セクワ(串焼き)も旨いけど一品料理が更に秀逸 : セクワガル

【総評】
大久保駅から徒歩3分程。大久保通り沿いの雑居ビル１階にあるネパール式串焼きがメインのネパール料理店です。
エスニックの串焼きだとシシカバブやタンドール料理のイメージが強いですが、これは日本の焼鳥に近い感じ。
それでいて味付けはしっかりとネパール式。ちょこちょこっと摘まむのに最適なサイズ感と味わいです(^_^)
セクワ(串焼き)をメインにしている同店ですが、それ以外の料理も充実。というか、むしろそっちの方が旨いかも。
今回スクティとモモを頂きましたがともに素晴らしい出来栄えでした。この店はまだまだ奥が深いように感じます。

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エスニック全般が好きですが中でもネパール料理はかなり好み。日々良さそうな店がないか物色しております。
そんな中目を付けたのがコチラ。大久保は一般的に韓流のイメージですが、実はアジア系全般にかなり多国籍です。
お店は大久保駅から大久保通り沿いに徒歩3分程。小滝橋通りを超えたちょっと先の雑居ビル1階にあります。

訪問は日曜の17時ちょい前。入り口は目立ちませんが中はかなり広いホールみたいな感じになっています。
最初先客無しでしたが後からネパール人っぽい方々がポツポツ訪れ始めました。日本人はあまり来ない模様(^_^;)
水タバコやったりBGM(多分ネパールの曲)の曲を軽く口ずさんだりしてますが、どうやら憩いの場みたいですね。

店内はテーブル10卓と小上がりが1箇所。厨房の様子は不明ですがホール担当の男性が1人いました。
店員同士の会話からすると多分ネパールの人ですね。ネパール人向けなお店ですが日本語は問題なく通じます。

メニューは店名にもあるセクワ(ネパール式串焼き)にスクティ・モモ・チョイラ等、ネパール料理が沢山(^_^)
ドリンクもビール・ワイン・サワーにネパールのククリラム(ラム酒)まであって、かなり豊富な品揃えです。
とりあえずセクワから羊ととりハツ、ドリンクにレモンサワー(450円)を注文。一品料理も2品ほど。
酒は途中でハイボール(450円)も追加しました。この店の料理はかなり酒が進みます(^_^)

・お通し 大根のアチャール
スパイス感はほどほどでかなり発酵系の酸味が強いです。そのまま食べても旨いし口がさっぱりします(^_^)

・スクティ 750円
干した牛肉をスパイスとたっぷりの油で炒めた？料理。表面はドライでカリカリです。そして力強い旨味^ｍ^
固形のソースを食べてるかような濃厚な味わいで、がっつりニンニクとジュワッと感じる脂が堪りません！
保存食の一種だと思いますが、旨味が凝縮されていて普通の牛肉より数段上の美味しさに仕上がっています。

・マトンセクワ 200円×2本
・とりハツ 180円×2本
1種類3本注文だとテーブルに仕込まれた熱源を使って目の前で焼けますが、1人なので部位別に2本づつ注文。
焼きは厨房にお任せです。しっかり火が入っていますがスパイスペーストをまとっていてしっとりした仕上がり。
チョイと摘まむサイズ感で日本の焼き鳥に似てますが、味わいはしっかりネパール式。スパイシーですが辛さは程々。
肉質的にはごく普通なれど、これは味付けが秀逸です。の味付けは特にマトンと相性が良いですね(^_^)

・エベレストカンティプルモモ 650円
モモだけで6種類もあります。その中から写真の見た目がなんとも目を引いたこちらをチョイス。
意外にもスープは冷たくしてあります。胡麻とかスパイスとか色々入って、酸っぱ辛い…みたいな独特な味。
モモは他の店でもよく見かけるレギュラータイプ。温かで肉汁たっぷり。この組み合わせクセになりそう^ｍ^
最初意表を突かれましたが、この味付けはかなり旨いです。シンプルなモモも良いですがこれもかなり秀逸。

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【最後に】
店名にあるセクワも良かったですが、個人的には一品料理のネパール料理の方が強く印象に残りました。
スクティやモモはネパール料理の定番ですが、ここのはレベルが高いです。どちらもかなり旨い(^_^)
本日のお勘定は〆て3060円。この店はまだまだ奥が深そうです。再訪して他の料理も色々試したいですね。
ご馳走様でした。