料理のうまい景観ビストロ : ROTISSERIE★BLUE

恵比寿ガーデンプレイスタワー39階に構える景観ビストロ。
独自のロティサリーマシンで仕上げる肉は鶏のみならずウマイ。
ソースの仕込みには余念なくサイドも優秀。価格は意外に手ごろ。
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ロティサリーチキンを食す集いに参加すべく、恵比寿へ出撃。

横丁あたりのちょいと小洒落た見せ場を想像してましたが
指定のあったお店は恵比寿ガーデンプレイスタワーの最上階。
　　　　　　　　　　　　　　　(￣ー￣*)　なんか場違い感♪

店内奥には大きな窓が据え付けられて街が一望できますねぇ。
今回は５人の集いだったので乾杯ワインをおまかせで。

看板商品のロティサリーチキンをお願いしてみると、
この日は「至福の味わい豚」というブランド豚もウマイとの案内。
しからば、と鶏はハーフにして豚も追加することに。

結果的にはこの判断が奏功して優美な食卓となりました。
注文はアラカルトで５人でシェアする展開です。

給仕などは店主さんを含め複数の方が対応してくれますけど
接客や話術には個人差が顕著で面白いですねぇ。(￣ー￣*) 謎

さて。

・柿とジャンボン（価格失念）
ジャンボンというのは豚もも肉の生ハムなんだそうです。
柿は豊潤な甘みで食感もなめらか。生ハムの塩気との対比だけでなく、
オリーブオイルがうまく調和させていて一体感のある前菜でした。

・ベーコンとほうれん草のガレット 1,150円
中心の卵黄を崩してからナイフで適当にカットします。
５人いたのに何となく頂点から４等分してしまい、クレーム殺到。
ガレット用に香りが立つように国産蕎麦粉を挽いたのだそうで、
ソースやチーズに頼らず、蕎麦粉の香味と味わいがダイレクトに。

・和牛レアステーキのグラタン　1,980円
小さめのグラタン皿のフタを開くと、和牛のステーキが整列。
レア焼きながら歯切れもよく、肉感と脂感のバランスも優秀ですね。
単体でもウマイ和牛ステーキをペシャメソースで食べる感じ。
(*￣ー￣)　ひとり占めしたくなる美味しさです♪


ここらあたりで温められた皿が配られ、ナイフも入れ替え。
メインのロティサリー軍団の登場となります。

・ロティサリーチキン（ハーフ）2,400円
ソースは４種、バルサミコベース、トマトベースの辛口、
トリュフ使用の大人の照り焼きソース、ブルーチーズソース。
最初にちょいと舐めてみましたけどどれも主張があっていい味。

問題なのは。
ロティサリーチキンがそのまま何もつけなくてもウマイこと。
ことにパリッと仕上がった皮めの脂感は快適で、
むね肉部分も侮れずジューシーだったりするんですよねぇ。
(*￣ー￣)　ソース付けたり付けなかったり♪

・ロティサリーポーク（1.3kg）7,800円
至福の味わい豚というブランド豚のロティサリー。
定番メニューにはなく、今後は予約対応にするみたいです。

チキンのみならず様々な肉をロティサリーマシンで試してるそうで
自信をもって勧めます、というのがこちらの豚肩ロース肉。
単価は高めですが５人でシェアすれば250g以上で1,500円ほどと
コスパ的には優秀なのではないかと判断されたのが注文の決め手。

写真では伝わりにくいですが、この豚塊が豪快なんですよ。
お店の方にカットしていただくと、断面はきれいな桃色。
人数分に切り分けた肉すらも肉塊と呼べるほどのサイズ感でした。

かじれば充実の脂感。しっかり火は通っていつつもやわらかで
豚肉の良いところを凝縮したような美味しさでしたね。


ここらで腹具合的にはすっかり満足ですが、デザートも追加。

・シェフの作った濃厚プリン
粉糖と生クリームを搭載したとろりとしたプリンですね。
口に含むと見た目通りのなめらかさとタマゴ感が充実。
本体の甘みは控えめで、カラメルとクリームがほどよくフォロー。

調子に乗って最後にカルヴァドス。夜景を眺めつつゆったり。
(*￣ー￣)　だんでぃずむ♪


ホテルオークラで経験を積んだというシェフさんのビストロ。
おすすめ品にハズレはないですね♪

場所や店構え、シェフさんの経歴的にも価格が心配でしたが
さすがに ”ビストロ” と言うだけのことはあり、
ワインボトルを含め目に付いたところを飲み食いした割には
お会計は１人アタマ6,000円ほどでしたかね。

恵比寿ガーデンプレイスタワー。
高層階のレストランも意外と使い勝手のいい価格なんですねぇ。