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西池袋1丁目、ロサ会館・キッチン「チェック」。【51st】
池袋西口が誇る、スタンド洋食の殿堂・キッチン「チェック」。
通い始めて、もう30年が過ぎた。
池袋西口、ロマンス通り、ロサ会館の1階。
格式ばった洋食レストランではない。
駅の地下街にあるような、サクッと食べられる感じの店であり、カウンターだけの、こぢんまりとした簡易的な洋食屋である。
だから僕らは、「スタンド洋食」と呼ぶ。
簡易的だというものの、その味に対しては、多くの人々から絶大なる支持がある。
たまに、こんな日もある。
店頭の貼り紙に、
「フライヤ故障のため 揚げ物が出きません 御迷惑おかけします キッチンチェック」
と書かれていた。
でも、その日の僕の気分的には問題無かったので良かった。
「ポークカツレツ(サラダ添え・ライス付)」(1,500円) ―― 写真の通り。
昔から何度も食べているこの店のポークカツレツ。
約30年前に出会った頃からしばらくはオムライスばかり食べていたのだが、その後は、このポークカツレツばかり食べていたように記憶する。
いや、別のメニューも食べるのだが、リピート率がとても高かったというコトである。
ココ数年は、比較的いろいろ食べているのだが、たまに戻りたくなる。
揚げ物が出来ないという日に、カツレツを食べる。
もちろん、カツレツ、コートレットは、フライパンで揚げ焼きされるので、フライヤーの故障には何らの影響は無い。
でも、僕の注文で、店内がいつものチェックらしい香りに包まれる。
パン粉が揚げられる、その香り。
羨望の目が注がれているのがわかる。
人間は、出来ない、と言われると、よりソレに焦がれるという部分もある生き物である。
この日のポークカツレツ、中の状態は、ミディアム程度か。
もっとレアっぽい日もあるのだが、店内の香りサービスのため、やや多めに揚げられたのかも知れない。(笑)
表面の押し焼きはイイ感じである。
やや濃い目のキツネ色。
そして、チェックのポークカツレツの醍醐味のソース、何とも言えない。
ほろ苦みを内在する大人のソースに仕上がっている。
このソースこそが、揚げ焼きの技術とともに、チェックの味わいなのである。
良い肉、合った肉なんて誰でも手に入る時代。
パン粉だってそうだ。
料理の技術と、料理の延長線上のオリジナルソース、コレを称えるべきであろう。
チェックが、チェックである所以。
うん、今日も満足。
ごちそうさまでした。
(文責:京夏終空、2024.2.26)
(1,610件/3.65)
西池袋1丁目、ロサ会館・キッチン「チェック」。【51st】
池袋西口が誇る、スタンド洋食の殿堂・キッチン「チェック」。
通い始めて、もう30年が過ぎた。
池袋西口、ロマンス通り、ロサ会館の1階。
格式ばった洋食レストランではない。
駅の地下街にあるような、サクッと食べられる感じの店であり、カウンターだけの、こぢんまりとした簡易的な洋食屋である。
だから僕らは、「スタンド洋食」と呼ぶ。
簡易的だというものの、その味に対しては、多くの人々から絶大なる支持がある。
今回は、由緒正しき日本の洋食としてのハンバーグの有り様のような件に触れてみたい。
昨今のハンバーグは、ハンバーグたるコトを忘れしまったかのようである。
いたずらに高級肉を使ってみたり、塩などで食べさせたりする。
高級肉などは、そのまま焼いたり別の調理して食べた方が美味しいと思うし、塩の旨みなどは、その塩の持つ旨みであり、その店の色であるオリジナルソースを作るコトを放棄している、と言ったら言い過ぎか。
何故、ハンバーグなのか、その領分をわきまえた有り様が、由緒正しきハンバーグだと思うのである。
超有名店のハンバーグより、莫大な売上を誇っているマルシンハンバーグやイシイのハンバーグ。
肉質がことさらどうだとか、油やソースがどうだとか、そういう次元で詳細に語ろうとは思ったコトなどないであろう。
しかし、白メシがガンガンとススむのも、また事実なのである。
あえて、コンビーフの話をしたい。
僕が50年以上愛用している「ノザキ」のコンビーフとニューコーンミート。
そして、6年ほど前に地元の池袋東武のデパ地下に「千駄木 腰塚」がオープンしてからは、頻繁に腰塚のコンビーフも食べるようになった。
腰塚は高いから(笑)、真似て自分で作ったりもした。
要は、高級黒毛和牛の牛脂と塩さえあれば、美味しくなると思っていた。
腰塚のコンビーフの肉も、別に大した肉ではない。
オーストラリア産やメキシコ産の牛肉である。
ただ、その選別で言えば、いかに和牛の牛脂や塩が馴染むかという観点はあろうかと思う。
そう、コンビーフもハンバーグも、肉加工食材である。
加工の過程で、美味しくなるように作り変えられ、最終的に食卓に並ぶときに美味しければ、何ら問題が無いのである。
この店、チェックのハンバーグの人気の秘密もそういう部分なんだと思う。
ビーフ100%だとしても、いわゆる高級牛肉では無いと感じる。
噛み応えからして、ひょっとして、スネ肉なども混ざっていそうではないか。
でも、チェックの鉄板とチェックのデミグラス系のハンバーグソースに出会ってしまうと、グッとくるようにできている。
いや、もちろん、焼きの技術もあるだろう。
つまり、褒め称えるべきは、調理であり調味である。
日本の洋食として、また、この価格帯のハンバーグとして、納得してしまうのである。
前レビューでも書いたが、その「納得」こそが「感動」に値するのである。
満足。
ごちそうさまでした。
(文責:京夏終空、2023.7.26)
(1,452件/3.54)
西池袋1丁目、ロサ会館・キッチン「チェック」。【51st】
池袋西口が誇る、スタンド洋食の殿堂・キッチン「チェック」。
通い始めて、もう30年が過ぎた。
池袋西口、ロマンス通り、ロサ会館の1階。
格式ばった洋食レストランではない。
駅の地下街にあるような、サクッと食べられる感じの店であり、カウンターだけの、こぢんまりとした簡易的な洋食屋である。
だから僕らは、「スタンド洋食」と呼ぶ。
簡易的だというものの、その味に対しては、多くの人々から絶大なる支持がある。
