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パコ崎ミャ子
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パコ崎ミャ子さんの他のお店の口コミ
尾張屋(浅草(つくばEXP)、田原町、浅草(東武・都営・メトロ) / そば、天丼)
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アンド ザ フリット(広尾、恵比寿 / カフェ、コロッケ、ヨーロッパ料理)
日本橋 伊勢重(馬喰横山、小伝馬町、馬喰町 / すき焼き、しゃぶしゃぶ、ステーキ)
33 AOJIRU TOKYO(六本木、乃木坂、六本木一丁目 / カフェ)
店名 |
酒彩蕎麦 初代 恵比寿店(しょだい【旧店名】蕎麦あらこや )
|
---|---|
受賞・選出歴 |
うどん 百名店 2020 選出店
食べログ うどん TOKYO 百名店 2020 選出店 |
ジャンル | そば、カレーうどん、日本料理 |
お問い合わせ |
03-3714-7733 |
予約可否 |
予約不可 |
住所 | |
交通手段 |
JR山手線・埼京線【恵比寿駅】西口 徒歩2分 恵比寿駅から156m |
営業時間 |
|
予算 |
¥1,000~¥1,999 ¥1,000~¥1,999 |
予算(口コミ集計) |
¥1,000~¥1,999
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master) 電子マネー不可 QRコード決済可 (PayPay) |
席数 |
37席 (カウンター13席(1F)、テーブル8卓(2F)) |
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個室 |
無 |
貸切 |
可 (20人~50人可) |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 近くの有料駐車場:恵比寿南1-4-5ユニカム・パーキング52台収容、ほか |
空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間、カウンター席あり |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、ワインあり、日本酒にこだわる、焼酎にこだわる |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
お子様連れ |
子供可 |
ホームページ | |
初投稿者 |
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早朝の打ち合わせで、あっという間に仕事終了。
昼間に恵比寿でブラブラ。
段々気温が上がり、暑い。上着は要らないな。
またまた見ていた食べログで、
ランチにハンバーグが食べたくなり、
検索していたら、ポンとline。
「夜、一緒に食事しない?」
「いいけど。恵比寿なう。夜まで服探し、ブラブラ予定」
「じゃ、夜、行く」
「マジ!恵比寿?」
「まじ。恵比寿」
最近また一緒に遊びだした年下の男子から。フフフっ。
・・・。・・・。・・・。
約束通りに、ちゃんと会えた~ぁ。♡~。
結構、大事なこと。私には。
日が暮れたら、焼肉&ビール&夜景と堪能して、楽しく時間は流れる。
散々、話をして。お酒もタラフク飲んで。
会話の盛り上がりで、その昔遊んだ場所に向かって、夜の散歩。
で、ちょっと疲れて、
夜中に「初代」様で一休み。
小腹が空いた。でも食べるのは、大腹の量。
「初代」様の「カレーうどん」は、美味しいです。
はい。有名すぎますよね。
昼間でも美味しいし、空腹時は当然美味しいです。
でも、特に夜中とか、飲んだ後、腹八分目の時とか、デートの〆とか・・・。も。
エスプーマでホイップされたクリームは、
手立てや、泡立て器を使用したクリームより食感が特別に軽い。
発泡率が300%とかの チカラ技 は、
舌の触感に曖昧な感触ではなく、素材の本質を膨らまして伝えてくれる。
白いクリームは出汁の香りと、ジャガイモの味。
箸をズブズフと差し込み、
下に隠れたカレーをまとったうどんを数本持ち上げると、
新たな湯気と香りが立ち上がる。ほんわり~と。
イロんな香りが、しゃぼんの繋がりみたいに丼の上の空間に弾け出す。
鰹節とかの魚介の出汁のシャボンとか、
カレースパイスの香りシャボンとか、イロイロ。
鼻が自然とヒクヒクすると、つられてホッペがキューっと唾液を絞り出す。
白いクリームの雲間をゆっくりかき分けて、
そろそろと、うどんをゆっくり取り出して、口に収める。
ピリピリとスパイシーなカレーを最初だけ楽しむ。
口の中が、ちょっとだけ驚く。
久しぶりの、あの蕎麦屋のカレーの味がするから。
美味い旨いと確認してから、
改めて、白いクリームを中央にご登場願い、
しっかりまぶして絡めて食べる。
うどんの柔らかい触感が、
カレーとクリームの混ざった汁の中から、
