ランチのメニューがちょっと少なくなっちゃった(T_T) : 手打そば大庵

この口コミは、サカキシンイチロウさんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。

最新の情報とは異なる可能性がありますので、お店の方にご確認ください。 詳しくはこちら

4.0

¥4,000~¥4,9991人
  • 料理・味4.0
  • サービス4.0
  • 雰囲気-
  • CP4.0
  • 酒・ドリンク4.0

3.5

¥2,000~¥2,9991人
  • 料理・味3.5
  • サービス3.5
  • 雰囲気3.5
  • CP3.5
  • 酒・ドリンク3.5
2024/03訪問20回目

3.5

  • 料理・味3.5
  • サービス3.5
  • 雰囲気3.5
  • CP3.5
  • 酒・ドリンク3.5
¥2,000~¥2,9991人

ランチのメニューがちょっと少なくなっちゃった(T_T)

昼はひさしぶりに「大庵」でそば。
コロナ期間中、夜の集客がむつかしいから昼に力が入ってた。昼のメニューもほぼ夜と同じバリエーションで、一品料理がたくさん揃っていたのだけれど、夜のお客さまが戻りはじめて来たからでしょうか…。
昼のメニューがちょっと絞り込まれてしまってた。
うな丼と半そばというセットに海苔を追加するのが好きだったんだけど残念ながら昼は提供しなくなってた。炭箱であたためられた風味豊かな海苔をうな丼やそばにちらして食べると粋でおいしいんだけど我慢しました。しょうがない。
お通し代わりの揚げたそば、そば茶に薬味のネギ、わさび。そばだれの入った徳利にそば猪口が次々運ばれてくる。そば猪口は蓋ではなくて徳利の中身を注ぐ器なんだってインバウンドさんにわかるんだろうか…、なんて思った。どうだろう。

しばらく待ってそばにうな重。
肝吸いは後ほど持ってまいりますから…、というのでまず食べやすいようお膳の上をととのえなおす。
そばを盛ったせいろを奥に、うな重の器を手前に置きいてそば猪口にたれ。
蓋をあけると蒲焼のおいしい匂いが立ち上がる。
鰻のサイズは少々控えめ。浅蒸し鰻でむっちりとした歯ごたえがあるのがボク好み。
ご飯にしっかりタレをからめてよそおっていて、どこか名古屋のうな丼みたいな風合いがある。
そばは薬味を使わず食べる。だからネギとわさびを蒲焼の上にのせひつまぶしのようにたのしむ。
ネギのシャキシャキした食感にみずみずしさがうなぎの蒲焼のむっちり感を引き立てる。ネギの辛みが蒲焼のタレの甘みをさっぱりさせるのもいい感じ。

そしてそば。ここのそばは硬めの仕上がり、歯ごたえが良い。タレは辛口。コクがあるのにすっきりとした後口で、そばの香りや甘みがひきたつ。
うな丼食べてはそばをズルリとたぐってうな丼パクリ。それぞれを半分ほど食べたところで肝吸い到着。熱いですからご注意ください…、ってひと言添えてそっと置かれる。
確かに熱々。しかもくっきりとした出汁がおいしく肝も大きい。うなぎの蒲焼を食べ終えて残ったご飯にザザッとかける。サラサラ食べる。
蒲焼のたれが汁に溶け出して、脂も一緒に御飯にからむ。ご飯の粒のひとつひとつがスルスルコロコロ滑るように転がっていくのにウットリ。そば湯で割ったそばだれもお腹あっため、満ちました。

  • 手打そば大庵 -
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  • 手打そば大庵 -
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2022/10訪問19回目

4.0

  • 料理・味4.0
  • サービス3.0
  • 雰囲気4.0
  • CP3.0
  • 酒・ドリンク3.0
¥2,000~¥2,9991人

焼き茄子に鰻丼に蕎麦、刻み海苔。

ひさしぶりに「大庵」にくる。そばと日本料理のおいしいお店。
オキニイリの「うな丼と半そば盛り」のセットをたのむ。
いつもはこれに三國屋さんの海苔を追加するのだけれど、今日はあいにく入荷がないという。
代わりに切り海苔。
ついでに「冷製焼き茄子」をたのむことにした。うなぎは半尾、ご飯控えめとお願いします。
通りに面したカウンター席がオキニイリ。
大人数でない限りまず案内される一等席だったはずなんだけど、テーブル席や厨房前のカウンターから案内するようになったのでしょう。
ボクの並びはずっと空席。
間近に迫る街路樹や、秋の装いさまざまな人が行き交う通りの景色をひとりじめ。そばだれ、薬味、おしのぎ用の揚げ蕎麦が入った小鉢が次々運ばれてカウンターの上はたちまちにぎやか。パリポリ揚げ蕎麦齧りつつそば茶お腹をあっためて待つ。

まずは焼き茄子。四角いお皿でやってくる。
てっきり鉢に盛られているんだろう…、と思っていたのでちょっとびっくり。一本丸ごと焼きました…、という証のヘタ。刻んだ青ネギ、擦った生姜に削ったばかりの鰹節。
枯れ葉のように散らかる鰹節を箸ではらって中を覗くと、茄子が体を横たえる。家ではこういうふうには盛りつけないなぁ…、まるで茄子のお刺身みたいな姿にニッコリ。
醤油をタラリ、パクっとひと口。
ふっくら焼けた茄子が奥歯でクチュっと潰れ、自然な甘みと焦げた香りが口に広がる。鰹節やらネギやら生姜…、薬味をのせれば食感、味わいにぎやかになりメインに向かってお腹の準備ができあがる。

街の景色をたのしみながら15分ほどじっくり待ってメインの到着。
角がキリッと立ち上がり、水をまとったつややかなそば。
小鉢にたっぷり刻み海苔。
赤い塗りの蓋付き丼、黒い漆の椀に汁。
食べやすいよう手前のせいろと奥の丼、お椀の位置を入れ替える。
うなぎを収めた丼がほんのちょっと近づいただけで、香りの濃度がググッとあがる。
蓋をあけるとおいしい匂いがボワンと噴き出しお腹を鳴らす。
うなぎの脂と混ざりあいこんがり焦げたタレの香りはなんともふくよか。蒲焼きの表面つややか、色っぽい。ご飯は茶碗、軽く一杯分ほどでうなぎの蒲焼きを冷まさぬ役目をしっかり果たす。粋な量。

脂ののった分厚いうなぎ。焦げたところはサクッとこわれ、ねっとりとろけてご飯とまじる。甘辛のタレに脂が焼けた香りに、パラリと散らかる熱々ご飯。濃厚な味に舌が疲れてしまいそうなほど。
そこでスルリとそばをたぐってスッキリさせる。料理世界の両極に位置するような料理が互いをひきたてあって、口と気持ちをよろこばす。なんてステキなオゴチソウ。
刻んだ海苔をそばにも鰻丼にもたっぷりかける。うなぎの上にはさらしたネギとワサビもたっぷり。ひつまぶし風にして食べるのがオキニイリ。肝吸いの肝は大ぶり、ほどよく苦くて歯ごたえもよい。
あっという間にお腹におさまりそば湯でタレを割って〆。気持ちが豊かになりました。

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2022/01訪問18回目

4.0

  • 料理・味4.0
  • サービス3.0
  • 雰囲気4.0
  • CP3.0
  • 酒・ドリンク3.0
¥2,000~¥2,9991人

蕎麦に海苔。ひさしぶりにうなぎを食べる!