「海老と帆立のミックスフライ」(1,600円)+「ライス大盛」(100円) ーー 写真の通り。
大エビもホタテも、素材として美味である。
でも、洋食屋として、そういうコトよりも、フライの衣であり、タルタルソースであり、添えられているサラダのドレッシングであり、そういうモノに、より納得するのである。
いや、「納得」と書いたが「感動」かも知れない。
30年以上食べているが、毎回感動するから、ずっと通い続けているのであろう。
ソレ以上のああだこうだについては、今までも書いてきたので繰り返さない。
ごちそうさまでした。
(文責:京夏終空、2023.7.26)
(1,452件/3.54)
西池袋1丁目・ロマンス通り、ロサ会館・キッチン「チェック」。【51st】
池袋西口が誇る、スタンド洋食の殿堂・キッチン「チェック」。
通い始めて、もう30年が過ぎた。
池袋西口、ロマンス通り、ロサ会館の1階。
格式ばった洋食レストランではない。
駅の地下街にあるような、サクッと食べられる感じの店であり、カウンターだけの、こぢんまりとした簡易的な洋食屋である。
だから僕らは、「スタンド洋食」と呼ぶ。
簡易的だというものの、その味に対しては、多くの人々から絶大なる支持がある。
チェックで、カツカレーを食べる人。
何度もアップしている店なので、いきなり書く。
「カツカレー(大盛)」(1,700円) ーー 写真の通り。
前々回のレビューでも書いたが、店内掲示メニューには無い。
だから、正確な名称も知らないのだが、その時は昔食べた記憶があったからできるだろうと勝手に注文しただけだ。
僕のレビューの記録では、2015年「カツカレー」(1,350円)、2022年「カツカレー」(1,400円)となっている。
カレー類の大盛はプラス200円なので、きっと今現在の通常サイズの「カツカレー」は1,500円なんだと思われる。
普通の「カレーライス」が1,000円から1,100円に値上がったコトを鑑みれば、「カツカレー」の1,500円はかなり安いと感じる。
だって、プラス400円で、チェックの食べ応えのある美味なる「ポークカツレツ」がのっかってくるのだから。
ただ、繰り返すがメニューには無い。
いつも受けてくれる注文とは限らないのかも知れない。
僕は、待ちが無い状態でしか入店しないから、ランチやディナーのオンタイムや行列時などと比較すれば、閑散時間帯となる。
閑散時間帯の特別サービスだったりして・・・。
ライス、ポークカツレツ、カレーというシンプルなカツカレー。
サービスの福神漬とらっきょうも出てくる。
洋食屋のカレーであり、いわゆる欧風系の一つのカタチであろう。
S&Bの缶を見た記憶があるから、そのカレー粉がベースか。
野菜類は煮込まれて、ほとんど原形をとどめていない。
ピリリとはするがそんなに辛くないし、スパイス感が突出しているわけでもない。
全体的には、やはり欧風カレーのように、コクとまろやかさを楽しむべきカレーであろう。
ポークカツレツは、厚切り食べ応えアリ、美味である。
脂身の甘さも、赤身部分の風味も上々だと思っている。
この10年間では、きっとこの店で僕が一番食べているポークカツレツなのだ。
うん、美味しかった。
ごちそうさまでした。
(文責:京夏終空、2023.5.19)
(1,392件/3.54)
西池袋1丁目・ロマンス通り、ロサ会館・キッチン「チェック」。【51st】
「カキフライ」は、洋食か?和食か?
という、よくある質問。
銀座のどこそこの洋食屋で始めたから、洋食だ。とか。
いや、それ以前に日本の書物に作り方が記載されていたので、和食だ。とか。
池袋西口人として、和食の「美松」か、洋食の「チェック」でカキフライを食べないと、冬が来ないのは言うまでもない。
その「美松」のカキフライには、タルタルソースは付いてこない。
スダチをひと回しして、ソースで食べる。
僕は、こう思うのだ。
「カキフライには、和食のカキフライも洋食のカキフライも存在する」のだと。
僕の拙い経験で振り返る。
種類が豊富だとは言えないかも知れないが、思い出す。
昭和40年代の京都の食卓に出てきたカキフライは、おろしポン酢か、ウスターソースが王道だったように記憶する。
そもそも、タルタルソースは、ソコまでの認知度が無かったハズである。
せいぜい、ソースにマヨネーズを加える程度だったように思う。
時には、中濃ソースもあったろう。
その後、外食という形式では、タルタルソースもあったし、ケチャップもあった。
純粋なケチャップというより、ウスターソースとケチャップを混ぜ合わせたようなモノだったと記憶する。
もちろん、ウスターソースにマヨネーズを混ぜ合わせたモノもあったと思う。
また、ずいぶん後年になるが、カットして、ワサビ醤油という経験もした。
さらに、塩で食べさせる店もあった。
瀬戸内の塩なら和食、ヒマラヤ岩塩なら洋食だ。(笑)
僕の家庭での好きな食べ方、ポン酢に、紅葉おろしなら和食だ。
そう、カキフライが洋食か?和食か?という質問は、どう作って、どう食べるかに左右されるような気がしている。
下味にコショーなどの香辛料を振ったら洋食であろう。
タルタルソースの中に、和ダシなどを入れてあれば、和食に感じるかも知れない。
だから、何もカキフライに限ったコトでなく、エビフライでも、イカフライでも、ひょっとしてアジフライなど、他の多くのモノにも言えるコトなのかも知れない・・・。
ココまで書いてきて、あやふやに終わる。(笑)
さて、チェックである。
今年の冬は、「美松」が2,000円に高騰したカキフライ定食であるが、チェックは昨年同様の価格で頑張っている。
「カキフライ定食」(1,700円)+「コーンポタージュ」(500円) ーー 写真の通り。
上記表示価格からタイムサービスで、100円引きである。
はじめにコーンポタージュで温まる。
久々に飲んだが、濃厚で美味しい。
乾燥パセリの香りも良い。
揚げ立てカキフライ登場。
大振りなモノが4コ。
レモンを回して、タルタルソースで食べる。
衣の雰囲気も含め、洋食屋のカキフライである。
今年のチェックの牡蠣は、と言うより、ココ最近の真牡蠣の傾向かも知れないが、内蔵部分が小さく感じる。
相対的に、貝柱であったり、エラの部分であったりその他の部位の比率が高いように思う。
産地だろうか?
