おおお、休日に新宿かよ : オステリア・オリエーラ

おい、俺のオフィス新宿やねん。落ち着かんねんけど。

そもそもここでゆっくり食事しようと思ったことないのよねー。

と、彼女に心の中で愚痴りつつもやってきました新宿三丁目！笑
まあ誰かが予約してくんないといかない場所ではあるからいっか。。。

お店は自分がよく行く系列のホルモン横丁の目の前にある。ここの土地勘はあるけど、迷ったw大いに迷った。

だって点数や写真だけ見ていると、もっと気取った佇まいというか、看板もなく知る人ぞ知るお店というオーラがあるもんだ。
ただ気取らない店、オリエーラ。(新宿のさらりーまんが間違って2軒目に入りそうな雑居ビルなんです、本当に)


4名でのおまかせコースでの予約。お店自体は非常にこじんまりしており、日曜とあったかわりかし大人しい雰囲気。ただお客さんが誰も居ないと、スナック？？？と間違えるような店内。
必然としゃべる声のボリュームも大きくなる。(騒がしくてすみません)

今の時点では、正直不安。本当に料理だけうまいんだろ〜な！という印象。

はじめに出てきた、ミルクとバターのパネ。
「こういうパンなら永遠に食ってられる。」という印象。

一品目
「佐島のアオリイカとオクラ？のタルターラ」
上に墨をパリっと焼いたものが添えられている、食感・風味共に良好。うん！美味しい！
ただ結構どこでもあるっちゃあるかもしんない、けど普通に美味しい。
→サッサイア16‘マグナム
抜栓後3週間ほど？つかここで一気に緊張感がなくなり、ワクワクがます。ここは料理もさることながら酒がうまい。最高の組み合わせだ！うまくないわけがない。水飲んでるのかな、そんな感じ。飲むんじゃなく染みてるんだなこりゃきっと。

二品目
「石巻の鰆。金柑のコンフィチュール」
これは鰆の水分を抜きハム風に仕上げている。軽いスモーキーさ、また鰆の生臭さを一切感じさせない奥行きのある旨味。抜群。
金柑のコンフィも合わせても生臭さは一切ひきたたない。旨味だけ。
気持ち少しの酸味が欲しかったかなw笑(素人意見)
→12’ダリオのビアンコトレベツ
(2週間育てたやつ・3週間育てたやつ・当日抜栓の3種類飲み比べ)
いや、もうこれやっちゃダメっしょ。反則。TKOですわ。ワイン好きってこういう店から生まれるんだよなきっと、最高のサービスだけど気取っちゃいない。絶妙な距離感。はんぱない。(流行語)

三品目
「？？産あなごのロースト、柚子のソース」
パリッとした食感にふわっとした穴子の白身。シンプルだけど穴子本来の風味は逃げておらず、柚子にも負けない素材の凝縮した旨味。これがベストな食べ方かもしれない。3口で完食。
→カステッラーダ11‘ピノグリ
あーーーー、えーーーーーーねーーーーーー！
もう説明いらんね。以上

四品目
「鹿肉と牛蒡のミートソース、タリオリーニ」
たまご麺？ソースのインパクトが強いのに香りが負けていない。お肉にも臭みがないが、強いていうなら牛蒡の旨さが引き立った一品だった。アク抜きとか一切してないと思う。(わかんないよ！！笑)
ちょっと一風変わったパスタかな^_^
→カステッラーダの余韻に浸りすぎて忘れました。以上

メイン
「ホロホロ鳥のロースト」
以前別の店で食べた時は、ストレスがたまりやすい鳥なんで旨さが違います！と言われたけど、赤ワインの揮発性が強く一気にジューシーなゴムを食べてる感覚に襲われた思い出？の逸品。
鳥特有の臭みが感じないのはもちろんのこと、繊維がはっきりしてるのに肉汁は一切逃げていない。
うますうます。多分この店で鴨とか牛とか食っても上手いのが想像のつく料理。
→ダリオ12‘ピノグリセレツィオーネ
なにこれ？始めて飲んだ。あ、染みた。
もう語彙力ない私にはどう説明していいかわかりませんわ。きて飲んで下さいw多分その頃にはもっと育ってる。笑


あのさ、この店反則です。色々と。ダメだ。きちゃダメ、一回来るとまた行かなあかんみたいやわ。貯金したい人にはお勧めしない、思わず一人でウォークインでも来れるか聞いちゃった。

とまあ今回はドがつくほどのストライクゾーン真ん中に、スローボールを叩きこまれて見逃し三振的な店。豪速球じゃないよ。ゆっくりゆっくりごゆるりと。
料理・お酒・サービス。この3拍子が素晴らしい！

強いて言うなら事前に勉強して行ったらもっと楽しいかも、高くは感じないがレストランに行くつもりで行くんじゃなく、ちょっとしたバルに気軽にいってレストラン料金払います的な！物の価値を分かると凄く一口、一動作が愛おしく感じるそんな素敵なお店！

新宿でファストファッションでの買い物の帰りにどーぞ！笑


あーーーー、うちの可愛い彼女に感謝カンゲキ雨嵐。
嵐が活動休止かー。。。。