昆布水でフレッシュさを感じたのは、生まれて初めて。つけ麺の可能性を広げる絶品醤油つけ麺。【鰹昆布水つけ麺醤油＋特製トッピング＋炙り焼豚ごはん】 : らぁ麺や 嶋

（味の感想は★からです）

prologue〜〜〜〜〜〜〜
新宿の空に飛行機雲が伸びる。
飛行訓練でもしているのだろうか、飛行機が雲で円を描き、またその円の中に小さな円。

その光景は、儚くも風に流されて、何を描きたかったのか。それを推測することすら出来ない。

けれど、その飛行機雲の行く末をぱらぱらと眺めている人達がいた。私もその中の一人。

ふと、夢を追いかけている人ってこんな感じなのかな？って思った。
周りから見れば、何の為にしているんだろう？って思われながら手探りの中、空を一生懸命に飛んで。折角描いた飛行機雲はすぐに風に流されて。それでもそれを待ってくれている人たちが確かにいて。また踏ん張って空へと向かう。

自分ががむしゃらに進んできた轍には、確かに人を魅了する雲がかかって、知らず知らずの内に誰かの支えになっているのかもしれない。

微笑んでいた君がある日
振り向いたら泣いてたなんて
そんなことってあるのかなって
僕は不安になった
飛行機雲って自分じゃ何も気付かないうちに
雲をつくって
だからこんなになぜか
切ない景色に見えるのかもしれない
日向坂46/飛行機雲ができる理由

私がどうしようもなく辛かった時、支えてくれたアイドルがいた。その人の笑顔とがむしゃらな姿勢は、私に元気と活力をくれた。
その人が、先日グループを卒業するという知らせがあった。私にとってそれはとても、とても辛いものだった。

けれども、彼女が残した美しい飛行機雲を目の当たりにして、それは愚問だと感じた。
私はこれからも、あの青いおひさま光る空の下で、その飛行機の行方を眺めることにしよう。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

今回のお店は【らぁ麺や 嶋】さん。
西新宿にありますは、東京屈指の訪問難易度、そして圧倒的人気を誇るラーメン屋さん。

私は気合を入れて平日の8時半ごろお店へ。
ですが、すでに8人待ち。
気合入りすぎでしょ。

10時に記帳を済ませて、近くのコーヒー屋さんで時間を潰してお店へ。
なんだかんだあって食事にありつけたのは2時間40分後。

私は【鰹昆布水つけ麺（醤油）】をオーダー。
特製トッピングに、炙り焼豚ご飯もつけてもた。わんぱく。

お店は相変わらず店主さんのワンオペ。
一人で全部切り盛りしてこのクオリティーをキープするのはやばいですね。本当に毎回ご自愛くださいと思ってしまう。

そんなことを思っているとつけ麺到着。
着丼の瞬間にびびっちまったぜ。旨そうすぎてさ。

それではいただきます。

Report〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜★
★・鰹昆布水つけ麺【醤油】　1350円
　・つけ麺特製トッピング　　400円

早速鰹昆布水に浸かったつけ麺を一口、、、

うっわー、、、もうこれだけで旨いやん。
なんなんこれ。

昆布でこんなに良い香りするのってくらいフレッシュな昆布の香りと旨味。
昆布水つけ麺で美味しいけど、どうしても昆布の癖っぽさが苦手だったのですが、嶋さんの昆布水には一切のそれがありません。最早怖い。

つけ汁はけっこう塩分の効いた醤油ダレ。
特製トッピングなので、チャーシューが山盛り。炭火焼きされたチャーシューの香りと脂が溶け出して、爆発的に旨い。香りがやばい。

チャーシューやらワンタンやらを一心不乱に食べ進める。
つけ汁は昆布水と混ざり合っていくことで、徐々にラーメンのスープくらいの濃度になっていく。この変化も面白いし、単純に別の美味しさが楽しめる。

焼豚ご飯は抜群に美味しいが、特製トッピングとお肉が一緒なので、少しくどくなる。なので、特製トッピングを頼むか、ご飯を食べるかで分けた方が良いと、私は思う。


epilogue〜〜〜〜〜〜〜
正直毎回どの味の麺を食べても旨すぎてびっくりしてしまう嶋さん。
現在はやっていませんが、坦々麺、次回は塩つけ麺をいただきたいですね。
とりあえず全メニュー制覇したい。また来ます。