カキフライの味わい、最高に美味しい。
貝柱やエラの風味や歯応えも上々。
もちろん、チェックのタルタルソースがよく合っている。
1つのカキフライを4口、5口で食べる。
だから、噛み切る断面によって、いろいろな表情が楽しい。
そして、もちろん噛み切る部分によって、いろいろな味わいも楽しい。
ごちそうさまでした。
池袋西口が誇る、スタンド洋食の殿堂・キッチン「チェック」である。
通い始めて、もう30年が過ぎた。
この店、たった50件しか無かった口コミが、いつの間にか1,300件に近づいている。
食べログの百名店の影響は、大きいな、と思う。
今年に入ってから特に、昼も夜もオンタイムは行列が絶えない。
(文責:京夏終空、2022.12.20)
(1293件/3.54)
西池袋1丁目、ロサ会館・キッチン「チェック」。【51st】
池袋西口が誇る、スタンド洋食の殿堂・キッチン「チェック」。
通い始めて、もう30年が過ぎた。
池袋西口、ロマンス通り、ロサ会館の1階。
格式ばった洋食レストランではない。
駅の地下街にあるような、サクッと食べられる感じの店であり、カウンターだけの、こぢんまりとした簡易的な洋食屋である。
だから僕らは、「スタンド洋食」と呼ぶ。
簡易的だというものの、その味に対しては、多くの人々から絶大なる支持がある。
さて、最近は大人しくメニューにあるモノばかり注文してきたが、この洋食屋、実はいろいろやってくれる。
地元話では、かなり色々なメニューを食べたと豪語する御仁も多い。
また、池袋西口のカレーライスの話をすると、必ずこの「チェック」のカレーライスが一番美味しいという人もいる。
そう、ついつい忘れがちなのだ。
いわゆるジャパンカレーのカレーライス。
西口ロータリー裏、小町通りの「カレーの家」や、東武の地下の「サンマルコ」、ソレに「CoCo壱番屋」「日乃屋カレー」「松屋」などの名前はスグに出てくる。
また、洋食屋だか、「ミトヤ」「ABC」のカレーライスのファンも多い。
あと、「富士そば」や地元のお蕎麦屋さんのカレーライスなども・・・。
この「チェック」は、洋食屋さんとしても、一段格上なので、カレーライスの印象が薄い。
でも、繰り返すが、この店のカレーライスが一番だという御仁がいるのである。
そういう僕も、過去には美味しいと言っていたハズだ。
事実、7年前<「チェック」でカレーを食べたコトがありますか?>とサブタイトルにしてレビューしている。
しかし、この店では、もっと美味しいモノを知っている、と言うか馴染んでいるので、ついつい別のモノになってしまっている。
久々に食べてみたくなった。
「カツカレー」(1,400円) ーー 写真の通り。
メニューには書いてない。
でも、食べたコトがあるから注文する。
「カレーライス」はあっても、「カツカレー」はメニューには無い。
価格もいくらに値上がったのか知らないし、正式なメニュー名すら知らない。
ひょっとして「ポークカツレツカレー」なのかも知れない。
「できません」とは、言わないだろう。
だって池袋西口が誇る、スタンド洋食の殿堂・キッチン「チェック」なのだから。(笑)
ライス、ポークカツレツ、カレーというシンプルなカツカレー。
7年ぶりに食べた。
サービスの福神漬とらっきょうも出てくる。
ポークカツレツは、度々食べている。
カツカレー用に薄くなったり、小さくなったりしていない。
食べ応えがある。
カツレツ、カレー味だけで単調に感じるなら、テーブルアイテムのウスターソースをかけてみてもイイ。
そして、カレー。
洋食屋のカレーであり、いわゆる欧風系の一つのカタチであろう。
S&Bの缶を見た記憶があるから、そのカレー粉がベースか。
野菜類は煮込まれて、何一つ原形をとどめていない。
そんなに辛くないし、スパイス感が突出しているわけでもない。
全体的には、やはり欧風カレーであり、コクとまろやかさを楽しむべきカレーであろう。
うん、美味しかった。
今後も、カレーライスの候補として、強く意識していこう。
ごちそうさまでした。
ネット社会になり、長年愛されてきた呼称を統一、画一化して、他を排除しようとする勢力が気に入らない。
ロサ会館内側壁面の看板は「洋食の店 チェック」であり、ロサ会館の案内掲示板では「洋食 チェック」である。
また、ロサ会館の公式ホームページでは、「CHECK(チェック)」だけであり、説明文的補足として「洋食キッチン」と添え書きされている。
地元民で「キッチン チェック」と呼んでいる人は、むしろ少数派である。
しかし、正しさを求めているわけではない。
親しむべき店名は各々の胸の内にあればイイのだ。
(文責:京夏終空、2022.9.20)
(912件/3.53)
西池袋1丁目、ロサ会館・キッチン「チェック」。【51st】
池袋西口が誇る、スタンド洋食の殿堂・キッチン「チェック」。
通い始めて、もう30年が過ぎた。
池袋西口、ロマンス通り、ロサ会館の1階。
格式ばった洋食レストランではない。
駅の地下街にあるような、サクッと食べられる感じの店であり、カウンターだけの、こぢんまりとした簡易的な洋食屋である。
だから僕らは、「スタンド洋食」と呼ぶ。
簡易的だというものの、その味に対しては、多くの人々から絶大なる支持がある。
「海老と帆立のミックスフライ」(1,600円)+「ライス大盛」(100円) ーー 写真の通り。
大エビもホタテも美味である。
でも、洋食屋として、そういうコトよりも、フライの衣であり、タルタルソースであり、添えられているサラダのドレッシングであり、そういうモノに、より納得するのである。
いや、「納得」と書いたが「感動」かも知れない。
30年以上食べているが、毎回感動するから、ずっと通い続けているのであろう。
例えば、衣の件。
今どきの「サクッと」などという形容の軽々しい仕上がりではない。
もっと、「ザクッと」「ゴリッと」した、ドッシリとしたフライである。
こういうフライは、タネもそうだが、衣こそを食べるのである。
衣がキライなら、そもそも昔ながらのフライを注文してはイケない。
トンカツでも天ぷらでも、最近の人は、軽くサクッとが好みかも知れないが、昔ながらの、こういう製法を否定する論調が巷には多く溢れているように感じる。
タネの風味を逃さず、衣の中で蒸すのだ。
意味があってそうなっているモノに対して、カサ増しだの、カタいだの、見た目や食感だけで否定する風潮には大いに反論したい。
好みは自由で、自分に合わなかったと論じる分には何ら問題はないが、こんなカタいフライはダメだとか、あり得ないなどと論じるのは、単に無知を露呈しているだけのような気もするのである。
タルタルソース、酸味であり、ピクルスのアクセントであり、適度なオイリーさも含め、最高の仕上がりである。
僕は、チェックのこのタルタルソースだけをおかずに、ライスを食べられる。(笑)
ごちそうさまでした。
最近、第何次ブームか知らないが、また急に土日の昼など大行列ができるようになった。
地元民として、人気なのは嬉しいが、くれぐれも最近の店だと思わないで欲しい。
半世紀以上続く、老舗のスタンド洋食店である。
(文責:京夏終空、2022.7.29)
(886件/3.53)
