ちょいとそのへんで、お八つどき【PART1】 : 追分だんご本舗 新宿本店

「追分だんご」であんみつを食べ、豊富な種類のおだんごから4種類を選んで買って帰ります。

道すがら、どうしようもないことを思いつきました。

マイレビ様の企画の二番煎じ。
弁当には、甘味で対抗しよう・・・。

そのへんで、甘味を味わってしまおう。

単に、おだんごが気になり、自宅まで待てなくなっただけなんですが。
コドモか！コドモです。コドモよりタチがわるい。

おあつらえむきの空間をおもいつきます。

宇都宮線各駅停車のグリーン車2階席。いつか殺されるな・・・。
データイム、平日、下り宇都宮ゆき。ガラガラなのは確実。誰にも迷惑がかからない。

やはり。ガラガラです。
さっそく試したのは、生醤油だんご。やさしいお醤油味と、やわらかで弾力あるおだんごとベストマッチ。店頭には海苔を巻いたものや、大人向きに七味と山椒を効かせたものもありました。
過去の投稿では、酒に合うとの評価があり、やはりやはりですね。

イイコトを知ったゾ。つぎはツマミ目的で利用しよう。

マイレビ様の投稿にあった、杏あんだんご、いきましょう。
あ、たしかに杏の風味豊か。甘酸っぱくて夏にぴったりですよ。変わっていて良い。

あ～、2階席からの眺めはイイねえ～。あ、京浜東北を楽々ブチ抜いた。
荒川を渡り埼玉県に入り、ほぼ直線の複々線区間を、時速100キロ超えで快調な走り。

だんごがウマい。冷房効いてすずしい。快適♪

よもぎあんだんご。これ絶対美味しいヤツ。
やっぱりね。
よもぎの爽やかな香りが鼻に抜けて。
餡もたぶん、北海道小豆の良質なものを使っているんでしょうね。

きなこあんだんご。これもおいしいけれど、好みはきな粉をまぶした普通の製法。
餡に練り込んだのは、餡の食感がいまいち、かな。甘さも、予想より強め。
まあ、充分控えた甘さだけれどね。

小ぶりなおだんご4つペロリ、食べちゃった。
1串170円以上と、街場の甘味の倍のお値段だけれど、食感、風味は本物。別格です。

また買おう。

ごちそうさまでした。

サテ、そのへんでお八つ、PART2は、いつ、どこでやるのか・・・そもそも企画はつづくのか？
通報されたりして。

代々木ですだちそばをたぐり、涼を呼び込んだのち、新宿の老舗、「追分だんご」へやってきました。マイレビ様の投稿の後ろを歩く、野良犬テルスターお得意の行動です。

店頭ののれん。「氷」の旗。
喫茶のメニューサンプルのショーウインドー。
店頭にずらりと並ぶ、豊富な種類のおだんご。

手指の消毒と手首検温ののち、入店。
12時すぎでしたが、この暑さとコロナ禍、月曜ということもあってか、先客は3組。
30人収容なのですが。
おかげでゆったりとできそうです。

かき氷もいいのですが（和栗のかき氷に強く惹かれた。1600円！！！？？？）、せっかくなのでおだんごを食べたい。
さて、どうするか。かき氷推しのメニューから見つけ出したのが、

「季節限定・抹茶あんみつ」1177円。
これなら白玉を味わえます。おだんごの老舗。白玉にも相当期待がもてますよね。

温かで茶葉の甘みを感じられる緑茶を飲みつつ待つと、ほどなくあんみつが運ばれてきました。

おお。メニューの写真のとおり。涼やかでじつにおいしそう。

抹茶の蜜をたらりとまわしかけて、さっそく、いただきましょう。

溶けないうちに、バニラアイスを。
濃厚でおいしいバニラアイス。塩豆もついてきて、絶妙な塩味が、アイスの濃厚な甘みをぐんと引き立てます。

いやあ、のっけから素晴らしい。
バニラアイスと、きな粉、寒天を口に運びます。

もう、おもわずにやけてしまうくらい。なんですか、このおいしさは！
寒天、ふるふる。きな粉のこうばしい風味。

こんどはバニラアイス、きな粉、寒天、白玉を。
おっと、塩豆もひとつぶ、ついてきたぞ。

ダメです。おいしすぎて、笑いを、ひっこめられません・・・。
赤子の柔肌のごとき、なめらかで弾力のある白玉。さすがは「追分だんご」ですね。

寒天も白玉も、自然な冷やし加減。
だからでしょう。質のいい素材による風味、食感が最大限、生かされているのがよくわかります。

塩豆だけでなく、黒豆もはいっていましたよ。
白玉、寒天、抹茶あん、黒豆の組み合わせ・・・これもまたよし。

しあわせだなあ。
ボクは甘味をあじわっている時がいちばん、しあわせなんだ。
あとで、おだんごもいくつか買っていくよ。いいだろう？

加山雄三かッ！

じつは、甘味処に入って食事をするのは、少なくとも自分の意思、支払いでは今回が2回めなんです。
あんみつは、上野「みはし」の杏入りあんみつが長く好みで、自身のナンバーワンしたが。

「追分だんご」のあんみつ、たいへん素晴らしいですね。逆転でトップに座りました。（単純）

さあ、おだんごを買って帰るとしましょうか。

ごちそうさまでした。