無料会員登録/ログイン
閉じる
公式
お店の営業情報は店舗関係者によって公開されています。
気になるお店はこちらで保存ができます
空席確認・ネット予約
閉じる
リクエスト予約希望条件をお店に申し込み、お店からの確定の連絡をもって、予約が成立します。
1 予約の申し込み
ご希望の条件を当サイトよりご入力ください。
2 お店からのメール
ご予約が承れるか、お店からの返信メールが届きます。
3 お店へ来店
予約が確定した場合、そのままお店へお越しください。
電話なら予約できることがあります
閉じる
050-5597-6118
最新の情報は直接店舗へお問い合わせください。
運が良かった!
胡麻油の香りと重厚な老舗感と大衆的な価格と青い目の外人さん!
この日は17時に原料メーカーの営業君と新宿の得意先に同行し商談でしたが、終わったのが18時半を過ぎる頃で得意先を出ると良い具合に新宿の繁華街のネオンが瞬き、うーん これじゃあ真っ直ぐ帰るとゆう訳にはいきませんねぇ。
メーカーの営業君の「たまには飯でも食って行きますか!」の一言を合図に、久し振りにこちらの天ぷら屋を覗いてみました。
この木造の古びた佇まいは如何にも老舗っぽさを漂わせていますが、それでいて大衆的な雰囲気で敷居の高さは感じさせません。
早速引き戸を開けて入店すると、左手から奥に向かって天ぷらの揚場が複数あるカウンターが伸びていて、壮観な眺めです。
更に奥や、右手のホールにはテーブル席も多数あり、かなり大箱な店です。
入ってすぐ手前左手のカウンター席に陣取り、早速に瓶ビールを注文してメニューを物色しますが、その間にも店内は胡麻油の香ばしい良い香りが充満していて一気に空腹感が加速しますねぇ。
もうメニュー選びに時間を掛けてはいられません、一番最初に載っていた天ぷら善をお願いしました。
ビールで乾杯すると、店員さんがお通しを3種類持ってきて、選べるようです。
原料メーカーの営業君はホタルイカ、私は鴨と葱の煮物をツマミながらビールをチビチビやりながら天ぷらを待ちます。
海老は目の前の皿に和紙を敷いた上に、揚げ立てを菜箸で重ねるように2尾出されます。
熱々を早速、塩をちょこっとつけて頂きますが、揚げたての割に衣が少しもっちりした感じで、サクサク感はありません。
これは小振りのブラックタイガーでしょうか、車海老のような甘みはありません。
それに大好きな海老足の素揚げも出されませんでした。
まあ、一番安いコースなので仕方ないですね。
小桜鯛は開きで揚げていますが、身に厚みがあってちょっと皮が縮んで丸まりかけています。
やはり塩で頂きますが、鱚のように身のフワッとした感じは少ないですが、ホクホクの白身の美味さは感じられ美味いです。
この辺りでビールを諦め、麦焼酎(吉四六)のロックに切り替えました。
平インゲンは幅広で大きなインゲンで、最近偶にスーパーとかで見かけますがこの歳になって食べるのは初めてです。
3等分にカットして揚げていましたが、素材の甘さが際立っていてなかなか良いです。
これは天汁に大根おろしをタップリ入れて、どっぷり付けて頂きました。
穴子は小振りでしたが1本揚げで、半分にカットされて出されました。
身はホクホクで美味いですが、やはりもっと衣がカッリとした感じが欲しいですね。
後はかき揚げとご飯とのことで、ちょっと天ぷらの追加をしましょう。
春野菜の天ぷらとゆうのがあったので、それをお願いしました。
アスパラ、タラの芽、蕗の薹、うど、スナップエンドウが2つづつ出されるので、1つづつシェアして頂きました。
アスパラガスはちょっと太めで縦の繊維がザクっと切れる食感と火が入った甘みが美味いです。
蕗の薹は結構大振りで、もうそろそろ時期も終わりですねぇ。
ほろ苦さと香りが良く大好きです。
タラの芽も大きくてちょっと育ち過ぎで大味の感もありますが、今期最後のタラの芽でしょう、楽しませてもらいました。
うどは火を通すことでシャキシャキの食感こそ無くなりますが、特有の香り立ちは更に強くなるので良いですね。
スナップエンドウは美味いですが、これは平えんどうとかぶってしまいました。
