細長いエクレアが印象的 : レストラン マノワ

また行きたくなったのでランチへ。

この日は以下。
・ブリのマリネとキャラメリゼした、長野県大島農園の蕪のアイス　エストラゴンのアクセントで
・温かい春キャベツのポタージュ　春キャベツとホンビノス貝のクロケットと共に
・ホウボウのポワレ　スープドポワソンのソース
・日本鹿のロースト　そのジュとビーツのソース
・キウイのソルベとアールグレイのブランマンジェとレモングラスのグラニテ
・徳島県・木頭の柚子と抹茶のエクレア　抹茶のアイスと共に
前菜とデザート1皿追加しました。

マリネでは濃い味付けのものは無く、
出来るだけ素材の味を楽しむ前菜。
臭くもないし、あっさりした感じが好きだ。

スープは、濃厚なクラムチャウダーと言ったところか。
中に入ってたプチヴェールに濃い目のスープが絡まって美味しかった。

魚はホウボウだった。
一皿前のスープの味が抜け切らず、
魚料理は薄く感じた。

肉料理は鹿。
すんごい柔らかくて、素材の味もよく感じられた。
最初は肉だけでも良いかと思っていたが、
付け合せにある、ほんのり甘かったり、酸味があったりする
ビーツも良く合った。

フルーツ系のデザートにキウイとアールグレイを組み合わせたメニューを選択。
出てきたときにパチパチなっていて、駄菓子でおなじみの
パチパチする細かい飴が入っていましたｗ
感覚としては子供っぽいけど、シャンパンのジュレが入っているので、味は大人な感じ。
そこに混ざったクリーミーなブラマンジェが甘くて美味しかった。
他店でもそんな見掛けることの無い様なデザートが頂けるのも良いポイント

お菓子系のデザートに抹茶のエクレアを選択。
小さめなサイズを想像していましたが、予想外の長さでしたｗ
生地は固めなタイプだったが、苦味の程々に感じられ、美味しい抹茶だった。

ホント退屈しないお店だ。

[2016/11]
3度目もランチ。
フォアグラも迷ったけど、以前からプリフィクスの方も惹かれるな〜と思っていたので今回は安いコースにしました。

事前にメニューは調べていて、前菜では秋刀魚を使った料理にするぞ！と決めていました。
しかし、本日の前菜の説明を受けていて、あまり聞き取れなかったですが
「ブリのマリネ」「紫芋のブランマンジェ」のキーワードが聞こえた気がして、
これ絶対好きなヤツや～と思い散々迷った挙句、前菜追加で両方オーダしました。

今回は以下をオーダ。
・旬のシャーベットとトニック(800円)
・ムニュー ルミエール(3,500円)
　・[追加]本日の前菜(+1,000円)
　・[選択]さんまの炙りとフリット　北海道・北見の新玉ねぎのアイスとさんまの肝のソースで
　・ホウボウのポワレ
　・[選択]アナグマのロースト (+1,800円)
　・[選択]柿のラヴィオリ リュバーブのソルベと共に
　・[追加]マノワの球体モンブラン(+500)
　・パン
　・コーヒー
計：9,028円(サ10％・税込)

ドリンクは、苺シャーベットのソーダ。
苺が旬だとは思っていなかったけど、甘くておいしい。

1皿目は、本日の前菜(料理名不明)。
想像と違ったけどお洒落な一品。紫芋のペーストをチップにしたもので包まれていた。
食感はお菓子っぽい感じではなく、薄いプラスチックの様な不思議なパリパリ感。
中は鰤のマリネとマッシュルームと何かのムースが入っていて、
鰤臭さも無く、ムースがほんのり甘く、バルサミコがアクセントになっていた。
ムースの正体は分からなかったが予想通り凄く好きな味だった。

2皿目は、秋刀魚を使った前菜。
キュウリやミョウガ、磯辺揚げがあり、日本料理要素が強いビジュアル。
振り掛っているフレークと新玉葱アイスとミョウガピクルスと
一緒に食べる秋刀魚が最高に合っていた。
向かい側には秋刀魚コンフィのベニエが添えてあり、
中はふっくらとして、スライスした酢橘と塩味がこれまた良く合う。

3皿目は、ホウボウのポワレ。
ソースには牛蒡と鶏肉が使われており、上には藁で燻したパン粉とカイワレが乗っていました。
この料理は、ソース・パン粉・カイワレ・魚と全部一緒に食べると凄く美味しかった。
カイワレだけでも抜くとちょっと味にインパクトが欠けてしまった。不思議だ。

4皿目は、ジビエの穴熊を選択。
穴熊は美食家の間でも注目を浴びてるそうですね。
料理では前足と後ろ足を使っており、肉質が硬い前脚はミンチ状にして、
脂が乗って柔らかい後ろ脚はミンチの周りをぐるっと巻いた状態でローストした料理でした。
前脚と後ろ脚の食感のギャップが楽しめる一品だった。
臭みなんてものは全く無く、脂の部分はほんのり甘かった。
穴熊肉の味としては、閉め切ったクローゼットの様な味を少し感じた(悪い意味じゃないです。うまいです)。
クセが無いのでジビエデビューにもってこいですね。
ガルニチュールが美しい。