おいしい蕎麦をたのしみましょう…、と大庵にくる。
定期的に来たくなる店。特に季節が変わるとここに来たくてウズウズしちゃう。
そば屋のメニューは基本的に年中それほど変わらない。
けれどここは日本料理や蕎麦前的な酒の肴が充実している店でもあって、季節に合わせて料理は変わる。
そういえば本格的な冬になってから来てなかったよなぁ…と、今日はウキウキ。さてさて何があるんだろうとメニューを開くと「たちかま」がある。
鱈の白子と魚のすり身で作ったはんぺんみたいな練り物で、冬のゴチソウ。それを食べるか、うな丼付きのせいろにするか悩みに悩んで鰻を選んだ。
だって長い間、鰻を食べてないものネ。代わりに「冬の炊き合せ」を選んでたのむ。一緒に三國屋さんの海苔に、うな丼と半せいろのセット。冬の滋養をたのしむ魂胆。

冬の炊き合わせの中には聖護院大根に聖護院かぶ。舞茸、レンコンと色白野菜が揃ってて春菊の緑がおいしいアクセント。丁寧にひかれた出汁で炊かれた冬のおいしいものです。どの食材も持ち味自体が力強くてウットリします。
そして海苔。炭箱に入った海苔の香りがなんともおいしいこと。
炭の香りがまずおいしい。子供の頃に母の実家の火鉢の横で、手あぶりをして暖をとるとき感じた匂い。不思議とホッとする香り。
蓋を開けると海苔の香りがふわりと漂う。炭でずっと温められた香り華やか。しかもずっとパリパリで口に含むとパリンと砕ける。砕けてゆっくりとろけつつ磯の香りと旨味を残して消えていく。

せいろに鰻丼。
せいろは半そば、鰻は半尾と量は控えめ。鰻丼のご飯も少なめでとお願いしました。
せいろの上の蕎麦のみずみずしくてつやっぽいことにまずウットリ。
せいろにわさびとさらした白ネギが薬味でついてくるのだけれど、どちらも鰻丼用に拝借。
せいろは七味で食べるのが好き。
香り華やか、辛味もスキッとさわやかでしかもここの七味は黒七味。山椒と胡麻の香りにそばの香りが引き立てられる。
鰻丼のタレの甘さに負けないようと、ちょっと甘めに仕立て直したタレにちょこんと浸してズズッとすする。
空気と一緒にタレの香りが口に飛び込み、鼻から抜ける。せいろやざるはすすってはじめてそのおいしさを実感できる。茹でるときに使った水がそばの味わいを左右するから、空気と水がおいしくさせる食べ物なんだなぁ…、って思った。趣深いオゴチソウ。

鰻の上にわさびとネギ。ひつまぶし的なあしらいで、わさびの辛味がタレの甘みをまろやかにしてさらしたネギがシャキシャキと脂をさっぱりしてくれる。そこに焼き海苔を両手でクシャクシャ揉んでちらしてハフリと食べる。
ねっとりとろける鰻の蒲焼き。焦げた脂やタレの香りがおいしくて、ご飯に移った鰻の風味がまたうまい。鰻と一緒にご飯がパラリとちらかり混ざり、鰻の蒲焼き+ご飯とはまるで違った「丼世界」のステキを感じてニッコリします。
タレに蕎麦湯を注いでゴクリ。かえしの影に隠れてた出汁の風味や旨味が顔をのぞかせて、舌をスッキリ洗ってくれる、オゴチソウ。

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2021/10訪問17回目

4.0

  • 料理・味4.0
  • サービス3.0
  • 雰囲気4.0
  • CP3.0
  • 酒・ドリンク3.0
¥2,000~¥2,9991人

ニラのおひたし、焼海苔それから鰻そば

昼ごはんに「大庵」に来る。
新宿駅のほど近く。そば屋使いも料理屋使いもできる使い勝手のいい店で、日本酒、ワイン、焼酎の品揃えも個性的な飲むのがたのしい店でもある。
コロナのときにはそれゆえ苦労をしたようで、一品料理のメニューを封印したり営業時間もかなり短くいわゆる「街場のそば屋」のようにふるまい乗り切った。
まだ若干の時短営業ではあるけれど、メニューはコロナ以前のフルメニューに戻っていました。
サービスのお通しも復活していて、今日は揚げそば。ポリポリかじってそば茶を飲んで料理を待つのもひさしぶり。
お店はちょっと静かです。街を見下ろすカウンターはぼやぼやしてるとあっという間に埋まってしまう人気の場所だったのだけど、食べ終え席を立つまで今日はいっぱいになってなかった。これもコロナの後遺症。

野菜の料理が多彩に揃うところがとてもありがたく、今日は「黄ニラのおひたし」をもらって食べる。
茹でた黄ニラに鰹節。冷たい出汁をはって仕上げた料理。華やかで力強い香りに味わい。パロポリ、耳の奥を騒々しくする食感に軽い渋みと辛みと一口ごとにお腹がすいてくるのがうれしい。
広島の三國屋の焼海苔を今日もたのんだ。
炭を収めた木箱に入ってくるのだけれど、蓋をした状態で既に炭の香りが漂っている。蓋を開けると海苔の香りが炭の香りに混じって鼻をくすぐる。ずっとパリパリ、ずっと香りが持続して口の中でとろける感じがおゴチソウ。

さて今日のメイン。
「鰻せいろ」を選んでたのんだ。
コロナが流行るようになってから、ここではずっと鰻に力を入れいて、気持ちと体が元気になるように…、と良心的な価格でうな丼、蒲焼き、白焼きとメニューも多彩。
鰻の白焼きとせいろの組み合わせというのがこの「鰻せいろ」。
野菜のニラに炭水化物のそば。それに鰻のタンパク質に上等な脂の組み合わせって栄養的にいいんじゃないかと写真を撮りつつにんまりします。
自分の脂で揚がるように焼き上がった鰻の白焼き。表面サクサク、ほどよく残った脂はなんとも香ばしく口の中でねっとりとろけるおゴチソウ。ホースラディッシュが添えられていて突き抜けるような辛味が鰻の甘みを引き立てなんともうまい。

海苔をもんでそばの上にたっぷりのせる。
鰻せいろにはネギやわさびと言った薬味がつかない。その物足りなさを補ってあまりあるほど海苔がおいしくしかもずっとパリパリ、香ばしいのがたっぷり用意されている。タレを使わず海苔とそばだけを口に含んでも十分味わい整うステキ。
ちなみに鰻せいろのタレはかなり甘めの仕上がり。そばより鰻にあわせて仕上げたような味わい。ほんのちょっとだけそばをタレに浸してスルン。そばの持ち味、海苔の味わい、鰻の旨みが口の中でまじりあい、分量以上の充実感をたのしめるのがありがたい。
蕎麦湯を注いでタレを薄めてコクリと一口。甘みの中にうねるような出汁の旨味の力強さにウットリしました。オキニイリ。

  • 手打そば大庵 -
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2021/06訪問16回目

4.0

  • 料理・味4.0
  • サービス3.0
  • 雰囲気4.0
  • CP3.0
  • 酒・ドリンク3.0
¥2,000~¥2,9991人

一品料理を再びたのしめるようになりました!

ひさしぶりの大庵。新宿東口駅前にある大人のそば屋のお昼どき。
緊急事態宣言下にあって、時短営業、開店時間30分繰り上げといろんな工夫をしてしのいでた。
お酒の提供ができないから一品料理もオーダーストップ。
そばだけでなく季節の日本料理をたのしむことができるのがこのお店の特徴だったのに、普通のお蕎麦屋さんのようになっていたのが切なくて…。
けれど緊急事態宣言が解け、限定的ではあるけれど一品料理も提供されるようになった。
代わりに開店時間はいつものように11時半。お腹をグーグーさせながら開店時間を待ちかねお店に到着。
オキニイリのカウンターの一番端のゆったりとした席をもらってメニューを開いて、さぁ、何食べますかと舌なめずり。まずは穴子の煮こごりたのむ。

大好物だった料理です。ふっくら煮られた分厚い穴子。その穴子のゼラチン質でブルンと固まる煮汁。甘くて醤油の風味がキリッとしてて舌の上でゆっくりとろけておいしい香りが鼻からぬけてく。
白髪ネギがシャキッと辛くてみずみずしくて甘くてとろける穴子の風味をひきしめる。
そういえばメインはうな丼。穴子とうなぎじゃちょっとかぶるか…、と思いもしたけどどちらも好きな料理だからシアワセ2乗で良しとする。
広島の三國屋の海苔も注文しました。小さな炭箱がやってくる。焼けた炭の香りにまるで目の前に囲炉裏があるような気持ちになって蓋を開けると焼海苔たっぷり。

炭の上にある限り海苔はずっとパリパリ。
香りもよくってパリパリ一枚。
また一枚と食べて間にメインが到着。

小さいサイズのうな丼に半盛りのせいろの組み合わせ。
手前にせいろ、奥に丼、それから汁というのが収まりの良い器の並べ方。
けれど汁が遠いというのが少々不安で、お行儀悪くも器を置きかえ手前に丼、汁を置く。
汁は肝吸い。うな丼のうなぎは半尾ひと切れ。ただタレがご飯にしっかりまぶされうなぎの香りも力強い。
みずみずしい蕎麦。タレはキリッとかえしの風味がおいしいお江戸風。うなぎは脂が乗っていて焦げた脂の風味がどっしり。甘み控えめのタレもおいしい。オキニイリ。