西池袋1丁目、ロサ会館・キッチン「チェック」。【51st】
池袋西口が誇る、スタンド洋食の殿堂・キッチン「チェック」。
通い始めて、もう30年が過ぎた。
池袋西口、ロマンス通り、ロサ会館の1階。
格式ばった洋食レストランではない。
駅の地下街にあるような、サクッと食べられる感じの店であり、カウンターのみのこぢんまりとした簡易的な洋食屋である。
だから僕らは、「スタンド洋食」と呼ぶ。
簡易的だというものの、その味に対しては、多くの人々から絶大なる支持がある。
「ポークカツレツ(サラダ添え・ライス付)」(1,300円)+「ライス大盛」(100円) ―― 写真の通り。
何度も食べているこの店のポークカツレツ。
そのたびごとに、新しい感じもする。
今回、ロマンス通り側の、一番奥の席に座った。
調理場の真ん前である。
あぁ、こうして僕のポークカツレツが仕上がっていくのか、と、ちょっと感動した。
この店で、あまりマジマジと調理風景を見たコトが無かったように思う。
最後の押し焼き、イイ感じだった。
ポークカツレツにかけられているソース、何ともイイ感じ。
前回、醤油で遊んでみたが、今回は久々だったコトもあり、そんな気が起きなかった。
ごちそうさまでした。
(文責:京夏終空、2022.6.7)
(866件/3.53)
西池袋1丁目、ロサ会館・キッチン「チェック」。【51st】
池袋西口が誇る、スタンド洋食の殿堂・キッチン「チェック」。
通い始めて、もう30年が過ぎた。
池袋西口、ロマンス通り、ロサ会館の1階。
格式ばった洋食レストランではない。
駅の地下街にあるような、サクッと食べられる感じの店であり、カウンターのみのこぢんまりとした簡易的な洋食屋である。
だから僕らは、「スタンド洋食」と呼ぶ。
簡易的だというものの、その味に対しては、多くの人々から絶大なる支持がある。
他店を貶めるつもりは全く無いのだが、例えば池袋西口の、「ミトヤ」「キッチンABC」「洋庖丁」などでは滅多に見かけない主婦たちも通っている。
そう、この店は、同じ洋食ジャンルでも、主婦たちをも虜にしている店なのである。
今回、ちょっと実験してみた。
「ポークカツレツ(サラダ添え・ライス付)」(1,300円)+「ライス大盛」(100円) ―― 写真の通り。
きっと、チェックの「オムライス」と「ポークカツレツ」は、各々50回以上食べていると思う。
そのポークカツレツのプレート、チェックのオリジナルソースがかけられている。
今回、そのオリジナルソースが、なるべく付いていない部分を、テーブルのソース・醤油をかけて食べてみた。
もちろん、各々美味しいのだが、チェックの味わいとは、やや違うように思ってしまう。
赤ワインソースと言うか、デミグラスソースと言うか、深い味わいで、カツレツを最大限に盛り立てている、そのソースがあってこそという感じなのである。
そう、そのソースの味わいこそが、やはりチェックなのであり、家庭でいとも簡単に味わえるだろうソースや醤油の味わいとは違うのである。
そういう部分でも、やはりチェックは偉大だと思う。
サラダにかかっているドレッシングも同様である。
今回は、ソレだけのレビューである。
ごちそうさまでした。
ただ、個人的に、物珍しさもあってか、醤油は気に入り2,3度試してみた。(笑)
カツレツの焼きの風味が、醤油に呼応して、ちょっと別の世界観が広がる。
(文責:京夏終空、2022.3.7)
(820件/3.68)
西池袋1丁目、ロサ会館・キッチン「チェック」。【51st】
池袋西口が誇る、スタンド洋食の殿堂・キッチン「チェック」。
通い始めて、もう30年を過ぎた。
池袋西口、ロマンス通り、ロサ会館の1階。
格式ばった洋食レストランではない。
駅の地下街にあるような、サクッと食べられる感じの店であり、カウンターのみの簡易的な洋食屋である。
今回のテーマは、「店名」である。
暖簾用の呼称、屋号、また許認可用の名称、法人組織名称などと掘り下げる気は全くない。
もっと軽い感じの「通称」のようなモノのコトである。
何気なく、この食べログで今までずっと「キッチンチェック」と書いてきたが、よくよく思い出せば、自分自身そう呼んでいるであろうか?
単に「チェック」だけなのではなかろうか。
地元民、池袋西口勤務者などの昔からの常連と話をしていても「チェック」だけの呼称を使っている人が圧倒的に多いように感じるし、「キッチン」を冠するのと同等程度に「洋食のチェック」「オムライスのチェック」などと呼ぶ人の多さに改めて気がついた。
冒頭に書いたように店名の正しさを求めているのではない。
ネット社会になり、さも「キッチンチェック」だけが正解のような雰囲気に対して、30年以上愛用してきた地元民として物申したいだけである。
事実、7枚目・8枚目の写真の通り、ロサ会館内側壁面の看板は「洋食の店 チェック」であり、ロサ会館の案内掲示板では「洋食 チェック」である。
また、ロサ会館の公式ホームページでは、「CHECK(チェック)」だけであり、説明文的補足として「洋食キッチン」と添え書きされている。
繰り返すが、正しさを求めているわけではない。
長年愛されてきた呼称を統一、画一化して、他を排除しようとする勢力が気に入らないだけである。
そして、親しむべき店名は各々の胸の内にあればイイのだ。
さて、今回の食事である。
「エビとカキのミックスフライ(サラダ添え・ライス付)」(1,700円)+「ライス大盛」(100円) ーー 写真の通り。
「季節限定」のメニューである。
毎年カキフライの季節に、とくに多く再訪を重ねているような気がする。
カキフライが4つの「カキフライ」のセットも1,700円であるが、今回のこのセットは、同料金でエビとカキが2つづつになる。
大エビ、大カキである。
食べ方にもるよが、大エビはもちろん、カキフライも2,3度はナイフを入れるサイズ感。
素材そのモノの味わいが良く、さらに添えられているタルタルソースの味わいも美味。
途中でアクセントに中濃ソースのみを使ってみると、よりこのタルタルソースの偉大さに気づく。
キメの細かい衣をベースに、粗めのモノも多少混ぜられている。
うん、美味しい洋食屋の衣だ。
いたずらにエビやカキの産地や状態を大々的に喧伝するコトなく、洋食屋としての本分である分野で至極真っ当に勝負している感じがまた良いと思う。
「豊洲直送・広田湾産・活牡蠣」などとアピールするのは、海鮮系の店で十分である。
その姿勢は、同じ人気洋食店の大塚「GOTOO」とは異なる。
あと、最近はライス大盛が特盛っぽくなってきた。
ライス係のシェフと目が合うのだが、徐々に挑戦状のように思えてきた。(笑)
何年通っても、毎度毎度、幸福感に包まれて食事を終えられるコトが何より。
ごちそうさまでした。
(文責:京夏終空、2022.1.11)
(697件/3.72)
西池袋1丁目、ロサ会館・キッチン「チェック」。【51st】
池袋西口が誇る、スタンド洋食の殿堂・キッチン「チェック」。
通い始めて、もう30年を過ぎた。
池袋西口、ロマンス通り、ロサ会館の1階。
形式ばった洋食レストランではない。
駅の地下街にあるような、サクッと食べられる感じの店であり、カウンターのみの簡易的な洋食屋である。
