無料会員登録/ログイン
閉じる
気になるお店はこちらで保存ができます
空席確認・ネット予約
閉じる
リクエスト予約希望条件をお店に申し込み、お店からの確定の連絡をもって、予約が成立します。
1 予約の申し込み
ご希望の条件を当サイトよりご入力ください。
2 お店からのメール
ご予約が承れるか、お店からの返信メールが届きます。
3 お店へ来店
予約が確定した場合、そのままお店へお越しください。
電話なら予約できることがあります
閉じる
03-5315-4733
最新の情報は直接店舗へお問い合わせください。
Reverse11440さんの他のお店の口コミ
「みんなで作るグルメサイト」という性質上、店舗情報の正確性は保証されませんので、必ず事前にご確認の上ご利用ください。 詳しくはこちら
店名 |
SOBA HOUSE 金色不如帰 新宿御苑本店(コンジキホトトギス)
|
---|---|
受賞・選出歴 |
ラーメン 百名店 2022 選出店
食べログ ラーメン TOKYO 百名店 2022 選出店
ラーメン 百名店 2021 選出店
食べログ ラーメン TOKYO 百名店 2021 選出店
ラーメン 百名店 2020 選出店
食べログ ラーメン TOKYO 百名店 2020 選出店
ラーメン 百名店 2019 選出店
食べログ ラーメン TOKYO 百名店 2019 選出店 |
ジャンル | ラーメン、つけ麺 |
お問い合わせ |
03-5315-4733 |
予約可否 |
予約不可 |
住所 |
このお店は「渋谷区幡ヶ谷2-47-12」から移転しています。 |
交通手段 |
東京メトロ丸ノ内線新宿御苑前駅1番出口から徒歩3分 新宿御苑前駅から221m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算 |
~¥999 ~¥999 |
予算(口コミ集計) |
¥1,000~¥1,999
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 電子マネー可 (交通系電子マネー(Suicaなど)、楽天Edy、nanaco、WAON、iD、QUICPay) QRコード決済不可 |
席数 |
10席 (カウンター6席/2人がけテーブル2卓) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 電子タバコもダメ |
駐車場 |
無 自転車やバイクも停められません |
空間・設備 | カウンター席あり |
利用シーン |
|
---|---|
ホームページ | |
公式アカウント | |
オープン日 |
2018年5月25日 |
備考 |
店頭にて整理券を発券しスマホに登録、呼出コール後20分以内に来店の必要有り(並ぶだけでは食べられませんのでご注意を) |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
食べログの会員になるとレストラン情報を編集する事ができます!この機会に是非ご登録ください!
この店舗の関係者の方へ
食べログ店舗会員(無料)になると、自分のお店の情報を編集することができます。
店舗会員(無料)になって、お客様に直接メッセージを伝えてみませんか? 詳しくはこちら
店舗会員になると、無駄な広告費をかけずに効果的なPRができます。詳しくはこちら
紙ではできない予約管理を。いますぐ無料ではじめよう。詳しくはこちら
既に会員登録が完了している方はこちらからログインできます。ログインはこちらから
多摩センター駅近くにあるお客様の所へ、年末の御挨拶に伺い、事務所への帰途に着く頃には丁度昼を回ってしまっていた。
新宿で丸ノ内線に乗り換えたものの、事務所より少し手前の新宿御苑で何となく下車。
新宿通りを3丁目方面へ向かい、周囲の店を物色するも此れというものが無い。
一本路地を入ってみるかと思い、アパホテルの次の角を切れ込むと、13時30分を回っても行列が出来ている店が見えた。
『金色不如帰(こんじきほととぎす)』
「鳴かぬなら鳴かせてみせふ。金色不如帰」と書かれた暖簾からも、自店の味への自信が窺える。
此れは良い。
20分ほど並び店内に入ると、券売機があり、最初に目に入った真鯛と蛤の塩そば(900円)と味玉を購入した。
店内でも多少待つが、その間に店員の方が券を取りに来てくれるため、座ってから着丼までは非常にスムーズ。
目の前に供された塩そばは、金色に輝く透明なスープで湛えられ、恐ろしい程の旨さを期待させる香気に満ち満ちていた。
此れ程までに、食す前から「旨い」と確信させるだけの香りを放つラーメンに出会ったことがあっただろうか。
食欲を抑え切れなくなる、何とも言えぬ蠱惑的で甘く旨いトリュフオイルの香り。
是非立ち寄った際にはスープを飲む前に、この旨みのある香りを味わって欲しい。
レンゲにスープをひと匙掬い、口に含む。
思わず笑みが溢れてしまう程、上質な真鯛の旨味と蛤の香味が波を打って押し寄せてくる。
素晴らしく旨い。
塩ラーメンに有り勝ちな塩辛さなど一片も無く清く澄み渡った金色のスープが喉を伝う度、口内に充満した香味に旨味が重なる。
正直、海鮮系ベースのラーメンはあまり得意では無いのだが、此処の店のものは臭みなど一切無い。
純粋な旨味、香味しか感じられないのだ。
愛媛県宇和島直送の真鯛、三重県桑名産の蛤から成る出汁に、乾物系の出汁を加えたスープはあくまで繊細で深淵。
動物系の出汁は使用していないながらも、全く物足りなさが無い。
私的な表現になってしまうが、スープの底に深い円(まろ)みがあるのだ。
夢中になって中細の自家製麺を貪るように啜る。
麺は北海道産『春よ恋』の全粒粉をメインに数種類の道産小麦粉をブレンドしたものを使っており、しなやかで且つ風味高くコシのある麺だ。
前述のスープとの相性を計算し尽くした末に到達したものが此れなのだろう。
更に驚くべきは、トッピングされたポルチーニデュクセル、インカベリーソースの二点。
食べ進みつつ其れらを混ぜて食すと、その度に味に変化と彩りとが加わり、また新たな心地で箸が進む。
また、スペイン産のイベリコ豚・最高ランクのバラ肉を使用した煮豚も、その完成度に感嘆するばかり。
結局、止せば良いのにスープまで完飲してしまった。
否、最後まで自らを押し留められなかったのだ。
店舗の窓に飾ってあったミシュラン一つ星は伊達では無い。
一切の手抜きがない、プロフェッショナルの仕事を施された感無量の一杯だった。
必ず再訪し、次回は醤油そばを頂いてみたい。