さて、ここで炭箱の上の海苔の登場。数枚手に取りバリバリバリッと手のひらの中で揉んで壊して蕎麦の上にたっぷりかける。海苔かけせいろの出来上がり。
磯の香りがそばの風味を豊かに変える。とっぷりタレにつけると海苔がとろりととろけてネットリ蕎麦にからむ感じもまたオゴチソウ。
うな丼にはせいろ用にと用意されてた白髪ネギとわさびをのっけてこれまた海苔をバリバリ揉んでちらして装う。ひつまぶし的な味わいでご飯に比べて少ないうなぎを補いおいしくしてくれる。
しっかりとした出汁で味わう肝吸いでお腹をうるおし、タレにそば湯を注いでゴクリ。今日の器は海苔まみれ。おいしい余韻にニッコリしました。オキニイリ。

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2021/05訪問15回目

4.0

  • 料理・味4.0
  • サービス3.0
  • 雰囲気4.0
  • CP3.0
  • 酒・ドリンク3.0
¥2,000~¥2,9991人

鰻とせいろ、ホースラディッシュをお供にたぐる

おいしい蕎麦を食べようと、大庵にくる。
夜の時短要請のため、代わりに開店時間が30分ほど前倒し。定休日もなくして昼ごはんには使いやすくなった。
酒の提供をやめたため、魅力的な一品料理のメニューが一切なくなったのはかなり残念。しょうがない。
せっかくだからこの店ならではのものを食べようと「鰻せいろ」を選んでたのむ。
せいろ一人前に鰻の白焼きがセットになっているというもの。
蕎麦には油や脂があうもので、例えば天ぷらの揚げ油。鴨南蛮の鴨の脂を味方につける料理は、ずっと昔からそば屋の定番。
肉そばなんていうのもあるし、なのに日本料理で「脂を味わう食材」の代表格といってもいい鰻を使った蕎麦は珍しい。合わないことはないはずなのに、ボクが知ってる限りではここの「鰻せいろ」は唯一無二のオゴチソウ。

分厚い鰻の白焼きはキレイな脂が浮かび上がってツヤツヤ光って食欲さそう。
鰻をひと口。そして蕎麦をスルンとたぐると不思議なほどに鰻の香りが強烈になる。雨上がりの芝生の匂い…、とでもいいますか。ちょっと土っぽくってむせるような緑の香り。
この商品に限ってせいろのタレが甘口。その甘口のタレの味わい、風味のせいで最初は白焼きだった鰻が口の中で徐々に蒲焼き味になっていくのがオモシロイ。
白焼きにはホースラディッシュがついてくる。すっきりとした香りに突き抜けるような鋭い辛みが鰻の脂をさっぱりさせてくれるだけじゃなく、蕎麦と一緒に食べると蕎麦の香りも際立つ。わさびとネギを落としたタレに蕎麦湯を注いでゴクリとのんで、お腹と気持ちをあっためる。

  • 手打そば大庵 -
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2021/04訪問14回目

4.0

  • 料理・味4.0
  • サービス3.0
  • 雰囲気4.0
  • CP3.0
  • 酒・ドリンク3.0
¥2,000~¥2,9991人

春の土用のうな丼にそば

そう言えば今日は「春の土用の丑」の日。鰻が大好物だったタナカくんの命日が土用の丑の日というのはおいしい偶然。
二度目の昼ごはんになっちゃうけれど、今日は食べて供養する日にしようとそれで「大庵」に来る。
蕎麦専門店というよりも、蕎麦のおいしい日本料理のお店というのがふさわしい店。蕎麦以外の料理も多彩でしっかりしてる。
ここ一年ほどうな丼と半そばのセットが人気。それが目当ての今日の大庵。
昼に一番気持ちのいい席は、通りに面してしつらえられたカウンター席。奥行きがたっぷりあって椅子も座り心地がよくてゆったり配置されている。ひとりで来てもさみしくないのがありがたい。
まずはお野菜。わさび菜のおひたしをとる。ガラスの鉢に茹でたわさび菜。冷たい出汁を注いで上に鰹節の糸がきふわり。シャキシャキとした歯ざわりさわやか、軽い辛味と緑の香りにお腹が動く。

ひさしぶりにだし巻き卵を注文しました。出汁を思う存分飲み込んでしっとりふっくら仕上がる玉子。箸を当てるとほどよき弾力。切るとじゅわりと出汁が染み出す。舌にのせるとすでに出汁で舌は潤い、噛むと舌が溺れるよう。
おいしいなぁ…、こんなふうには作れないなぁとプロの仕事にウットリします。
メインに選んだのはうな丼の「小」と半そばのセット。うな丼の器が口の広い蓋付きの朱塗りのお椀にかわりました。半そばはせいろで肝吸いついてひと揃え。
炭箱に入って温められた焼海苔たのんでテーブルの上をにぎやかす。

食べやすいようにうな丼と汁を手前に移し、蓋をあけるとこんがり焼かれたうなぎ半尾分。
尻尾の方で尻尾近くが焦げてザクザク仕上がってるのがオキニイリ。
ご飯にタレがまぶされて香りがおいしい。
口が広い塗りの器にご飯をうっすら。
鰻が冷めぬようにとご飯は熱々。鰻がのっていない部分が多くて、蒲焼きの横にだし巻き卵を添わせて鰻玉丼と洒落てみる。
香ばしく脂ののった鰻も旨いが、鰻のタレや脂をまとっただし巻き卵のおいしいコト。
味付け海苔で育ったから焼海苔は物足りないって若い頃は思ってた。ところが歳を重ねるにしたがって上等な焼き海苔のおいしさにすっかり開眼。ここの海苔は広島の三國屋さんの海苔で香り豊かでパリッと壊れてゆっくりとろける食感もよい。

海苔を手でもみせいろのそばの上にちらして海苔かけにしてスルンと味わう。甘めひかえめのスッキリとしたそばツユに香りと風味のアクセントが付く。
そばに用意されているわさびとネギ、もんだ焼海苔を鰻にのせる。一緒に食べると口の中でひつまぶし味になっていく。ネギのシャキシャキみずみずしさに海苔の風味にわさびの香り。今日はうな丼、鰻玉丼にひつまぶしまで食べられた。なんとお得なこの組み合わせ。肝吸いの肝も立派な太った肝でした。
海苔の風味で育ったそばつゆに蕎麦湯を注いでコクリと飲んで〆にした。さすがにお腹はポンポコリンで、なのに気持ちは満たされぬ…。

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2021/03訪問13回目

4.0

  • 料理・味4.0
  • サービス3.0
  • 雰囲気4.0
  • CP3.0
  • 酒・ドリンク3.0
¥2,000~¥2,9991人

はまぐりに海苔、せいろにうな重。営業再開されました。

緊急事態宣言下の東京で休業をするお店があった。
少数派ではあったけれども小さいお店で、休業したほうが得する店か、家賃を払う必要がなく中途半端な営業をするくらいならすっぱり休もうと覚悟した店。
オキニイリの「大庵」が後者でずっと休業してた。
本来ならば昨日7日で緊急事態宣言が解ける予定がまた延長になり、けれど今日から営業再開。
お店の人もお客様をしびれを切らしてとうとう再開って感じでしょうか。すでに先週半ばから営業はじめたお店も多く、果たしてこれからどうなることやら…。
とはいえここの感染予防対策は入念で、入り口で検温をして連絡先を記入して、案内されたカウンターには飛沫予防の仕切りに消毒スプレーがある。こういうものものしさにもびっくりしない意識の変化にびっくりします。

勇んで来たら営業再開後のファーストゲスト。外を眺めるカウンターの一番箸の一等席をもらって座る。通りに雨傘、雨の昼。
はまぐりの酒蒸しをもらってお腹をあっためる。
分厚い貝殻、大きくぽってりとした粒がつやつや色っぽく、クニュっと潰れて噛めば噛むほど旨味がにじむ。飲み込みどころがなかなかつかめず、ずっとクニュクニュ。顎を使ってお腹をすかす。
メインは鰻丼とせいろのセット。まずせいろと肝吸いがやってくる。
はまぐりのエキスが混じった汁がお椀にたっぷり。汁の白濁はおいしい証拠。そばを浸してスルンとたぐる。貝の旨味が力強くて蕎麦の風味が吹っ飛ぶほどで、それもまたよし。

おいかけ鰻丼がやってくる。
鰻の蒲焼きが半身分。
お腹のほうの脂ののったところがこんがり焼かれてつやつやしている。
鰻の蒲焼き、鰻丼はコロナ以前はなかった料理。
コロナに負けぬ免疫力を…。
贅沢価格の料理を応援価格でお値打ちに…、とそれで導入された料理でしかもテイクアウトに適してる。
そばじゃテイクアウトもままならず、それで鰻といい工夫。
すっきりとしたそば用のタレ。歯ごたえがしっかりとして香り豊かなそばとの相性がとてもよく、とっぷり浸してズズッと吸い込む。空気と一緒にタレの香りが口から鼻へと抜けていのが、蕎麦を食べてるって実感になる。オゴチソウ。