さて、今回は僕にしては珍しくサービスランチである。
このサービスランチボードには、日替わりでいろいろ書かれているのだが、どうしても数々の美味なる知っているメニューと比べてしまうと、なかなかソコに行けない。
サービスランチ「ハンバーグ・イカフライ」(800円)+「ライス大盛」(100円) ーー 写真の通り。
コレは、もうその通り、ハンバーグとイカフライである。(笑)
ハンバーグはジューシーさとはある意味対極にある感じの、肉肉しいハンバーグである。
混ざり気の少ない感じのストレートハンバーグ。
しかし、かけられているデミグラスソースと出会うと俄然色めき立つような雰囲気である。
イカフライ、肉厚で味わいも濃厚に感じる。
旨み、風味がキチンと閉じ込められているかのよう。
サラダ添え、ライスみそ汁付きで800円は格安に感じる。
その価格と料理のレベル感からくる幸福感は、多大である。
ごちそうさまでした。
(文責:京夏終空、2022.1.11)
(697件/3.72)
西池袋1丁目、ロサ会館「キッチン チェック」。【51st】
池袋西口が誇る、スタンド洋食の殿堂「キッチンチェック」。
通い始めて、もう30年を過ぎたか。
池袋西口、ロマンス通り、ロサ会館の1階。
格式ばった洋食レストランではない。
駅の地下街にあるような、サクッと食べられる感じの店であり、カウンターのみの簡易的な洋食屋である。
「スパゲティ・ナポリタン」(900円)+「エビマカロニグラタン」(1,200円) ―― 写真の通り。
ココでナポリタン、久々に食べた。
シンプルな味わいのトマトソースベースであり、具沢山で美味しい。
調理器具の鉄板の味わいだろうか。
焦げてはいないのだが、そんな感じのやや焦げ的アクセントの風味が良い。
粉チーズ、タバスコも好みで。
エビマカロニグラタン、この店のコレ、好き。
アップするのは2度目だが、何度も食べている。
フレッシュな牛乳感のソースをベースに、美味しく仕上がっている。
そのソースの中のエビの風味がグイっと来る感じもイイ。
うん、美味しかった。
ごちそうそうさまです。
(文責:京夏終空、2021.12.11)
(685件/3.72)
西池袋1丁目、ロサ会館「キッチン チェック」。【51st】
池袋西口が誇る、スタンド洋食の殿堂「キッチンチェック」。
通い始めて、もう30年を過ぎたか。
池袋西口、ロマンス通り、ロサ会館の1階。
形式ばった洋食レストランではない。
駅の地下街にあるような、サクッと食べられる感じの店であり、カウンターのみの簡易的な洋食屋である。
今シーズン、3回目のチャレンジで、よくやくありつけた。
「カキフライ」(1,700円)+「ライス大」(100円) ―― 写真の通り。
このチェックでのカキフライ。僕にとっては、毎年の恒例行事となっている。
今年は、2回振られたが、過去には、もっと振られ続けたコトもあるので、慣れてしまった。
振られ慣れなど、ホントはするモノではないと思うのだが。
さて、会えばやはり愛しい。
カキの牡蠣としての構造を強く意識できる感じの大きさのカキフライである。
エラや貝柱の部分など、最高である。
内臓系の部位の美味しさは言うまでもないが、この大きさだからこそ、新鮮だからこそ、エラや貝柱部分を強く美味しいと感じる。
うん、満足。
ごちそうさまでした。
チェックでカキフライを食べると、…僕の冬がやって来る。
(文責:京夏終空、2021.11.11)
(651件/3.72)
西池袋1丁目、ロサ会館「キッチン チェック」。【51st】
池袋西口が誇る、スタンド洋食の殿堂「キッチンチェック」。
通い始めて、もう30年を過ぎたか。
池袋西口、ロマンス通り、ロサ会館の1階。
形式ばった洋食レストランではない。
駅の地下街にあるような、サクッと食べられる感じの店であり、カウンターのみの簡易的な洋食屋である。
「和風ステーキ」(2,000円)+「ライス大」(100円) ―― 写真の通り。
カキフライが始まったとの地元情報で訪問したが、売り切れだった。(泣)
で、気持ちが思いっきり逆に振って、コレ。
この店で和風ステーキを食べるのは何年ぶりだろうか?という感じ。
肉の中にスパイスがめり込んでいるのが良いアクセントとなる。
大根おろしソースは、酸味が大人しく、あくまでも肉がメインだと思わされるバランス。
たまに、ポン酢のような強い味わいのソースで、肉の味わいを超えてくるモノがあるが、良い肉の場合はもったいないと思う。
確かに、ソースの味わいで、ご飯はガンガン進むが、であれば、何も良い肉でなくても…、などと思うモノとは、確実に一線を画す。
口の中は、明らかに肉味、そしてソースが補完する。
白メシは、ガンガン食うけど。(笑)
今回、あまりにもガンガン食うから、コックさんが、あれ?俺大盛にしたっけ?と疑心暗鬼になり、途中で増えた。(笑)
ごちそうさまでした。
(文責:京夏終空、2021.11.11)
(651件/3.72)
西池袋1丁目、ロサ会館「キッチン チェック」。【51st】
池袋西口が誇る、スタンド洋食の殿堂「キッチンチェック」。
通い始めて、もう30年を過ぎたか。
池袋西口、ロマンス通り、ロサ会館の1階。
形式ばった洋食レストランではない。
駅の地下街にあるような、サクッと食べられる感じの店であり、カウンターのみの簡易的な洋食屋である。
「海老と帆立のミックスフライ」(1,600円)+「ライス大」(100円) ―― 写真の通り。
カキフライがもうそろそろあるかと訪問したが、まだだった日。
その方向性の味わいを引っぱって、コレ。
何度も書いているが、デカくて、良い意味でのエビくささがキチンとあるエビ、最高。
ホタテは、みずみずしいままフライになっているスタイル、コレも最高。
添えられているチェック特製のタルタルソースがまた美味。
ソレ以上、書くコトがない。
ごちそうさまでした。
(文責:京夏終空、2021.11.11)
(651件/3.72)
西池袋1丁目、ロサ会館「キッチン チェック」。【51st】
池袋西口が誇る、スタンド洋食の殿堂「キッチンチェック」。
通い始めて、もう30年を過ぎたか。
池袋西口、ロマンス通り、ロサ会館の1階。
形式ばった洋食レストランではない。
駅の地下街にあるような、サクッと食べられる感じの店であり、カウンターのみの簡易的な洋食屋である。
「ポークカツレツ(サラダ添え・ライス付)」(1,300円)+「ライス大盛」(100円) ―― 写真の通り。
今回も、危うくカキフライのアップになり、チェックのレビューが3回連続カキフライになるトコロだった。(笑)
もうそろそろか、と思うと、ついついチェックに足が自然に向いている。
久々に、このポークカツレツに戻ってみた。
約10年ぐらい前から、2、3年ぐらい前まで、7、8年ぐらいの間、ずっと、このポークカツレツだけを食べていた時代があった。
やはり、美味しい。
今回は、肉の火の通りが、やや強めな感じだったが、大勢に影響は無い感じだった。
過去にさんざん書いてきたので、今さら新たに書くコトなどないのだが、何だろう?コレだけを、7、8年続けられた訳は?