ジャガイモの甘みを伝えてくる。
混ざりあった後のマイルドなカレーの中に、フっと胡椒がエッジをきかせてくる。
ニンジンではなく、玉ねぎでもなく、やっぱりジャガイモなんだろうな~と、
知ったかぶりの顔で、ズルズル食べ進む。旨~い。
「僕ネ。その昔、ウインナーコーヒーを頭ごなしに、否定されたことがあるんだ」
「ふ~ん」
「珈琲にクリームを入れたら、味が変わるだろ!って」
「ふ~ん」
「香りを楽しむから、クリームで蓋をしているだけなのにね」
「う~ん。論点がズレている話なのかな?」
「食通の人は、味、味、味とこだわるけど、
脳的には本当の味は、匂いの支配を受けているのにね」
「匂いにもっと 刮目 せよってこと?」
「・・・ごめん。刮目の意味解るよね?」
「うん。目をこすってよく見ること・・・でしょ?」
「酔っ払って、はがれた化粧の代わりに、
顔中カレーの汁だらけの今、刮目 したら大騒ぎになりそうだからヤメテね」
「・・・おっ、オッス」
・・・。・・・。・・・。
昼間も30℃近くまで上がった気温が、夜になっても名残りを残している。
ダラダラ話しながら歩いているだけなのに、汗が滲む。
でも、あと数時間で過ごしやすくなる。
この辺は、夜中にビル風が出てくるから・・・。
「ねぇ、ココに在った「MILK」で初めて会ったの覚えてる?」
「覚えてるヨ。ミャ子達は高二で、僕達がマセた中三だったって云う話でしょ」
「フフフっ。そうそう」
恵比寿にあった「MILK」。
ライブハウスでクラブで、イロんなデビューをした。
思い出の場所。
ハハハッと懐かしく笑える場所。
何かを学んだというか、色んな感じ方を学んだ場所。
灯台下暗し。とうだい元暮らし。東大もと暗し。( ̄∇ ̄;)ハッハッハ。
週末の夜、「皆様ドチらでお求めに?」と聞きたくて我慢できないほど、
メチャメチャcoolな服でオシャレしてる大人達。
そんなカッコいい大人が無限のシャボンのように、
ボコボコ沸いて出てきて、音楽やファッションの話をしていた。
怖いもの知らずの年代の私達は、
決まり切った制服を脱いで、めちゃくちゃ背伸びして・・・。
その空間にただ、浸っていた。だけだけど。
爆音とスクリーンに映る映像は、私達の脳漿を波立たせた。トップンとっぷんと。
「今、回しているの、山口小夜子だって」
そんな、今考えると信じられないくらい贅沢な会話や時間の余韻は、私の宝物だ。
就職して初めての仕事が「セルジュ・ルタンス」関連と知ったとき、
説明を聞きながら嬉しすぎて、号泣した事をこの辺にくると思い出す。
「心が体を着ているのよ」
切りそろえられた前髪と真っ赤なルージュ。
私達に見せてくれた、
あのcoolでSweetな笑顔とスッと通る声が、
今でも忘れられない。
・・・。・・・。・・・。
「小児病棟でね、離乳食を嫌がる子がいるのね。
どうすればいいか?と聞かれたの。
何かお勧めの食べ方とか有るのか?
看護師さんや栄養士さん達からね。
冷めた離乳食何か、美味しいわけ無いじゃん。
出来立てアツアツが難しいなら、せめて温めて欲しいよね。
食べ物の温度って伝わるよね。いろんな事が。
それが、解らないなんて医療ではないよね」
「もう、何も食べることが出来ない人に
『これなら食べられるモノを真剣に考えて』と言ったの。
その人は、『卵のサンドイッチ』と答えたの。
それで、サンドイッチを一切れ食べてもらったら、
ゆっくりだけど上手く食べれてね。
それから毎日毎日サンドイッチを少しずつ食べてもらったら、
とうとう退院出来るところまで行けたの。
サンドイッチの栄養成分を分析して、
点滴で投与しても、コウは行かなかったと思うんだ」
「口から食べる、
口から取り込むことを真剣に考える人は少ないよね。
だって当たり前だから」
2つ年下の最近遊んでいる男子、頑張っている。
私の全然知らない世界で、頑張っている。
私も「頑張ろう」と気力が湧いてくる。
「ねぇ、料理の本質は、食材の「化学変化」にあると思うのね。
料理と科学は、一見すると奇異な取り合わせにも思えても、
実は、密接に関係しているよね。
『エスプーマ』って、病気の娘に一口でもスープを飲ませたくて
考え付いた愛の食べ物って知ってた?
奇をてらったように伝わっているけど、全然違う。
『君の瞳に恋してる(Can't Take My Eyes Off You )』を歌う
フランキー・ヴァリと同じ気持ちだったと、
エスプーマを考えた人は、お店のある地元の、
小学校の子供新聞のインタビューで丁寧に答えているんだよ」
・・・。・・・。・・・。
「蓮實先生の会見観た?」
「観た。観た」
「『恥を知れ!』の一喝が出るかと期待したけど。ハハハッ」
「うん。ちょっと期待した。ハハハッ」
「『夏目漱石論』なんて名著中の名著だよね」
「うんうん。同感」
「蓮實ストと言うかマニアからすると、あれはネタです。
全てが良くできたコントだから。
楽しまないとイケないんだけどね~」
「・・・。それは・・・。『うん』とは言えないかも・・・」
「あっ、逃げた!」
「その昔、映画は、『泡沫夢幻を表す物』と習ったじゃないですか。ヘヘヘッ」
「ズルい。・・・。ハハハッ」
襟を正して、「おめでとうございます」。