焼海苔を追加で注文。桐の炭箱であっためられた広島の三国屋の海苔。蓋をあけると海苔の香りがふわりと漂いずっとパリパリ。乾いた状態。
鰻丼の上で海苔を手でもみちらして食べる。ついでにせいろ用のネギも一緒にのっけてひつまぶし風。海苔の香りと、シャキシャキとしたネギの食感、みずみずしさが鰻をおいしくしてくれる。
長い間休業していたからでしょう…、お店は静か。営業を再開してもエンジンがかかるためには時間がかかる。大変だなぁ…、ってしみじみ思う。蕎麦湯でうめたおいしいそばつゆをごくりと飲んでホッとする。

  • 手打そば大庵 -
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2021/01訪問12回目

4.0

  • 料理・味4.0
  • サービス3.0
  • 雰囲気4.0
  • CP3.0
  • 酒・ドリンク3.0
¥2,000~¥2,9991人

鮑に鰻丼、せいろを2枚

うまいそばを食べましょうと、今年はじめての新宿の大庵。
新宿で一番好きな蕎麦の店。
蕎麦専門店と言うよりも蕎麦のおいしい日本料理のお店という方がしっくり来るようなメニュー、そして居心地の良い立派な設え。
通りを見下ろすことができる窓に面したカウンターがオキニイリで、今日もそこに座ってのんびり。
ただいつもは開店と同時にいっぱいになるカウンター。今日はちょっと出遅れて12時ちょっと前というのにガラガラでした。お店の人も、緊急事態宣言が出てからめっきり静かになった…、ってさみしげな顔。
しょうがないかもしれません。ボクも今日は地下鉄にのらず散歩ついでに歩いてきたもの。街の人出も少なくなった。
メインンの料理はちょっと時間のかかるもの。待ってる間にちょこっとつまもうと鮑と菜花のおひたしもらった。

菜花の上にたっぷりの糸がきにした鰹節。息をフッと吹きかけると花の如くフワリと揺れて、箸で崩すと下から鮑がゴロリと出てくる。
酒蒸しされてふかふか、やわらか。軽い酸味をもった出汁をふくんでみずみずしくてクニュクニュ、奥歯や歯茎を撫で回す。噛むとジュワリと強い旨味が口に広がる。お腹もグーと空いてくる。
メインの料理がやってくる。
鰻丼とせいろのお膳。去年の夏、コロナで街が疲弊しきったときに「新宿を応援しよう」という趣旨で登場した本来ならば夏限定の商品だった。けれどそれから街の疲れが癒えることはずっとなくって今でもずっと継続。丼は大小あって小を選んで、代わりにせいろを2枚たのんだ。

分厚い鰻の蒲焼きがひと切れ。
ご飯の量は控えめで、若干ぽってりとしてツヤツヤのタレが鰻を覆う。
ここのタレは甘めで焦げた香りがこうばしい。
ボクの両親が四国でやってた鰻屋さんのタレに似ていて、それがすごくなつかしい。
ご飯にタレだけかけても鰻丼を食べてるみたいに感じるほどに、おいしくて小さい頃は卵かけご飯にそれをかけてザブザブ食べてた。そのとき多分、生の卵を食べすぎて大人になって食べられなくなったんじゃないかって思うほどにザブザブと。
脂ののった鰻に負けぬタレの重厚な味。硬めのご飯とねっとりとろける鰻の相性もよくてオキニイリ。半分そのまま食べたところでせいろに添えられていたネギとわさびをのっけて食べる。ネギのシャキシャキ、みずみずしさが鰻の食感ひきたてて、わさびが甘みを添えるおいしさ。

ここのそばはしっかりとした歯ざわりと確かな歯ごたえ。蕎麦の香りも力強い。スルスルとした喉越しを味わうのじゃなく、噛んで風味を確かめる。ボクの好きなタイプの蕎麦です。
温かい汁に浸っても負けない力強さを、冷たいせいろで心置きなく味わい、たのしむ。タレはどっしりとした旨味とかえしの風味が際立つおいいさ。トプっと浸してたっぷりまとわせ心置きなく味わい食べる。
肝吸いがつく。鰻のお供の奈良漬けカプッ。タレを蕎麦湯で割ってゴクリとお腹をあっため〆とする。食事を終えても店は静かで大変だなぁ…、と思って席をあとにする。

  • 手打そば大庵 -
  • 手打そば大庵 -
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  • 手打そば大庵 -
  • 手打そば大庵 -
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2020/12訪問11回目

4.0

  • 料理・味4.0
  • サービス3.0
  • 雰囲気4.0
  • CP3.0
  • 酒・ドリンク3.0
¥2,000~¥2,9991人

ウニそばがきに甘長にエビ

おいしいそばを食べながら、ほっこりとした気持ちになりたい。それで「大庵」。
「そば屋」というより「そばがおいしい日本料理のお店」という感じ。
夜には日本酒やワインを片手に料理を味わい、そばで〆るという楽しみ方ができる大人のお店でもある。
夜ほど多彩ではないけれど、昼にも蕎麦前料理が豊富に揃いお酒をたのしむお客様もいる。
ちょうどボクの隣の席に、茹でた枝豆をトゥプントゥプンと指で弾いてつまみつつ焼酎のお湯割りを飲むおじさまがいる。なんと粋なお昼でござろ。
ボクは健康的に「緑のサラダ」。
野菜を食べてお腹の準備をしようと思った次第。葉っぱ野菜に白髪ネギ、トマトに揚げたそばがちらかる。パリパリとして香ばしい揚がった蕎麦がずっと口の中に居座り、顎を動かすたびに口を騒々しくする。時間をかけてパリパリもぐもぐ。お腹の準備が徐々に整うおゴチソウ。

もう一品、蕎麦前料理をたのんでたのしむ。
「ウニそばがき」という料理をメニューに見つけたのです。そばがきとウニを同時に食べるという提案。魚卵好きとしては食べてみなくちゃいかんだろう…、とそれで選んでたのんでみた。
やってきた料理はとてもシンプル。名前の通り。そばがきの上に生のウニがのせられていて、お椀に出汁がはられてる。塩の風味がくっきりとした汁と一緒にそばがきにウニ。むっちりとしたそばがきの粘ってとろける食感にぽってりとしたウニが混じって一層とろける。
なによりウニのおいしいことは感動的で、甘くて香り高くて軽い渋みも上棟。そばがき自体もおいしくて、これってそばがきとしても上等なうえウニの食べ方としても秀逸だなぁ…、って思う。おゴチソウ。

メインは季節のお蕎麦。
「海老と甘長のかき揚げせいろ」にすることにした。
甘長とうがらし。
京都で育ったものは万願寺とうがらし。
高知や徳島、宮崎でも昔から作られていてここのは高知産らしい。
青唐辛子に比べて甘い。
緑の香りが鮮やかで、熱を通すと辛味もやさしくおだやかになる。
それを薄く小口に切って小エビと一緒にかき揚げにする。衣たっぷりで角のとれた四角い箱のように仕上がっていて、包丁で半分に切られてる。
その断面のうつくしきコト。甘長はまるで刻んだネギのようでけれど香りは若いピーマンみたいな感じ。緑の間にエビのオレンジ色がポツポツ混じる目にも鮮やかなゴチソウで、食べると衣がハラっと散らかりエビの旨みと甘長の軽い苦味と豊かな香りが口に広がる。

今日の蕎麦はいつもにも増してみずみずしくてタレにとっぷり浸してそこに壊したかき揚げ。一緒に口に運んで食べるとジュワリと油が染み出して、タレに混じってそばにしっかりからみつく。
甘長が小さく刻まれているからなんでしょう…、かき揚げがまるで大きな薬味のように感じるところもオモシロイ。
天つゆがついてくるので、そこにかき揚げを壊して沈め、衣にタレを染み込ませその状態で蕎麦と一緒に味わうと蕎麦がばっさりちらかる感じをこころおきなくたのしめる。
揚げた油や甘長の風味が移ったタレを蕎麦湯で割って飲み、お腹あっためご満悦。良き日曜のお昼時。

