【歌舞伎町の中心でラーメンを啜る】 : 麺匠 竹虎 本店

真昼間の新宿歌舞伎町です。
夜の街のような、怪しい賑やかな感じではありませんが
それでも流石の歌舞伎町です。業界の方らしきイケメン
やらお嬢やらがお店の前に居ます。

皆さん華やかな夜の顔とは異なる、真面目な顔でお店の
掃除などされています。チャラチャラしているイメージ
ばかりが知られてますが、こうした姿も伝えて欲しいな
と思います。

と、余談はさておき、歌舞伎町の真ん中にあるラーメン
屋さんでお昼ご飯を頂きます。
向かったのは【麺匠竹虎】さん。
食べログの口コミを見ると、裏竹虎がオススメというの
が幾つか目に付きます。
個室でラーメンの文字も気になりましたが、裏が標準で
あるというのもなかなかのもんです。

到着すると、入り口が全開でコロナ対策がされてました。
カップルの方が待っていましたが、個室希望ということ
で、カウンター席が空いたら私を先に通してくれるよう
でした。メニューを渡され中を見ると、確かに裏竹虎が
普通に載っていました。

程なくカウンターが空き、先に案内されます。
カウンターの奥は調理場ですが、一段高くなっているの
で調理の様子は少ししか見えませんでした。
席にはお冷とおしぼり、それに小鉢が用意されています。
小鉢の中身は揚げた麺でした。ほんのりカレーの匂いが
します。

ご注文は？と聞かれ、裏竹虎ラーメン大盛りをお願いし
ます。すると？？？はどうされますか？と聞かれました
が、早口で聞き取れ無かったので、いいですと答えると
そのまま調理場にオーダーを伝えていました。
何だったのかなと思っていたら、直ぐに答えが判りまし
た。隣の席に座った方が、じゃあチャーシューでといい
反対隣の方の時は、サービスでトッピング１つ選べます
が？という声が聞き取れました。うーん残念、そうと解
っていたら、味玉かメンマを頼んでいたのに、、、聞き
直さなかった自分が悪いのですが、ちょっとモヤモヤ。

にしても、なかなか出てこないので、揚げ麺をつまみな
がら待ちます。お店の方は女性スタッフが多くテキパキ
仕事をこなしています。どことなくラーメン屋さんっぽ
くない感じで落ち着きません。

更に５分程待って、裏竹虎の登場です。
そもそも標準タイプを食べていないので、何処が裏なの
か解らないままですが、実食と致しましょう。

提供された際に、お店の方がよく混ぜてからお召し上が
りくださいと声を掛けて下さったので、その通りにして
みたいと思います。
見た目は豚骨ラーメンのようですが、アブラがしっかり
乗っていて濃厚そうです。
箸を器に入れ、レンゲと一緒に麺を持ち上げようとする
と、ズシっと来る手応えでした。
これはかなりの濃厚スープです。
軽く啜ってみると、アブラたっぷりですが味がそれほど
しないのは、かき混ぜ方が足りないのかもしれません。
もう一度、底の方までレンゲと箸を入れ、うりゃーっと
ばかりにかき混ぜます。
すると、明らかにスープの色や粘り具合が変わりました。

改めてスープを啜ります。アブラ感は幾分和らぎました
が、今度は濃厚な味がドカンと入ってきました。
超が付く程の濃厚スープです。

続いて麺を食します。
先程はガバッと持ち上げてかき混ぜたので、ズッシリと
手応えを感じましたが、今度は控え目に持ち上げてみま
した。
極太の縮れ麺は、長さも短い感じですが、濃厚スープを
たっぷり纏っていて輝いています。
強く啜ると跳ねそうなので、そっと啜ります。
ゴワゴワした感じは無く、弾力のある食感で、しっかり
小麦の香りもします。啜るより噛むのが楽しい麺という
感じで食べ進めます。

それにしても、この濃厚なスープを全部飲むとお腹に
ズッシリ来そうで、午後の仕事にも影響するかもしれま
せん。完飲は止めておきましょう。
トッピングのメンマが良いアクセントです。極太タイプ
ですがあっさりしてて、良いブレイクになります。
チャーシューは、見た目がヘビーそうでしたが、思いの
外さっくり食べられました。味玉トロッと良い感じ。

最後は、小鉢の揚げ麺をレンゲに載せ濃厚スープを吸わ
せてからパクリとします。これまた良い組合せで、おつ
なものを頂きました。

歌舞伎町のど真ん中で、濃厚麺を食した結果は、睡魔と
闘いながらの仕事となりました。

一つ感心させられたのは、爪楊枝を使った時にミントが
染み込ませてあるのか、口がスッキリしたことです。
なかなか気の利いたサービスで、濃厚系を提供するお店
に有るととても良いと思いました。

がっつり啜りたい方は、素直にエプロン付けた方が心置
きなく啜れますね。
それにしてもあー腹苦しい。ごちそう様でした。