やはり、チェックの中では、安くて美味しくて、ガッツリ気分が味わえる優れモノだというコトなのだろう。
揚げ物でありながら、焼き物でもある。
豚肉量も多く、何よりご飯がすすむ。
語源のフランス語を紐解くまでもなく、カツレツが完全に日本の料理として姿を代え、その象徴の一つとして凛とした存在感を示している感じも素晴らしい。
うん、満足。
ごちそうさまでした。
(文責:京夏終空、2021.10.4)
(643件/3.73)
西池袋1丁目、ロサ会館「キッチン チェック」。【51st】
池袋西口が誇る、スタンド洋食の殿堂「キッチンチェック」。
通い始めて30年近くになる。
池袋西口、ロマンス通り、ロサ会館の1階。
形式ばった店ではない。
駅の地下街にあるような、サッと食べれる感じの店であり、カウンターのみの簡易的な洋食屋である。
今は、別に年中食べられるが、何となく、今シーズン最後のカキフライを考えたときに、チェックで〆ようと思って訪問。
と、思ったら、前回レビューもカキフライだった。(汗)
別日のランチセットも写真掲載しておく。
「カキフライ・セット」(1,700円)+「ライス大盛」(100円) ―― 写真の通り。
ランチタイムは、みそ汁も付く。
カキフライ、デカいから、ひと口ひと口、内臓部分、貝柱部分、エラ部分など、各々の味わいがわかる感じである。
美味しいとしか、言いようが無い。
優しいタルタルソースもよく合っている。
ひたすらカキフライをかじり、白メシをかき込む。
その繰り返し。
幸せな時間。
また、来シーズン、会おう。
ごちそうさまでした。
(文責:京夏終空、2021.3.16)
(576件/3.72)
西池袋1丁目、ロサ会館「キッチン チェック」。【51st】
池袋西口が誇る、スタンド洋食の殿堂「キッチンチェック」。
通い始めて30年近くになる。
ロマンス通り、ロサ会館の1階。
かしこまった店ではない。
駅の地下街にあるような、サッと食べれる感じの店であり、カウンターのみの簡易式洋食屋である。
オムライスの呪縛から解放された後、ポークカツレツの呪縛の時代が続いた。
でも、ようやく最近、いろいろ食べられるようになった。
「カキフライ・セット」(1,700円)+「ライス特盛」(200円)+「みそ汁」(100円) ―― 写真の通り。
チェックのカキフライである。
デカいカキフライが4コ。
写真の撮り方が悪く、そんなにデカく見えないかも知れないがデカいのである。
およそ、1コのカキフライを、4,5口で食べる感じである。
メシが進むメシ食らいの人間である。
レモンを軽く搾って特製のタルタルソースでもイイ。
また、テーブルのライトな中濃ソースでもイイ。
粗め、細めの衣を纏ったカキフライ、ウマい。
デカいから、ひと口ひと口、内臓部分、貝柱部分、エラ部分など、各々の味わいがわかる感じ。
洋食屋の王道のカキフライの味わいでもある。
満足。ごちそうさまでした。
いつの間に、百名店になったのだ?
気付けば、「3.71」の高評価。
個人的には、長年世話になっているので高評価をするが、何だかそういう店じゃない気もする…。
(文責:京夏終空、2020.11.30)
(530件/3.71)
西池袋1丁目、ロサ会館「キッチン チェック」。【51st】
池袋西口が誇る、スタンド洋食の殿堂「キッチンチェック」。
通い始めて30年近くになる。
ロマンス通り、ロサ会館の1階。
かしこまった店ではない。
駅の地下街にあるような、サッと食べれる感じの店であり、カウンターのみの簡易式洋食屋である。
オムライスの呪縛から解放された後、ポークカツレツの呪縛の時代が続いた。
でも、ようやく最近、いろいろ食べられるようになった。
「エビ・カキフライ」(1,700円) ―― セットでライスも付く。ライス大盛がプラス100円。特盛が200円。みそ汁は別注文で100円。
この店の海鮮系のフライには、カットレモンとタルタルソースが付く。
そのタルタルソース、久々に口にしたが、ウマい。レモンの酸味と相まって、フライを盛り上げる。
エビ、大きさは中程度だが、味わいが良い。
カキ、大きさは、いろいろだが、貝柱のデカさに驚いたりするモノもある。もちろん、風味も上々。
「エビマカロニグラタン」(1,200円) ―― 深めのグラン皿なので食べ応えアリ。
当然に、多少時間はかかる。ゆるめと言うか、クリーミーで、優しくも力強い。
「コーンポタージュ」(500円) ―― 洋食屋のポタージュの雰囲気アリ。
あまり食べ比べをしたコトがないが、濃いめの味わいだと思う。
塩分の強さでなく、濃厚系。
どれも、満足。
ごちそうさまでした。
こういう洋食も、普段食べているモノとの比較論的な判断が為されやすいんだと思う。
ただ、平均して、例えば油の使い方であったり、味わいの濃淡であったり、そういう方向性が、素材の味わい以上に好みに合うか合わないかだとも思う。
僕にとっては、馴染みすぎているので、冷静な判断ではないかも知れない。
でも、今後も、間違いなくずっと通う店である。
(文責:京夏終空、2020.2.4)
(409件/3.68)
西池袋1丁目・ロマンス通り、ロサ会館「キッチン チェック」。【51st】
結局、ポークカツレツを続けている人。(笑)
別に、わざわざ写真を添えるためにアップするわけではない。
が、ポークカツレツの写真がたまっていくので、その度ごとに、前回のポークカツレツの勇姿を消すのが忍びなくなっただけだ。
地元が故、そして、30年近く通う者として、ホントは、いろいろな料理の写真を添えたかった。
でも、どうしても、ムリなのだ。
オムライスの呪縛から解放されるために要した時間は、約10年ぐらいか?
