日光金谷ホテルの伝統の味が新宿で : NIKKO KANAYA HOTEL CRAFT GRILL

新宿三丁目にあるビストロ「NIKKO KANAYA HOTEL CRAFT GRILL』

新宿からも新宿三丁目からもすぐ。

”クラフト＝手作り”をコンセプトとした、日本の洋食とクラフトビールを楽しめるお店です。

BEAMSが手掛けるプロジェクト、BEAMS“TEAM JAPAN”。その総合アドバイザーである小山薫堂氏プロデュースによる、日光金谷ホテル協力のもと手がけた洋食レストラン。
運営会社は、DDグループ。

100年以上にわたって受け継がれてきた「百年ライスカレー」など“日本の洋食”他、日本各地のビールを選りすぐったクラフトリカーが豊富です。

ランチメニュー。
新宿百年ライスカレー(白米、雑穀米、レーズンバター、刻み付けのライスから選択）、とちぎゆめポークのチーズカツレツ、サーモンステーキ　金谷ホテルソース(スープ・サラダ・ライスorパン付）、ハヤシオムライス、ミックスフライ等。

今日は、ハヤシオムライス、オプションから、サラダとスープのセットを付けました。

【スープ】
「玉ねぎのコンソメスープ」
コンソメスープに、玉ねぎを加えて。飴色玉ねぎではないけど、温かくて美味しい。うきみに見えたのはブラックペッパー。

【サラダ】
「ミックスサラダ」
レタス、トマト、キャベツのマリネなど、カラフルなサラダ。ちょいオイリーなドレッシングで。

【メイン】
「ハヤシオムライス」
オムライスは、半熟とろとろ卵焼きをライスにのせるタイプ。上から、ハヤシソースをたっぷりと。パプリカ、いんげん、茄子、ズッキーニのソテーを添えて。
マッシュルームと柔らかな牛肉たっぷりの風味豊かなハヤシソースとオムライスの贅沢な組み合わせ。嬉しくなるのが、オムライスのご飯がケチャップライス。間違いなく最後まで美味しくいただけました。
欲をいうと、ケチャップライスがベチャ目なのが。
(頭の中で、某ジェンヌさんが歌うベチャメムーチョが流れた）

洋食のメニューは、日本人ならばみんな好きな、味。日光金谷の洋食が新宿で味わえるのはありがたいです。

ビームス初のレストラン新宿「日光金谷ホテル クラフトグリル」
1873年創業日本最古の西洋式リゾートホテル日光金谷ホテルには、看板メニューである代々受け継がれてきた伝統のカレーが有名です。総合アドバイザーである小山薫堂氏プロデュースによる大正時代のレシピを再現した“新宿百年ライスカレー”が味わうことができます。クラフトビールのタップも10タップを擁するカウンターもあってビアダイニングとしても人気。

ランチメニューから、私は、“レモンハンバーグステーキ・ご飯”。ご一緒は“サーモンステーキ　金谷ホテルソース・スープとサラダ付”。これにドリンクを付けます。本当は本家の虹鱒のソテー金谷ホテルソース、いただきたいなあと思いつつ。

【メインディッシュ】
『レモンハンバーグステーキ』
スタッフのお姉さんが目の前でハンバーグの鉄板皿に、上からソースをかけて下さいます。
煙が上がってイリュージョン。けむりの中から、現るお肉は、見た瞬間テンション上がる、迫力満点ボリューム。
ジューシーなハンバーグで“まったくフワフワとか滑らか食感”ではないハンバーグ。肉汁もしっかり溢れ出す、お肉を粗んだ挽肉でつなぎが感じられない力強い肉の旨みと程よい弾力。変な混ぜ物のない味は安定していて安心できる味わい。
ソースが芳ばしいいい香りを放っていますが、しっかりとした下味なので思いのほかソース自体は塩分控えめあっさりめなもの。トッピングにレモンスライスまるごと使って香り高く仕上げている。下に敷いたタマネギスライスがアクセント。つけ合わせはインゲンのソテー、人参グラッセ、フリットポテト。

【ご飯】
『ライス』
大盛り可能。もりもりに盛っていただきました。炊き立てつややかごはん。しみじみ美味しくいただきました。

～サーモンのセット～
【スープ】
『オニオンスープ』
オニオンは細かくスライスが入っているレベルなのに香りも味も十二分。胡椒をきかせ、塩気を抑えた優しい味わいのもので、ブイヨンの旨味が穏やかに広がります。

【サラダ】
「季節のサラダ」
シンプルなサラダ。ヴィネグレットのきつめな酸味の効いたサラダ、かなりぐっと来た一品。

【パン】
『フォカッチャ』
ふんわりもっちり、と焼けたフォカッチャ。塩気も控えめで、しっかりした小麦の香りが立ち昇っています。おかわり不可。

【メイン】
『サーモンステーキ　金谷ホテルソース』
（厚切りサーモンを大正時代から受け継がれる金谷特製ソース・醤油をベースにバターを加えた和風ソースで。）
サーモンの質も良く香りが高い。香ばしく芳醇な香りのソースをからめていただきます。あわせると、濃厚なソースが素朴なサーモンを受け止めて得も言われぬハーモニー。さすが看板メニュー、完成されたお味です。

【ドリンク】
「アイスコーヒー」
コクのあるコーヒーは濃厚で苦みもあり、強さを、クリームでカスタマイズ。

日光金谷ホテルで感じる古き良き明治・大正ロマンの雰囲気とか、風格ある建物ではなく近代的NYソーホーのイメージ、いえビームスらしいスタイリッシュさ。常に10種類の国内クラフトビールもあってみなさん楽しそうにビアタイム、ゆったりとした時間を過ごしていらっしゃいました。