それではごちそう様でした。
とても美味しかったです。

（味の感想は★からです）


今回のお店は【らぁ麺や 嶋】さん。
西新宿五丁目にありますは、都内随一の人気を誇るラーメン屋さん。都内の中でも屈指の訪問難易度。


時刻は9時半。
開店時間1時間半前にお店に到着。
すでに10人待ち。こいつはやばい現状。


本日は記帳制。
記帳の時間まで50分ほど待ち。雨の日だったので、一巡目行けると思ってましたが、甘かった。

10時20分ごろ。店主さんのご好意で開店。
とりあえず店内のボードに記帳。だいたいの目安時間を把握し、近くのカフェで一服。


11時20分ごろ。再びお店へ。
皆さん食べるのが早かったのか、私は3人飛ばし程の位置。外でしばし待っていると名前を呼ばれ店内へ。（この時点で本日の分は終了していました）


私は【特製らぁ麺『しお』】をオーダー。
嶋さんにきたら毎回醤油を食べてしまうのですが、今回は前回の訪問と間が空かなかったので、塩に挑戦。


店内はカウンター席６席のみ。
現在店主さんがワンオペで記帳の案内や調理、配膳を全て一人でやられております。シンプルにすごいですよね。尊敬。


一杯一杯丁寧に調理、盛り付けられるラーメンはまさに芸術。
国立新美術館のメトロポリタン美術館展が長蛇の列になるのも理解できます。
芸術はいくら並んででも、目に焼き付けたいものです。そういうことなんです。


しばし待っているとラーメン到着。
黄金のスープをキャンバスに、緑、紫、赤の彩り。あー、美味しそうだ。


それではいただきます。


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★・特製らぁ麺【しお】　　1500円


早速スープを一口、、、


ひやぁー！分厚いなぁ！美味しい！


質実剛健と思わせる分厚い塩のパンチと出汁の旨味。一口飲んだ瞬間、噛み締めるほどに沁みる素晴らしい塩スープ。
塩スープは醤油で誤魔化せないこともあり、出汁の癖（鶏出汁だと鶏ガラスープを思わせるニュアンス）がどうしても出てしまうのですが、嶋さんの塩スープはその癖が一切ない。なのでスープの美味しさを真正面から楽しめる。恐ろしいなこのスープ。


麺はちゅるちゅるの細麺。
初めはスープの香りだけを掬う感じで、あっさりとしたテイスト。後半に麺が柔らかくなると、スープとの一体感が増して麺自体からも微かな塩気を感じるようになる。この変化もまた嶋さんのラーメンの特徴か。


トッピングはどれも完成度が高い。
チャーシューは4種類とも個性があり面白く、彩りを加える紫玉ねぎ、白髪ネギ、紅芯大根も良いアクセントになっていて良い。

今回は特に海老ワンタンが絶品でした。
ぷりぷりの海老に、塩気と旨味がちょうど良い。細部にまでほんと隙がない。


醤油も本当に美味しいですが、しおもレベルが高すぎる。
確かに待ち時間はとんでもない。けれど待たずして食べれるには、あまりにも勿体無い一杯であるのも確か。
皆さんも是非、自分の目で、自分の舌で、一杯の芸術を楽しんでみてくださいまし。


それではごちそう様でした。
とても美味しかったです。

（味の感想は★からです）


今回のお店は【らぁ麺や 嶋】さん。
言わずと知れた「支那そばや」系譜のスーパールーキー。
西新宿に突如オープンしてからその実力は瞬く間に広がり、連日行列のお店に。
2022/1/12現在、食べログの東京ラーメンランキング１位。全国でも「飯田商店」に次いで２位。これでまだ開店して一年ちょっと。末恐ろしい。


私は当時まだ、食べログの点数が3.6くらいの時に（現在3.99）一度訪問。
あまりの美味しさにビビり倒して、再訪を狙っていましたが、その頃にはもうSNSで大行列店になっているという知らせ。


しばらく嶋さんから足は遠のいていました。
ですが、今日私が目覚めた時間は朝の7時。もしかしたら行けるか？


オープンは11時。
一説によれば8時から並んでいたこともあるみたいだが、9時くらいにいけば行けるか？
早速自転車を飛ばしてお店へ向かう。


時刻は朝の9時。
店の前には一組待ち。
でもこれは一周目に入れそうだ。嬉しみ。
ちなみに列の並び方はお店の前ではなく、道路側なので注意。


こっから2時間かー。って大雪の予報を心配しながら待つ。
10時ごろには10人くらい並んでたかな。

10時10分ごろ。まさかの開店。
確実ではありませんが、嶋さんは少し早めに開けてくれる日もあるみたいだ。


店内はL字のカウンター６席のみ。
いつもそうなのかわからないが、店主さん一人でお店を回す。まさかのワンオペ。
1ロットも一杯ずつ。かなり作り込んで仕上げてらっしゃるので、時間はかかる。


私は【特製らぁ麺（醤油）】をオーダー。

平ざるで湯切りされる麺はいやでもテンションが高まる。
ラーメン屋とは思えない、柚子皮をサッと削る動き等は見ていて飽きない。
地味に店内の香りがお肉の焼いた香りで充満しているのも良い。服に臭いはつくけどさ。気にするな。


