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エスプレッソトニックってまるでフルーツソーダみたい…。
さて、今日はどんな具合だろうと「オールシーズンズコーヒー」をのぞいてみると、うれしいことに静かで座れる。
馴染みのお店のスタッフが「ついさっきまで満席だったんですよ」っていう。最近、ボクのリズムとお店のリズムがうまい具合に噛み合うことが多くてうれしい。
エスプレッソトニックを注文します。
口が広くて背が低いグラスにギッシリ氷を入れてトニックウォーター。ドライライムとローズマリーを飾ったところにそっとエスプレッソを浮かべて仕上げる。
今日の豆はエチオピア。しかも浅煎り。酸味がつよくて香り爽やか。苦味はトニックウォーターに譲りましたって仕上がりかなあ…、ひと口目から酸味がガツンとさわやかで口の中がスッキリしてくる。
浅煎りのコーヒーを飲むとコーヒーってフルーティーな飲み物なんだなぁ…、って思う。苦味よりも酸味を味わうまるでベリーのような味わいで、それをトニックウォーターの苦味や甘み、そして香りが支えてくれる。
細かな泡がプチプチ舌をくすぐる感じもさわやかで、冷たい飲み物のはずなのに冷たすぎないところもステキ。
ゆっくり考え事をしようかと思ったけれど、お店が急ににぎやかになる。ウェイティングができまるでいようとトニックウォーターのお味が残った氷を舐めてのんびり過ごす。10分ほどで席を譲ってたちあがる。
チーズケーキも好きだった
新宿三丁目から家に帰る途中、オールシーズンズコーヒーを覗いてみた。
いつもお店の外まで行列ができてるお店。
なのに今日はそれがなかった。店に入ったらまだ空席が結構あって、お茶にする。
四谷三丁目にもお店があった。
急な階段を上がった2階で、難儀だろうと一階にあるここに連れてきたことがある。
商品は同じ。こちらの店には焙煎機があってより本格的なコーヒー専門店なんだけど「ボクは四谷のお店の方が好きだなぁ…」って結局、そのとき一度きり。
ずっと階段をえっちらおっちら上って2階でのんびりしてた。
たしかに四谷三丁目のお店の方があたたかくて落ち着く感じが強かった。お店の人もほのぼのしていて「町の喫茶店」って感じがしたのが好きだったんでしょう。
タナカくんが逝って半年たたずに閉店しちゃった。タナカくんが天国に連れてっちゃったってなくなったときに思った。しょうがない。
バエるプリンで有名な店。
たしかにタナカくんも好きだった。
でもそれ以上に好きだったのがチーズケーキ。
今日はそれ。
カフェラテもらってのんびりします。
ここでカフェラテを飲むのはひさしぶり。
エスプレッソトニックかマキアートばかり飲んでた。
でもタナカくんはカフェラテ好きで、冬にはいつも熱いカフェラテを時間をかけて飲んでいた。
ミルクが甘くてエスプレッソは軽い仕上がり。だからやさしい味わいで、それが多分好きだったんでしょう。
チーズケーキにも合うんだよネ…、って言っていた。
チーズケーキはオレオクッキーをフィリングに乗せて焼き上げたのが特徴的で、底はチョコのクッキー生地。ちょっと乾いた感じのあるニューヨークスタイルのベイクドチーズケーキ。
ずっしり重たい。フォークを入れるとズズッと少々抵抗し、ザクッと切れる。
舌にのせるとクッキー生地の苦味と乾きを感じる。舌の水分を生地が吸い込み乾かすんです。それもつかの間、唾液と混じってある瞬間にサッととろけてなめらかになる。
チーズケーキ独特の酸味とコクが口に広がり噛むとオレオクッキーがザクッと壊れる。壊れたクッキーがパラッとちらかり、それもチーズケーキと一緒になってとろけて消えていくんです。
力強いのに儚くてザクザクなのにとてもなめらか。両極端が一度に口にやってきて、それがひとつに混じってとろける。
おいしいなぁ…、しかもたしかにカフェまでもをおいしくさせる。堪能しました、オキニイリ。
エスプレッソトニックがおいしい季節!