ポークカツレツの呪縛にハマったのは、もう6,7年前か?
あと、もう少々、付き合ってみるか…。
「ポークカツレツ(ライス大)」(1,300円) ―― 写真の通り。
もう何度も書いてきたので、今さら書くコトすらない。(笑)
脂身と赤身のバランスが、ココのトコロ、脂身がより多くなっている気がする。
あえて、直近での変化を言えば、ソレぐらいか。
デミグラス系のソースは、以前よりも苦味に似たコクが増したか?
はたまた、訪問時間帯の問題か?
ライスの状態をたまに悪く言う人がいるが、日式のフォークとナイフの使い方では、コレぐらいもちもちと、べっとりしていなければイケないとさえ思う。
古き良き日本の、スタンド洋食のライスは、こんな感じが王道だと思う。
うん、満足。
絶賛はしないが、無くなったら泣く。
ごちそうさまでした。
以前は、この店は、喫煙可能だったが、禁煙になった。
ロサ会館という場所柄、当たり前だったコトも、徐々に変わっていく。
今では、2階に上がる階段も見慣れたが、昔はその階段が無く、ゲームセンターが広がっていた。
そもそも、2階には、いろいろな名店があったのだ。
今、1階でやっている「みなと」は、2階の大きな海鮮割烹料理店だった。
伊勢海老がウリで、諸先輩に連れられ、よく食べていた。
ザルに入ったサラダを回していた海鮮系のランチの良店もあった。
ソコでは、よく鉄火丼を食べていた気がする。
ロサ会館の1階では、この「キッチン チェック」と、ゲームセンターの競馬ゲームが、最古参のようだ…。
(文責:京夏終空、2019.9.3)
(375件/3.69)
池袋が誇るスタンド洋食の殿堂「チェック」。【51st】★訪問回数60回以上
◆◆◆伝言欄◆◆◆
・「キッチン チェック」2016~17年年末年始の営業 → 12月29日(木)15時まで。12月30日(金)~1月3日(火)休み。
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「チェック」でカレーを食べたコトがありますか?
池袋が誇るスタンド洋食の殿堂である。池袋西口、ロサ会館の1階。駅の地下街にあるような、サッと食べれる感じの店であり、カウンターのみの簡易式洋食屋である。
通い始めて23年目だと思う。オムライスの呪縛から解放された後、いろいろ食べたが、ここ最近は、前回までレビューしているように「ポークカツレツ」の呪縛から解き放たれないまま3年を迎えようとしている。
そして、今回、新たな歴史が始まった?
「カツカレー」(¥1,350) ―― きっとチェックでカレーを食べるのは、20年ぶりぐらいかもしれない。今回、あらためて食べてみてウマいと思った。ありきたりな欧風カレーであるような気もするが、サービスの福神漬けとらっきょうの口直し後に食べるとよくわかる。カレーを食べ、途中でらっきょうを食べる。そして、カレーに戻った時のウマさ。こういう感じは、僕にとって何よりウマいカレーの証拠なのだ。
カツカレーのカツは?というと、何のコトはない、ポークカツレツだ。(笑)
フライパンで押し焼きしている、いつものポークカツレツなのだ。油はひいているが、油で揚げてはいない。うん、やっぱりウマい。ポークカツレツの呪縛をちょっと応用してみた感じで、何だか新鮮だ。
でも、チェックのカレーって、ナイフとフォークで食べるんだっけ?
この店で、カレーを食べるコトが久々過ぎて、よくわからないし、今さら聞けない。でも、フォークを上手く使えば、結構、それも斬新で、何だか、より美味しく食べられた。
大満足。ごちそうさまでした。
15時過ぎの中途半端な時間だった。入店した時は、5,6人いた客も全て帰り、会計時には1人きりになった。
では、思い切っておかみさんに聞いてみるか?
僕、 「ごちそうさま。」
おかみさん、「1,200円です。」
僕、 「ココのカレー、フォークで食べるんでしたっけ?」
おかみさん、「あらやだ、ポークカツレツだと思った。何食べたの?」
僕、 「カツカレー!」
おかみさん、「1,350円です。ごめんなさいね。」
僕、 「いや、美味しかったです。フォークでもキレイに食べられました。」
おかみさん、「ありがとう。ありがとうございました。」
おかみさん、条件反射で、僕の席にはナイフとフォークを持ってくるようになったみたいだ。(笑)
あっ、ちなみにポークカツレツはカットされていたので、ナイフは使わななかった。
また、普通のカレーライスは900円で、14時~17時はタイムサービスで、オムライスなどと同様に100円引きになる。
一度、カレーライス、またはカツカレー、試してみてはどうですか?