しばし待っているとラーメン到着。
美しすぎる琥珀色のスープに映える、赤、緑、黄。もはや芸術。旨そうだ。


それでは頂きます。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜★
★・特製らぁ麺（醤油）　1450円


早速スープを一口、、、


いやぁ！旨すぎ！旨い旨い！


非常にバランスの良い醤油スープ。
動物系の旨味をひしひしと感じる奥行きたっぷりのスープは出汁感も抜群。
少しの甘さと香り豊かなテイスト。これが旨くない訳がないのよ。


麺は中細ほどでしょうか。ストレート。
変に特徴を感じないのも、麺が完璧すぎるが故なのか？スープとしっかりと馴染み、香りもがっちりと攫う100点満点の麺。


トッピングはどれもレベルが高い。
チャーシュー４枚とも全て異なっていて、特に豚バラは美味しいですね。
上品にバランスの良いラーメンにがっつり煮豚が入ると逆に映えますね。旨いです。


食べ進める毎に大きめのネギがアクセントになったり、柚子の香りがふわっとしたり、ガツンと辛い唐辛子が現れたりもする。


同じ味が一度としてない、楽しい一杯でしたね。心までお腹一杯になる、「こりゃあ一位だわ」って思ってしまう素晴らしいらぁ麺でした。


それではごちそう様でした。
とても美味しかったです。

（味の感想は★からです。）
私は気分が良かった。


台風はどこ？というワードがTwitterのトレンドになっていた。
ニュースでは随分と大げさに取り沙汰されていた台風はどこへやら。

台風一過の晴天。分厚い雲を運んでいってくれた台風に感謝しつつ、朝からたまった洗濯物を干した。

気持ちの良い晴天。
久しぶりに感じた心地の良い疾走感がより一層自転車のスピードを上げてくれる気がする。


最近の自分は少しばかりか、心が磨耗している感じがしていた。
例年に比べてそういった感覚の方は今年に関しては多いことだろう。


変わらない日常。変わり続ける日常。不安と不満が積み重なったコップの水がいつこぼれ出してもおかしくない。


これは個人にも言えるし、社会に対しても当てはまる。
つまるところ、良い感じで息抜きをしないとやってられないのである。


気持ちの良いサイクリングを終えると目的のお店に到着。
今日はいつもより気分が良かったからだろうか。
少し早めに、目的地についてお店の開店を待った。


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今回の目的のお店は【らぁ麺や　嶋】さん。

今年の6月頃からの新店で、私が訪れた時点、9月の末にはもう口コミも多く、評価も高い。


お店は新宿駅からは少し歩く。
最寄りは西新宿五丁目駅。

方南通り沿いにお店はある。
時刻は11時前。
三人の待ち客。

口コミではけっこう行列ができているみたいだったので、少し早めにいくとスムーズに入れるのかもしれない。

開店時間になり店内へ。
綺麗な木の盆が美しい清潔感のある店内。

塩も醤油もつけ麺も評価が高く、何を食べようか悩んだが、自分の好みに正直に、醤油ラーメンをチョイス。


席数はカウンターのみの6席ほど。
席数が若干少ないのでロットはちょっと難しそうな印象。

少し待ってラーメン到着。

直火で焼かれたチャーシューの香りがワクワク感を掻き立てる。

晴天の日に、ラーメンを食べる時ほど幸せなことはない。
ウキウキした気分を一旦沈めるように私は手を合わせる事にした。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜★
★・特製醤油らぁ麺　1180円

醤油の香りと香ばしいチャーシューの匂いが交錯したスープがキラキラと輝く最高のビジュアル。


早速スープを一口、、


あうあ！うますんぎ！旨！

一口飲んだ瞬間に勝利を確信。
濃厚と表現して良い程の醤油の深みとコク。
切れ味というよりかはまったりと他の出汁と混ざりあう感覚。

チャーシューの部分のスープを啜れば、そこに炭火のような香りがプラスされてこれまた旨い。

うーん、食べ進めるのが惜しい。
それくらいに私の好み。

特製はチャーシューが4枚。
それぞれが違う様相。

特にオーダーしてから焼かれる直火のチャーシューの香ばしさと、レアチャーシューの肉の旨味の残り具合が秀逸。

そこにワンタン二つと味玉。
1180円は決して安くはない値段設定ながらも、この内容だともう少し高くてもいいじゃない？と思ってしまう。

1400円でもまぁまぁって思える。
それ以上に高い店はいくらでもあるから凄い。

新店ながら、完成度の高さは随一。
間違いなく今後行列ができるお店になるので、今の内に行っといた方が一店です。


それではごちそう様でした。