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Ata
（アタ/Äta）食べログ フレンチ TOKYO 百名店 2023 選出店
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【1055】魚介ビストロでオマール海老の爪グラタン
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2016.7 Ataのブイヤベース（3,600円）
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2016.7 〆のお米のブイヤベース（600円）
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2016.7 調理前のロブスター（オマール海老）は生きています
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2016.7 オマールロースト 爪グラタン（3,400円）
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2016.7 オマールロースト 爪グラタン（3,400円）
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2016.7 鯖の生ハム水牛モッツァレラ（1,400円）
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2016.7 カスベのムニエル（3,400円）
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2016.7 まぐろのうなじ（900円）
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2016.7 Ataのアイオリ シロイカ＋野菜（800円）
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2016.7 ペーパー鮎（1,350円）
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2016.7 パン（500円）
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2016.7 Ataの大人レモンスカッシュ（800円）
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2016.7 テーブルセット
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2016.7 メニュー（前菜系）
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2016.7 メニュー（主菜系）
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2016.7 店舗外観
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店舗情報（詳細）
店舗基本情報
| 店名 |
Ata（アタ/Äta）
|
|---|---|
| 受賞・選出歴 |
2021年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2021 Bronze 受賞店
2020年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2020 Bronze 受賞店
2019年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2019 Bronze 受賞店
2018年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2018 Bronze 受賞店
2017年Silver受賞店
The Tabelog Award 2017 Silver 受賞店
フレンチ 百名店 2023 選出店
食べログ フレンチ TOKYO 百名店 2023 選出店
ビストロ 百名店 2021 選出店
食べログ ビストロ 百名店 2021 選出店 |
| ジャンル | ビストロ |
|
予約・ お問い合わせ |
03-6809-0965 |
| 予約可否 |
予約可 予約時に掲載しております。必ずお読み下さい。 |
| 住所 | |
| 交通手段 |
渋谷駅から徒歩7分 代官山駅から535m |
| 営業時間 |
|
| 予算 |
￥8,000～￥9,999 |
| 予算（口コミ集計） |
￥10,000～￥14,999
￥3,000～￥3,999
|
| 支払い方法 |
カード可 （VISA、Master、JCB、AMEX、Diners） 電子マネー不可 QRコード決済不可 |
| 領収書（適格簡易請求書） |
適格請求書（インボイス）対応の領収書発行が可能 登録番号：T6011001092086 ※最新の登録状況は国税庁インボイス制度適格請求書発行事業者公表サイトをご確認いただくか、店舗にお問い合わせください。 |
| サービス料・ チャージ |
なし |
席・設備
| 席数 |
24席 （カウンター８席 テーブル席１６席） |
|---|---|
| 個室 |
無 |
| 貸切 |
可 （20人以下可） |
| 禁煙・喫煙 |
全席禁煙 外のテラスでのみ喫煙可 |
| 駐車場 |
無 近隣にコインパーキングあり |
| 空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間、カウンター席あり |
