ミシュラン一つ星 つけ蕎麦塩はクラムチャウダーめいた一杯！ : SOBA HOUSE 金色不如帰 新宿御苑本店

ホトトギスとカッコウの見分けがつかない…
どうも、さぴおです。

◼️ミシュラン一つ星 つけ蕎麦塩はクラムチャウダーめいた一杯！

この日は映画を観に新宿に。
映画を楽しんだ後に新宿御苑近くにあるこちらへ。
ここは普段は土日休みなので祝日のこの日がチャンス！

12時30分ごろにお店の前に着くと何と整理券制。

スタッフさんに13時からの整理券をもらいます。
この日は新宿御苑が無料解放していたので
そちらで植物と鳥を愛で時間を潰します。

13時に戻り列に接続。
整理券案内がかなり分かりにくいので
そのまま列に接続する人が95割。
スタッフさんに｢整理券お持ちですか？お持ちでないなら14時以降に並んで食べていただきます｣と案内してました。
どうやら13時の整理券に漏れてしまうと
整理券はなく、普通に並ぶシステムとなるようですね。
これは結構分かりにくいですね。
995%の方は分からないでしょう。

店内にはいります。
ここは西洋的な素材を重ねて輻輳的に仕上げることが魅力のお店。
ただ僕はそんなオキシデンタルな一杯は好きではなく、限定の『和風の海』にしようか悩みます。
ただ、不如帰の良さを楽しむならばやっぱり
西洋的な一杯だよな！と
デフォメニューのつけ蕎麦に。

塩か醤油を選択可能。
不如帰は塩が筆頭なので塩にしてみました。
連食予定はないので麺大盛り200円を選択。

店内はスタッフ4名ほどで頑張っていますね。
山本店主は不在のようです。

提供は順調です。

⚫️実食
注目すべきはクラムチャウダーめいたつけダレでしょうか。
麺丼の麺顔は幡ヶ谷時代と変わりがなく安心感がありますね。

まず麺からいただきます。
幡ヶ谷から変わって自家製になりました。
麺の形状はやや扁平めいた中太ストレート。
フスマが見えますから全粒粉でしょうか。
加水は高め。しっかり煮切っているので
ちゅるんとたおやかな口あたりでモッチりと瑞々しく美味しい麺ですね。
ひっつき防止も踏まえて昆布水が掛けられています。
昆布の旨みもよく出ていますよ。

タレはクリーミーなホワイトなもの。
ミルキーさの中にジッとハマグリの滋味が強めに効いています。
このハマグリの滋味の強さが不如帰らしさを感じます。
クラムチャウダーというと日本では浅利を。
アメリカではホンビノス貝を使用するのが普通ですね。
そこでハマグリを使うのがこちららしさでしょうか。

恐らくベーコンビッツ的なサムシングが
振りかけられています。
ただ、店内には蘊蓄書きが一切ないので究明不能。オープン当初はあったのになぁ。
所詮、味覚障害のラオタでしかない僕は素材の究明ができません。

麺がたおやかで、美味しかったので
大盛りだろうとサクッと食べ終えてしまった。

土日休みでハードルが高まっていますが
また機会を見つけて伺います。

ごちそうさまでした。

本日は不如帰が新宿御苑周辺に移転オープンしたと聞きまして馳せ参じた次第です。

個人的には幡ヶ谷にあってくれれば、徒歩圏内なのでありがたかったのですが…
ミシュランで星を獲得してもおかしくない本店ですからね。外国人も訪れやすいこちらの土地なのでしょう。

そして店前には集う集う、ラオタが集う！！

本店は通常カップル客も多いですが、ラオタしかいねぇ！
約30人の並びに3人だけ女性がおりましたが…。
店は相変わらずの路地裏に。表通りは好かないんですかねー。
トラブルなのか、10分ほど遅れて開店。
店主の山本さんが暖簾をかけます。
歴戦のラオタが並んでいるので、拍手くらい起きるかな？と予想しましたが、しめやかにオープンいたしました。
さらには食券機トラブルが襲いかかります！
御札がグネグネって中々入らないようです。

店内は日本小料理屋のような木目感じるデザインレイアウト。
制服も新調し、店内も明るいイメージに…。
幡ヶ谷とは違い豪勢なお店になりました。
店中には2人と8人ほどが座れる中待ち席が二ヶ所です。

オープンで気合いを入れての四人オペでした。
カウンター7席、カップル席2席の合計11席。
いつかは僕もこちらを使いたいものです。

行列の進みは悪くないですが、待ちに待って配膳。

本店ではハマグリに加えて鯛！！！
鯛！タイ！たい！ バンコク！(？)！！

これは思わぬサプライズですねぇ。
白身魚の上品な旨味が下支えしております。
食券機左上が「鯛とハマグリの塩そば」に。
本店での看板メニューは「塩」なんでしょうかね。

ハマグリ出汁主体の塩そばというテイストは変わらず。
貝の慈味がまずは先行。鼻孔を吹き抜ける貝貝攻撃。このハマグリを全面に押し出すスタイルはあまり万人受けしなさそうですが、ここまで有名になるのだから流石ですねぇ。
鯛の押し出しは穏やかに旨味を探れば仄かに…いる。という感じです。
鯛の旨味は塩でこそ映えますねぇ。

貝+キノコオイルという味の方程式で、清湯であるのに部厚い味の層があります。
ベーコンビッツやゴールデンチェリーなどのトピの香りも素晴らしかったです。
このスープの味と香りの多重奏。

この味の積み重ねで魅せるスタイルが本店の最大の魅力だと思います✨✨


そのオーケストラスープをを本店の美しく中細麺ストレートが牽引します。

加水そこそこでもっちもち。
蘊蓄によると「春よ恋」を初め五種類の小麦をブレンドしているようです。

幡ヶ谷時代とは全くことなる麺なのですねぇ。(記憶によれば)
つるつるとした表面の麺。むにむにとした歯ごたえで啜り応え重視ですね。
柔らかくも、もちっとした麺が重量感ありつつも、ズルルッと入ってきます。噛めばほんのりと甘い小麦感も感じられてgood☝️
本店以降から自家製麺に切り替えたんですかね？


移転しても、勿論高クオリティ！
幡ヶ谷から移転してしまい、更には行列の伸びそうな土地なので、本日を最後にもうしばらくはこないかな？
ミシュランの星も獲得しそうですしねぇ。


ご馳走さまでした✨