また一年半振りでしたが : トラットリア・ブリッコラ

このお店はシェフがしっかりと料理しているのでコースで外れはありません。そしてお得です。この辺りは結構食べつくしているのですが、そのなかでも安定してCP良く美味しいと思っています。
今日のブリッコラコース
Antipasto(前菜)
カポナータ(ラタトゥイユのようなもの)と甘エビのクリスタル(ジュレですね)
バランスよく最初に口にするにはちょうど良い加減の口当たりと味です。思わずスプマンテを一口唇に染ませました。
Antipasto misto(前菜の盛り合わせ)
大山鶏とフォアグラとイチジクのサラダ仕立て
テリーヌではないのですが大山鶏を味わっていくなか、ご褒美のようにフォアグラの塊があって口の中で喜びを引き出してくれます。クレソン中心のサラダと乾燥イチジクをマディラソースのようなもので煮込んで、甘みがあり、主役の鶏とフォアグラを口の中で支えます。まるでミニコンサートのような味わいですね。
Pasta del giorno(本日のパスタ)
リングイネ エビとポルチーニ茸 キャビア添え
もちもち感のあるリングイネは塩加減が良く、材料を際立たせて食べる私の口の中では爽やかなせせらぎのようです。あっという間に食べちゃいました。私は日本人的にリングイネは稲庭うどんと被っていて食感は同じところから判定するという邪道ですが、密かな共通点も感じています。
Piatto giorno(本日の料理)
真鯛と季節野菜のグリル 甲殻類のソース
鯛はしっかりとグリルされていて、下に敷いた野菜とソースを合わせてバランスよく楽しませてくれます。おしゃべりもせず皿を平らげることに集中してしまいました。
Second Piatto(メイン料理)
信州黒毛和牛ランプのビステッカ 赤ワインソース
ビステッカはステーキのことですが、赤身のランプ肉を良い加減に焼き上げています。肉の味と赤ワインソースが抜群の相性で、周りに敷かれたひよこ豆と白いんげんがわき役として食べていく私の口の中の調和を取ってくれます。
Dolce & Coffee
デザート盛り合わせは見るからに楽しませてくれます。柿、濃厚なミルクのジェラート、チーズケーキ(ブルーベリーと黒すぐりのソース）ブラウニー、マロングラッセが乗ったモンブラン。少しづつですが全部食べていくと丁度良い量ですね。
珈琲はエスプレッソを頼みましたが、丁度良い苦みと濃さでドルチェとよく合います。

今日のワインは
ハウスもののスプマンテとミモザを乾杯用として、赤ワインはシチリアの Feudi del Pisciotto Valentino Merlot をデキャンタでいただきました。メルローだけどシチリアなので強く重たいが深い味のワインでした。(^o^)

いつも次回はアラカルトと思うのですが、バランスよくお得なコースをつい頼んでしまいます。ワインも美味しいものを置いてあるので気に入っています。
あとは、ホールの方、もう少し笑顔でサービスいただけるともっと食事を楽しめます。

一年半振りの訪問です。前回とても印象が良かったので、楽しみです。
今日もブリッコラコースを予約しました。

最初は、生ハムと自家製グリッシーニ、生ハムは質感が良く舌ざわりと香りがとてもハッキリとした良い品です。そこに暖かいクルッと巻いたグリッシーニがとても調和が取れています。
次に、和牛のタルタル菜園仕立て、いわゆるタルタルステーキよりも上品に調味してあり、野菜と一緒に食べていくとどんどん食が進みます。
3番目は、ホワイトアスパラとホタテのソテーオランデーズソース、写真はホタテがひっくり返っていて、上に載せたキャビアが下に敷かれたようになっています。ソースとホタテ・アスパラとの相性は抜群です。もう少し欲しいなって言っちゃいそうです（笑）
4番目はパスタ、アサリとズワイガニのタリアテッレ（フェットチーネ）、アサリは小ぶりながら味がしっかりとして存在感があります。パスタのクリームソースも良いミルクを使っている感の風味があり、塩味もちょうど、そして、ズワイも少量ながら良い品を使っているようです。パスタ皿のなかで素敵なピアノトリオを聴いている感じですね(^^♪
5番目は、真鯛のポワレ、身のふっくらさ、皮の焼き加減、トマトソースと周りのジェノベーゼソースを合わせて美味しく楽しめます。添え物の焼き筍も口を爽やかにしてくれますねぇ～
6番目、信州黒毛和牛のランプステーキ、ほんの二きれですが、多分熟成してあると思われる肉は、きれいな赤身で少量口に含んでも質感がある味わいでしっかりお腹に溜まっていきます。マデラソース（だと思う）のバランスもとても良いです。添えられた焼き野菜も味がハッキリとしていて塩加減もベストですね。
7番目、さて、ドルチェですが2種の盛り合わせです。フルーツをあしらったヨーグルトのジェラートとパンナコッタ、ジェラートの味はとても爽やかで肉料理の後に最適です。そしてパンナコッタ、これもあっさりとしていて口が軽くなります。
もう一つがジャンヌフィーユ（とお店の人が言っていた）、これは小さなスポンジケーキの上に生クリームとブルーベリーソースがかかっているもので、それぞれが合わさって素敵なハーモニーを奏でます。これを珈琲と一緒にいただき、本日のディナーは満腹終了＼(^o^)／

前回も思いましたが、このお店は、料理の味付けや素材がしっかりしていて盛り付けも気配りがあります。安定感のある美味しい料理を楽しむことができます。私としては好みのお店です。
惜しむらくは座席によっては人がたくさん入ると声が響いてうるさいこと、配ぜん人にちょっと上から目線っぽい不愛想な感じの人がいることでしょうか、しかし、これは店に来ないという理由にはなりません。

コース料理￥6,700を注文。どれもしっかりと料理してありおいしい。
ただ、時間がかかりすぎ、従業員のサービス態度は上から目線の者が多く、ここは失点
・アミューズ：阿波尾鶏のミートローフみないなもの
・冷前菜盛り合わせ：ズワイガニとキュウリの冷製スープ
・季節の温前菜：アスパラ、ホタテ、パルマ産生ハム添え
・シェフのこだわりパスタ：フェットチーネ、ボローニャソース
・鮮魚のお料理：真鯛のソテー
・信州黒毛和牛のランプステーキ
・デザート盛り合わせ
・コーヒー又は紅茶
また行こうと思う店の一つだ。