今回はアロマフレスカでした : キッチンステージ

忘れる程むかし、まだ麻布にあった頃に行って以来、訪問していないリストランテ。
銀座のアロマフレスカには再訪する機会がないまま
年末の伊勢丹で買い物していたら、あらら、これはいいチャンスです。

寒鰤と白菜 カラスミのスパゲッティーニ 1620円（内税）
細めのロングパスタにクタ～っとよく火を入れた白菜と細かくほぐしたブリの身が絡み、
すりおろしたカラスミが振りかけてあります。
特筆すべきところはなくて、カラスミの風味が弱く期待ハズレでした。
不味いわけじゃないけれど、食材的にも1,000円以下のランチレベルかな。
いつも思うけど、イタリアのボッタルガと日本のカラスミって別物ですね。

美味しければ、マンゴーデザートも食べてたところだけど、
伊勢丹には確実に美味しいスイーツがたくさんあるので、やめました。

正直、これだと実店に行くモティベーションは起きません。
キッチンステージの運営は貝印さんだそうですが、調理スタッフは
どちらから来られてるのかな。。。
レシピだけでスタッフは別、それともスタッフも実店舗から派遣、どちらでしょう？
他のパスタはどうだったのかなぁ～
前半の２種のほうがよかったかも。

１月１１日からは、日本橋ゆかりだそうです。
そうそう、今回は食事でもTポイントがつくようになってました。
レシピを貰えるところは気に入ってるので、
また気になるお店のときに利用すると思います。

前回のレビューからもう9年も経ってるとはビックリ！
行っただけ（エルダンジュとか…）レビューしなかったりで、今回でたぶん利用4回目くらいです。
ここは何よりレシピをくれるのと、気軽に立ち寄れるのが気に入ってます。

今回もなにげに覗いてみたところ、「ハル・ヤマシタ」でした。
山下春幸シェフは世界グルメサミットに日本代表マスターシェフとして選出されたり、
世界中に新和食を広げたいと、今乗りに乗ってる？感じですよ。
あれ？次回は京都のイル・ギオットーネかぁ～そっちのが良かったな
と思いつつ、利用してみました。　4時頃だったので、軽いメニューです。

「新和食　ハイティーアソート季節のお楽しみ色々」1728円

上段：鶏ハーブ照焼、椎茸の甘煮、焼き茄子ポタージュ（これが美味しかった！）
バルサミコ蓮根、海老柚子串、サラダセロリとイクラのおひたし、
鶏肝テリーヌ最中、栗甘露煮、

下段：20種類の野菜を2種のドレッシングで
紅芯大根、水菜、トレビス、もろきゅう、インゲン、パプリカ、りんご、
クレソン、トマト、アンディーブ、チコリ、セルフィーユ etc...

これだけ色々なものを一度に食べることって余りできないので、
楽しかったです。大人のお子様ランチ的なかんじで。
特に、焼き茄子のポタージュが美味しくて、材料を見たらすぐ作れそう
だったので早速挑戦しました。やっぱりかんたんで美味しい！
サラダのドレッシングは2つとも味噌ベースだったのがちょっと残念。
１つはゴマベースにするなど、変化が欲しかったのと、
途中でパンかご飯が欲しくなりました。

全体的に美味しかったのでデザートもと思ったけど、好みじゃなかったのでやめました。
ほうじ茶のブランマンジェだったら良かったのに…

そうそう、今までは白黒のコピーレシピだったけど、
今回はちゃんとしたカラーのリーフレットのメニューになってました。
伊勢丹のイートインは10月からTポイントがつくそうです。

=== 2007年　7月＝＝＝
リニューアルした伊勢丹地下にできた「キッチンステージ」
定期的に変わる有名レストランシェフのレシピを元に料理と食材を紹介し、気にいれば食材をそのフロアで購入できるという、面白いコンセプト。
　柿落としは、あのオテル・ドゥ・ミクニの三國シェフということで話題になりました。

まず、料理の方はしょっちゅう変わるので、総合評価に加味していません、念のため。

私が行ったのは西麻布の料理屋　こだまの小玉勉シェフの回です。この店は知らないんだけど、土曜日の11時半ごろに通りかかったら、5名程の行列だったんで並んでみました。
15分ほど待ってる間にその日の料理レシピのコピーを配ってくれました。

さて、店内は思ったより狭く、カウンター10名、横並びの小さなテーブルには6－7名弱くらいしか座れません。キッチンもテレビで見たより狭いですが、席から近いのでよく見えるのは逆に良いですね。衛生問題がクローズアップされる昨今、絶対にごまかしが聞かない調理場ですｗ

この日、前菜7品と主菜1品or2品から選べて、
私は1品1890円をいただきました。
詳しくは写真のメニューのとおりです。

前菜はどれもシンプルで簡単に作れそうなものばかりでしたが、
しいて言えば、トマトのゼリー梅干風味が印象的でした。
新ジャガの大葉酢和え　もよかったかな。
主菜で選んだ　豚の角煮そばの実リゾット風は角煮は箸とスプーンで食べるには若干肉も固かったですね。味も薄く煮込みが足りないかんじ。

全体に量が少ないんで、ここだけで食事を済ますって使い方は出来そうにないけれど（今回だけかも？）、この値段で有名店のお料理が試食できると思えばいいですね。気にいれば本店に行けばいいし。

シェフ本人が作る回は限られてるみたいだけど、普通の料理教室よりカジュアルで、予約なく気軽に色々な店の味が楽しめるという点が気にいりました。

7月25日～8月7日は丸の内ホテルの山口シェフのレシピだそうです。