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店名 |
駄目な隣人 新宿店
|
---|---|
ジャンル | ラーメン |
お問い合わせ |
不明の為情報お待ちしております |
予約可否 |
予約不可 |
住所 | |
交通手段 |
西武新宿駅より1分。 西武新宿駅から117m |
営業時間 |
|
予算(口コミ集計) |
¥1,000~¥1,999
¥1,000~¥1,999
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支払い方法 |
カード可 電子マネー可 |
席数 |
20席 (カウンターのみ) |
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個室 |
無 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 |
利用シーン |
|
---|---|
公式アカウント | |
オープン日 |
2021年7月23日 |
備考 |
人形町「駄目な隣人」2号店 |
初投稿者 |
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西武鉄道新宿線西武新宿駅より徒歩2分。JRや東京メトロの新宿駅からだと徒歩6分。
西武新宿駅の正面口改札を出てすぐ左側にある階段を降りて、すぐ前にある信号を渡る。セブンイレブンのある角を右に曲がるとすぐ左側に店がある。
「焼きあご塩らー麺 たかはし 新宿本店」と同じビルの南側。人気店のすぐそばに店を出すなんて、なかなか勇気があるなと感心する。
こちらは2021年開業。人形町のラーメン店「駄目な隣人」の2号店。株式会社ZOTという「NIHONBASHI BREWERY」などを飲食コンサルの会社が運営しているらしい。
KITTE丸の内のラーメン激戦区にあるラーメン店「かね田」もこちらの系列という話だが、運営会社のHPには掲載されていないので真偽の程は不明。
基本的に本店至上主義なので人形町の1号店にお伺いしたいと思っていたのだが、飲食コンサル系の店なら本店支店の差もあまり気にならないし、新宿界隈も開拓できる店が残り少なくなってきているというのもあり…。趣旨替えをしてお伺いしてみることに。
17:20頃訪問。先客1名、後客4名。ランチ時や19時過ぎだと席がかなり埋まっているのだが、アイドルタイムにお伺いしたのでかなり空いている。
入口からして独特なディスプレイ。知らない人ならラーメン店だとは思わないだろう。店内もバーのような暗めの照明で派手な装飾があちらこちらに。ストレートのカウンター7席とコの字型カウンター7席。フロアに東アジア系の女性2名、厨房はたぶん男性1名。
まずは券売機でチケットを購入。
基本メニューは醤油ラーメンと油Sobaの2種類。それぞれにSUPREME(特製)、PLUS(味玉)、REGULARの3つのバリエーションがある。あとはオプション類、黒毛和牛せいろご飯などのご飯もの、アルコールを含むドリンク類など。場所柄なのかシャンパンまである。
今回はいちばん基本のREGULAR醤油ラーメンのチケットを購入。味玉を付けなかったのはカスターに生玉子が置いてあって使い放題だから。玉子食べ過ぎると身体に良くないと、この間テレビで医者が言っていたし(適当)。
チケットを東アジア系の女性に渡して空いている席に座る。この時点で太麺か細麺のどちらにするか訊かれるので、太麺でお願いする。
調理は奥にある扉の向こうの厨房で行っているので、様子が全く分からない。提供前にカスターセットにある様々なアイテムの確認をする。
生玉子、山本海苔展の焼き海苔、ミルに入ったにんべんの鰹節粉と黒胡椒、かえしの醤油、ニラと唐辛子を和えたニラ胡椒。
4分程でREGULAR 醤油ラーメンが提供される。
透き通った醤油色のスープに縮れの入った中太平打麺。部は豚もも肉の低温調理チャーシュー2枚、小さめの豚ばら肉チャーシュー1枚、穂先メンマ、小口切りの青ねぎ、紫スプラウト。
まずはスープをひと口。生姜の風味が効いたとても柔らかい味わいのスープ。説明書きによると、本醸造濃口醤油とブイヨン・ド・レギューム(アニマルオフの野菜出汁)で作り上げているとのこと。ほんのりと豚の旨みを感じるが、おそらくチャーシューの味がスープに流れ出ているからだろう。
ひと口目のインパクトは強くないけれど、じんわりと旨みが滲み出てくるような優しい味。個人的にはこの仕上げ方は結構好きかも。
麺は少し硬めの食感。全粒粉が多めなんだろうか?食味はとても好みのタイプなのだが、柔らかい味わいのスープに対して麺が勝ち過ぎているように思えた。おそらく細麺のほうが合っているんじゃないかしら?
チャーシューは豚ばら肉が煮豚タイプ。浅めの煮込みなのか肉感と脂がしっかりと残っている。さっきスープの味見で感じた動物系の旨みはこれ由来なような…。豚もも肉の低温調理チャーシューはあっさりとした仕上げ。ただ、何だろう?軽くスパイスのような香りがするような…。穂先メンマはあまりにも柔らか過ぎて存在意義が感じられなかった。
1/3程食べ進めたところで、味変グッズを試してみる。
まずはにんべんの鰹節粉。ミルに入っていてボタンを押すと出てくるのだが、胡椒などの香辛料のように少量しか出てこないので、味は殆ど変化しない。
次にニラ胡椒。これは、韮の風味はほんのりぐらいで唐辛子が勝っている。辛みを添加したしたいときにはとても良い。
山本海苔店の焼き海苔は、通常のラーメン店の海苔よりかなり質の高いもの。味も香りも良いのだがスープとの馴染みが今ひとつ。基本ご飯を注文してそちらに使うのが良いと思う。
生玉子はラーメンに落として。スープの中で軽く溶いて、麺を和えて頂く感じ。これもご飯があったほうが有意義に使えると思う。
麺と具とスープをきれいに頂いてご馳走さま。
こちらのラーメン、とても優しい味わいですっきりと頂けるのがとても良い。こういう言い方は失礼かもしれないが、洗練された「神座」という印象。生姜のピリッとした刺激も含めて、飲んだ後の〆のラーメンに最適なのではないだろうか?
23:00閉店らしいが、この場所なら深夜営業にチャレンジすれば良いのにね、と思ったり。
次回訪問時は油Sobaにチャレンジしてみようかしら?こちらなら生玉子と海苔を有意義に使えるだろうし。