日陰を探して歩いていたら「オールシーズンズコーヒー」の裏がわに出る。
厨房に面した窓から中をのぞくとお店の人と目があった。なじみの人で、ニコニコしながら「おひさしぶりです」って口が動くのが見えたんですネ。運よくカウンターにひとつ空きが残ってて、エスプレッソトニックを飲むことにした。
注文するときほとんど同時に「思いっきり目があっちゃいましたネ」って言ったのがたのしくって思わずふたりで大笑い。
今日のエスプレッソはエチオピア。酸味が明るくシトラスっぽいすっきりとした香りもおいしい。浅煎りの豆の酸味がトニックウォーターの苦味、甘味と混じるとフルーティーな味わいになる。今の季節にうれしいゴチソウ。
時間が経つとドライライムやローズマリーの香りが移っていくのもたのしくて、泡が喉をくすぐる感じにまた笑う。
好きだったオレオチーズケーキ
新宿御苑を突っ切って「オールシーズンズコーヒー」でお茶。
混んでるだろうなぁ…、と思ってきたら珍しいことに行列はなくカウンターの席がひと席あいていた。
タナカくんが開けてくれていたんだなぁ…、と思って甘いものにする。
プリンも好きだったけど、ここのチーズケーキも好きだった。
フィリングの中にオレオクッキーを何層にも重ねて焼いたチーズケーキで、これが本当においしいの…。
土台の生地にも砕いたオレオが混ぜ込まれていて、ザクザクボロリと儚く崩れる。
フィリングもボソッと粗めで、口に含むとボロボロ壊れて散らかっていく。
ところが唾液と混じってあっという間にねっとりとろけてなめらかになる。チーズの酸味、チーズのうま味、チーズのコクが混じり合いそこにオレオクッキーのチョコの苦味や風味が混じる。
オレオクッキーはフィリングを吸い込んでちょっとシットリしているけれど、噛むとザクッと壊れて口の中を騒々しくする。
オレオクッキーをミルクに浸して食べるとおいしいっていうでしょう…、そのとびきりおいしいバージョンって感じかなぁ。とにかくおいしい。
今日のマキアートの豆はエチオピア。
酸味がキリッと凛々しくて同時に甘い。それがチーズケーキの味を一層おいしくさせる。ふっくらとした泡が口を満たして喉をなでる感覚が肉感的なるおゴチソウ。
オレオクッキーを砕かずまるごと入れるコトで、食べるところでオレオたっぷりのところがあったりオレオ少なめのところがあったり。タナカくんはオレオまみれのところが好きで、ボクはチーズケーキの味を思う存分味わいたい派。だから喧嘩することがなかったなぁ…、なんて思った。なつかしい。
お誕生日にプリンを食べる
お誕生日にはやっぱりプリンを食べなくちゃ…。
それもオキニイリだった「オールシーズンズコーヒー」のクラシックプリン。
四谷三丁目にお店があった。だからなにかのついでにフラリとよって、プリンを食べてた。オレオクッキーをのっけたチーズケーキなんかもおいしくってネ。
急な階段を上がった2階。
糖尿病のために足を悪くして階段を使うお店は敬遠してた。でも例外が3軒あって、ここと銀座のチョコレート屋さん、六本木のイタリア料理屋さんの階段だけは平気なんだ…、って言っていた。
彼が逝って半年足らずで四谷のお店はなくなった。
タナカくんが天国に連れてっちゃったよ…、ってびっくりした。跡地は床屋になっている。
今は新宿2丁目の店。ここしばらくは朝からいつも行列だった。今日はどうかと来てみればうれしいことにすんなり入れた。ここのプリンを食べたいんだ…、ってタナカくんの念が通じたに違いない。
マキアートをお供にもらってカウンターに座ってパチリ。マキアートの表面張力が写ります!
ずっしり重たいプリンです。小さいお皿から溢れ出しそうなほどのカラメル、ホイップクリームたっぷり。瓶詰めのさくらんぼうが彩添えるオキニイリ。
スプーンを入れるとススッと入る。持ち上げようとするとこれがしたたか抵抗し、プリン全部が持ち上がるんじゃないかと思うほどに重たくブチュンと音をたててちぎれる。
甘くてなめらか。カラメルの苦味が甘みをひきしめる。
おいしいなぁ…、しみじみおいしい。ボクはいつもふた口程度で残りは彼が全部食べてた。アイスラテをお供にもらってお皿に残ったカラメルをグラスに移してカラメルラテにして飲んでいた。残りの残りをボクがもらってマキアートに混ぜて飲んでた。オゴチソウ。
プリンの思い出
オールシーズンズコーヒーにくる。
新宿二丁目の夜のメインストリート、仲通りの入り口近くにある店で、いつもにぎわい待ちの行列ができてることも多い店。
入り口脇にはコーヒー豆の焙煎器。
コーヒー好きの若い人たちがいろんなローストの仕方を試して今日の一杯を決める様子が、コーヒー同好会みたいなムードでたのしいお店。
焙煎工場のテイスティングコーナーみたいな感じもおそらく今のはやりにあってるんでしょう。
家の近所の四谷三丁目にも支店があった。
そこには焙煎器はおかれておらず、居心地のよいカフェのような造りがとても好きだった。
けれど居心地が良すぎたからか、あるいはビルの二階というロケーションが良くなかったのか撤退しちゃった。
なくなってしまったお店の中でもひときわ寂しくなつかしいのがそのお店。
