いつまでも通いたいうなぎ・・・池袋かぶと : かぶと

大好きなかぶとさん。
2017年10月の訪問です。

この日も初めての同行者と天然と洋食の食べ比べ。
天然ものは岡山からのうなぎとのことでした。
前回の球磨川のうなぎはマッチョな食感に圧倒されましたが、この日のうなぎは脂の澄んだ感じが体感できて美味しいものでした。
いつも通り串焼き～白焼き～蒲焼の一通りをたくさんのお酒と合わせて、満足な夜になりました！

先々の予約の受付を中止なさっている現在、予約の難易度は高まる一方ですが、またの機会を楽しみにしたいと思います！

久しぶりのかぶとレビューです。
訪問したのは今年の6月。親方が引退なさって藤森さんのお店になってから3回目の訪問です。
この日も初かぶとの同行者と訪問。
養殖うなぎと球磨川の天然うなぎの食べ比べをいただいてきました！

親方が引退なさって早一年以上ですね。
以前と比べた格段に穏やかになった店内。
でもかぶと一流の食へのこだわりは健在です。
藤森さん流の表現も板についているのが印象的です。

この日は球磨川の天然うなぎと養殖の食べ比べをいただきました。
産地や時期、個体差によって個性があるのか天然うなぎですが、この日の球磨川のうなぎの身のしまりはすごかったです・・・！
まさにマッチョな筋肉繊維をいただいているよう。
歯応え等に気を奪はれ、澄んだ脂の美味しさはちょっと感じにくかったのですが・・・。
でも今まで未経験のうなぎに満足な夜になりました！

興味のある方は箸で持ち上げた写真も掲載しましたので見てみて下さい。
箸で持ち上げても全くへ垂れない、驚異の筋力？です・・・。

最近、あまりに予約が取れないのは残念ですが、またの訪問機会を楽しみにしたいと思います！

親方が引退なさって初めての訪問。
2016年9月と古いレビューで恐縮です。
消えてしまったと思って諦めていたカメラのデータが残っていました。
なのでアップさせていただきます。

藤森さんのお店になって初めての訪問。
ペースがつかめるまでは17時と19時半の二回転で予約を受け付けることにしたそうです。

この日は初めての同行者を連れて訪問。
藤森さんの目の前の特等席でいただくことになりました。
いつも通り天然物と養殖物の食べ比べです。

冷奴とお漬物をいただきながら、親方が引退なさって穏やかな雰囲気になった店内。
なんだか気持ちよく過ごすことができます。
そんな中おもむろに藤森さんの手元に並べられたのは・・・。
なんと天然のくりから！！
一般的にくりからはひれの部分などを串に巻きつけたものを言いますが、かぶとのくりからは違います。

うなぎのめそ（幼魚）を丸々一匹、串に巻きつけたものです。
以前、親方の時代に養殖のめそのくりからはいただいたことがあったのですが、ついに悲願の天然物のくりからをいただくことができました！！

もちろんほかの串も美味しいのですが、初めての天然のくりからは・・・。
脂が澄んでいて本当に美味しかった・・・！
期待しすぎたせいもあって、身のパサつきを感じもしましたが、とっても貴重な経験をさせていただきました！

くりからは別にしても初めての藤森さんのお店は、藤森さんの誠実な人柄が表れて、とっても良い雰囲気でした。
今後も親方の教えを守りつつ、藤森さんらしいお店を築いていって欲しいなぁと思いました。
以前よりもさらに予約が取れなくなってしまい、恐ろしいことになっていますが・・・。

またの機会を楽しみにしたいと思います！

2012年12月に初訪問。
衝撃の初訪問以来完全にはまってしまい、それ以来2ヶ月～3ヶ月に一度のペースで訪問しています。
今年は3～4ヶ月に一度を目標に行きたいです！

【再訪】
２０１６年１１月の訪問。前回レビューから数度訪問していますが、更新は久しぶりです。
３月に親方が引退なさって、藤森さんのお店になってから２回目の訪問です。
お店の雰囲気は以前と異なり、藤森さんの誠実で実直な人柄とマッチして、和やかな雰囲気です。