まあ、美味いから良いですけどね。
最後の芝海老のかき揚げは天丼にするか聞かれましたが普通に出してもらいました。
ご飯に揚げ立てのかき揚げをのっけて、大根おろしの入った残った天汁をぶっ掛けて頂きます。
この方が天丼より味が濃くならないので好きなのです。
これに蜆の赤出汁、漬物が付いていましたが、全て平らげてもう満腹です。
この店は老舗の天ぷら屋で、店舗も年期が入っていてなかなか重厚な雰囲気ですが、その割に値段は安く大衆的です。
まあ素材の質や揚げ方もそれなりではありますが、それでもこうゆう店は有難いです。
有名店で各地に支店があり地元溝の口の店も偶に行きますが、溝の口の店の方が素材も良く、サクサクの揚げ上がりで美味いような気がしますが、価格もちょっと高い感じです。
チェーン店でも内容は微妙に違うようですね。
ただこの雰囲気と価格は魅力的で海外のお客さんも多く、我々の隣も青い目の外人さんでした。
店を出る頃には満席で、外に10人くらい行列ができていましたが、ほとんど外人さんでしたが解る気がしますね!
口コミが参考になったらフォローしよう
佐久間北大
利用規約に違反している口コミは、右のリンクから報告することができます。問題のある口コミを連絡する
佐久間北大さんの他のお店の口コミ
店名 |
天ぷら新宿つな八 総本店
|
---|---|
ジャンル | 天ぷら、海鮮、日本酒バー |
予約・ お問い合わせ |
050-5597-6118 |
予約可否 |
予約可 5名様以上の場合は、お待ちいただく時間が長くなることのご理解お願いいたします。 |
住所 | |
交通手段 |
地下鉄丸の内線新宿三丁目駅 徒歩3分 新宿三丁目駅から80m |
営業時間 |
|
予算 |
¥4,000~¥4,999 ¥1,000~¥1,999 |
予算(口コミ集計) |
¥6,000~¥7,999
¥8,000~¥9,999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、JCB、Master、AMEX、Diners) 電子マネー不可 QRコード決済可 (PayPay) |
席数 |
64席 (最大席数)【詳細・カウンター40席(1階・2階合わせ)・テーブル16席・畳8席 】(現在、「畳席」はご利用いただけません。) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 全日全席禁煙です。 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | 落ち着いた空間、カウンター席あり、座敷あり |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、ワインあり |
---|---|
料理 | 野菜料理にこだわる、魚料理にこだわる、英語メニューあり |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 一軒家レストラン |
お子様連れ |
店舗の構造上、「ベビーカーのまま」での、お席へのご案内はできません。ご理解ご協力お願いいたします。 |
ホームページ | |
公式アカウント | |
電話番号 |
03-3352-1012 |
備考 |
*【つな八の味をご家庭でも再現!】 |
関連店舗情報 | 天ぷら新宿つな八の店舗一覧を見る |
初投稿者 |
このレストランは食べログ店舗会員等に登録しているため、ユーザーの皆様は編集することができません。
店舗情報に誤りを発見された場合には、ご連絡をお願いいたします。お問い合わせフォーム
後輩の営業マン君から仕事の件で相談したいとの呼び出しで、その件に関係する外資の原料メーカー担当君と3人で18時にJR新宿駅の東口で待ち合わせです。
5分前に行くともう皆来ていて、さあ今日は何を食いましょう。
呼び出した後輩の営業マン君は何も考えていなかったようで、「何処行きましょうか?」って相も変わらず暢気な奴です。