メニュー
| ドリンク | ワインあり、ワインにこだわる |
|---|---|
| 料理 | 野菜料理にこだわる、魚料理にこだわる |
特徴・関連情報
| 利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
|---|---|
| ロケーション | 隠れ家レストラン |
| サービス | ソムリエがいる |
| お子様連れ |
１８歳未満のお子様の同伴はご遠慮させて頂きます。 |
| ホームページ | |
| 公式アカウント | |
| オープン日 |
2012年12月13日 |
| 備考 |
3/13より一部メニュー、コースの価格を改定いたしました。 |
| 初投稿者 |
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2,185文字★
NARISAWAでスーシェフだった掛川シェフが腕を奮う魚介ビストロ。
牛のイチボや仔羊背肉など一部に肉料理もあるのですが、
メニューの7割以上が魚介料理、強いこだわりがあるようです。
結論から申し上げるとソースの美味しさが凡百のビストロとは別格で、
流石は「Asia's 50 Best Restaurants 2016」2位のNARISAWA出身。
スペシャリテはオマール海老やブイヤベースでしょうか。
特にオマール海老の爪グラタンの美味しさには衝撃を受けました。
グラタンのためだけにわざわざ訪れても良いぐらいです。
お店の住所は1階ですが、坂道なので階段を上って入店。
厨房前に直線カウンターが8席並んでおり、
奥にはテーブル席が16席あります（合わせて24席）。
食器にチップがあったりと接客レベルはあくまでビストロです。
飲み物はAtaの大人レモンスカッシュ（800円）を注文。
生ビールは白穂乃香（700円）。
魚介料理ということで白ワインのボトルも入れていました。
一番安いフルボトルで4,800円とドリンクは代官山価格。
2013 シャブリ ドメーヌ ピスル（4,800円）
2012 カシイ ラ フェルム ブランシュ（5,000円）
食べた料理は以下の通り。
鯖の生ハム水牛モッツァレラ（1,400円）
パン（500円）
まぐろのうなじ（900円）
Ataのアイオリ シロイカ＋野菜（800円）
ペーパー鮎（1,350円）
オマールロースト 爪グラタン（3,400円）
Ataのブイヤベース（3,600円）
〆のお米のブイヤベース（600円）
カスベのムニエル（3,400円）
生ハムとメロンの組み合わせは定番とも言えますが、
同店では何と豚ではなく鯖で生ハムを作っていました。
塩気と魚特有の生臭さが少しあってハードタイプの生ハム。
メロンと水牛のモッツァレラと合わせて美味しいのだから不思議です。
パン（バゲット）は自家製ではないようですがアツアツで美味。
ブイヤベースの残り汁はリゾットになるので掬う必要は無いですが、
その他の料理で残ったソースや油にはパンがベストパートナー。
まぐろのうなじは大量のサラダ菜とパルミジャーノに隠れていますが、
牛のレアーステーキのような装いで肉にかなり近いです。
鮨で言えば大トロ炙りを思い出すような美味しさで、
前菜系の料理の中ではマグロが一番気に入りました。
アイオリのシロイカは香ばしくミディアムレアーに火入れ。
瑞々しくて美味しい野菜、やわらかいイカがアイオリと合います。
残ったアイオリはパンに塗ってもまた良し。
ペーパー鮎はマレーシア料理の「ペーパーチキン」のような料理。
骨ごと頭ごとブツ切りにした鮎と、ライム、バイマックルー、
新ニンニクを紙（ペーパー）で包んで油で揚げます。
包んで揚げられた効果か鮎に漂うハーバルな香り。
バイマックルーはタイ料理でも多用されるハーブなので、
どことなくタイ料理も思い出すエスニックな鮎。
メイン1品目はオマール海老のロースト。
まずは生きた状態のロブスター（オマール海老）が登場。
海老は死ぬと身に臭みが出てしまうので、
やはり活き海老を使うほうが美味しくなるのでしょう。
身の部分はロースト、爪の部分はグラタンとなります。
絶妙に火を入れた身もプリプリジューシーで素晴らしい美味しさ。
しかし圧巻の美味しさだったのは前述の通りグラタンでした。
ビスクを入れているというグラタンのペシャメルソースがとにかく濃厚。
上に乗る爪肉も美味しい、中のマカロニも火入れ絶妙、
散らされたパクチーも最高のアクセントになっています。
ここまで完璧な美味しさのグラタンには初めて出会いました。
美味しさは4.5級、グラタンとして評価すれば5.0満点かも知れません。
フレンチの技法で昇華するオマール海老恐るべしです。
ブイヤベースは鯛のアラ、ホウボウ、海老、ムール貝など入って豪華。
そしてソースの濃厚な旨味が何より光っていました。
魚介自体は薄味に仕上げてあって、味の濃さを客側で調整出来ます。
ソースをあまり使うと〆に影響が出てしまうのですが、
このまま全て飲み尽くしてしまいたくなるぐらい美味しいです。
〆のお米のブイヤベースにはイタリアのリゾット用のお米を使用。
刻んだトマトとパクチーも入っています。
日本のお米より長くて太いように思うのですが、
リゾットには確かにこのお米のほうが日本米より適役。
現時点で4.0級の美味しさなのですがチーズを加えても良さそう。
黒板メニューには「チーズもあります」と書いてありました。
交渉次第で更に美味しくなるかも知れません。
最後はカスベ（エイ）、カレイに似た味わいの白身魚です。
こちらも独特な味わいのソースが光っていました。
粒マスタード、ケッパー、トマトが調和した複雑な味わいのソース。
淡泊な白身のカスベと想像以上に合います。
どの料理も美味しかったですが特に良かったのが、まぐろのうなじ、
オマールロースト 爪グラタン、Ataのブイヤベース。
これらはお店の定番でもあるようで訪れるたびに注文必須でしょう。
季節によって旬の魚は変わっていきますし、何とも楽しみなお店。