この日は二人での訪問でしたが、初めて奥の小上がりでした。
藤森さんのペースもすっかり板について、初訪問の同行者ともども、天然と養殖の食べ比べを楽しませていただきました。
天然と養殖の香りの違いを体感する方法も以前と趣向を変えて、藤森さんの工夫が見て取れますね。
（それはうなぎの生首？の香りを嗅いでみるという、ちょっとグロ注意なもの笑）

うなぎの味は十分以上に美味しく、楽しい時間を過ごさせていただきました。
ただ、唯一残念なのはお燗をつける方法が燗酒器にちろりで温め、徳利に注ぐ方法になってしまったこと・・・。
もう少し慣れて手を回すゆとりができた際には、以前の温め方（徳利に注いでから湯煎する方法）に戻していただけると嬉しいですね・・・！

以前にもまして予約の取れないかぶとさんですが、またの機会を楽しみにしています・・・！

【再訪】
6月某日、久しぶりに訪問してきました。
半年ぶり12回目の訪問です。
この日は親方に日本酒の飲み比べをさせていただき、とっても呑み過ぎ＆楽しすぎな夜でした。
天然ものを予約していたのですが、この日は入荷がなく・・・、養殖だけの構成でした。
そのかわり・・・、とっておきの逸品を食べさせていただきました！

それは『くりから』。
他店では『くりから』というと縁側の部分の串焼きなどを指す場合が多いようですが、こちらはそれらとは異なります。
うなぎの子供（めそ）を丸々一匹、一本の串に巻きつけて焼いたものです。

川魚の香りが鼻腔に広がり、うなぎが川魚であることを改めて実感します。
また成魚よりも脂も澄んでいるように感じました。

親方から『天然のくりからはこんなもんじゃないぞ！！』と言われましたが、とっても嬉しい夜になりました。
次回は8月。どんなうなぎを食べさせていただけるか楽しみです＾＾

※今回、くりからに出会って、携帯のカメラしか持っていないことをとっても後悔しました。（きれいに撮れなくて・・・）
　最近、デジカメ画像が増えてきたのも、できるだけデジカメで撮りたいという気持ちを持ったためです。
　相変わらずの携帯カメラｏｒ画像なしも多くて恐縮ですが＾＾；

【再訪】
9月に入って再訪問してきました＾＾
今回も初めての同行者を連れて行きました。
天然うなぎを一本と養殖を二本・・・。贅沢すぎる夜でしたが楽しかったです！
先日のソロモン流で船越英一郎さんは『養殖は最高に美味しいうなぎ。天然はうなぎ以上の何か』と言っていましたが、天然物の脂の澄みと香は最高です＾＾

テレビに出てから予約電話が殺到して仕込みにならず、電話を外してしまっているときも多いようです。
ますます予約がとりにくくなってしまいましたね・・・。
年内にもう一度訪問したいです・・・。
写真を追加しましたので更新します。

【再訪】
ゴールデンウィーク明け、天然物の頃に・・・。
といいながら時間がつくれず、6月にやっと訪問してきました。
この日は静岡産の天然物。最高でした・・・！
写真を撮ったので追加します。
お酒は『白穂の香』の後、燗酒に引越し。『くくみ』『大信州　香月』『一咫半』をいただきました。

初めて写真を撮らせていただいたので掲載します。

【初訪問】
初訪問は親友と。それ以来完全にはまってしまいました！
元々、うなぎが身近な土地柄の出身ということもあり、幼い頃よりうなぎや川魚に触れる機会は多かったのですが、社会人になりたての頃は敷居が高く、また最初の赴任地はうなぎ文化のあまりない？地域だったこともありとんとご無沙汰に・・・。

首都圏に戻り、30歳を過ぎてからうなぎ熱が再発！自分なりに美味しいうなぎを探して食べるようになりました。
両親の教えを忠実に守り？、すっかり呑んべぇに育ったわたくし、うなぎを注文しつつビールと日本酒で待つ至福の時間を、たまの贅沢で過ごしています笑

高校以来の親友と久しぶりに会うことになり、呑んべぇ二人で何にしようかと相談したところ、親友がうなぎを食べたい！と。
それではと探してみましたが大概のうなぎやさんは夜が早い・・・。そこで前々から気になっているこちら、池袋・かぶとさんの情報をチェックすると夜の10時までという記載が。

