【焼肉うしみつ恵比寿本店】肉の美味さを引き出す新たなスタイルがなんとも絶品なオサレ焼肉⁉︎ : 焼肉 うしみつ 恵比寿本店

恵比寿駅から徒歩5分ほどの南側、結構急な坂を登ったところにある焼肉うしみつ 恵比寿本店さん。フレンチテイストを漂わせるオサレ路線焼肉のお店です。
オサレ路線と言いながらも、しっかりと肉の旨味を引き出すことを考えられた調理はさすが肉のプロフェッショナル。スタンダードなもおから変化球な味付けも多く飽きさせること無く肉の良さを楽しめる素敵なお店ですよ〜。


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2018/01訪問
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とある会合で、恵比寿へ。
なんでもこの日は高級焼肉を食べるとのことでお誘い頂きました。

恵比寿で飲むことなんてほんっとないですからね。ドキドキです。
オサレな街のイメージですから、まぁ私にぴったりなんですけどねｗ

ってことで、恵比寿も一本入ると少し昔ながらの雰囲気が残ってるんですよ。
その喧騒を離れ坂を登ると、スタイリッシュなビルが見えてきましたよ〜。
で、この日はセレブにうしみつおまかせ特選コース 20000円をお願いしちゃいました。

オサレ、スタイリッシュ、セレブと言えば、ぱたぱたです。

・前菜
　シャンピニオンオープン焼き
　蓮根のマスタード和え
　蛍烏賊と白菜のキムチ
　人参ナムル
　タン下煮凝りイクラ添え
・ムンチュサラダ
・炙り寿司とユッケの盛り合わせ
　炙り寿司
　わさびユッケ 姫林檎に乗せて
　酢橘ユッケ
　うしみつ極みユッケ
・塩焼き盛り合わせ
　とうがらし（前足）
　イチボ
　ハラミ
　タン元ブロック
　リブ巻き　
　サガリスジ
　しまちょう
・お口直し ヤングコーン、パプリカ、うずらのたまご、きゅうり、セロリ
・宮崎牛シャトーブリアン瞬間燻製
・うしみつバーガー
・タレ肉盛り合わせ
　クリ(肩肉) 白ワイン雲丹ソースで
　サガリ
・ハラミとチコリーのカルボナーラ
・サラサラ粉雪のスノーケーキ

ワイン
・SANCERRE SILEX 2015
・MOTTO BACKBONE Cabernet Sauvignon 2013

いやいや、ガチでお腹いっぱいのコース。
こんな良い肉をこんな腹一杯になるまで食べたのは初めてですよ。

まずは焼肉屋の前菜盛り合わせから。
ブラックオリーブ粉末、トマトの皮をあしらってオサレに仕上げてあります。

蓮根は程よいお酢の酸味とマスタードがアクセント。
タン下はホルモンな風味がしっかりと。こういうホルモン×フレンチな仕上がりが良いんですよね〜。
キムチはつけダレを丁寧に包丁で取ってあり。酸味が少ないから白菜の風味がちゃんと効いてて前菜に良い感じ。ホタルイカもしっかり風味を残してて美味いんですよねー。
ナムルは人参しりしりね。

続いては、ムンチュサラダ 胡麻油ベースを揉み込んで味付け、満遍なく香りと味が。
お肉続きの口直しにぴったりな感じですね〜。後々に備えて残しときます。

で、やって来ましたよー。なんかセンスのある盛り付けがなんともたまらんです。
炙り寿司とユッケは全て山形牛。なまめかしいピンク色が肉の良さを物語ってます。

炙り寿司は内側が炙りで外は刺身のような感じ。エロい舌触りを感じて欲しいからとのこと。
マネージャーさんがそういう説明でしたが、この人もたぶんエロいわｗ
頬張ると、お肉が口の中にたっぷりと。シャリに付けられた醤油味だけで楽しめますねー。

わさびユッケはとびっこを乗せて。このとびっこもわさび漬けなんです。姫リンゴの仄かな酸味も上手くマッチしてます。
酢橘ユッケはオリーブオイル風味。柑橘の香りがたっぷりでかなり爽やかな一品。
ラストは、雲丹とキャビアを乗せたうしみつ極みユッケ。うん、美味いに決まってるよね。
ユッケが3種類でしたが、どれも全く違う味付けで飽きさせること無くユッケの良さを引き出してます。いや、これは相当驚き。

続いて着皿したのはなんともボリューム満点な塩焼き盛り合わせ。
これ、写真では小さく見えますが、私の顔の1.5倍サイズの皿に盛られています。
私の顔のサイズは通常の1.5倍なので、通常の人の顔のサイズから見たら2.25倍ですね(どーでも良いけどｗ)。

焼きものはお店の方が一枚ずつ丁寧に焼いていただけます。

とうがらしは赤身だけどジューシーな味わい、塩胡椒が濃い目で酒が進みます
イチボは片面焼き、良い感じに刺しが入ってるから柚子胡椒が抜群に合います。ってお店の人が言ってました。

