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店名 |
岐阜屋(ギフヤ)
|
---|---|
ジャンル | 中華料理、ラーメン、居酒屋 |
お問い合わせ |
03-3342-6858 |
予約可否 |
予約不可 |
住所 | |
交通手段 |
JR新宿駅西口 徒歩3分 新宿西口駅から46m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算 |
~¥999 ~¥999 |
予算(口コミ集計) |
¥2,000~¥2,999
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
サービス料・ チャージ |
無し |
席数 |
55席 (カウンターのみ) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | カウンター席あり |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、ワインあり |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 隠れ家レストラン |
サービス | テイクアウト |
お子様連れ |
子供可 |
ホームページ | |
オープン日 |
1947年 |
お店のPR | |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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新宿西口には思い出横丁という飲食街があります。
別名では〇ょんべん横丁とも呼ばれることもあり、アジアチックな雰囲気を感じさせる飲食街ですが、それもそのはず、闇市をそのまま残している場所でもあるのです。
新宿の闇市は1945年の8月20日には既に作られていたとされています。おそらく日本でも最初なのでしょうが、その中でも先駆けとなったのは東口の新宿通りと武蔵野通りの交わる付近で、周囲が一面の焼け野原になったため、テキ屋の関東尾津組が仕切ってマーケットを作り出したと記録には残りますね。今の、新宿中村屋本社ビルやフルーツの高野さんの前の道を不法に占拠していった訳です。
一方で西口はそれにやや遅れて、安田組の仕切りによって東京都や国鉄、小田急に対し一時的な一時使用賃借の許可を得た上で、バラックが組み立てられ闇市が作られました。こちらは飲食店の比率が高く、統制外品目であるモツ肉や鶏肉、あるいはそれ以外の肉!も多く供されていたようです。地域は北は大ガードから西口バスロータリーにまで及ぶ広大なもので、加盟店は400近くにもなりました。記録写真を見ると当時の盛況が覗えます。
しかし、昭和25年には露店禁止令が出され、各地の闇市は移設撤去を余儀なくされます。東口にあるゴールデン街はその闇市などが移転したのを起源とします。一方で西口の安田マーケットも、南側の2/3については、営団地下鉄丸ノ内線の工事を機に、小田急の駅ビル内にテナントとして収容することで解決をしました。
しかし、やきとり横丁と呼ばれた北側の1/3ではテナントの足並みが揃わず、様々な折衝を続けながらも、結局は現状を維持する形になり、思い出横丁として存続することになります。
そう見ると、店は戸板一枚で隔てられているだけで、正に寄り添うように群れるように建物が作られているのが分かります。店は急な階段で2階3階へと連結している事もあり、造りはかなりむき出しのところもあります。
しかし、そんな場所だからこそ感じる味というものがこの街にはあるのです。近年は資本の異なる店が入って来たり、チェーン店の進出も見られます。しかし、常連客の支持の無い店は客が入らないのですぐに分かりますね。当店【岐阜屋】さんは駅からいくとやや北寄りにあるのですが、中央の通路を歩くと、その差を強く感じることになるでしょう。ここで他店の名前を出すことは避けますが、私が贔屓にしている店は、長い期間・何代にもわたって常連が支持をし、繋いでいった店ばかりです。
当店岐阜屋さんは、昭和21年の創業で、現在のご主人は4代目と聞きますから、それら70年以上に渡る歴史を全て見てきたことになる訳です。
当店の特徴は、新宿のど真ん中に残った闇市跡の飲食街の中で、非日常を感じながら、思いっきり食べたり飲んだりを楽しめるところにあります。昼飲みなんかに使うのは最高ですよ。一時期は海外からの観光客も多かったのですが、すでにその姿は減っており、意外に静かであるのが今の思い出横丁です。
人通りは多くあるのですが、誰もがこの場所を知っているばかりですから、行く店はある程度決まっているのですね。
注文はとりあえずのウーロンハイ(410円・外税)です。焼酎の香りがガツンと来ます。
料理はきくらげ玉子炒め(580円)、肉野菜炒め(530円)と餃子(410円)です。
炒め物に入るトマトがガチ美味いです。そして、酒を飲むに適する濃い目の味付けですね。ただし、意外に角が取れている感じなので、日式中華に慣れている私達にはなじみやすいと感じました。
締めで麻婆麺(740円)と韮ラーメン(630円)も注文しています。
ひと通り・・・ある事の密談をして帰りました。
やっぱり思い出横丁はその存在が素晴らしいです。
ゴチャゴチャ怪しい街というのは各所にあるけれど、店を守っているという一所懸命さはここが一番感じます。それは店のプライドにもなっていると見るのは考え過ぎかしらね。
でも、最近はそういうプライドのないオンラインや仮想空間での商売が花盛りだから、特にそう感じてしまうのです。
お値段はそこそこですが、歩いて2分で新宿の改札、逆に行けば3分で歌舞伎町の一番街です。行ってみる価値はあるお店だと思いますよ。