやが。
親方の鰻観に基づいとるよう。
白焼き：
白焼きという調理法に加え、蒸されとらんから素材の味わいがストレートに
表現されるな。

蒲焼き：
むう、養殖ぽい。ていうか養殖物やから当然か。タレにややエッジが利いとる。
包丁入りは見事やが、焼きにややムラがあるような。
炭火を使っとるのは高評価やが、炭のモノによるところか、近さによるのか…。
あるいは満員の客で忙し過ぎるが故なのか…。

最後はご飯、漬け物で締め。

この店の総括として
鰻の各部位を堪能できる。一通り食せば鰻一匹丸ごと味わうことが可能。
料理（心臓etc）、インテリア、接客など色んな意味で仰天してしまうこと間違いなし！
この店、本来は焼き鳥屋のように楽しむ店だったんやないかと思うが…。

追記：
あまりに個性が強い店が故に話題になってしまい、観光的になっとる印象があるのがやや残念。
（他人のこと言えんが…）
本来は、「今日は焼き鳥の気分じゃねえから、ウナギ串にすっか」とぶらっと
入って串を堪能する店だったと思うが…。

ウナギ串は他店では食すことのできない逸品。しかも安い。
肝、レバー焼きなど一本だけでウナギ何匹分も使用しとる。
白焼き、蒲焼きは、蒸しが入らずストレートに焼かれているため
養殖、天然の差が現れやすい仕上がりになっとる。

最初の客には天然ものを出さない方針ということ。
よって初回でもある今回は評価をパスとさせて頂く。
他の店と違ってウナギの色んな箇所が堪能できるのが
この店の売りやろう。

最後に：
親方の口を受け止めて貰った友人に感謝感謝です。
ありがとうございました。