夜お茶もまたよし。 : デリカテッセン

冬なので夕方のつもりでも夜お茶になりました。空いていていい感じです。今回はアールグレイとチョコレートのケーキが売り切れだったので悩んでいたところ、偶然にパティシエの方がお店におられ、おすすめをしていただいた「チョコレートそのものの美味しさを味わえるとでも言えるような」「チョコレートらしい」ケーキを選んでみました。アドバイスくださった通りに5分くらい室温においてからいただいてみると確かにねっとり濃厚なチョコレートそのものといった味わい。そこにフランボワーズが爽やかで、とても美味でした。トップに飾られた薄いコイン型のダークチョコレートの深い旨味も至福。また、連れは南瓜のチーズケーキを選び、これまた素晴らしく美味。カボチャの甘味や香りを凝縮してチーズと合わせて甘くするとこういう複雑な味のケーキになるのかと感心してしまいました。また、一見チョコレートケーキに見える抹茶のケーキは、非常に濃厚であると同時にふんわりとしたチョコレートムースの中に抹茶ムースとフランボワーズが入っていて、抹茶ムースの香りの良さと優しい甘さ、きりりとしたチョコレート、なんて合うのだろうと驚きつつ、さらにそこにフランボワーズが加わった時の三位一体感・・・抹茶ケーキは避けがちだった私ですがこれは大好きだと思いました。

またしても魅惑のハイクオリティな芸術的ケーキを求め、デリカテッセンのカフェフロアからは階段を上ったところにあるペストリーブティックへ。今回は、見た目は長方形のスマートなチョコレートケーキに見えて、実はアールグレイの名を冠している「アールグレイとチョコレートのケーキ」を。これが、食べようと思った瞬間、とてもしっかりとアールグレイの深い香りが届いてくるのですね。そして、口に入れると、ダークなカカオがわっと押し寄せて、アールグレイと溶け合う。なんて素晴らしいコンビネーション。知的且つ官能的な味わいの逸品ではないでしょうか。紅茶系のお菓子は今一つ好きではなかったけれど、これは美味しい。そして、チョコレートケーキの中で考えてみても、とても好きだと思いました。次回また食べちゃうかもしれない。

中の暖房がきつめだったので、外の席でに移動。秋晴れの真っ青な空と明るい日差し、冷たい風が心地よく、温かいカフェラテが美味しく感じられました。ケーキは、いつも通りにアップルパイ（本当にここのアップルパイは絶品）、そして、ペストリーブティックのモンブランの栗をいただきました。モンブランは４種類くらいありました。パンプキンとか、紫芋とか？だと思いますが、迷わず栗を。食べてみると、台座はダークカカオのブラウニー、薄いチョコレート。これらは甘さ控えめで上の部分の甘い栗クリームと好相性。そして、モンブランの山に飾ってあるのはなんとフェザー（羽）のチョコレートで、これが美しい！これだけで「おぉ〜」となってしまいます。モンブランの山の麓にごろごろと添えてあったクッキーもしっかり美味しく、何もかも手を抜いておらず完璧かつ美味で、さすが一流の芸術品のようなケーキでした。持ち帰りで買ったシナモンデニッシュも明朝食べるのが楽しみです。

シナモンデニッシュ、クルミも入っていて、コーヒーテイストのアイシング、たっぷりのシナモンシュガー、しっとり生地で、たいへん美味。コーヒーに合う～。これは、私にとって見つけたら必ず買っちゃう逸品となりました。

雨の日曜日の午後、美味しいお菓子をゆったりとした空間で食べたくなって、久々に訪問。お席も結構空いているし（窓際に座れて大満足！）きれいなお水も置いてあるし（２種類のデトックスウォーターがサーバーごと置いてあって見た目にきれい！）ケーキはたくさん種類が残っているしで・・・嬉しくなって思わず一人１つではなく二人で３つのケーキを選びシェアすることに。大好きなタルトタタン、モンブランタルト、チェリーとチョコレートのケーキ。ベリーのソースを添えたり、生クリームをたっぷり添えたりして、さらに美味しく楽しく。後で41階に上がってみたら、とても静かで、曇天の中でなんだか少し神秘的な雰囲気・・・今日はこっちでもよかったかも〜。

日曜日の午後早めのおやつタイムは、ケーキの種類が豊富に揃っていて目移り・・・そして選んだのは定番のモンブランタルト。たっぷりのマロンクリームは優しくミルキーな味わい。やっぱりこういう素朴なタルトって無敵のおいしさだと思いました。