お互いの都合の合う日が平日しかなく、仕事終わりの池袋だと、早いスタートはむつかしい。。。
池袋の待ち合わせだと安全を見ると8時になるということだったので、ぎりぎり大丈夫かな、ということで当日の昼過ぎに予約にチャレンジ。

諸先輩のレビューを読んでかなり緊張して電話をしたのですが、対応してくださったのは丁寧な若い男性。8時から2名の予約OK との嬉しいお返事で喜んで予約を入れました。
親友と池袋駅で待ち合わせ、緊張気味にお店へ向かいます。

薬局のある角を曲がると・・・、見えてきたこちらのお店、レビューの通り明かりがついていない笑
12月の寒い日でしたががらりと扉を開けると、いらっしゃい！の威勢のよい掛け声。

中はこじんまりしていますが非常に清潔な感じです。
後ろから別なお客さんも続いていらしてちょっともたついた為、扉を閉めることができず、早く締めろ！なんて怒られたら・・・、なんて内心どきどきしていたのですが、まったくの杞憂でした。
こちらの親方、毒舌で有名ではっきり申しましてびびりながらの訪問でしたが、とても良くしていただきました！

親方に初めてであることを伝え、すべてお任せでいただきました。
串焼き一通りと冷奴、白焼き、蒲焼、ご飯とお酒とを頂きながら至福のひと時・・・。

まだまだ若輩の身ですがこんなに旨いうなぎ、食べたことがありません。
串焼きのそれぞれの部位による旨み、味の違い、頭から尻尾まで丸々食べられるなんて・・・。
そして白焼き、ふっくらしつつもしっかりと噛み応えがあり、うなぎの旨さがぎゅっと詰まっています。塩もなにも要りません。

そして初めて食べた蒸していない蒲焼は・・・。
初めて本物のうなぎを食べたと思うくらいの感動でした！
正直比較の対象を知りません。
別次元の旨さでした。

そして日本酒！！！
燗につけた純米大吟醸があんなに美味しいなんて・・・。
感動しました！！
そして男二人、うまいうなぎとお酒と、親方に酔い痴れ、久しぶりの夜は更けていったのです・・・

それと最後に私、親方に惚れました。
口の悪さ。極論。暴言。あるかもしれませんが、自分が一番旨いと思うものを食わせてやる！という強烈な矜持と、信念を感じました。
びしっと背骨の通った職人なんだなと感心してしまいました。
またうなぎだけでなく食全般に対する造詣も深く、お話に聞き入ってしまいました。
うなぎは言うまでもなくまさに絶品。
他に比較の対象になるものを知りません。
正直、別次元の旨さでした！！


そんなこんなでコアーな体験をさせていただき、次の訪問を指折り数え、2013年4月に3度目の訪問を迎えました。
会社の後輩のお祝い事でうまいものを食わせてやる！と大見得を切って案内したのがこちら。
親方から「今日は天然うなぎを食べてみるかい？」という嬉しい提案。
1回目は当然、2回目にも天然の話はでなかったので、3度目にして常連になれた気分で盛り上がります。
（12月と2月の訪問だったので、天然うなぎの時期ではなかったこともあるみたいですね）

ただ、心配は男二人の食欲に対し（しかも連れは若者＾＾；）、財布が一つだけということ（もちろん私の）。
天然物を頂くときは食べ比べをさせていただきたいと思っていたので、どれくらい金額がいくのか心配で・・・。
そのことを正直に言うと親方、「分かった、養殖物をベースに、白焼きと蒲焼に少しずつ天然物を出してあげる」とこれまた嬉しい提案を頂き・・・。

そしてこの日の夜も更けていったのでした。
初めて食べた天然のうなぎ、こんなに違うとは思いませんでした。
値段は張りますが、今後初めて食べる方は是非、食べ比べをなさるといいと思います。
天然うなぎには感動しましたが、今後もある程度の頻度で通いたいことを考えると、コストの面で普段は養殖物で十分かな。
と思いながらも、そのたび連れて行った同行者に体験させたくて、ついつい贅沢な食べ比べをしてしまっています。

現在の最終訪問は2016年11月（18回目）。