夏限定、冷やし中華。滑り込みでいただきました。 : 麺恋処 いそじ

2011年9月再訪レビュー

あらら、ずいぶん間があいてしまいました、
ここ「いそじ」さんは２年ぶり、4度目の訪問です。
duskさんのレビュー
http://u.tabelog.com/000082856/r/rvwdtl/971663/
を拝見して夏限定の冷やし中華、今週末までだったら食べられるかな、と行ってみました。

土曜日の11:50am頃。
お店に到着するとカウンターは満席、おふたりほど先客の方が待ってらっしゃいました。
券売機に冷やし中華ってないんですが、店内にはちゃんと「冷やし中華」って貼ってあるのでまだやってるのかな？
お店の方に聞くと丸特中華そばの食券でオーダーしてくださいとのこと。890円。

しばらく待って席に通されて、それから待つことしばし。
冷やし中華はラーメンやつけ麺にくらべて出てくるのにちょっと時間がかかるみたいです。

「お待たせしましたー」の声とともにでてきた冷やし中華、あらら想像と違って（失礼、）かなり美しい。
具はチャーシューしっかり２枚、大葉にカイワレ、キュウリにトマト、オクラに半熟たまご、海苔。
右側に芥子が、そして左側にシャーベット状のちっちゃな物体が。
さーていただきます。
とすすってみると、うん？冷たいスープがマイルド、ここのモチモチとした弾力感のある太めの麺ととっても合います。

ご主人が冷やし中華を出すとき「酢が弱めなのでよかったらカウンターの酢をお使いください」とおっしゃってたけれど、
いやいや、これ、完成されたバランスのいい塩梅ですよ。わざわざ酢を足さないほうがいいと思う。
冷やし中華＝酸っぱい
でなくていいんだと思うんです。

にしても感心したのは、具が丁寧に仕事してあること。
トマトはきちんと湯むきして皮をとりのぞき、軽く塩をふってあるし、キュウリも飾り包丁がいれてある。
全体にとても丁寧で、女性向きでもあると思います。
一方味わいはどっしりしたチャーシュー、そしてやっぱり力のある麺そのものとして、食べごたえもあるし、
繊細＆満足感、どっちもかなえてくれるかなり贅沢な冷やし中華です。
左に添えてあったシャーベット状のものは凍らせた鰹出汁、ちょっと梅の香りを感じました。
これをちょこっとづつ溶かしながらいただくと味の変化も楽しめる。
いやはや、よく考えられた魅力的な冷やし中華でこれなら夏の間なんどか食べたかったな。
そういやご主人イタリアン出身でしたっけ、そのあたりを彷彿させる生き生きしたルックスの冷やし中華、とてもいいと思います。

最後はスープ割り。スープを別の椀に移してくれる。このあたりも丁寧で好感がもてますね。

ごちそうさまでしたー。大満足です。
いそじさん久しぶりだったけど、また今度ラーメンも食べにこよう。
いずれにしろ「冷やし中華」限定だと☆４つの印象ぐらい、おいしくいただけました。


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2009年５月再訪レビュー

再訪レビューです。
約一年ちょっとぶり。ご近所なんですが、ちょっと奥まったとこにあるせいもありなかなか足が運べませんでした。本当に久しぶりです。
平日・・・の午後１時１５分ごろ。買い物帰りで通りかかったらあ、並んでない。
でも近くのコインパーキングに車停めてもどると３人並んじゃってる。見てるとコンスタントに満席＆２、３人並び、って感じが続いてます。大通りに全然面してないので、結構知ってる人だけ来てるはずだけど人気店なんですね、相変わらず。

7,8分待って店内、で、食券買ってまた少々待つ。
ようやく席に通されてから、それからラーメンが出るまでがここの店結構長いんです。
どうしてかって？
多分麺が極太でゆで上がるまでに時間結構かかるからだと思う。
今日も10分弱待ったかな、注文は味噌ラーメン760円に味玉プラス100円。