  • 手打そば大庵 -
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2020/11訪問10回目

4.0

  • 料理・味4.0
  • サービス3.0
  • 雰囲気4.0
  • CP3.0
  • 酒・ドリンク3.0
¥2,000~¥2,9991人

うな丼に蕎麦、応援キャンペーンプライスでござんす

大庵でそば。最近、外食の4、5度に1度は蕎麦をたべてるような気がする。
もともと麺類の中で一番好きなのが蕎麦だったけど、最近それに拍車がかかって、何を食べようと思うとき、一番最初に頭をよぎるのが近所にうまいそば屋があるや否かということ。
おそらく料理としての蕎麦が好きであること以上に、そば屋の風情や雰囲気が好きなんだろう…、と思ったりする。
そば屋で騒ぐ人は少ない。蕎麦という料理がもってるどこか知的で抑制が効いた凛々しさが、その場の空気を整えてるからなんじゃないかなぁ…、この大庵もそういうお店。
通りを見下ろすカウンター。椅子ふたつ分ごとに透明パネルの仕切りがおかれてお一人様がゆったり食事ができる配慮がありがたく、お店の人の立ち居振る舞いも優雅でおだやか。のんびり食事をたのしめる。

料理をたのむとたちまち食事の準備がはじまる。
昼のサービスの小さな料理。夜ならお通しということになりましょうか…、それが今日はざる豆腐。細かく刻んだネギにしょうが。醤油をほんのちょっとだけ落としてパクリ。
そば茶にせいろのタレにわさびにネギ。山椒が入ったミルが置かれているのはたのんだのが、うな丼とせいろのセットだったから。半分量のせいろに鰻半尾の小さなうな丼。夏の前からはじまったサービス料理で、それぞれ量は控えめだけどしっかりとした鰻においしい蕎麦のセットで1870円という値段にいつもびっくりさせられる。お店曰く「コロナ応援プライスです」って。

さて料理、到着。
ここは器がすばらしい。
漆のお盆に四角いせいろ。蓋付きの丼、お椀のどちらも同じ色した漆の器。お椀の中は肝吸いです。
蓋をあけると丼の中には鰻。そしてご飯。
鰻のタレは若干ぽってりとした艶のあるもの。
甘めで焦げた香りがおいしい。
実はこのタレ。ボクの両親が四国でやってたうなぎ専門店のタレに似ていて、それがしみじみなつかしく先日食べたときにファンになった。
鰻自体は浅蒸しで、むっちりしていてそれも四国の鰻の蒲焼きみたいな感じ。オキニイリ。
鰻の上に山椒をガリガリ。緑の香りがふわり漂う。蕎麦の上に黒七味。胡麻や山椒の香りがふわりと鼻をくすぐる。本格的に食べる準備が整った。

ここのそばのタレは辛味、甘みに旨みの輪郭がくっきりとした鮮やかな味。そばそのものより蕎麦にからんだタレの風味を味わう趣向。タレにとっぷり蕎麦を浸して、そば猪口に唇つけてズズッとたぐる。空気と一緒にそば猪口の中のタレと香りが口の中へと飛び込んでくる。
麺はスルンと喉越しがよく、蕎麦の匂いが鼻から抜ける。
鰻はネットリ。硬めに炊けたご飯とまじりおいしくとろける。刻んでさらしたネギとわさびで食感、風味を変えてたのしむ。
ほどよき量の料理があっという間にお腹に収まる。
さっぱりとしたサラサラ蕎麦湯をタレに注いでゴクリと味わう。かえしの影に隠れてた鰹の出汁や昆布の旨みが蕎麦湯で目覚めてお腹を潤す。オゴチソウです…、オキニイリ。

  • 手打そば大庵 -
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2020/10訪問9回目

4.0

  • 料理・味4.0
  • サービス3.0
  • 雰囲気4.0
  • CP3.0
  • 酒・ドリンク3.0
¥2,000~¥2,9991人

満腹にならぬたのしさ、大人の蕎麦

そばでスキッと昼のお腹を仕上げたい。
そう思って新宿駅の近所の大庵。アルコール消毒液で手を消毒し体温チェックに念のためにと名前と電話番号を知らせてはじめて案内される。
もう多少のことでびっくりしなくなりました。今、新宿で生活するということはこういうことを受け入れること。覚悟を決めて、もう前向きにたのしむことといたします(笑)。
街路樹越しに通りの景色を眺める大きなカウンター。2人分のスペースをひとりじめしてゆったりできる。今ならではの贅沢感に得した感じ…、、と思うことにする。
辛味大根のせいろをもらう。居心地のいいお店でいつもはそば以外に料理もたのんでゆっくり時間をたのしむのだけど、今日は行きたい店がこのあと控えてて、それでそばだけ。昼のお通しの切り干し大根を食べつつお茶を飲んで待つ。

ざく切りにした辛味大根。そのまま食べるとザクッと奥歯で壊れてビリリと辛味がはしる。香りは控えめ。蕎麦の香りを邪魔せぬ見事な脇役食材。
そばはキリッと角がたっててみずみずしい。せいろの上にも水がちらかり麺の表面も水でつやつや光ってみえる。そばとは水を味わう料理。そばをつまんでそば猪口に入れ、上にぱらりと辛味大根。タレを注いでズルっとたぐる。
辛味大根の辛味と一緒にそばの香りが花開き、ちょっと辛めのタレと一緒に舌にのっかる。噛むとザックリ歯切れてゆっくり軽い粘りを感じてゴクリ。
ここのタレは鰹節系の酸味がおいしい。蕎麦湯を注いで薄めると、出汁の風味や旨味がじんわり花開き、後口すっきりしてくれる。

  • 手打そば大庵 -
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2020/08訪問8回目

4.0

  • 料理・味4.0
  • サービス3.0
  • 雰囲気4.0
  • CP3.0
  • 酒・ドリンク3.0
¥2,000~¥2,9991人

鰻丼にそば

新宿御苑に来たら近所で蕎麦を喰う。
それが二人の間の約束事で、けれどお盆の休みでどこも休業。
それでも蕎麦を食べたくて自転車に乗り新宿「大庵」。
ちょうど開店と同時の時間で、座り心地のよいカウンターの一番端の好きな席につく。
夏だけの限定商品。
鰻丼とせいろ半分のセットがあって、ご飯半分でそれにする。
揚げたそばが昼のお通し。ビールでも飲もうかなぁ…、と思うも外は灼熱地獄。電動とは言え自転車だから我慢しながらお茶をのむ。
鰻を焼き上げるのに少々時間がかかって到着。半量のそばといってもこれがなかなかたっぷりで、ご飯半分とお願いをした鰻丼の器はどっしり。鰻一尾がまるごと入った景色が贅沢。お腹がすきます。

ほどよく蒸された鰻の蒲焼き。お腹の部分は脂がのってふっくらやわらか。尻尾に近づくにしたがって焦げてバリバリ、歯ごたえよくなる。自分の脂で揚がるように仕上がった尻尾の先はボクの好物。エビの天ぷらも尻尾が一番おいしいよね…、とそれを知っててタナカくんは必ずそこをボクの分だよって残してくれた。痛風がひどくなってエビを食べるのを控えてたときも、尻尾だけならいいんじゃない…、って尻尾はボクの分だった。
肝吸いに茄子に白菜、柴漬け、からし菜と漬物たっぷり。角がキリッとたったそばはみずみずしくてタレをたっぷりまとわせわさびと一緒にスルン。鰻の脂を拭って口をすがすがしくする。ネギを落としてそば湯で割ったタレを味わい、表を見ると晴れの空。

  • 手打そば大庵 -
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2020/08訪問7回目

4.0

  • 料理・味4.0
  • サービス3.0
  • 雰囲気4.0
  • CP3.0
  • 酒・ドリンク3.0
¥2,000~¥2,9991人

かけそばが、天ぷらそばを経由しての花巻そば

そばを食べたい。大人のそばを…。
それで新宿「大庵」にくる。新宿の街を間近に感じる気持ちよいカウンターに座って上等な蕎麦をゆっくり時間をかけて食べよう。
そう思って開店同時を狙ってきた。
店の入ったビルの入り口に姉妹店の「くらわんか」の白いちょうちんがぶら下がり風に揺れつつ夏の太陽の光を返す。まぶしいほどに明るくて、夏なんだなぁ…、ってしみじみ思う。
カウンターの端っこの席。あとから続々お客様がきて店の中はほどよくにぎやか。
今日みたいに外が明るい日でも、お店の中はほどよく暗くまるで大きな木の陰でくつろいでいるように感じる。オキニイリ。昼のお通しがついてくるのがこの店ならでは。今日は揚げた蕎麦がたっぷり。七味をかけてポリポリ食べて料理を待った。