スタバのような感じのデリカフェですがすごく雰囲気もよくそれこそ勿論立派な造りの建物内なのでなんともお得なお店だと思います。サービスもこのホテルに恥じない背筋の伸びるサービスをしてくれますし。外の席は緑があって小鳥が近寄って来たり和めますし人目も気にならないしすごく気持ちよい。カプチーノだけ飲むのにこれ以上雰囲気のよいカフェがいったいあるでしょうか。。。フードメニューも充実です！

外のテラス席もなかなか心地よいです。レモンのタルト、カボチャやさつま芋、栗のタルトが美味でした。素朴だけど生地がサクサクで具はフレッシュ。ソースも選べて楽しい。ボリュームがあるのでお腹の空いている時に。

上の階のケーキやデニッシュを、このデリカテッセンのカフェ席で頂けます。どのケーキも美味。お気に入りはカラメルクリームたっぷりのサントノレ、ナッツが香ばしいパリブレスト。

オレンジチョコレートケーキが美味でした。大きな花びらのように削り取った飾りのチョコレートが豪快。選べるソースは、ホイップクリームにしてみたのですが、この選択は当たりでした。とても質の良いフレッシュな生乳の味。ふわふわです。またこの組み合わせにしたいです。

オレンジとの組み合わせがすごく爽やかなレアチーズタルトがすごい迫力。ボリューム、サイズはアメリカ並。一人で食べ切るのは大変。うれしい悲鳴です。

　球体の形をしたモンブランをいただきました。球体の周囲は甘さ控えめで栗の風味がしっかりとする和風テイストなマロンクリーム、その内側にはメレンゲ。台座はサクサクのタルトでフィリングにも栗味しっかり。そして中心部にはマロングラッセ・・・と思いきや、マロングラッセではなく、杏が出てきました！この杏、さっくりねっとり、何とも絶妙の歯ごたえに仕上げられていて、モンブランの定番的な、クラシックな美味しさを、非常にフレッシュに変身させていました。
　そして、ジャスミン風味のチョコレートケーキ。ジャスミン？お茶のイメージしかない・・・ジャスミンの香りなんて強烈なチョコの風味に消されてしまうのでは？などと興味がわき・・・食べてみると、ダークチョコレートの濃厚な味わい、シャリシャリと歯触りの良いクランチも美味、そして、香りはカカオの濃厚な香り、その中に、何か苦みばしったような・・・これがまさに、ジャスミンでした。くっきりとジャスミンの香りが際立っている。驚き！オリエンタルなチョコレートケーキですね〜。ブラボー。
　こちらのお店は、極上のさりげなさに満ちている、貴重なお茶空間です。

お天気の良い日曜日の午後、なぜかとても空いていてゆったりと時間を過ごせました。特筆すべきは、アップルパイ。キャラメリゼしてある大ぶりのリンゴがとてもジューシーで美味、サクサクのパイの表面にぎっしりと。下のクリームは、これもカラメル味のカスタードにしてあり、ひと工夫されていました。これは美味しい！そこにさらにミルク感豊かな上質生クリームをしっかりと泡立てたものがた〜〜っぷりと添えてあり、至福のコーヒータイムでした。甘すぎないのも良かったです。

またまたアップルパイ！相変わらず美味しい〜。でも今日はほんの少しお惣菜をつまんでみたくてアンバーカラーのビールと、スペアリブも食べてみました。スペアリブは思いのほか優しい味でびっくり。オリエンタルな味付けで、テリヤキテイストというか・・・すごく美味でした。ここのお惣菜は、家で料理するときの参考になるので、食べて美味しく帰宅してからも役立つ優れものです。

平日ランチがあったとは・・・組み合わせ豊富な選択肢があって楽しいし、とてもリーズナブルでボリュームもあるセットです。今回は特にひよこ豆のポタージュスープが絶品でした。食後の飲み物とスイーツを少しだけ追加してゆっくり過ごしました。このランチはかなり良いです。

またアップルパイです。今日の発見は・・・このアップルパイは、一番上の層が焦がした煮りんご（タルトタタンみたいな）、次の層がチーズクリームだということです（最後の層はカラメルクリームですが、この中には焦がしていない煮りんごが散りばめられている）。ちょっと酸味のあるチーズクリームが美味しい！

久々にこのカフェの上の階にあるショップで選んだケーキをいただきました。ブルーベリーのサントノーレ。プチシューの中身はカスタードではなくブルーベリーの濃ゆいジャム状のもの。これが甘酸っぱくて、たっぷりの生クリームと合いました。生のブルーベリーも散りばめられていて、重たくない、さっぱりめのサントノーレでした！美味でした。