さて、出て来たラーメン。味噌は初めて。
味玉半個が二個。あ、そうか、ここデフォで味玉半個はいってるのかな？
ともかくスープ一口・・・あ、結構濃厚な味噌味、美味しいです。
で麺もわしわしと。ああ、そうそうこの麺、ぶっといんだよね。でしっかりコシがある感じ。
自家製麺ですが、いろいろ研究した様子、タピオカ入ってるって噂、だから結構バネを感じます。

にしても、麺の個性よりもこの味噌のスープがおいしい・・・素直においしいです。
しっかり濃い目、気持ちが熱くなる旨み、だけどくるりほどは味濃くなく、ちょっと優しい感じ、全然雑味なく、ほっとする味です。しっかりとした魚介出汁のベースがあるこその深みとコクがある味わいはバランスも抜群、食べ進むと柚子の香りもアクセントとなりGOOD。

ふう。しっかり食べた感のあるどっしりしたラーメン、麺はTETSUの艶かしさはなく、味噌スープにくるりのインパクトはないけれど、これはこれで結構好きな味噌ラーメン。
少なくとも最近食べた味噌ラーメンではくるりに次ぐ次点かな、私の中では。
でも話題の粋な一生やみそや林檎堂で味噌ラーメンまだ食べてないからなんとも比較のしようもないのだけれど。
お客さんの８割はつけ麺食べてる。こっちも味噌つけ麺もあって人気なようです。


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↓は2008年３月のレビューです。


３月初旬の水曜日、無性にラーメンが食べたくなって昨年近所にできたこの店に一人で行ってきました。混むのかなあ？と思って開店とほぼ同時に到着。お客さんは私以外に２名外で待ってました。

開店の１１時半、のれんが外に出て入店。つけめん中盛を注文。L字型のカウンターに席は約１０人分、あっという間に満席になり、店内のウエイティング席２名分にも人が。ちなみに私以外全員男性です。

店内は新しいこともあってすっきりとしています。スタッフの方が４名、カウンターの中で調理中。カウンターの右側にまだ新しい製麺機、カウンター中に生麺の山が見えますが、やあ、噂にたがわず、ふ、太い。黄色いうどん？

さすがにゆで時間がそれなりにかかるのか、座ってから約１２分ぐらいでやっとつけ麺が出ました。中盛、もしかして無謀だったかな？と思って箸でつつくと、どんぶりの底に水を落とす簀の子が敷いてあったのでちょっと底上げ分多く見えていたようです。個人的には「ほっ」。

さてその麺ですが、最初のひとくち、スープをつけてすするとあ、アルデンテですね。そして角がたってる感じ。しっかりした麺で存在感があります。この近辺のやっぱり太麺のらすたにくらべると確かにプロっぽい研究された麺という雰囲気。表面はごく滑らかで噛みごたえとのギャップが面白いです。この食感、なにかに似ているなあと思っていて気づいたのがイタリアンの手打ちのロングパスタ。そうそう、リングイネとかキタッラとかの感じです。うん、このまま生トマトと魚介のソースで食べてもおいしいと思う。

スープからは強い魚介系の香り（鰹節とかサバ節とか？）がただよってそこにゆずとほんのちょっとの唐辛子のアクセント。ちょっと不思議だなあと思ったのはスープだけ飲むと感じないし、麺だけ食べてもわからないのだけれどスープと麺をあわせて食べるとほんのり「気のせいかな？」という程度の燻したような香りを感じます。うーん、これはどういうトリックなんでしょう？

男っぽいごっつい麺は好き嫌いがわかれるかもしれません。個人的には麺や七彩やつけめんTETSUの麺のほうがしっくりきます。でもここ、席と席の間隔が人気店のわりに窮屈すぎないし、店内も清潔感があって、女子がひとりで抵抗無く行けるラーメン屋として好感がもてます。

食べ終わって外にでるとまだ正午前でしたが１２名ほど並んでいました。ちょっとわかりにくい場所にあるのにすでにとても人気店なんですね。