まずは海苔。広島の三國屋さんの焼海苔です。瀬戸内の海の滋養が閉じ込められた風味豊かな上等な海苔。それをたっぷり20枚ほど。炭箱に入ってやってくるのがうれしい。
最初は炭の香りがします。あぁ、あったかいと蓋を開けると海苔の香りが襲いかかるように湧き上がる。炭のおかげでパリッとしていて、それが口の中でゆっくりとろけて海苔独特の風味と旨味がひろがっていく。これそのものが素材であって調味料。うっとりします。
キリッと辛口の冷酒だなぁ…、って思うもほんのおちょこいっぱい分が相当。けれどここでは酒のグラス売りをやってない。相棒がいれば分け合って一緒に気分良くなれたのに。ひとりはやっぱりさみしいや。

天ぷらの盛り合わせが到着します。
エビにキス。
オクラにかぼちゃでひと揃え。
もみじおろしが、夏の食欲をかきたてる。
かぼちゃやさつまいもの天ぷらは好きじゃないけど、親父が好きな天ぷらで、こんな甘いものをおかずにするのって信じられない…、ってよく言っていた。
歳をとるとなぜだかおいしく感じます。
ふっくらとしたキスの天ぷらを食べ終える頃、おいかけかけそばがやってくる。
鰹節の酸味がかえしの甘みをキリッとひきしめるここのかけ出汁が好きで今日は熱いそば。ふうふうしながら蕎麦をたぐって、蕎麦の風味と出汁の旨味をまず堪能。

エビの天ぷら、オクラの天ぷらを乗せて天ぷら蕎麦にする。
パリッと揚がった衣の油がパッと表面に広がって、どっしりとしたコクが汁をおいしくさせる。汁を吸い込んでぽってりとなる衣もおいしい。何よりエビのたくましいこと。ニッコリします。
天ぷら食べ終え、海苔をちぎってたっぷりのせて花巻そば。天ぷら油の風味に海苔の風味が混じってとろけ、なんとおいしいおごちそう。汁をそば猪口に少々移し、そば湯を注いで出汁の風味を思う存分味わって〆。おいしかったよ…、満たされた。
なんだかね…、ボクらはひとりとひとりじゃなくてふたりだったんだなぁと思う。ふたりでひとりでもあったんだって思うとなかなか気持ちが晴れぬ。空はこんなに青いのに。

  • 手打そば大庵 -
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2020/07訪問6回目

4.0

  • 料理・味4.0
  • サービス3.0
  • 雰囲気4.0
  • CP3.0
  • 酒・ドリンク3.0
¥2,000~¥2,9991人

鰻とそばの不思議で確かな組み合わせ

おいしい蕎麦でお腹をほどよく満たしたい。
場所は新宿。ひさしぶりに「大庵」にしようと思って大庵。
大安ビルっていう駅前近くのビルの2階。地下に同じ系列の「くらわんか」ってお店があって、そこの二段重ねのお弁当もおいしくて彼はそっちの方が好きだった。
ボクはやっぱりそばだなぁ…。
なによりここの窓に面したカウンターの居心地のよさは抜群で、今の時期にはふた席ごとに透明仕切りがおかれているけどもともとゆったりした客席配置だったから気にならないのがありがたい。
昼のお通しの切り干し大根の煮付けとそば茶がやってくる。出汁がおいしく煮付けが旨い。
ちなみにお店に入ったときにハリのあるしっかりとしたビニール袋を手わたされ、お食事中のマスクをよければお入れくださいと。来店時にマスク着用を推奨するなら、マスクを外したときの清潔確保をお店側が責任をとってこそギブアンドテイクじゃないかと思ったりした。おもてなし!

蕎麦稲荷をまず注文。
甘辛に煮たしっとりとした油揚げでそばを包んだおいなりさんで、お揚げの中でちらからぬよう茹でた蕎麦を折りたたむようにしてぎっしり詰め込み仕上がっている。
噛むとお揚げがクシュッと歯切れる。煮汁の旨味が唇潤し、バサッと蕎麦が歯切れて散らかる。いなり寿司のシャリがちらかる「たちまち感」と違って、ゆっくり時間をかけて口の中でそば一本一本にほどけていくような感じがたのしい。
今日の目当てはここの夏の名物蕎麦。「鰻そば(うなそば)」でして、果たして今年もあるかしら…、と思ってやってきてみて無事発見。ちょっと時間がかかって登場。ウットリします。

冷たいせいろと鰻の白焼きの抱き合わせ。
愛知県産。
脂ののった鰻を半尾。
白醤油を軽く塗りながらこんがり焼き上げ仕上がっている。
焼かれる途中で脂が染み出し、その自分の脂で表面がパリパリ揚がったようになってる。
わさびではなくホースラディッシュをつけて食べるというのがちょっと独特。わさびと違った突き抜けるような辛さと明るい香りが鰻のコクや風味を思う存分引き出して、後口さっぱり。よき相性。
鰻を一口分だけ箸でちぎって召し上がり、口の中に鰻の余韻を感じるところでお蕎麦を召し上がってくださいね…、というのがおすすめ。サクッと歯切れてジュワッと脂が口に広がりねっとりとろける鰻の味に、そばがからんでなんとも旨い。

ちょっと甘めのせいろのタレです。それが鰻の脂に混じると不思議なことに蒲焼きみたいな味や風味にかわってく。ついさっきまで口の中にあったのが白焼きだったはずなのに、蕎麦をたぐった途端にそれが蒲焼きになる。驚きに満ちたたのしい一品。
もともと蕎麦って油や脂との相性がいい。だから蕎麦のお供は昔から天ぷらだったり鴨だったり。そこに鰻がこうして合わさる。以外だけれど、決して不思議じゃないのかもなぁ…。そばはさっぱりしているのに、鰻はどっしり。清涼感と滋養が一度にたのしめるのも今の季節にはありがたい。
そば湯をもらってゴクリとお腹をあっためる。ほどよき量で確かな満足。オキニイリ。

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2020/06訪問5回目

4.0

  • 料理・味4.0
  • サービス3.0
  • 雰囲気4.0
  • CP3.0
  • 酒・ドリンク3.0
¥2,000~¥2,9991人

営業再開されました。

新宿でオキニイリのそばの店「大庵」が今日から営業再開する。
前から知ってはいたのだけれど本当に今日からだったけ…、と朝、お店を見に来てみたらのれんが下がって、食材を配送している車が前に停まってた。
なるほどやっぱり今日からなんだと、ワクワクしながら開店時間を待って来る。
オキニイリのカウンター。
窓の外に街路樹があり、目を落としてみれば人がたのしげに歩く通りが見渡せる。お店の中は適度に暗くて日陰な感じがするのがステキ。
営業再開を待ちかねていた人たちが沢山いたのでしょうネ…、開店と同時に次々お客様がやってきてカウンターはすぐに一杯。おまたせしましたとそば茶と小鉢。いつもはひじきの煮物のような惣菜的なものがやってくるのだけれど、今日はローストビーフ。豪勢だね…、っていうと、休業でご迷惑をかけたお詫びにというではないの。なんだかステキ。

蕎麦が出来上がってくるまでを穴子の煮こごりを食べつつ待つ。
穴子の旨味と風味が混じったプルンととろけるなめらかゼラチン。
中にはとろける穴子が閉じ込められてて、ねっとりふっくら。
ウットリします。

そして蕎麦。
天ぷらそばを選んでたのむ。
そば屋の花はやはり天ぷらそばでござんす。
大きくしかもたくましいエビの天ぷらがドンッと一本。
茄子にししとう、ベビーコーン。ネギとどれもがサクッと揚がって蕎麦の上にのっかりジワッと油をにじます。
ここの蕎麦は角張っていて表面ザラッと舌触りがよい。しかもねっとり、熱々の汁の中で熱が入ってとろけてく。むっちりとした食感たのしく汁の旨味を思う存分味わえる。鰹節の酸味が後味くっきりさせる汁。端正でけれど力強くて後口スッキリ。そばとの相性も抜群です。

天ぷら衣が汁をたっぷり吸い込んで、しっとり膨れてぽってり口の中でとろける。野菜は野菜の香りがし、エビはムチュンと歯切れて甘い。痛風に悪いエビはなるべく食べないようにしてたんだけど、やっぱりおいしく抗しがたき魅力があります。しっぽもパクっと食べちゃった。
蕎麦のお供に焼海苔をとった。炭箱に入ってやってくる焼海苔で、パリッと乾いて香ばしく自然な塩の風味がおいしい。蕎麦の上に乗っけて食べると、汁と含んでねっとりとなり海苔の風味も際立つゴチソウ。
蕎麦湯をもらって汁を割り、ぽってりとした喉越しと出汁の風味を心置きなく味わった。