(文責:京夏終空、2015.9.17)
-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・・-
<非更新再訪メモ>(2016.8.8)
・また「ポークカツレツ」しか食べないからアップできない。(-_-;)
・月に1回位は訪問してしているのに…。
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ヤバすぎる。「ポークカツレツ」の呪縛から解き放たれない。
「ポークカツレツ(ライス大)」(¥1,300) ―― 今回のポークカツレツは、かなりレアに近かった、中の肉が薄っすらピンク色。こういう感じもまたイイ。ポークカツレツは、その時々によって、焼き方に若干の違いがある。だんだん、ココのポークカツレツを極めてきたので、そろそろ焼き方にも口を出してみようかな。「ミディアムレアで!」とか。怒られるかな。ココの調理人達は、どちらかというと職人肌だから。愛想も良くないし。(笑) いや、イイ意味での職人ですよ。この店は。
20年以上通っている人間が言うのだから間違いない。
(文責:京夏終空、2014.7.28)
(タバコに関する文章は、すべて削除となりました。コメントをいただいた方、すみません。)
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結局、また「ポークカツレツ」に戻ってしまった。
(非更新再訪メモ、2014.3.27)
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旧タイトル【ロサ会館の洋食屋。~続オムライスが食べれない。】
20年通っているが、ここまでオムライスから遠ざかったコトは今までないだろう。
前回レビューから、数回訪問しているが、どうしてもオムライスに辿り着けない。ツレが悪いというコトに気が付いた。ツレが早々とポークソテーやら平目のムニエルなどとメニューを決めてしまうから、ついバランスを考えてしまう。だから、ツレが悪い。
「エビと牡蠣のミックスフライ」(\1,700) ―― 15cm以上あるエビ2本と大粒カキフライ2コ。解禁のボジョレーをグラスでいただきながらフライを食す。ウマい。その一言でいい感じ。池袋西口には気の利いた洋食屋が少ない。その点、コノ店は決して外さない堅調な店でもある。しかし、最近入店した結構お年のコックの方は、油切りがやや甘い。その変化以外は、少なくとも僕が通っている20年、何も変わらない。いつも、満足の洋食を食べさせてくれる。
(文責:京夏終空、2013.11.27)
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旧タイトル【ロサ会館の洋食屋。オムライスが食べれない。】(2013.5.15)
たまには、オムライスでも、と思って「チェック」に行く。
がしかし、店内に入ると洋食屋のいい香り。
そして、気が付くと「ポークカツレツ、ライス大盛で。」と
オーダーしている。
前回、友人と来た時も同じオーダー。
はっきり言って、はまっている。「ポークカツレツ」!!
20年来のお店。最初はオムライス率が90%位だった
のだが、10年を超えたあたりから、いろいろなメニュー
に挑戦するようになった。
一通り興味のあるメニューを食べた結果、たどり着いた
のが、「ポークカツレツ」。頭にオムライスが浮かんで、
この店に入るのに、「ポークカツレツ」。次回はオムライ
スにしようと思うのに、「ポークカツレツ」。
自分自身のこの店の最終形なのか?
はたまた、何年かしたらまた違ったメニューにはまって
いるのか?
20年来のおかみさんも、相変わらずお元気ですネ。
いつも髪をバチッとセットされてて...。
あの、マッシュルームがタップリ入ったオムライス。近々
食べることができるのだろうか。
いずれにしろ、池袋西口での大事な洋食屋さんとして
今後も期待したいお店。
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京夏終空
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店名 |
キッチン チェック
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受賞・選出歴 |
洋食 百名店 2022 選出店
食べログ 洋食 百名店 2022 選出店
洋食 百名店 2020 選出店
食べログ 洋食 百名店 2020 選出店 |
ジャンル | 洋食、ハンバーグ、オムライス |
お問い合わせ |
03-3985-1926 |
予約可否 |
予約不可 |
住所 | |
交通手段 |
池袋駅西口より徒歩3分 池袋駅から306m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算 |
¥2,000~¥2,999 ¥1,000~¥1,999 |
予算(口コミ集計) |
¥1,000~¥1,999
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
席数 |
17席 (カウンターのみ) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | カウンター席あり |
ドリンク | ワインあり |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
サービス | テイクアウト |
オープン日 |
1968年 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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池袋西口が誇る、スタンド洋食の殿堂・キッチン「チェック」。
通い始めて、もう30年が過ぎた。
池袋西口、ロマンス通り、ロサ会館の1階。
格式ばった洋食レストランではない。
駅の地下街にあるような、サクッと食べられる感じの店であり、カウンターだけの、こぢんまりとした簡易的な洋食屋である。
だから僕らは、「スタンド洋食」と呼ぶ。
簡易的だというものの、その味に対しては、多くの人々から絶大なる支持がある。
老練・熟練の料理人たちが腕を振るう。
「カツカレー」(1,600円) ーー 写真の通り。
チェックのポークカツレツがのせられた、チェックのカレーライス。
ココで、度々食べている一品。
過去にも書いているが、この「カツカレー」というメニュー、どこにも書かれていないメニューなのである。
昔からの常連のみが知る、ちょっと特権的なメニューでもある。
で、つい最近、何故このメニューを僕が注文し始めたがわかったのである。
やはり、地元の常連であった先輩に、僕が「チェックでは、ほぼオムライスばかり食べている」という話をした際に、「カツカレー」を僕に勧めたという記憶があるというのである。
言われてみれば、確かにそんな記憶が僕にもあった。
その先輩との馴れ初めを考えてみると、きっと、平成6,7年頃になる。
その際、更に言えば、驚くコトに、その先輩は、僕に「カツカレー」を勧めただけでなく、「カツのせオムライス」を勧めたと言うのである。
で、その当時は、単なる「オムライス」だけでなく、「ハンバーグのせオムライス」や、その「カツのせオムライス」や、「オムライスカレー」など、勝手にいろいろ言えば何でも作ってくれたと言うのである。
今現在、どこまでの対応をしているのかわからないのだが、「カツカレー」は、ずっと有効であって欲しいと願うばかりである。
さて、チェックのカツカレー、ポークカツレツとして、単品やセットのポークカツレツと比べ、やや焦がしめに焼き上げられている感じがする。
チェックの特製ソースが無いので、カレーのルーと馴染ませるか、テーブルアイテムのウスターソースと合わせる。
カレーのルーは、何かの清涼系スパイスと辛味スパイスがちょっとだけ飛び出ている雰囲気の、概ね欧風カレー寄りのコクの深さを感じるルーである。
ベースは、S&Bの赤缶の味わいである。
(実際のルーの色合いは、4枚目の写真が一番近い。)
ラッキョウと福神漬の2連ガラス容器(ミニトング付き)も、近年では盛り上がるポイントである。
洋食店やスタンドカレー店や、街の普通の喫茶店でさえよく見かけた、昔は当たり前だったモノも、今では懐かしかく感じたりする。
あと、ラッキョウはその酸味から、食中に、コクを感じる感覚をリセットするために食べるモノだと思うが、福神漬は、最後にライスが余ってしまった時の救済的措置のためが本来的意味合いなのだろうから、終盤に食べるのが正解で、もっと言えば、料理の提供時にライスに添えたりするのは、マナー違反だとさえ言う人もいる。
僕も、CoCo壱番屋などではそうしているが、このチェックなど、こぢんまりとした店においては、最初に取っておかないと、数が少ないので、別の席でカレーが出ると下げられてしまうというおそれから最初に添えてしまう。
長々と書いてきたが、最後に、このカツカレーの価格である。
カレーライスが1,100円、ポークカツレツ(セット)が1,500円。
そう考えると、安くない?
と、いつも思ってしまうのである。
ありがとうございます。
ごちそうさまでした。
(文責:京夏終空、2024.3.27)
(1,646件/3.65)