ベトナム風チキンライスセット 790円 : 新大久保 アジア屋台村

オープン以来こぶさたでしたが、
ずいぶん前からランチが始まっており
訪問してみました。

11時半過ぎの入店で、先客2後客2。
大箱なので寂しく見えます。

ランチメニューは8か国各2,3品ずつ。
これだけ幅広い内容は、他ではまずないでしょう。

価格は700-800円が多いでしょうか。
値段は界隈の専門店と同じか、むしろ
ものによっては安いかな。

ざっと目を通して、ベトナム風チキンライスセットにしました。

フロア1名、厨房は3名ぐらいで回しています。
オープン時の混乱はさすがにもうなく、
5分強で提供。

では。

チキンライスは、ショウガの風味がきいて
ほんのり甘いタレがかかっています。
スパイス使いはおとなしく、クセなく仕上がっています。

鶏肉がやらかくて、肉感たっぷりで良好。

生春巻き、スープは、ランチらしい品質。

甘味のしっかりしたスイーツと、
想像以上にしっかりしたコーヒーで
全体的には悪くない印象。

日本人向けなのか、ランチ向けなのか
界隈の専門店で見られる現地感の強い味わいではないですが、
これはこれで。

やはりこの店の特徴を最大限に生かすには
大人数でシェアでしょうね。

（2018.12.13）

カオス、ここに極まれり。

以前は、インドネパールのお店と
間借りするようにタイ料理屋が入っていた建物ですが
改装され、「アジア屋台村」という
大風呂敷を広げた看板が出ているな
としばらく改装の様子を眺めていたのですが、
本日開店となったようです。

19時半頃の訪問で、先客30名程度。

入ってすぐ、立ち飲みスペースになっていて
奥が座席です。

100人以上入れそうな大箱なので、
空席の方が目立ちます。

店の一番奥がキッチンで、
一見すると、フードコートのようですが、
テーブルで注文します。

メニューを見ると、圧巻です。

インド、ネパール、タイ、ベトナム、
シンガポール、マレーシア、韓国、中国。
8か国分のメニューが載っています。

看板に偽りなし。
いやあ、よくぞここまで集めたものです。

どの国のメニューも、
食事メニューとつまみメニューがあって
一品600-800円ぐらいでしょうか。

ドリンクは各国とりどりという感じではなく、
標準的なソフトドリンク、カクテル系がメインです。

大分、目移りしましたが、
食事メニューの中で一番安価なものの一つ、
ダルバットセットにしました。

フロアは、主に女性が担当し、
各国の民族衣装を着ていますが、
チャイナドレスを着たおねえさんに
フォーを頼んでもいいようで、
誰に何をオーダーしてもいいようです。

提供まで、25分。

15分経過した時点で、
「まだちょっと時間がかかります」
と、アチャールが先にサービスで出されました。

なんでこんなに時間がかかるのか、
厨房を見ていると、よく分かります。

10人近い各国の男女がキッチン内にいて
バタバタ動き回っています。

お互い言葉が通じているのか
きちんと素材が仕分けして収納されているのか。。。

むしろ、30分以内で出てきたことが不思議なぐらい。。。

提供までの間、お客さんの様子も見てみましたが、
こちらもいろんな国の、主に留学生みなさんですかね。
日本人はほとんどいない感じでした。

多くのお客さんはお店の人の知り合いのようです。
正直、どの人がお店の人で、どの人がお客なのか
よく分かりませんでした。。。

韓国の方かなというお客さんは
鍋みたいのを食べていましたし、
タイ系のお姉さんはそれっぽいのを食べていて
みんな自国の料理を食べていたようです。

となると、あえて、各国料理を一度に食べれる店で
食事をする必要が。。。

さて、ダルバットです。

ダル・野菜カレー・チキンカレー
と3種のカレーが乗っていて、
600円にしてはなかなかです。

味の方も、どのカレーも
界隈の専門店？と同じような品質です。

チキンカレーは特にクセがなく、
パクチーのフレッシュな風味がいいです。

ダルもニンニクやパクチーがきいて
イイ感じにまとまっています。

開店したばかりの混乱もあるのか、
界隈のネパールのお店のように
「ご飯おかわり？」と促してくれる
店員さんはいませんでしたが、
ボリュームは十分でした。

大久保の雑多な飲食店をそのまま
ぎゅっと凝縮したようなこちら。

今後、このカオスがどういう方向にいくのか
まったく目が離せない
注目のお店のような気がします。

（2018.2.20）