週末の夜に飛び込みで入れるとこなんて下手すりゃ酷い外れを引きかねませんからねぇ。
うーん、じゃあ取り敢えず『つな八』でも覗いてみようか、あそこなら結構大箱だからひょっとしたら入れるかも知れないし、久し振りに胡麻油の香る天ぷらも食いたいしねぇ。
とゆう事で後輩を走らせ様子を見に行かせながら、外資の担当君とゆっくり歩いて店に向かいます。
漸く辿り着くと後輩が入り口で待っていて、「空いてました。」と言って店内に迎えられます。
2階奥の大きめのテーブル席に通され、やれやれですね。
「それにしても人を呼び出しておいて何の用意も無いとは、お前はいつもいつも同じ事を言わせるなっ!」っと怒ってはみてもも、全く反省する様子もなくはや何の意味も無いのです。
気を取り戻して生ビール2つとウーロンハイで乾杯し、取り敢えず江戸前膳4,536円を3つお願いしました。
お通しは鴨ロース煮かイカの塩辛のどちらかを選べるので、皆な鴨ロース煮にしました。
これは鴨ロースのスライスを甘辛で煮てあり、生姜が結構効いていて美味いです。
ウーロンハイをチビチビやっていると、車海老、玉葱、イカ、下仁田葱、蕗の薹の揚げ立ての天ぷらが運ばれてきて、目の前で長方形の皿に和紙を敷いた上に並べられて出されます。
車海老はちゃんと足の素揚げも付いていて、カリカリの揚げ上がりで美味いです。
イカは肉厚で、もうちょっと中心分をレア感出して揚げて欲しいかな。
下仁田葱は加熱すると軟らかくなるし、凄い甘味です。
もう蕗の薹が出ているんですねぇ、新鮮な苦味が心地よい初春の味ですね。
こうなるともうちょっと強い酒を飲みたくなるのが人情って奴で、吉四六をロックで頼みました。
私の頼んだ麦焼酎のロックが来てチビチビやり始めると、例によって後輩の営業君が「僕もそれにしようかなぁ、だったら」ボトルの方が安いな。」と言ってボトルと水と氷をお願いしてましたが、だったら俺が頼んだときにそう言ってくれれば余計な1杯を頼まなくて済んだのにねぇ。
次の天ぷらは、ワカサギ、牡蠣ピーマン、穴子でした。
この時期のワカサギは良いですねぇ、形も良くて骨も軟らかく、腸の苦味も良い感じで旬の新鮮さを感じられます。
牡蠣ピーマンは半分に切ったピーマンに牡蠣を詰めたようなものですが、うーん これは牡蠣にピーマンの苦味や青臭さは合いませんね、牡蠣単体の方が良いです。
穴子は1本揚げで、カリカリな感じですが身はふわふわで良いですねぇ、これぞ天ぷらって味ですね。
後は芝海老のかき揚げですが、その前にタラの芽、ワカサギのお替りを3人分、椎茸の海老すり身詰めは2つ、後輩がハマグリ姿揚げ、それにまだデザートでもないのに外資の担当君がアイスクリームの天ぷらを追加しました。
タラの芽もはしりですねぇ、まだ小振りな感じですが1年振りの懐かしい味です。
椎茸の海老すり身詰めは、海老のすり身を椎茸の裏側に練り付け、衣を付けて揚げたものですが、椎茸のジューシーなエキスと海老の旨味が良い塩梅で、まるで蒸し料理のようです。
最後の芝海老のかき揚げを2人が天丼で、私はそのままもらって使い終えた天汁をご飯にぶっ掛け、その上にかき揚げを乗っけて頂きます。
この方が天丼みたいに味が濃くならないし、真っ黒いタレをくぐらせて折角のサクサク感を損なうことなく食べられるので美味いのです。
このかき揚げは芝海老以外の具は一切入って無くて、これは敢えて他の具材を入れないことで海老のプリッとした食感が絶妙になるよう細心の注意を払って揚げたもので、かき揚げとゆうのは本来こうでなければいけませんね。
この天ぷら屋は素材こそ高級な物ではありませんが、重厚感のある老舗感とこの胡麻油の香りと長いカウンター席から天ぷらの揚げる様を見ながら揚げ立てをゆっくり頂ける雰囲気、それに比較的リーズナブルな価格設定で利用しやすいのが良いですね。
今日は週末の夜にもかかわらず、偶々空いていて運良く入れたから良かったですが、もしそうでなければ後輩の営業マン君にはみっちり説教でしたね。
まあ本人は繊細さの欠片もなく自分の幸運にも気付いていない様子ですが、せめて自分の運の良さに気付ければ一皮剥けるんですけどねぇ!