チーズを絡めるチキンの味に悶絶！サムギョプサルの肉厚な食べごたえが堪らん！ : ヨプの王豚塩焼×マイマイチキン 新大久保駅前店

以前、東京で働いていた頃にお世話になった師匠と、東京出張の機会を活用して久々に会うことになった。師匠と呼ぶのも、違う会社だったのだけれどもボクに仕事のイロハを教えてくれたということもあり、先輩というより師匠。この人と飲みに行くといつも新大久保で韓国料理（そして、ボクにマッコリを教えてくれたのも、この人。公私共にいろいろ学んだ、、、。いまだにベンチプレスを90キロ上げるらしい）。

師匠に誘われれば断るべくもなく。今日も今日とて、お世話になった師匠に連れられ、誘われるがままに「ヨプの王豚塩焼×マイマイチキン 日本一号店」さんのドアをくぐる。

さて、こちらのお店はJR新大久保駅を出て目の前という好立地。
15年ぐらいぶりに来たのだけれど、以前はこんなに（？）きらびやかではなく、どちらかというともっと落ち着いていたような、、、。とはいえ、「ザ・韓流の街！」という感じで年甲斐もなくワクワクしてしまう。

お店は今年の７月にできたばかりの新しいお店だそう。まだピカピカ。さすが師匠である。新大久保のトレンドに詳しい。

さて、通常であれば「トリアエズナマ！」なところであるが、そこは師匠の手前、「生マッコリ ボトル（1,580円）」を注文。
ボトルっていうからボトルなのかと思いきや、やはりそこは伝統のマッコリの入れ物（←これ、呼び方知らない）に入って出てくるところが心憎い。

まずはひと口（グビッ）

マッコリは、このヨーグルトっぽい、、、なんとも言えない艶のある飲みくちが良い。味もスッキリしているので、ついつい飲みすぎてしまい、気がついたらベロンベロン、、、なんていう経験が何回あったことか。辛い韓国料理にはマッコリ一択だろう。

さて、料理であるが、まずは「マイマイトリプルUFO（2,980円）」を注文。
デデーンとチーズが煮込まれた巨大な鍋（←？）の周りにコォレデモクァ！とチキンが並べられている。てか、こんな量を俺達で食べ切れるのかッ、師匠！
チーズは煮込まれて来るもの以外に、店員さんがスリガネでゴリゴリすり入れてブレンドしてくれる。
チキンは甘辛とプレーンの２種類があり、３種類のチーズが溶け込んだチーズを絡めて、、、いざ、、、（パクッ！）。

うまいっ！
カリッカリのフライドチキンにチーズがよく合う！から揚げ好き男子のボクには、この、フライドチキンにチーズを絡めるというジャンキーっぷりに狂気乱舞である。
チーズに飽きたら「オリジナルマスタード」と「チリソース」付いていたので色々楽しめるのも良い。でも、チーズに絡めるのがカロリー高そうで好き。異論不認（異論認めず）。

続いて韓国料理の王道、チキンと共に、サムギョプサルは外せない。「熟成サムギョプサルセット（1,480円）」を注文。
セットなので肉に野菜が付いてくる。肉はデデーンとブロック肉が到着。分厚い肉を目の前で大ぶりにカットしてくれる。そしてそいつをジュウジュウと焼いてくれる。

そして、野菜に巻いて、いざっ！（パクッ）
ジューシィー！チキンとは逆バリの、滴る肉汁のお肉を野菜で巻いていただく、この贅沢。これもうまい。
そして、意外においしかったのが「ヤニョナムル（緑の葉っぱのナムル・・・？）」。初体験のナムル。しっとりとしていて、お肉に巻いて食べると、これはすごく優しい味（謎）。

また、食事の合間に「酢漬け大根」が口直しにうまい。すっぱいんだけど、うまい。いや、たぶん、すっぱいから、うまい。

ひととおりお肉を楽しんだところで、「とびっこのせふわふわ卵チム（880円）」を注文。
とびっこの酸味が、ふわふわたまごとよく合う。そして何気にハイボリューム。

さて、ここまで来て師匠が「次はデザートでしょ」などと言い出す。
「いやいや、肉食いきってないでしょ！」「肉は飲むもんだ！」などと押し問答をしていると、店員さんから「食べきれないチキンは持ち帰りOK」とのこと。
専用のドギーバック（用意がいい店だな、、、こりゃ）に入れていただいて、（師匠が）持ち帰る。さすが肉を飲む男。

チキン食べ残しの心配がなくなったところで、デザートに「ヨプのニューヨークチーズケーキ（680円）」と「ヨプのガトーショコラ（680円）」を注文。
肉でベッタベタになった口に、チーズケーキとガトーショコラの超重厚な甘味でしっかり口直し。案外大きかったので師匠とシェアしながらいただく。なかなか本格的な味でおいしかった。

さて、師匠の案内で右も左もわからないままの入店だったけれど、値段の割にとてつもなくボリューミーで、複数人で来るべきだったのでは？と、後悔。むしろワイワイと食べるのに向いた店のように感じた（まあ、メニューにはハーフサイズ的なものもあって、肉好きの師匠がデカイのを頼みまくったことが原因だけれど）。

最近は韓国の名物といえば「チキン」と言われるそうで、さすが韓国の「チキン業界（？）」で切磋琢磨されて生き残った本場チキン屋のチキンはうまかった。

チーズチキンは癖になりそう。関西にもこういう店が早くできないかしら。