ハラミはオニオンソースで。
これ本気でジューシー。肉の旨味を閉じ込める焼き加減も絶妙でマジで美味いです。

タン元はザクッとした歯触りからの溢れる脂の旨味。これ、マジでえーやつやわ。
リブ巻きはリブロースの周りで希少部位。脂が乗ってるからたっぷりワサビで。さらに甘みがばっちりと引き出されますね。

で、実は今回一番だったのが、サガリスジ。この肉の香りなんなん！？噛みしめるたびに溢れる旨味、それをさらに際立たせる胡麻油。
これ、濃い味好きにはたまらない一品ですよ。

更に、めっちゃごっついシマチョウが登場〜。
コレを皮面からじっくり焼いて、最後に余分な脂を落として出来上がり。
脂の甘味と丁寧な下処理が伺える一品ですよ。でも、最近ホルモンの脂すらきつくなってきた・・・歳かなぁ。

・・・ん？お腹いっぱいになって来たんだけどｗ

お腹いっぱいな中現れたのは、宮崎牛シャトーブリアン瞬間燻製。
煙モクモク閉じ込めたガラス皿で蓋をされたシャトーブリアン。オープンすると優しい燻製香で周りが包まれます。
そして、そこから現れるレアなシャトーブリアン。
これ、もはや完全なる生食感。なんとも柔らかで素晴らしいです。燻製香の香りが優しくて、ペッパーと軽く炙りを入れた香ばしさが良い感じ。

なんかまたおっきな皿が着皿しましたよ〜。
続いては、うしみつバーガーとのこと。皿の割には小ぶりで安心。
パテはヒレとトリュフをミルフィーユ状にして。パルミジャーノレッジャーをカダイフ巻きにして。
これにヤンニョムマスタードを漬けていただきます。パンももちろん自家製。

かぶりつくと、カダイフ巻きのパリッと感から、ヒレの柔らか食感からのトリュフ、そしてまたヒレの柔らか食感となんともミルフィーユ。
このパルミジャーノの素敵な香りがなんとも活きてるんですよね〜。小ぶりながら食べ応え充分!?

うん、お腹いっぱいやね。
とか言ってるとタレ焼きが登場。控えめに盛りました。って言ってるけどもう食道らへんに食べ物がｗ

クリは鉄板でしゃぶしゃぶっとやって、白ワイン雲丹ソースにからめていただきます。
なんとも艶めかしい舌触り。そして雲丹の香りがぶわーっと。ちょいミョウバン臭はありますが、ソレくらいのほうが肉には合う気がします。
先ほどスジを食べてマジで美味かったサガリ。こんなジューシーなサガリなかなか食べたことないですよ。

ここまでで既に3時間ほどかかっていただいていますｗ
さすがに3時間色々おしゃべりしながら、マネージャーさんに肉を焼いてもらってるとだいぶ打ち解けてきますね。
このマネージャーなかなか面白い方で、お腹いっぱいとか言うと、愛を込めてますから。とか真顔で返してきます。
おっさんの愛とかマジ要らんけど、ちょっと嬉しいｗ

で、愛を込めて〆をつくりますから、何が食べたいか言ってください。
からのカルボナーラ指定ｗ 材料がないから買いに行ってくれたらしいです・・・。やり過ぎ。

で、出てきたのはハラミとチコリーのカルボナーラ。
ポルチーニとチコリーのアクセント、ペッパーしっかり目でパルミジャーノとのバランスが抜群。
麺は生麺ですかね？もっちりとした食感がなんとも美味いです。
っていうか、さっきお腹いっぱいって言ったのに、麺200g(通常は100g)くらい盛ってない？これも愛？

デザートをお持ちします。と言われたのでお断りしたのですが結果ひとつだけ頂くことに。

サラサラ粉雪のスノーケーキ。まぁ、かき氷ですね。
ここにコーヒー豆をガリガリして頂くので、甘さというより珈琲の風味が良い感じに効いてます。
デザート要らんって言ったけど、これさっぱりして美味しかったですわ〜。

いや、マジで贅沢な食材オンパレードながら腹いっぱいのコース。これだけ贅沢に頂くと満足度もハンパないです。
お値段はワイン1人1本ほど空けてることもあり、3万円オーバーですがお値段も納得ですね〜。

お店の方々もすごく丁寧な接客＆茶目っ気たっぷりで居心地もほんとに良いんですよ。
今流行りのオサレ焼肉かと思いきや、しっかりと肉の美味さを引き出す調理で、正に肉のプロフェッショナルという感じ。新たな肉の楽しみ方を提案してくれるこういう姿はこれからが楽しみなお店ですよね！！

別のコンセプトな店舗もあるようなので、機会があれば行ってみたいと思いますよ。

ごちそうさまでした。