5皿目は、柿のラヴィオリ。
これは予想外過ぎたw
出てきた時、ラヴィオリが見当たらない…と唖然としました。
まさか薄くスライスした柿でリュバーブを包んでラヴィオリっぽくするとは…。
あとポーションもデカくて驚いたｗ
肝心のお味は、薄くても柿の甘みは強く、リュバーブの酸味との丁度良く合っていて美味しかった。
黒豆や抹茶も使われており、様々な組み合わせが楽しめた。

6皿目は、モンブラン。
デザートの追加が+500円という安さなので迷い無しに追加しました。
これまた想像より大きいw
野球ボールぐらいだと思っていましたが1.5倍～2倍近く大きかった。
胃に負担が掛るほど甘すぎる事も無く、ホント丁度いい甘さでした。
これでもかと言う程栗が乗っかっていて追加500円はコスパ良い。

やはりカウンター席だからか料理がサーブされるまでの時間が丁度良かったので、
スマフォ弄って時間潰す必要も無く、満足した時間が過ごせました。
3度目ですが、初めて全皿満足しました。
私は好き嫌いが多いので、今後はプリフィクスにしようと思います。安いですし。

[2016/05]
今度はランチで再訪。

・ムニュー ヴェルデュール(6,000円)
・ペリエ(1,000円)
計：8,316円(サ10％・税込)

メインでは、ジビエでは無く前回来た時に気になっていた黒毛和牛を選択。
思ってたより脂が乗ってて、少量ながらも胃もたれた。
燻製感があってソーセージを食べている様だった。

メイン料理を選ぶセンスが無いのかな...。
次回は、選択肢が豊富なプリフィクスにしよう。

[2015/12]
以前から行ってみたいなーと思っていたお店です。
平日の夜に予約していきました。
大抵の日は予約で埋まってる様ですね。

ドリンクや主菜のジビエについては、口頭説明でした。
使うソース・調理法・調理法を用いる理由などの説明を受けました。

今回頂いた内容は以下。
・VOSS炭酸水(1,600円)
・ムニュー ヴェレーゾン(10,000円)
　・３種のマノワのアミューズ
　・北海道・帆立貝のミ・キュイとカリフラワーとキャビア
　・今金男爵の黒いフォアグラたいやき
　・キジとポルチーニ茸のヴルーテ
　・本日の魚料理 平目
　・[選択]本日のジビエ料理 羆(+2,000円)
　・みかんのコンポートとパルフェ
　・いちごとヴァローナチョコレートとピスタチオ
　・コーヒー　ヴィヴァルト
　・焼き菓子
　・パン(御代り可・バター付き)
・フロマージュ 2種(500円 * 2)
計：17,322円(サ10%・税込)

8皿のコースにしました。

まずドリンクで炭酸水・VOSSをオーダ。
柔らかい感じがする...。
あとで調べて知りましたが、
海外セレブに人気の貴重な水なんですね。

・３種のマノワのアミューズ
　かぼちゃのムースにピスタチオ掛った品が、
　甘くふんわりして美味しく、お気に入りです。

・北海道・帆立貝のミ・キュイとカリフラワーとキャビア
　貝殻を潰れたカリフラワーとサクッとしたトーストで模し、
　帆立やキャビアが挟まれた一品。
　食感も良く、野菜の甘さと魚貝の塩分が丁度良く合って美味しかったです。
　
・今金男爵の黒いフォアグラたいやき
　コース内で一番のお気に入りです。
　下に敷かれた今金男爵芋のピュレは甘く、
　たいやきのパリッとした食感と一緒に食べる
　トロけるフォアグラは、絶品でした。
　フォアグラをたいやきで隠した状態で出てきますが、
　向こう側を覗くと意外と大きいなと思わされます。

・本日のジビエ料理　羆
　ジビエは「少しお値段の方がプラスにはなってしまう」との事。
　この日のジビエは、鹿・猪・羆・青首鴨・雉でした。
　調理方法もそれぞれ異なります。
　羆を選びました。
　骨のダシと赤ワインのソースを使い、
　肉は香辛料に漬け、3週間熟成したものを使用。
　結構弾力があり食べ応えがありましたが、
　香辛料が強すぎで「羆」の味は分かりませんでした。
　付け合わせの野菜の配置が面白かったです。
　
全体的に、盛り付けかたが面白く、芸術作品の様でした。
パンも次々御代りが出てきましたが、
フランスパンを丸く整形したパンが美味しく、
やめられないとまらないでした。

コスパの良さは分からなかったですが、
四半期に一回ぐらいは行きたいと思える内容でした。