  • 手打そば大庵 -
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ー 訪問(2017/10 更新)4回目

4.0

  • 料理・味-
  • サービス-
  • 雰囲気-
  • CP-
  • 酒・ドリンク-
2017/04訪問3回目

4.0

  • 料理・味4.0
  • サービス3.0
  • 雰囲気4.0
  • CP3.0
  • 酒・ドリンク3.0
¥2,000~¥2,9991人

春の大庵はバジルの香り

「大庵」という蕎麦のおいしい日本料理のお店を訪ねる。

11時半に開店だと思ってきたら、日曜祝日は12時開店。
店の前で待つことにした。
すると同じような考えの人が次々集まり、開店前には20人を超える行列。ビックリします。
開店し10分ほどでお店は満席。食事を終えて店を出る頃には待ちの行列までできていて、確かにこの店、夜も大抵予約でいっぱい。昼夜問わず、人気のお店。

考えてみれば新宿という街にはおいしい蕎麦屋がとても少ない。
同じ日本料理の専門店でも天ぷらやとんかつの名店は結構あって、立ち食い蕎麦の店は数多く、けれど時間をかけておいしい蕎麦をたのしめる店は少ない。お腹いっぱいになるのに先を急ぐ忙しない街…、それが新宿ってことなのかなぁ。オモシロイ。

ただ、昔からこの店がこんなに混雑していた記憶はなくて、かつて新宿は若々しい街だったのでしょう。でも今や若々しさは郊外ショッピングセンターの中にこそあってシニアが目立つ街の様子を考えるなら、こういうお店がもっと増えてもいいのになぁ…、と思ったりもする。なのに商業施設の人たちは女子を狙った店ばっかりを追いかける。なんだか不思議、オモシロイ。
新宿駅前の雑踏を目近にながめる明るいカウンターの席をもらって、蕎麦前をたのんでぼんやり待ちます。蕎麦前料理がたくさん揃っているのがこの店のステキなところで、それで昼間から飲むことを目的にやってきている人もたくさん。おからのポテトサラダ風がまずやってくる。

おからと茹でたジャガイモ、野菜と一緒にマヨネーズであえただけのモノ。
なのに独特。
とてもやさしい。
ざっくりとしたホロホロ口で散らかる感じはおからなのに、味や風味はポテトサラダというのがたのしい。
オモシロイ。
しばらくすると出汁巻き玉子がやってくる。
出汁巻き玉子のしっとりとしたなめらかさ。舌に置くとただそれだけで出汁がジュワリと滲み出し、口の中を潤すおいしさ。
あぁ、この出汁で蕎麦がおいしくなっていくんだ…、とワクワクします。
きて、蕎麦がくる。

季節の蕎麦切りがバジル蕎麦。
しかもトマト風味の塩ダレで食べるんだという。涼しい趣向を思わずためす。
バジルの蕎麦は鮮やかな緑色。
普通のタレにトマト風味の塩ダレ、粗塩が並んでやってきて、まず塩をぱらり。そしてツルンとたぐって啜る。
鼻からバジルの香りがふわりただよいその鮮やかにビックリします。
蕎麦を食べたはずなのに一瞬にして気持ちが地中海に運ばれていくそのオモシロさ。
塩ダレに浸して食べると、最初はやはりバジルの香り。出汁の旨味にほのかな酸味がのっかって、最後にトマトの香りがふわり、ただよっていく。
大葉であるとか柚子であるとか、胡麻の風味の変わりそばはどこにでもある。けれどバジルとは独特で、なのにこんなに自然でおいしい。

バジル蕎麦を食べてる途中で、辛味蕎麦。
普通のせいろを辛味大根とタレで味わうという料理。その辛味大根が鬼おろしというのがなかなか粋でたのしい。
甘みを含んだわさびと違って、燃えるような強い辛味の大根で、しかもシャクシャク、みずみずしい。タレはスッキリとした江戸前の味で、口の中がスルスル潤う。せいろの蕎麦をトマトタレで食べてみたりと、逆にバジル蕎麦をタレで食べたりと、いろんな食べ方をためして味わう。
細く切られて、なのに口に中でバッサリちらかる存在感あるにぎにぎしさ。風味もよくて、なによりとてもみずみずしい。水が豊かでおいしい日本の風土が作ったゴチソウにウットリしながら舌鼓。

友人はカレー南蛮蕎麦をたのんだ。
注文すると「当店のカレー南蛮はとても辛いですがよろしいですか?」とエクスキューズ。辛いモノ好きとしては期待が高まる。
やってきたその外観はたっぷりカレースープで満たされたいわゆる普通のカレー南蛮。匂いも蕎麦屋のカレーの香りで普通。
脂も一緒に分厚く切り分けた豚肉にネギにキレイに皮を剥いた茄子が具材で漂っている。

まずは一口、スープをためす。
飲んだ瞬間は出汁の旨味が口に広がり、カレーの香りとほどよき辛さにちょっと気持ちは拍子抜け。ところが旨味を味わい尽くしたところで鋭い辛味が後から後から舌をつねるような衝撃。
確かに辛く、ところが辛さが心地よく次の一口に気持ちが向かう。
蕎麦は細めでだからどんどん熱が入ってとろけるようになっていく。
とろける蕎麦がカレースープと一緒になって、どこからどこまでが蕎麦でどこからカレーになるのかわからぬ一体感がたまらない。
蕎麦ダレがカレー蕎麦にも用意されてて、それに浸して食べると辛さがほどよくなって食べやすくなる。

ためしにバジル蕎麦をカレースープに浸して食べると、カレーがちょっとタイカレー風になっていくのがまたオモシロイ。
2人で3つの蕎麦を互いに分け合いながら、取り合いになってしまったのがこのカレー南蛮。今まで食べたカレー南蛮蕎麦の中でもトップクラス。ナンバーワン候補のひとつと感心します。
カレーを2人で黙々と食べて汗かいてる姿をみて、お店の人が大きなピッチャーに氷水をもってくる。この気遣いがなによりゴチソウ。最後は蕎麦湯でトマトのタレの風味豊かをたのしんだり、出汁の旨みをたのしんだりと、昼のゴチソウ、たのしんだ。

  • 手打そば大庵 -
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2017/02訪問2回目

4.0

  • 料理・味4.0
  • サービス4.0
  • 雰囲気-
  • CP4.0
  • 酒・ドリンク4.0
¥4,000~¥4,9991人

魅惑的な蕎麦前と酒で温まったお腹を、蕎麦で冷まして〆とする

蕎麦で酒がたのしめるオキニイリの「大庵」に滑り込む。
居心地のいい空間にゆったりとした席が置かれて、気持ちがやさしくほぐれてく。
サービススタッフの教育も行き届いていて、環境だけでいうならばこちらの方がずっと星付きレストランに似ているのになぁ…、って思ったりする。
日本のレストランでは「料理の力」ばかりが評価されるようで、環境だったりサービスだったりが置いてけぼりになる傾向がある。すべてにおそらく雑居ビルの地下にあり共同便所でノーサービスの寿司屋が星をとっちゃったから…、と思ったりする。
好きじゃない。

料理を次々とって味わう。
細かなパン粉がカサカサ前歯をくすぐるおいしいカキフライ。
今日の前菜の中からおいしいモノをちょっとずつ選んで並べた「旨いものの盛り合わせ」。イイダコ、菜花の辛子和え。鴨のロースト、貝の煮込みに白和え、そら豆。やっぱりこれもお酒が進む。
鴨とネギの焼き物は炭ではなくてオーブンの中で仕上げたモノ。炭で焼くのに比べてシットリ。風味にかけるところを胡椒で補っている。悪くはないなと思う一品。
白子の天ぷらで痛風ちょっと心配し、あん肝の南蛮揚げにそれでも手を出す(笑)。
野菜の炊合せやら豚肉のロースト、それから海老芋とどれも堪能。
いつもながら料理がテキパキでてくるところに感心します。そのため仕込みや調理方法に工夫をしていて、おそらくそうでなければもっとおいしくなる料理もいくつかあった。

けれど酒をたのしむために大切なことって、料理がでてくるのをまってイライラしないこと。
料理がテーブルの上にないのに酒を勧める店は、料理屋として無神経。
料理がおいしいから酒が進むというのが料理屋の存在意義で、酒だけ飲むならバーに行けばいいわけですから、こういうスピード感のある店は好き。

それにしてもサラリーマンの多いコト。厨房を見渡すカウンターにはズラリと背広のサラリーマン。決して安い店ではないけど、平日の夜にこういう景色はなかなか壮観。新宿という街の力をしみじみ感じる。