今でもお店があった場所を通るたび、ビルの2階を見上げてしまう。
重たい体を揺すって手すりづたいに階段上がって食べたのがここのプリン。
ひさしぶりにたのんで食べた。
どっしり重たい焼きプリン。
コーヒーソーサーサイズの皿にあふれるほどのカラメルソースを従えやってくるのが特徴的。ホイップクリームがポッテリ、上にさくらんぼ。軸が埋まってしまうほどホイップクリームはふっくらやわらか。カラメルソースをこぼさぬようにスプーンでそっとすくいとろうとするもムチュンとプリンが張り付き、なかなかキレイに持ち上がらない。
それほどずっしり、濃厚プリン。玉子の香りにバニラの風味。容赦ないほど甘くてしかもカラメルソースが甘くて苦い。砂糖をたっぷり混ぜたエスプレッソみたいな苦味と酸味がプリンの甘みと一緒になって、口の温度が上っていくように感じるところがオキニイリ。
鈴新や尾張屋でカツ丼を食べたあとになぜだか食べたくなっちゃうことが多くって、「カロリーなんて気にしていたら生きてけないよね」って笑いながら食べていた。
エスプレッソトニックも甘くて苦くて酸っぱくて、小さな泡がシュワッと喉を洗う感じがオキニイリ。
「エスプレッソトニックがおいしい季節になりましたネ」ってお店の人のひと言にニッコリします。ぼんやりしたら散歩しながら帰りましょ。
プリンなのにアフォガート。アフォガートなのにクラシックプリン
お昼の〆にオールシーズンズコーヒーに寄る。
家の近所にあって、重宝してたけれど閉店してしまった四谷四丁目のお店の跡地は床屋になった。
居心地の良さに特化した人気のチェーンの店のようで結構流行っているみたい。
とはいえやっぱりカフェだった頃がなつかしい。プリンがあるかなぁ…、と思ってメニューを見たら「アフォガートプリン」っていうのを発見。固く焼けたクラシックなプリンの上にバニラアイスクリーム。熱々のエスプレッソを注いで味わうというたのしい提案。
これは食べておかないとタナカくんに叱られる…、って思ってたのむ。お供にここのオキニイリ、エスプレッソトニックをあわせてたのんだ。
脚高のサンデーグラスの底にほんのちょっとだけカラメルソース。エスプレッソで溶けたアイスクリームをホイップクリームやソースに見立てて味わう趣向。
バニラビーンズの香りが華やかなアイスクリーム。エスプレッソはエチオピアの豆。酸味の輪郭がくっきりしていてフルーティーな香りが特徴。それらが渾然一体となってプリンをおいしくしてくれるのが心地よい。エスプレッソとアイスクリームの割合を加減することで自由に味を作り出すことができるところもオモシロイ。
ねっとりとしたプリンにちょっと疲れたところでエスプレッソトニックゴクリ。泡と苦味と酸味で口がスッキリしていく。オキニイリ。
いちごのプリンはクリームまでもがいちご味
お昼の〆にオールシーズンズコーヒーに寄る。
四谷三丁目のお店の跡地にはまだ何も入っていなくてさみしい感じ。本店のここは昔と変わらぬ元気で陽気な空気がうれしい。
ひさしぶりにプリンを食べてみようかなぁ…、と思ってメニューをみたら、なんといちごのプリンがありました。
プリンの上にクリームのっけていちごが一個。明るい色のカラメルがたっぷりお皿の上にたまっているのがここのプリンの特徴で、そのカラメルと一緒にすくってフルっと味わう。
ちょっと硬めのかっちりとした焼きプリン。なつかしいなぁ…、この食感にこの味わい。しかもプリンの上のクリームまでがいちごのクリームで、口の中に広がるいちごの香りが華やか。お供にもらったマキアートをコクリと飲んで、元気がでました。ありがたい。
エスプレッソトニックで喉と気持ちを洗う午後
オールシーズンズコーヒーに寄る。
エスプレッソトニックをもらった。
去年からずっとボクの中でブームが続いている飲み物で、四谷三丁目に支店があったときには本当によく飲んでいた。
四谷のお店、なくなっちゃいましたネ…、って言ったらスゴくいい店だったんですけど本当に残念。ご迷惑をおかけしますってお店の人も寂しそう。
今の時期にお店を維持することって大変。残念だけどしょうがない。
焙煎機の脇に置かれたコーヒーを入れる袋に描かれたイラストがボクに似ているような気がして写真撮る。かなりスリムで若いけど(笑)。
さて、エスプレッソトニック。背の低いタンブラーに入ってくるとなんだかお酒が入っているようで、ウキウキしてくる。
もともとトニックウォーターが好きでよく飲んでいたけど、甘み、苦味にコーヒーの香りと渋みと酸味が加わる。不思議なほどにフルーティーな飲み口で、フレッシュなジュースを飲んでいるような感じがするのもオモシロイ。気持ちもスッキリいたします。
めでたく営業再開です。
おむすびで軽やかにランチを終えて食後にコーヒーを飲む。
新宿二丁目の仲通りにあるオールシーズンズコーヒーというエスプレッソの専門店。
ずっと休業をしてらっしゃった。
政府からの自粛解除を受けての営業再開で、ここも朝の営業をあきらめ時短営業。11時開店という状況。
お店はさすがに静かでした。お店の中にはゴキゲンな男性スタッフがひとりでニコニコ接客し、エスプレッソを落としてできた商品を運んでくれる。
