店内改装 ラーメンも他の凪系列と変わり個性的になりました。 : すごい煮干ラーメン凪 西新宿七丁目店

西新宿7丁目の「ラーメン凪 西新宿店」。
次々と出店する「凪」グループの中でも古いお店です。

このたび店内改装を行い、4月16日にリニューアルオープン。
タレやチャーシューも改良したとのことです。
今後は新メニューや限定メニューも徐々にリリースしていくそう。

メニューは「すごい煮干ラーメン」、「普通に煮干ラーメン」から「こってり煮干」と「あっさり煮干」にチェンジ。
初夏を迎えるのに「つけめん」が無くなっているのに潔さを感じます。

「あっさり」は「普通に煮干」とそれほど変わっていないとのこと。
「こってり煮干」がタレやチャーシューを変えた「すごい煮干」のようです。

なので注文は「こってり煮干」820円。
新しく細麺が選べるようになっていますので、細麺で。

前と変わらず麺の量、硬さ、辛さについて聞かれます。
全て普通でお願いしました。

店内はキレイになりましたが、狭さは相変わらず。
出たり入ったりは壁とお客さんの背中に当たりながらです。

厨房も狭く、そこにスタッフ3名。
調理場所もわずかですが、精鋭スタッフがテキパキ作り上げていきます。

丼には濃い色合のスープにチャーシュー、メンマ、ネギ、辛味。
凪ならではの幅広の麺「いったんもめん」も入ります。

スープは「こってり」と言っても粘度は無くサラリ。
煮干しはもちろんのこと、コクのあるタレも前面に出ています。

ちょっと甘さもある濃いタレで、スープとの相性バッチリ。
ローカルのラーメンっぽさも感じます。

細麺は小麦が詰まった密度の高いもの。
存在感があり、しっかり目のスープに負けていません。

そして一番変わったのがチャーシュー。
「すごい煮干しラーメン」ではローストポーク風でしたが、煮豚に変更。

これがまた一周回って旨いです。
スープに浸された煮豚は間違いなくご飯に合いそう。
煮豚を使っているのは「凪」ではここだけとのこと。

煮干しは濃いですが、流行のキレキレ煮干しと違い、親しみやすさとパンチが同居する煮干しラーメンでした。
西新宿店が他の凪系列と差別化され個性的になるのは嬉しいことで、今後のメニューも楽しみです。

2014年5月

毎月15日は凪の日だそうで、煮干店に限り煮干の創作ラーメンを提供しています。
各店限定メニュー100食のみで、売り切れると通常メニューに変わるとのこと。

煮干王渋谷店は、煮干×カニ
煮干王大久保店は、煮干×鮭
Ｇ街凪は、煮干×オマール海老
煮干王西新宿店は、煮干×和牛

凪の公式HPに各ラーメンの写真が乗っており、煮干王西新宿店の和牛が美味しそうだったので行ってきました。
「和牛煮干ラーメン」1000円です。

普通ならまずスープから行きたいところですが、ローストビーフに火が通る前に一口。
レア加減が良いですね。
柔らかくて美味しいです。

スープは牛と煮干し。
牛が凄く主張するわけではありませんが、クリアな煮干と牛スープが合わさって濃いです。
脂っこくはなく、とても美味しいですね。

粉チーズの下には牛の煮込みもあり、その味が染みていくと、確かにイタリアンな感じ。
細めパツパツの麺も美味しいし、なかなか良いです。
1000円はちょっとお高めな気もしますが、満足しました。
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2013年1月

凪グループ全体で行う限定シリーズの2013年第１弾は各店独自の「醤油ラーメン」。
夜営業のみの提供で1/22－2/3頃まで、1日15食の限定です。

煮干王西新宿では「煮干de竹岡」800円。

梅乃家が有名な竹岡式ラーメンですが、食べたことはありません。
「スープはチャーシューのタレをお湯や茹で汁で割ったもので、麺は乾麺。
大量のチャーシューと刻み玉葱が載る」というのが竹岡式のようですね。

こちらではしっかり煮干出汁です。味は濃いめ。

チャーシューの迫力、凄いっす。
1センチくらいの厚みのものが8枚くらい乗ってますね。

チャーシューは硬めですが、これだけ乗せて800円は破格ですね。

麺は竹岡式同様乾麺。
サッポロ一番みたいなちぢれ細麺で、量も少なめ。
メニュー名のところにも書いてあるとおり、ご飯に合わせることを前提とした「おかずラーメン」だと思います。
こちらはご飯無料ですからね〜。

店員さんが「目黒に出来た竹岡式の「響」はオシャレだったんで、こっちはバカっぽくしようと思って（笑）」と仰ってましたが、まさにそのとおり。

「なんかスゲーもん食べたな〜」という気にはなります(笑)
遊び心があってなかなかいいんじゃないでしょうか。

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2012年12月

日本のラーメンを変える若手っぽい会、通称「わぽ会」が12/12から『わぽ会』コラボラーメン「2012年越しラーメン」を始めました。
凪の方が作られた五穀麺を使用し、限定麺を出しています。

3店目は凪煮干王西新宿店に来ました。
こちらの限定は「伊吹煮干しの牛天そば」800円
限定を聞いたところ、塩煮干800円の食券を買えばいいとのこと。
ランチ時で混雑していたからか、ちょっとオペレーションが上手く行ってないようでした。

凪にしては若干透明度が高いスープに、山盛りに具が積まれています。
ツイッターに投稿されていた写真ではもっと具が寂しい感じだったので、修正したのかも知れません。

スープは醤油味の方が勝っていて、それほど煮干強めではありません。
大人しいという訳でもなく、バランスが取れたスープに思いました。

麺は他と同じ凪の五穀麺。細麺ですがシコシコととして美味しいです。

具は真っ黒な牛しぐれ煮とゴボウのかき揚げ。
牛肉は見た通り濃いめの味付けです。
こちらはご飯が無料なのですが、いかにもご飯に合う味。
丸っぽいかき揚げは牛肉の下にあり、スープが染みると正に天ぷらそばの様でした。

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2012年7月

以前の特級中華そばが煮干王になったために足が遠のいていたのですが、
軽く夜を食べようと訪問しました。

オープン後間もないですが、さらにマイナーチェンジしたみたいですね。
炎のつけめんと同じタイミングでしょうか？
他の方のレビューによると、
600円台だったラーメンは700円代に値上がって海苔が2枚増えたとか。
以前の金額で食べてませんが、食べてたらがっかりしただろうなぁ。

細麺を堅め、脂少なめ、味薄めで注文しました。
脂は確かに少ないですが、味は薄めでも割と濃い。
50円でご飯がおかわり自由なので、
腹が減っていたらスープでご飯がもりもり食べられるかも知れません。
って、そんなとこをマジで狙っているのかな？

細麺は堅めオーダーなのでパツパツしていますが、なめらかな感じです。
Ｇ街凪の太麺が余り好みではないので、細麺があるのは嬉しいです。
器は小さめですが麺は今までと同じくらい入ってますね。

メンマは挽肉と一緒に味付けされたもの。
これは永福町大勝軒と同じですね。
こちらの店舗は、一番最初の蓋が付いてた時代、
特級中華そばの銀河などは「伊藤」をめざしてたと思うんですが、
今度は永福町を目指すんでしょうかね。

チャーシューは柔らかいですが、薄い。
原型のまま持ち上げることは不可能でしょう。

今の凪、確かに煮干しは濃いですが、
味も濃すぎだと思います。
銀河の路線に戻して欲しいところです。
手間がかかるからやめたんでしょうか。