そして〆。季節の変わりそば、春菊蕎麦を選んでたべた。
緑鮮やかでしかもツヤツヤ。まずは塩で召し上がれとすすめられて塩をのっけてツルリと一口。
口に広がる春菊の色鮮やかな香りにまずはビックリし、蕎麦そのものが甘くて味わい深いことにもまたビックリ。噛み締め味わい、徐々に香りが春菊から蕎麦そのものの香りに変わっていくのにウットリ。
そしてズルリとタレにひたしてお腹に収め、蕎麦湯で割ってタレを飲む。カエシの影に隠れてた出汁の風味に感心しながら、お腹もあったか。夜のコト。

  • 手打そば大庵 -
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2016/06訪問1回目

4.0

  • 料理・味4.0
  • サービス3.0
  • 雰囲気4.0
  • CP3.0
  • 酒・ドリンク3.0
¥2,000~¥2,9991人

蕎麦不毛の地、新宿にあってありがたき店

大安ビルというビルの二階。
一階には、スターバックスのお店があって、地下には「くらわんか」という料理居酒屋。
そのくらわんかは大庵の系列店で、つまりこの界隈で手広くお店をやってる会社が運営している。
しかも一等地に自社ビルがある大家さんでもあるのだけれど、魂入ったすばらしい店の状態を維持してる。

蕎麦を粉にひき、打ち立て、ゆでたて。
もともと料亭としてはじまった会社の店だから、手間暇かけて丁寧な仕事をしていて蕎麦以外にも気の利いた一品料理も数多く。新宿という荒っぽい仕事が幅をきかす街には珍しい、しっかりとした営業姿勢がボクは好き。

夜にはおいしい料理で気軽に飲んで、最後に蕎麦をズルっとたぐって〆にする…、って粋な使い方もできたりする重宝な店。
ランチタイムは近隣のサラリーマンでにぎわう店で、だからほとんどが喫煙席になっちゃうのです。禁煙席は窓に面したカウンターだけが禁煙席。ただこのカウンターが居心地がよく、街の景色を眺めながらたのしめるのがいい感じ。

蕎麦を2種類。熱いの、それから冷たいの。
朝の仇をまとめてうとう…、っていう感じ(笑)。
蕎麦を待つ間にお茶と小鉢。
練り物とひじきを甘辛味に炊いた料理がほっこりおいしく、本来ここで冷酒クイッと行くとこだなぁ…、って思ってニッコリ、我慢する。

熱い蕎麦は豚肉南蛮。
分厚くそぎ切りにした豚バラ肉にネギがお蕎麦の上にただよう景色がまずうつくしい。
手切りの蕎麦は細い、太いが少々まばら。熱い出汁の中でゆっくり熱が入る、入り加減がまたまばら。

ねっとりととろけるようになるとこと、ホツホツ歯ごたえある部分。いろんな蕎麦の食感が、一度に口の中に入ってくるのにウットリします。
出汁は酸味がキリッと後味おいしいカツオの上等な出汁。醤油の風味に豚の脂が混じってどっしり、コクもある。
ネギは一旦、焼かれています。こんがり焦げた白ネギが、トロンととろけるように煮上がり、芯はキュッキュッと喉の奥がくすぐったくなるなめらかさ。手間を惜しまぬ手仕事でもてなされてる…、って感じがうれしくニッコリします。

温かい蕎麦をほぼ食べ終わるタイミングで、冷たいおそば。
田舎そばがやってくる。

太くてよじれた十割そば。
ゴジゴジ固いようにみえるのだけど、持ち上げ口に運ぶとトゥルリと唇なでて口に飛び込む。
噛むと最初は歯ごたえがある。
ゴジっと何かが潰れて砕けるような感じをしばらくたのしみながら、噛んでるうちにユックリとろけて粘りはじめるのです。
その食感の変化がたのしく、軽い甘みとほのかなエグみをにじませ消える。

ウットリします。
しかもおどろくほどにみずみずしくて、蕎麦がおいしい地域はどこも水がおいしい町である…、ってコト、思い出し、たしかに蕎麦は水を食べる料理なんだと思ったりする。

蕎麦の風味も力強くて、用意されているタレは出汁の香りが控えめの甘みの強い仕立て方。
これだけ太くて、けれど表面が凸凹しているからなんでしょう。
たっぷり蕎麦がタレをたぐって口の中へといざなっていく。おいしいなぁ…、しみじみおいしい。
温かいそば、冷たい蕎麦と同じ蕎麦でありながらまるで違った味わい、食感。蕎麦の魅力を堪能します。
湯桶に入った蕎麦湯を注ぎ、最後にコクリ。スッキリとした節の旨みに昆布の甘みが混じりあう、熱いかけ出汁とは違った味わいがまたおいしい。
ちなみに温かいそばのお椀のかたわらにそば猪口一個。
よろしければ汁を移して、蕎麦湯で割ったつけ汁と、味を比べてみてはいかが…、と言われてそうする。スッキリとしたつけ出汁と、豚の脂が混じって旨み、酸味がくっきりとしたかけ出汁を代わる代わる飲みながら、お腹も気持ちも満たされる。

  • 手打そば大庵 -
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店舗情報(詳細)

店舗基本情報

店名
手打そば大庵(だいあん)
ジャンル そば、ダイニングバー、居酒屋
予約・
お問い合わせ

03-3352-5113

予約可否

予約可

■昼のご予約、大人数のお客様は、コースにて承ります。(ご利用前日17時迄)

■ランチタイム中は、電話に出られない場合がございます。
恐れ入りますが、公式HPのオンライン予約をご利用いただくか、ランチ営業以外のお時間にお電話頂ければ幸いでございます。
ご迷惑をお掛け致しますが、何卒よろしくお願い申し上げます。

住所

東京都新宿区新宿3-36-6 大安ビル 2F

交通手段

JR新宿駅徒歩1分
•JR新宿駅 中央東口を出て、高島屋方面に歩いてすぐ左手
•JR新宿駅 東南口より階段を下りて左折、少し行った右側
(1Fがスターバックスの大安ビル2F)

新宿駅から141m

営業時間
    • 17:00 - 22:00

      L.O. 21:00

  • 火・水・木

    • 11:30 - 14:30

      L.O. 14:00

    • 17:00 - 22:00

      L.O. 21:00

    • 11:30 - 14:30

      L.O. 14:00

    • 17:00 - 23:00

      L.O. 22:00

    • 12:00 - 23:00

      L.O. 22:00

  • 日・祝日

    • 12:00 - 22:00

      L.O. 21:00

  • ■ 営業時間
    月曜のランチお休み(祝日時は翌日昼お休み)
    ※一部ラストオーダーの早いメニューがございますので、詳しくはスタッフまでお問い合わせ下さい。

    ■ 定休日
    年中無休(年始・夏期旧盆を除く)
予算

¥4,000~¥4,999

¥1,000~¥1,999

予算(口コミ集計)
¥6,000~¥7,999 ¥2,000~¥2,999

利用金額分布を見る

支払い方法

カード可

(VISA、Master、JCB、AMEX、Diners)

電子マネー可

(交通系電子マネー(Suicaなど)、楽天Edy、iD、QUICPay)

QRコード決済可

(PayPay)

サービス料・
チャージ

[夜]お通し お一人様 330円、サービス料10%

席・設備

席数

86席

(カウンター40席、テーブル46席)

個室

やわらかな竹のスクリーンに囲まれた落ち着いた半個室 【※完全個室ではありません】が、大小7室ございます。

貸切

不可

禁煙・喫煙

全席禁煙

同ビル地下1階の系列店内に、喫煙専用室あり

駐車場

空間・設備

オシャレな空間、落ち着いた空間、カウンター席あり、ソファー席あり、座敷あり、掘りごたつあり

メニュー

ドリンク

日本酒あり、焼酎あり、ワインあり、日本酒にこだわる、焼酎にこだわる、ワインにこだわる

特徴・関連情報

利用シーン

接待 知人・友人と

こんな時によく使われます。

ロケーション

隠れ家レストラン

サービス

2時間半以上の宴会可、ドリンク持込可、テイクアウト

ホームページ

http://www.soba-daian.com

公式アカウント
オープン日

2001年9月5日

備考

JALカード特約店

【キャンセルポリシー】
万一ご予約のお取消を賜りました場合は、前日よりキャンセル料金をご請求させていただきます。予めご了承くださいませ。
※メールでのキャンセルは受け付けておりません。
・前日17:00以降:100%   ・当日:100%   ・連絡なし:100%

初投稿者

ロビーナロビーナ(120)

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