ご近所ですか…、なんて会話もしっかりたのしめてぽってりとした喉越し濃厚なマキアートをおいしく飲んだ。
コーヒーの香りで満たされた空間でおいしいコーヒーを味わうのって、やっぱり格別。ありがたいなぁ…、と思ってお店をあとにした。
しみじみしずかにマキアート
食後をぼんやり。オールシーズンズコーヒーでお茶。
朝早くからやってるコーヒー専門店で、午後から提供されるプリンやクリームソーダがバエるというので人気沸騰。
プリンが焼き上がる時間にあわせて女子が続々、やってくる。ときに入れぬほどに忙しい。
朝の時間は近所のホテルや民泊施設に泊まるインバウンドの人たちが集まってきて、午後のムードとはまるで違った社交場みたいな空気漂う店だった。ただ今日は随分、静かでした。
「海外からのお客様が随分少なくなりまして」…、って。でもそれが多分、普通の状態。暇な時間がないと、いい商品を出し続けることがむつかしくなるから、むしろホッとしてるんですって、お店の人たちみんなでコーヒーのテイスティングに時間をかけてらっしゃった。
無理せず自分のペースを守ってできる商売っていいなと思った。オキニイリのマキアート。ぽってりとした喉越しに自然な甘み。今日のブレンドはちょっと酸っぱ目。目が覚めました、金曜日。
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サカキシンイチロウ
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店名 |
オールシーズンズ コーヒー(ALL SEASONS COFFEE【旧店名】4/4 SEASONS COFFEE)
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ジャンル | カフェ |
お問い合わせ |
03-5341-4273 |
予約可否 |
予約不可 |
住所 | |
交通手段 |
新宿三丁目駅C8出口から徒歩3本 新宿御苑前駅から285m |
営業時間 |
|
予算 |
¥1,000~¥1,999 ¥1,000~¥1,999 |
予算(口コミ集計) |
¥1,000~¥1,999
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 電子マネー可 (交通系電子マネー(Suicaなど)、iD、QUICPay) QRコード決済可 (PayPay) |
席数 |
14席 |
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個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | オシャレな空間、無料Wi-Fiあり |
料理 | 朝食・モーニングあり |
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利用シーン |
|
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サービス | テイクアウト |
ホームページ | |
公式アカウント | |
オープン日 |
2015年10月15日 |
備考 | |
初投稿者 |
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〆にオールシーズンズコーヒーにくる。
タナカくんの誕生日ですから、タナカくんの大好物のプリンを食べる。
四谷三丁目に支店があった。
そこは急な階段を上がった2階。
足を悪くしてたら階段は嫌いだったけど、銀座のピエールマルコリーニと六本木のオステリアナカムラ。
そしてオールシーズンズコーヒーの階段だけは嫌がらないで上がってた。
このプリンを食べるためなら…、とエッチラコッチラ時間をかけて階段あがり、大きな息をつきながらテーブルにつきうれしそうに食べていた。
小さなお皿にどっしりプリン。生クリームにチェリーの瓶詰め。昔は溢れるほどにたっぷりのカラメルが注がれていた。今はちょっと控えめで、それでもたっぷり。
食べる前からもうおいしくて、今日のお供はマキアート。エチオピアの深煎りでした。
お皿を動かしても揺れないほどにどっしりしていて硬めの仕上がり。
スプーンを入れるとムチュンと吸い付くようにしながら千切れる。その瞬間にブルンと揺れていくのがかわいく、愛らしい。
甘いです。卵の香りも濃厚で苦くて酸味鮮やかなカラメルが甘さをひきたて、ひきしめる。全体としてなめらかなんだけど端の部分が焼けてザクリと歯応えがある。ホイップクリームがとろける感じが切なく、そしておいしくてひと口ごとに幸せになる。そんな味。
チェリーを残してプリンを終えて、残ったカラメルをマキアートのミルクの泡に乗せてカラメルマキアートにしてゴクリ。深煎りエスプレッソの自然な甘みにミルクのコク、カラメルの苦味と酸味がエスプレッソをふくよかにする。オキニイリです、オゴチソウ。